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== DGG-XAM2 アウセンザイター(Aussenseiter) ==
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==DGG-XAM2 アウセンザイター(Aussenseiter)==
 
   
*[[登場作品]]:[[バンプレストオリジナル]]
 
*[[登場作品]]:[[バンプレストオリジナル]]
 
**[[第3次スーパーロボット大戦α]]
 
**[[第3次スーパーロボット大戦α]]
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また、正式名称で呼ばれたことが、登場から2014年現在までの7年間でなんとたったの3回しかない(OG2「武神装攻ダイゼンガー」、第3次α「駆け抜ける竜巻」、第2次OG「黒き迅雷」)。
 
また、正式名称で呼ばれたことが、登場から2014年現在までの7年間でなんとたったの3回しかない(OG2「武神装攻ダイゼンガー」、第3次α「駆け抜ける竜巻」、第2次OG「黒き迅雷」)。
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== 登場作品と操縦者 ==
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==登場作品==
 
どの作品でも、[[レーツェル・ファインシュメッカー]]の専用ユニット。
 
どの作品でも、[[レーツェル・ファインシュメッカー]]の専用ユニット。
 
;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2]]
 
;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2]]
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:第15話「武神装攻ダイゼンガー」で登場。この時の「ランツェ・カノーネ発射!」はレーツェル役の稲田氏のアドリブであり、シュツルム・アングリフ(αバージョン)を彷彿させるものとなっている。最終話ではプフェールト・モードの完全変形を再現し、竜巻斬艦刀でノイ・レジセイアを粉砕した……が、ダイゼンガー共々ここを最後に出番がなくなってしまい、[[ベーオウルフ]]戦では登場しない。ちなみに疾駆の場面でわかるのだが、腰部についているシュルター・プラッテがダイゼンガーと同じサイズで描かれている。
 
:第15話「武神装攻ダイゼンガー」で登場。この時の「ランツェ・カノーネ発射!」はレーツェル役の稲田氏のアドリブであり、シュツルム・アングリフ(αバージョン)を彷彿させるものとなっている。最終話ではプフェールト・モードの完全変形を再現し、竜巻斬艦刀でノイ・レジセイアを粉砕した……が、ダイゼンガー共々ここを最後に出番がなくなってしまい、[[ベーオウルフ]]戦では登場しない。ちなみに疾駆の場面でわかるのだが、腰部についているシュルター・プラッテがダイゼンガーと同じサイズで描かれている。
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== 装備・機能 ==
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==装備・機能==
 
[[サイズ]]的にはLで[[スーパーロボット]]だが、装甲の初期値と[[改造]]での伸びが悪く、逆に運動性はかなり上昇する。レーツェルの[[能力]]の高さと[[天才]]技能と相まって命中・回避が高い事から、実質的には当てて避けるリアル系機体として運用される。ただしHPは高く、装甲を改造しておくと[[援護防御]]で役に立つ事もある。
 
[[サイズ]]的にはLで[[スーパーロボット]]だが、装甲の初期値と[[改造]]での伸びが悪く、逆に運動性はかなり上昇する。レーツェルの[[能力]]の高さと[[天才]]技能と相まって命中・回避が高い事から、実質的には当てて避けるリアル系機体として運用される。ただしHPは高く、装甲を改造しておくと[[援護防御]]で役に立つ事もある。
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なおプフェールト・モードへの変形機構は[[特殊能力]]としては採用されていない為、合体攻撃時にしか見られない。ランツェ・カノーネが脚になり、シュルター・プラッテを投げる手もない以上、変形しても武器がない可能性が高い(ランツェ・カノーネには分離した足が接続されるため発射自体出来ない)。
 
なおプフェールト・モードへの変形機構は[[特殊能力]]としては採用されていない為、合体攻撃時にしか見られない。ランツェ・カノーネが脚になり、シュルター・プラッテを投げる手もない以上、変形しても武器がない可能性が高い(ランツェ・カノーネには分離した足が接続されるため発射自体出来ない)。
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=== 武装・[[必殺武器]] ===
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===武器===
 
全ての武器が射撃系。合体攻撃も射撃モーションが全くないが、アウセンザイター側から始動した際は射撃攻撃となる。あらゆる距離や状況に対応できる武装が揃い、火力も高め。ただし特機なので、OGシリーズでは[[換装武器]]を装備できない。装備する必要があるかは疑問だが。
 
全ての武器が射撃系。合体攻撃も射撃モーションが全くないが、アウセンザイター側から始動した際は射撃攻撃となる。あらゆる距離や状況に対応できる武装が揃い、火力も高め。ただし特機なので、OGシリーズでは[[換装武器]]を装備できない。装備する必要があるかは疑問だが。
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==== 武器 ====
   
