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部分編集 / 第58話までの内容
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:概ね紹介どおりの人物だが、自軍戦闘中と休息中の[[パラダイムシティ]]バー「SPEAK EASY」とでは一人気に正反対の矛盾する発言しており、特にアンナロッタとの会話では自身の本音(スフィアに取り込まれる前の本性)を喋っている。
 
:概ね紹介どおりの人物だが、自軍戦闘中と休息中の[[パラダイムシティ]]バー「SPEAK EASY」とでは一人気に正反対の矛盾する発言しており、特にアンナロッタとの会話では自身の本音(スフィアに取り込まれる前の本性)を喋っている。
 
:能力が異様に高く、初登場にしてレベル70(HARDではLV75)と高い。アンナロッタ同様念動力持ちだが、加えて天才・見切り補正がかかっているためとにかく避けられない。攻撃力・防御力共に本作最高でその異様な防御力の高さには強化された底力の恐ろしさを再度実感させられる。初戦では1分(1ターン)だけ攻撃可能。とにかく能力が異常な上「集中」まで使ってくるので総力を尽くさないと撃破は困難だが、武器改造やマキシマムブレイクをフル活用すれば不可能ではない。初戦で撃破すると[[スーパーリペアキット]]が入手できる。
 
:能力が異様に高く、初登場にしてレベル70(HARDではLV75)と高い。アンナロッタ同様念動力持ちだが、加えて天才・見切り補正がかかっているためとにかく避けられない。攻撃力・防御力共に本作最高でその異様な防御力の高さには強化された底力の恐ろしさを再度実感させられる。初戦では1分(1ターン)だけ攻撃可能。とにかく能力が異常な上「集中」まで使ってくるので総力を尽くさないと撃破は困難だが、武器改造やマキシマムブレイクをフル活用すれば不可能ではない。初戦で撃破すると[[スーパーリペアキット]]が入手できる。
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:弱点といえるのは「[[ボン太くん]]」。[[エースボーナス]]「戦闘した相手を[[気力]]を-5する。」を取得し、[[精神コマンド]]「[[集中]]」や[[特殊スキル]]「[[見切り]]」で[[回避|最終回避率]]を上げておけば、攻撃を回避するだけでなく、気力も最低50まで低下させることも可能。最終的には[[射程|射程6]]から攻撃には手が出ない。味方を後方に遠ざけて「[[エネミーフェイズ]]」で絶対反撃はせず、十分萎えさせてあげよう。
 
:ボーナスシナリオ「ラスト・デイ」ではプレイヤーの手で操作することができ、本編とは全く違うガドライトの現役時代が拝める。当時の彼は滅び行くジェミナイから残された部隊員達とジェミナイの未来を守る為に奮闘しており、本編とは全く逆の人間性の高さを拝める。戦闘台詞も本編とは全く異なり、まるで主人公のような台詞が多い。このシナリオをプレイすると彼のイメージがかなり変わってくる。ゲーム的にも戦闘力が圧倒的なので問題なく無双が可能。
 
:ボーナスシナリオ「ラスト・デイ」ではプレイヤーの手で操作することができ、本編とは全く違うガドライトの現役時代が拝める。当時の彼は滅び行くジェミナイから残された部隊員達とジェミナイの未来を守る為に奮闘しており、本編とは全く逆の人間性の高さを拝める。戦闘台詞も本編とは全く異なり、まるで主人公のような台詞が多い。このシナリオをプレイすると彼のイメージがかなり変わってくる。ゲーム的にも戦闘力が圧倒的なので問題なく無双が可能。
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:こちらは対キラ。「も」というか元祖である。
 
:こちらは対キラ。「も」というか元祖である。
 
;「世の中ってのはそういうもんさ。というわけで、君には最大限の理不尽を今から味わってもらうよ」<BR/>「とくに理由のない暴力って奴をね!」
 
;「世の中ってのはそういうもんさ。というわけで、君には最大限の理不尽を今から味わってもらうよ」<BR/>「とくに理由のない暴力って奴をね!」
:その続き。この時点で後述の「動機」が顔を出している。
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:その続き。この時点で最大の動機である「母星を滅ぼされた恨み」が出ている。しかし、恨みは母星より大事なもの。それは…
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==== 第58話 最終対決 ====
 
;「残念だったな、少年! 今までは『扉』になるって事で、お前さんの機体は、敢えて見逃してきたんだがな!」<br/>「だが、もうやめだ! 世界改変なんて面倒な事を待ってるつもりもなけりゃ、お前の親父さんのスケジュールも待っちゃいられない!」
 
;「残念だったな、少年! 今までは『扉』になるって事で、お前さんの機体は、敢えて見逃してきたんだがな!」<br/>「だが、もうやめだ! 世界改変なんて面倒な事を待ってるつもりもなけりゃ、お前の親父さんのスケジュールも待っちゃいられない!」
:シンジとの戦闘前会話。ここで言う扉とは『ガフの部屋の扉』のことだろうか?
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:[[碇シンジ]]との戦闘前会話。ここで言う扉とは『ガフの部屋の扉』のことだろうか?
 
