差分

948 バイト追加 、 2014年10月11日 (土) 15:36
編集の要約なし
32行目: 32行目:  
;調和の結界
 
;調和の結界
 
:『調和の搭』と呼ばれる複数の維持装置からラ・ギアス全土を覆う特殊な結界の名称。[[ヴォルクルス]]の分身の細胞活動を抑制する。『LOE』第一章で使用された「魔力弾」の解説を用語録で見たところ、ミサイルなどの爆発物の作用を抑え込む力も備えているようだ(街や建物に張られた爆発物や大規模な破壊魔法などを中和する結界との関連性は不明)。力の源は『神聖ラングラン王国』国王の魔力であり、結界への魔力供給は代々の国王に課せられた責務となっている。なお、『調和の結界』自体には核分裂反応を抑止する効果はなく、核分裂反応を抑止していたのは別の魔術が及ぼす影響であったことが『EX』で語られている(シナリオ「野望、渦巻く」参照)。OGシリーズに戦術核搭載型機動兵器が存在しないため、『第2次OG』ではこの設定に触れてはいない。
 
:『調和の搭』と呼ばれる複数の維持装置からラ・ギアス全土を覆う特殊な結界の名称。[[ヴォルクルス]]の分身の細胞活動を抑制する。『LOE』第一章で使用された「魔力弾」の解説を用語録で見たところ、ミサイルなどの爆発物の作用を抑え込む力も備えているようだ(街や建物に張られた爆発物や大規模な破壊魔法などを中和する結界との関連性は不明)。力の源は『神聖ラングラン王国』国王の魔力であり、結界への魔力供給は代々の国王に課せられた責務となっている。なお、『調和の結界』自体には核分裂反応を抑止する効果はなく、核分裂反応を抑止していたのは別の魔術が及ぼす影響であったことが『EX』で語られている(シナリオ「野望、渦巻く」参照)。OGシリーズに戦術核搭載型機動兵器が存在しないため、『第2次OG』ではこの設定に触れてはいない。
:『魔装F』にて、結界の中心となる楔に[[ヨーテンナイ|人間]]が用意されたことが発覚。封印対象はヴォルクルスに限らず他の二柱の邪神も含まれており、「調和の結界」の原型自体も55000年前のトロイア帝国滅亡期にまで遡るということが判明した。ただし、シナリオから原作者が離脱した影響か5000年前にあたる[[ラングラン戦記|戦記]]の時代に、この邪神封じの結界に何が起きたのかまでは語られておらず、大部分の説明を曖昧なまま終えてしまったことに変わりはない。スパロボ恒例といえば恒例ではあるのだが……。
+
 
:例として代表的なものは、ヨーテンナイが自らの意思で三邪神封じの結界を展開しているのならば、わざわざ「魔力弾事件」を起こさずとも結界を消失させることは可能だったという点である。「それをしなかったのは何故か?」という疑問に解答がなく、神聖ラングラン王国の王位にすわる歴代国王が自らの魔力を捧げてヨーテンナイを「調和の結界」に縛り付けていたと類推するほかない。
+
『魔装F』にて、結界の中心となる楔に[[ヨーテンナイ|人間]]が用意されたことが発覚。封印対象はヴォルクルスに限らず他の二柱の邪神も含まれており、「調和の結界」の原型自体も55000年前のトロイア帝国滅亡期にまで遡るということが判明した。ただし、シナリオから原作者が離脱した影響か5000年前にあたる[[ラングラン戦記|戦記]]の時代、この邪神封じの結界に何が起きたのかまでは語られておらず(戦記の時代に破壊神と調和神と2柱の邪神が降臨している)、大部分の説明を曖昧なまま終えてしまったことに変わりはない。スパロボ恒例といえば恒例ではあるのだが……。
 +
例として代表的なものは、ヨーテンナイが自らの意思で三邪神封じの結界を展開しているのならば、わざわざ「魔力弾事件」を起こさずとも結界を消失させることは可能だったという点である。「それをしなかったのは何故か?」という疑問に解答がなく、神聖ラングラン王国の王位にすわる歴代国王が自らの魔力を捧げてヨーテンナイを「調和の結界」に縛り付けていたと類推するほかない。
    