;ランツェ・カノーネ
 
;ランツェ・カノーネ
 
:アウセンザイターの攻撃の大半に使用する、高出力・長射程のライフル。唯一の携行武装。OGシリーズでは[[ビーム兵器|ビーム属性]]を持つ。
 
:アウセンザイターの攻撃の大半に使用する、高出力・長射程のライフル。唯一の携行武装。OGシリーズでは[[ビーム兵器|ビーム属性]]を持つ。
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;シュルター・プラッテ
 
;シュルター・プラッテ
 
:肩に装備された円形の投擲武器。主にザコの相手をするのに使用する。意味合いとしては「肩の盾」。まんまである。
 
:肩に装備された円形の投擲武器。主にザコの相手をするのに使用する。意味合いとしては「肩の盾」。まんまである。
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==== 必殺技 ====
   
;シュツルム・アングリフ
 
;シュツルム・アングリフ
 
:夕日をバックにフェルゼ・ラートをうならせ、某映画のガンアクションよろしくランツェ・カノーネを乱射しつつ突撃。切り立った崖の上から奇襲をかけ、猛攻を仕掛ける必殺技。OGシリーズと第3次αでは技の内容が異なり、前者は単機に対してマントを被せて敵機の視界を遮った状態で、ランツェ・カノーネによる苛烈な連続攻撃の後、零距離射撃を行うのに対し、後者はランツェ・カノーネによる乱れ撃ちで複数機を同時に攻撃し、蜂の巣にする技になっている。初出であるGBA版では結構地味で、接近しながら連射し、ゼロ距離で捉えた敵機をカノーネで持ち上げて後ろに持ってきた後撃ち抜く、というシンプルなもの。OG2ndではさらに変わり、マントを投げ上げた後崖から飛び降りながら連射、その後敵機の周囲を高速で旋回しながらカノーネを打ち込み、トドメに相手の横をすり抜けるようにビームを放った後、それを背後に設置したシュルター・プラッテで跳ね返して背後から撃ち抜き、落ちて来たマントを再装着して〆。<br/>ゼンガーの影響か、トドメ時には『我を阻むものなし…!』という決め台詞が聞ける。武器が個別改造のOGシリーズでは非常に改造費が高いが、竜巻斬艦刀の攻撃力に影響する為、可能な限り投資しておきたい。……ちなみにGBA版だと、改造効率の関係で'''最大攻撃力がランツェ・カノーネWよりも下'''という現象が発生。龍虎王といいダイゼンガーといい、GBA版は武器強化のバランスがおかしい。
 
:夕日をバックにフェルゼ・ラートをうならせ、某映画のガンアクションよろしくランツェ・カノーネを乱射しつつ突撃。切り立った崖の上から奇襲をかけ、猛攻を仕掛ける必殺技。OGシリーズと第3次αでは技の内容が異なり、前者は単機に対してマントを被せて敵機の視界を遮った状態で、ランツェ・カノーネによる苛烈な連続攻撃の後、零距離射撃を行うのに対し、後者はランツェ・カノーネによる乱れ撃ちで複数機を同時に攻撃し、蜂の巣にする技になっている。初出であるGBA版では結構地味で、接近しながら連射し、ゼロ距離で捉えた敵機をカノーネで持ち上げて後ろに持ってきた後撃ち抜く、というシンプルなもの。OG2ndではさらに変わり、マントを投げ上げた後崖から飛び降りながら連射、その後敵機の周囲を高速で旋回しながらカノーネを打ち込み、トドメに相手の横をすり抜けるようにビームを放った後、それを背後に設置したシュルター・プラッテで跳ね返して背後から撃ち抜き、落ちて来たマントを再装着して〆。<br/>ゼンガーの影響か、トドメ時には『我を阻むものなし…!』という決め台詞が聞ける。武器が個別改造のOGシリーズでは非常に改造費が高いが、竜巻斬艦刀の攻撃力に影響する為、可能な限り投資しておきたい。……ちなみにGBA版だと、改造効率の関係で'''最大攻撃力がランツェ・カノーネWよりも下'''という現象が発生。龍虎王といいダイゼンガーといい、GBA版は武器強化のバランスがおかしい。
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=== [[合体攻撃]] ===
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===合体攻撃===
 
