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| == 巨人族 == | | == 巨人族 == |
− | [[魔装機神F COFFIN OF THE END]]に登場。遥か太古の時代のラ・ギアスに栄えていた種族で、EXの頃から伝説の存在として名前だけは登場していた。余りにも古い時代の存在であるため、伝承位しか資料が残っておらず、作中の人物達の口から上がるにしても僅かな知識を基に推測を披露する位であった。 | + | 『[[魔装機神F COFFIN OF THE END|魔装機神F]]』に登場した大型知的生命体。遥か太古の時代のラ・ギアスに文明を築いた種族であり、『EX』の頃から伝説の存在として名前だけは登場していた。余りにも古い時代の存在であるため、伝承位しか資料が残っておらず、作中の人物達の口から上がるにしても僅かな知識を基に推測を披露する位であった。 |
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| 種族としての特徴は、巨人という名前の通り非常に巨大な人型をしている事。確認されている固体は最低でも魔装機と同等かそれ以上のサイズをしている。また、サイズに見合った肉体の強靭さは魔装機との格闘戦を可能にし、光学兵器のような攻撃までしてくる。生身の生物とは言い難い鎧を纏ったような外見をしているが、作中人物達の台詞からすると機械ではなくあくまで生命体であるようだ。巨人族の王は自身らを『ハーカーム』と呼ぶ。 | | 種族としての特徴は、巨人という名前の通り非常に巨大な人型をしている事。確認されている固体は最低でも魔装機と同等かそれ以上のサイズをしている。また、サイズに見合った肉体の強靭さは魔装機との格闘戦を可能にし、光学兵器のような攻撃までしてくる。生身の生物とは言い難い鎧を纏ったような外見をしているが、作中人物達の台詞からすると機械ではなくあくまで生命体であるようだ。巨人族の王は自身らを『ハーカーム』と呼ぶ。 |
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| 二億年近く前、外界から[[クロスゲート]]を通ってラ・ギアスへと渡ってきた異世界の種族。意図せず辿り着いたその世界が外部からの干渉を受け付けない優れたシェルターとなりうる事に気付いた彼らは、来るべき「試練」から生き残るためにラ・ギアスを「閉楽園」と呼び自身らの住処とすることを決める。 | | 二億年近く前、外界から[[クロスゲート]]を通ってラ・ギアスへと渡ってきた異世界の種族。意図せず辿り着いたその世界が外部からの干渉を受け付けない優れたシェルターとなりうる事に気付いた彼らは、来るべき「試練」から生き残るためにラ・ギアスを「閉楽園」と呼び自身らの住処とすることを決める。 |
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− | 彼らは「試練」に対抗する手段として、現地の住民であるラ・ギアス人に知性を与えてそれを統治し、強い力と意志を持つ存在として育て上げようとした。そしてその目論見通りに人間は成長していったが、やがて彼らは巨人族の想定以上にまで成長、自尊心や探究心に目覚めたことにより巨人たちに反旗を翻す。そして彼らが量産した機動兵器[[ゼルヴォイド]]たちの自爆特攻によって遂には滅ぼされることになってしまった。しかし巨人たちは滅びの際に強大な怨念を残しており、これが後の[[サーヴァ・ヴォルクルス|ヴォルクルス]]を始めとするラ・ギアスの三邪神となる。 | + | 彼らは「試練」に対抗する手段として、現地の住民であるラ・ギアス人に知性を与えてそれを統治し、強い力と意志を持つ存在として育て上げようとした。そしてその目論見通りに人間は成長していったが、やがて彼らは巨人族の想定以上にまで成長、自尊心や探究心に目覚めたことにより巨人たちに反旗を翻す。そして彼らが量産した機動兵器[[ゼルヴォイド]]たちの自爆特攻によって遂には滅ぼされることになってしまった。しかし巨人たちは滅びの際に強大な怨念を残しており、これが後の[[サーヴァ・ヴォルクルス|ヴォルクルス]]を始めとするラ・ギアスを滅びに導く怨霊と化す。彼らの怨念は、かつてトロイアと呼ばれた55000年前のラ・ギアス大帝国が[[マグゥーキ]]という召喚魔獣を使役した大戦で乱れた際、三邪神として地底世界に光臨。破壊の限りを尽くしてラ・ギアスを滅ぼさんとした。 |
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| + | 邪神の光臨を招いたトロイア国民は3柱の怨念に関して完全無防備であったため、当時の地底世界はまさに崩壊寸前にまで追い込まれたという。窮したトロイアの民は[[ヨーテンナイ|一人の女性]]を人身御供にした結界で邪神を封印するなど強引な手段をとらざるをえなかったようだ。その後、本編の5000年前にあたる[[ラングラン戦記|戦記]]の時代にも破壊神と調和神が光臨を果たしている(「暗黒の100年」と呼ばれた時代に光臨していたかは不明)。 |