== 作品の時系列 ==
 
== 作品の時系列 ==
72行目: 73行目:  
:前作との間にある空白期間や時系列はまだ不明。今後の展開待ちとなる。
 
:前作との間にある空白期間や時系列はまだ不明。今後の展開待ちとなる。
 
;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END]]
 
;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END]]
:原作者がシナリオから離脱したためか、詳細な日数経過は一切ない。唯一判明していることはひとつ。[[シュウ・シラカワ]]が[[アルバーダ・バイラリン]]と交わした約束を実行に移すことになる出来事が地球圏で発生するのは、本作完結後のこれから(未来)ということ。
+
:原作者がシナリオから離脱したためか、詳細な日数経過は一切ない。唯一判明していることはひとつ。[[シュウ・シラカワ]]が[[アルバーダ・バイラリン]]と交わした約束を実行に移すことになる出来事が地球圏で発生するのは、本作完結後のこれから(未来)ということ。また、攻略本に記載された寺田プロデューサーの言葉にて[[カドゥム・ハーカーム]]こそが、第二章のシナリオ「メモリアルデイ」で予告された「半年から一年後にサイバスターが立ち向かうことになる脅威の存在」と明らかにされたため、本作終盤で「メモリアルデイ」(Iの二章開始)から半年以上一年以内の日数が過ぎているようだ(新暦4959年12月から新暦4960年6月以内)。
 
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]
 
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]
 
:『OG2nd』第44話で語られた「シュウの呼び出しで地上に出ようとしたマサキが道に迷って変な化け物と遭遇した」事件に一番関係がありそうな作品。サイバスターをどの時点でDLするかにもよるが、長い場合、第1章の中盤から第8章最終話までの長きにわたってOEの戦いに参加していた事になる。しかし、シュウの呼び出しには時間ぴったりで間に合ったので『OE』世界の時間の流れは『OG』世界には全く関わらなかった模様。
 
:『OG2nd』第44話で語られた「シュウの呼び出しで地上に出ようとしたマサキが道に迷って変な化け物と遭遇した」事件に一番関係がありそうな作品。サイバスターをどの時点でDLするかにもよるが、長い場合、第1章の中盤から第8章最終話までの長きにわたってOEの戦いに参加していた事になる。しかし、シュウの呼び出しには時間ぴったりで間に合ったので『OE』世界の時間の流れは『OG』世界には全く関わらなかった模様。
180行目: 181行目:  
*精霊の月、神聖ラングラン王国ルザック州ラモンド市の南。『地上人召喚事件』で混乱するラ・ギアスに風の魔装機神サイバスターの操者マサキ・アンドーが『惑星エリア』より帰還。魔装機神[[ザムジード]]の操者に選ばれる[[ミオ・サスガ]]と出会う。また、後に[[ハガネ]]を中心とした鋼龍戦隊の一部が合流(第2次スーパーロボット大戦OG)。
 
*精霊の月、神聖ラングラン王国ルザック州ラモンド市の南。『地上人召喚事件』で混乱するラ・ギアスに風の魔装機神サイバスターの操者マサキ・アンドーが『惑星エリア』より帰還。魔装機神[[ザムジード]]の操者に選ばれる[[ミオ・サスガ]]と出会う。また、後に[[ハガネ]]を中心とした鋼龍戦隊の一部が合流(第2次スーパーロボット大戦OG)。
 
*シュテドニアス連合国領内(ドレント州)、ヴォルクルス神殿。[[ルオゾール・ゾラン・ロイエル]]が秘術を行使して[[シュウ・シラカワ]]を蘇生(スーパーロボット大戦OG ダークプリズン)。現世への帰還を果たしたシュウは、地底世界に召喚されたばかりの[[セレーナ・レシタール|二人の]][[アルバーダ・バイラリン|軍人]]たちと、しばしの時を戦場で共に過ごすことになる。
 