;竜巻斬艦刀 / 竜巻斬艦刀・逸騎刀閃
 
;竜巻斬艦刀 / 竜巻斬艦刀・逸騎刀閃
 
:[[ゼンガー・ゾンボルト]]のダイゼンガーとアウセンザイター双方のモードを『プフェールト』に設定する事で、ダイゼンガーが馬に変形したアウセンザイターに騎乗し『刃馬一体』となって突撃、敵を一刀の下に斬り捨てる。二人で行う攻撃だけに戦闘エフェクト・台詞も倍以上熱い。OGシリーズで初披露した際、[[ダイゼンガー]]の参式斬艦刀がその場しのぎの武装であった事や、レーツェルがアウセンザイターを受領した状況から、この合体攻撃は固い友情で結ばれた2人ならではのアドリブだった事が分かるが、同時に予め『ロボットによる乗馬戦闘』という手の込んだギミックを採用・導入してしまうビアン博士の凄まじさも再確認できる(本来はガーディアンズ・ソードを使用した攻撃を想定していたのであろうが)。なお戦闘アニメーションの長さは初登場のOG2において既に1分を超え、シリーズが進むごとに更に長くなっている。寺田プロデューサーは「トイレに行って戻ってきてもまだ終わっていない」と発言している。
 
:[[ゼンガー・ゾンボルト]]のダイゼンガーとアウセンザイター双方のモードを『プフェールト』に設定する事で、ダイゼンガーが馬に変形したアウセンザイターに騎乗し『刃馬一体』となって突撃、敵を一刀の下に斬り捨てる。二人で行う攻撃だけに戦闘エフェクト・台詞も倍以上熱い。OGシリーズで初披露した際、[[ダイゼンガー]]の参式斬艦刀がその場しのぎの武装であった事や、レーツェルがアウセンザイターを受領した状況から、この合体攻撃は固い友情で結ばれた2人ならではのアドリブだった事が分かるが、同時に予め『ロボットによる乗馬戦闘』という手の込んだギミックを採用・導入してしまうビアン博士の凄まじさも再確認できる(本来はガーディアンズ・ソードを使用した攻撃を想定していたのであろうが)。なお戦闘アニメーションの長さは初登場のOG2において既に1分を超え、シリーズが進むごとに更に長くなっている。寺田プロデューサーは「トイレに行って戻ってきてもまだ終わっていない」と発言している。
 
:実用性に疑問の残る攻撃ではあるが、「戦場を駆け抜ける巨大な騎馬武者」の姿は確かにインパクト抜群であり、敵異星人を衝撃と混乱の中に叩きこんだ。そうやって無防備になっている隙に全力を叩き込むのだと考えれば、圧倒的な威力も納得がいく…かもしれない。『ジ・インスペクター』では宇宙空間での披露となったが、テスラ・ドライブを使っているらしく宇宙空間を普通に走っていた(第2次OGではこの演出がそのまま採用されている)。疾駆の間に標的を捕捉しているらしく、こちらから撃つと射撃扱いなのはそのためだろう。第2次OGでは使うたびにご丁寧に変形プロセスを見せてくれる。
 
:実用性に疑問の残る攻撃ではあるが、「戦場を駆け抜ける巨大な騎馬武者」の姿は確かにインパクト抜群であり、敵異星人を衝撃と混乱の中に叩きこんだ。そうやって無防備になっている隙に全力を叩き込むのだと考えれば、圧倒的な威力も納得がいく…かもしれない。『ジ・インスペクター』では宇宙空間での披露となったが、テスラ・ドライブを使っているらしく宇宙空間を普通に走っていた(第2次OGではこの演出がそのまま採用されている)。疾駆の間に標的を捕捉しているらしく、こちらから撃つと射撃扱いなのはそのためだろう。第2次OGでは使うたびにご丁寧に変形プロセスを見せてくれる。
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=== [[特殊能力]] ===
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===特殊能力===
 
;盾装備
 
;盾装備
 
:シュルター・プラッテによって[[シールド防御]]を発動させる。
 
:シュルター・プラッテによって[[シールド防御]]を発動させる。
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=== 機体フル改造時のカスタムボーナス ===
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===カスタムボーナス===
 
OG2以後のOGシリーズのみ。
 
OG2以後のOGシリーズのみ。
 
;射撃武器の攻撃力+200
 
;射撃武器の攻撃力+200
 
:武器改造が出来ないEXハードモードでは特に重要な、攻撃力の底上げが可能なボーナス。[[アタッカー]]や[[ガンファイト]]と組み合わせれば、なおさら強力になる。
 
:武器改造が出来ないEXハードモードでは特に重要な、攻撃力の底上げが可能なボーナス。[[アタッカー]]や[[ガンファイト]]と組み合わせれば、なおさら強力になる。
   −
== 機体[[BGM]] ==
+
==機体BGM==
 