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− | その後、永い時を経て[[ヨーテンナイ]]が静死の棺を行うべく集めたアストラル世界のエネルギーによって[[サーヴァ・ヴォルクルス|三]][[ルザムノ・ラスフィトート|邪]][[ギゾース・グラギオス|神]]から本来の姿へと復活、「教化」の能力を使ってラ・ギアス全土の人間を再び支配下に置こうとするのだった。
| + | 新暦4959年頃、[[ヨーテンナイ]]が静死の棺を行うべく集めたアストラル世界のエネルギーによって[[サーヴァ・ヴォルクルス|三]][[ルザムノ・ラスフィトート|邪]][[ギゾース・グラギオス|神]]から本来の姿へと復活、「教化」の能力を使ってラ・ギアス全土の人間を再び支配下に置こうとするのだった。 |
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| 「門を用いて」「門が通じていた」という言葉から、別の場所にあるクロスゲートから来たとも取れるが詳細は不明。少なくともクロスゲートを通じて来た異界の者であるが、クロスゲートについての知識は世界間を繋ぐ通り道程度としか認識しておらず、ラ・ギアスへは「宿命」や「因縁」を道標として辿り着いただけである。そもそもあれだけの巨体と力を誇り、強力な魔術(超能力)までも使えるとなれば、クロスゲートをその身に取り込んで更なる強化を計るという弱者特有の発想は非常に生まれにくいと思われる。 | | 「門を用いて」「門が通じていた」という言葉から、別の場所にあるクロスゲートから来たとも取れるが詳細は不明。少なくともクロスゲートを通じて来た異界の者であるが、クロスゲートについての知識は世界間を繋ぐ通り道程度としか認識しておらず、ラ・ギアスへは「宿命」や「因縁」を道標として辿り着いただけである。そもそもあれだけの巨体と力を誇り、強力な魔術(超能力)までも使えるとなれば、クロスゲートをその身に取り込んで更なる強化を計るという弱者特有の発想は非常に生まれにくいと思われる。 |
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− | ちなみにLOEの第二章「メモリアル・デイ」で未来見達が予言した「半年から一年後、ラ・ギアスにとって脅威となる存在が出現する」というのは彼らの襲来の事を指す。約10年前に予言され、魔装機神たちが作られる理由となった「[[グランゾン|魔神]]」ではない(『魔装機神F』攻略本)。
| + | ちなみI第二章「メモリアルデイ」で未来見達が予言した「半年から一年後、ラ・ギアスにとって脅威となる存在が出現する」というのは彼らの襲来の事を指す。約11年前に予言され、魔装機神たちが作られる理由となった「[[グランゾン|魔神]]」ではない(『魔装機神F』攻略本)。 |
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| == 巨人の能力 == | | == 巨人の能力 == |
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| :フィリスの例を見る限り、巨人族の意志と本人の意志を徐々にすり替えていく効果もあるようだ。 | | :フィリスの例を見る限り、巨人族の意志と本人の意志を徐々にすり替えていく効果もあるようだ。 |
| ;'''再生''' | | ;'''再生''' |
− | :文字通りの再生能力。作中に明確な名称をつけられたわけではない仮称だが、アストラルエネルギーによって凄まじい再生力を誇る。一度滅んだはずの巨人族は三邪神(とポゼッション)を通して集められた莫大なアストラルエネルギーを基に復活した。通常の手段ではたとえ倒す事が出来たとしても、残された怨念が時を経て三邪神となり、更に三邪神が力をつければ巨人族が復活するといういたちごっこ状態で永遠と問題が解決されない事が示唆されていた。 | + | :文字通りの再生能力。作中に明確な名称をつけられたわけではない仮称だが、アストラルエネルギーによって凄まじい再生力を誇る。一度滅んだはずの巨人族はクロスゲートを通して集められた莫大なアストラルエネルギーを基に復活した。通常の手段ではたとえ倒す事が出来たとしても、残された怨念が時を経て三邪神となり、更に三邪神にクロスゲートの力が流れ込めば巨人族が復活するという無限反射の永続により、問題が解決されない事を示唆されていた。 |
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| == 登場作品 == | | == 登場作品 == |
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| == 関連する存在 == | | == 関連する存在 == |
| ;[[サーヴァ・ヴォルクルス]]、[[ルザムノ・ラスフィトート]]、[[ギゾース・グラギオス]] | | ;[[サーヴァ・ヴォルクルス]]、[[ルザムノ・ラスフィトート]]、[[ギゾース・グラギオス]] |
− | :滅ぼされたのちに残った怨念から生まれた三邪神。 | + | :滅ぼされたのちに残った怨念から生まれた三邪神。怨念であるため、ハーカームと違い世界存続に対する興味はかけらもない。 |
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| == 関連人物 == | | == 関連人物 == |