*シュテドニアス連合国領内(ドレント州)、ヴォルクルス神殿。[[ルオゾール・ゾラン・ロイエル]]が秘術を行使して[[シュウ・シラカワ]]を蘇生(スーパーロボット大戦OG ダークプリズン)。現世への帰還を果たしたシュウは、地底世界に召喚されたばかりの[[セレーナ・レシタール|二人の]][[アルバーダ・バイラリン|軍人]]たちと、しばしの時を戦場で共に過ごすことになる。
*シュテドニアス連合の南の海洋に浮かぶ『アルメラ共和国』が「攻霊機開発計画」のため、極秘裏に一人の地上人を召喚。召喚された少年の名は[[サキト・アサギ]]という。
+
*ラ・ギアス辺境。シュテドニアス連合の南洋に浮かぶ『アルメラ共和国』が「攻霊機開発計画」のため、極秘裏に一人の地上人を召喚してその身柄を拘束。召喚者は[[サキト・アサギ]]という名の日本人の少年。
 
*テリウス・グラン・ビルセイア、第288代『神聖ラングラン王国』国王に即位。しかし、テリウス王子の替え玉が発覚し、即位は無効化。フェイルロード王子に敗北したカークス・ザン・ヴァルハレビアは『[[ヴォルクルス教団]]』と同盟を結び再起を計るも、追撃を仕掛けてきたホワン・ヤンロンとの交戦にも敗れ、彼自身と部下達の夢を賭けた超魔装機『[[エウリード]]』を棺に散る。
 
*テリウス・グラン・ビルセイア、第288代『神聖ラングラン王国』国王に即位。しかし、テリウス王子の替え玉が発覚し、即位は無効化。フェイルロード王子に敗北したカークス・ザン・ヴァルハレビアは『[[ヴォルクルス教団]]』と同盟を結び再起を計るも、追撃を仕掛けてきたホワン・ヤンロンとの交戦にも敗れ、彼自身と部下達の夢を賭けた超魔装機『[[エウリード]]』を棺に散る。
 
*神聖ラングラン王国トロイア州。グリモルド山の神殿でシュウ・シラカワが五大封印の最後を破壊。ルオゾール・ゾラン・ロイエルを生贄に邪神[[ヴォルクルス]]の一部を封印から解放。信頼する数名の仲間と共に眠りから目を覚ました怪物を[[ネオ・グランゾン]]で撃滅する。
 
*神聖ラングラン王国トロイア州。グリモルド山の神殿でシュウ・シラカワが五大封印の最後を破壊。ルオゾール・ゾラン・ロイエルを生贄に邪神[[ヴォルクルス]]の一部を封印から解放。信頼する数名の仲間と共に眠りから目を覚ました怪物を[[ネオ・グランゾン]]で撃滅する。
221行目: 222行目:  
*エリアル王国、ラスフィトート神殿。「ゼノサキス南宗家」当主[[エラン・ザン・ゼノサキス]]、邪神の力を利用する裏宗家の兇剣士[[ソーン・ザン・バキウム|ソーン・ザン・ゼノサキス]]を討伐する。
 
*エリアル王国、ラスフィトート神殿。「ゼノサキス南宗家」当主[[エラン・ザン・ゼノサキス]]、邪神の力を利用する裏宗家の兇剣士[[ソーン・ザン・バキウム|ソーン・ザン・ゼノサキス]]を討伐する。
 
*バゴニア連邦共和国、グラギオス神殿。創造神『[[ギゾース・グラギオス]]』復活の儀式を執り行った[[ヴォルクルス教団]]の司教[[ワッシャー・ニールカン]]を、[[ギオリアス]]の操者[[ファング・ザン・ビシアス]]が討つ。
 