;「Trombe!」
 
;「Trombe!」
 
:レーツェルの機体である以上、BGMはこの曲しか有り得ず、OG2ではちゃんと機体BGMになっている。しかし、レーツェルのBGM固定のため、アウセンザイター側から「Trombe!」を戦闘BGMにすることはできない(OG外伝のライブラリーで武器ムービーを見た場合、機体BGMが優先再生されるためそこならば聞ける。同じ事ではあるが)。OGS以降は剣・魂・一・擲の尺八と対比するかのように何と'''コーラス'''がついている。
 
:レーツェルの機体である以上、BGMはこの曲しか有り得ず、OG2ではちゃんと機体BGMになっている。しかし、レーツェルのBGM固定のため、アウセンザイター側から「Trombe!」を戦闘BGMにすることはできない(OG外伝のライブラリーで武器ムービーを見た場合、機体BGMが優先再生されるためそこならば聞ける。同じ事ではあるが)。OGS以降は剣・魂・一・擲の尺八と対比するかのように何と'''コーラス'''がついている。
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== 対決・名場面 ==
+
==対決・名場面==
 
;OG2共通ルート第30話(OGSでは第37話)『武神装攻ダイゼンガー』
 
;OG2共通ルート第30話(OGSでは第37話)『武神装攻ダイゼンガー』
 
:友である[[ゼンガー・ゾンボルト]]が駆る[[ダイゼンガー]]と共に[[合体攻撃]]「竜巻斬艦刀・逸騎刀閃」を放ち、[[インスペクター]]四天王の一角、[[ヴィガジ]]の搭乗する[[ガルガウ]]を中破、撤退させる。
 
:友である[[ゼンガー・ゾンボルト]]が駆る[[ダイゼンガー]]と共に[[合体攻撃]]「竜巻斬艦刀・逸騎刀閃」を放ち、[[インスペクター]]四天王の一角、[[ヴィガジ]]の搭乗する[[ガルガウ]]を中破、撤退させる。
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:弟である[[ライディース・F・ブランシュタイン]]が駆る[[R-2パワード]]と連携し、仇敵である[[アーチボルド・グリムズ]]に引導を渡す。
 
:弟である[[ライディース・F・ブランシュタイン]]が駆る[[R-2パワード]]と連携し、仇敵である[[アーチボルド・グリムズ]]に引導を渡す。
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== 余談 ==
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==余談==
 
*発音の都合上『アウ'''ゼ'''ン'''サ'''イ'''ダ'''ー』『アウ'''ゼ'''ンザイター』『アウセン'''ダ'''イ'''サ'''ー』『アウセン'''ダイザー'''』など誤記が多い。
 
*発音の都合上『アウ'''ゼ'''ン'''サ'''イ'''ダ'''ー』『アウ'''ゼ'''ンザイター』『アウセン'''ダ'''イ'''サ'''ー』『アウセン'''ダイザー'''』など誤記が多い。
 
*機体名を付けたのはレーツェルだが、戦闘時には相変わらず[[トロンベ]]と呼ぶ。アウセンザイターと呼んだのは、上述の対ヴィガジ戦(αシリーズのゴラー・ゴレム戦)で初登場した時くらい。
 
*機体名を付けたのはレーツェルだが、戦闘時には相変わらず[[トロンベ]]と呼ぶ。アウセンザイターと呼んだのは、上述の対ヴィガジ戦(αシリーズのゴラー・ゴレム戦)で初登場した時くらい。
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*「龍王逆襲」ではダイゼンガーと[[スレードゲルミル]]を'''二体同時に乗せ'''逸騎加勢・十文字竜巻斬艦刀を繰り出している。この時の描写では普段のプフェールト・モード時より更に巨大になっている。
 
*「龍王逆襲」ではダイゼンガーと[[スレードゲルミル]]を'''二体同時に乗せ'''逸騎加勢・十文字竜巻斬艦刀を繰り出している。この時の描写では普段のプフェールト・モード時より更に巨大になっている。
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== 関連機体 ==
+
==関連機体==
 
;[[ダイゼンガー]]
 
;[[ダイゼンガー]]
 
:「刃馬一体」最強の連携攻撃を主とした、DGG1号機。
 
:「刃馬一体」最強の連携攻撃を主とした、DGG1号機。
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:脚撃を主とした、DGG3号機。
 
:脚撃を主とした、DGG3号機。
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== 商品情報 ==
+
==商品情報==
 
<amazon>B001UFVJZY</amazon>
 
<amazon>B001UFVJZY</amazon>
<!-- == 話題まとめ == -->
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<!-- == 資料リンク == -->
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<!-- *[[一覧:アウセンザイター]] -->
   
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