*バゴニア連邦共和国、グラギオス神殿。創造神『[[ギゾース・グラギオス]]』復活の儀式を執り行った[[ヴォルクルス教団]]の司教[[ワッシャー・ニールカン]]を、[[ギオリアス]]の操者[[ファング・ザン・ビシアス]]が討つ。
*アルメラ共和国、東区ルマーン基地。日本人の少年サキト・アサギを操者に攻霊機[[レイブレード]]が起動する。度重なる実戦を経て練磨されたレイブレードとサキトは、シュテドニアス連合首都エーセルラインに降臨した創造神[[ギゾース・グラギオス]]をその霊力で駆逐する。
+
*神聖ラングラン王国。王都ラングランを起点にラングラン州一帯を覆いつくす謎の結界が出現。時同じくして世界全土に[[マグゥーキ]]と呼ばれる謎の魔獣の大群が跋扈をはじめ、新たな混乱の幕が開かれる(OGサーガ 魔装機神F)。
 +
*アルメラ共和国、東区ルマーン基地。日本人の少年サキト・アサギを操者に攻霊機[[レイブレード]]が起動。度重なる実戦を経て練磨されたレイブレードとサキトは、シュテドニアス連合首都エーセルラインに降臨した創造神[[ギゾース・グラギオス]]をその霊力で駆逐する。
 
*神聖ラングラン王国ラングラン州。王都の地下で勃発した『静止の棺』の行方をめぐる攻防に決着。同日、太古のラ・ギアスに存在した巨人族が謎の復活を果たす。
 
*神聖ラングラン王国ラングラン州。王都の地下で勃発した『静止の棺』の行方をめぐる攻防に決着。同日、太古のラ・ギアスに存在した巨人族が謎の復活を果たす。
*神聖ラングラン王国王都地下、クロスゲート。結集した「ラ・ギアス7大超兵器」の力の前に巨人族の軍団は敗北。魔装機神サイバスター、崩御時に三邪神という名の呪いを振り撒かんとするカドゥム・ハーカームを「アカシックノヴァ」で浄化。ラ・ギアスにまつろう邪神の因縁を解消させる。
+
*神聖ラングラン王国王都地下『クロスゲート』門前。結集した「ラ・ギアス7大超兵器」の力の前に巨人族の軍団は敗北。魔装機神サイバスター、崩御時に三邪神という名の呪いを振り撒かんとするカドゥム・ハーカームを「アカシックノヴァ」で浄化。ラ・ギアスにまつろう邪神の因縁を解き放つ。
    
== 関連する用語と解説 ==
 
== 関連する用語と解説 ==
233行目: 235行目:  
:『ラ・ギアス』全国家、31ヶ国中28ヶ国が加盟している国際同盟。
 
:『ラ・ギアス』全国家、31ヶ国中28ヶ国が加盟している国際同盟。
 
;[[ラングラン戦記]]
 
;[[ラングラン戦記]]
:本編の5000年前に起きた大戦の記録。5000年後のラ・ギアスでは御伽話のひとつとして、一部お真相を削除されて語り継がれている模様。
+
:本編の5000年前に起きた大戦の記録。5000年後のラ・ギアスでは御伽話のひとつとして、一部の真相を削除されて語り継がれている模様。
 
;魔神の予言
 
;魔神の予言
 
:新暦4948年に未来見達に下された予言。曰く、「巨大な魔神が、ラングランを滅ぼす。そして、それはラ・ギアスの生きとし生けるものすべてに災厄をふりまく。運命の日は遅くとも10年後」と。対応を迫られたラングランの政府は、アカデミーの「魔神には魔神を」という進言に従い、4体の魔神(魔装機神)を完成させた。
 
:新暦4948年に未来見達に下された予言。曰く、「巨大な魔神が、ラングランを滅ぼす。そして、それはラ・ギアスの生きとし生けるものすべてに災厄をふりまく。運命の日は遅くとも10年後」と。対応を迫られたラングランの政府は、アカデミーの「魔神には魔神を」という進言に従い、4体の魔神(魔装機神)を完成させた。
2,203

回編集