;「ご高説はたくさんだ! だったら、俺に何ができた!?」<br/>「酒を飲んで憂さを晴らし、この星の人間が殺し合うこと眺めるぐらいしかやる事はないだろうが!」
 
;「ご高説はたくさんだ! だったら、俺に何ができた!?」<br/>「酒を飲んで憂さを晴らし、この星の人間が殺し合うこと眺めるぐらいしかやる事はないだろうが!」
:タケルとの戦闘前会話。故郷を破壊された「怒り」と故郷を守れなかった「諦め」の感情に溺れ、地球に生きる人々の感情を操って滅ぼそうとしたガドライトだが、タケルからはその有様をして'''「哀れな奴」'''と投げかけられてしまう。
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:[[明神タケル]]との戦闘前会話。故郷を破壊された「怒り」と故郷を守れなかった「諦め」の感情に溺れ、地球に生きる人々の感情を操って滅ぼそうとしたガドライトだが、タケルからはその有様をして'''「哀れな奴」'''と投げかけられてしまう。
;「そうじゃねえ! 特異点というだけで守られる、お前という存在自体が認められねえんだよ!」<BR/>「だから、お前はこの世界に引っ張り込まれたんだよ! [[サイデリアル|奴ら]]からお前と[[オルソン・D・ヴェルヌ|相棒]]とあいつを隠すために!」<BR/>「それを知る必要はねえんだよ! お前はここで俺が潰す!」
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;ガドライト「螺旋の男! お前がどれだけ力を得ようと、その先に待っているのは絶望だ!」<BR/>シモン「ガドライトォォッ!」<BR/>ガドライト「こいつ……俺の話を聞いてねえのか!?」
:桂との戦闘前会話。大時空震動を起こした「真の特異点」の片割れたる桂は、どうもナニモノカの意志により「御使い」から守られるために時獄篇の世界に引きずり込まれたらしい。
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:シモンとの戦闘前会話。行いや人格を散々否定されるガドライトだが、シモンの場合アンチスパイラルとの戦いに意識が取られているため、'''存在そのものをほぼ無視されている。'''
:しかし「相棒」はオルソンとして、「あいつ」については正体不明。ガドライトの戦闘台詞にはさらに「三つの因子」という単語が出てきているが、こう来ると「大時空震動の特異点」のことだろうと考えられる。
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:であれば、一つは桂、一つはオルソン、最後の一つは同じく特異点である[[ツィーネ・エスピオ|彼女]]なのだろうか?
   
;「後悔なんて感情は、とっくに残ってねえさ! でなけりゃ、こんな馬鹿はやってねえよ!」
 
;「後悔なんて感情は、とっくに残ってねえさ! でなけりゃ、こんな馬鹿はやってねえよ!」
:ロジャーとの戦闘前会話より。後述の断末魔からも読み取れるが、やはり自分のやっている事が間違いであるという自覚はあった模様。
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:[[ロジャー・スミス]]との戦闘前会話より。前述の断末魔からも読み取れるが、やはり自分のやっている事が間違いであるという自覚はあった模様。
 
;「知ってるぜ、ゼロ。お前がこうして生きてんのは理由があるんだよな」<BR/>「お前も遺産の継承者になったんなら、少しはわかるんだろ!? 何のために時空の檻が作られようとしたのか!」
 
;「知ってるぜ、ゼロ。お前がこうして生きてんのは理由があるんだよな」<BR/>「お前も遺産の継承者になったんなら、少しはわかるんだろ!? 何のために時空の檻が作られようとしたのか!」
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:[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]との戦闘会話。奴等からかくまうとうのが最大の理由なのだろうが。桂木桂との会話で繋がりが見えてくる。
;ガドライト「螺旋の男! お前がどれだけ力を得ようと、その先に待っているのは絶望だ!」<BR/>シモン「ガドライトォォッ!」<BR/>ガドライト「こいつ……俺の話を聞いてねえのか!?」
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:彼もそうだが、本作の敵の面々は[[アンチスパイラル|ボン太くんに]][[勇者ガラダブラ|対する]][[ハーデス神|反応が]][[エンジェル|妙に極端]][[トワノ・ミカゲ|だったり]]、42話「仁義なきファンシーZ」ではアンナロッタがボン太くん相手に大はしゃぎしている。
:シモンとの戦闘前会話。行いや人格を散々否定されるガドライトだが、シモンの場合アンチスパイラルとの戦いに意識が取られているため、'''存在そのものをほぼ無視されている。'''
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;「そうじゃねえ! 特異点というだけで守られる、お前という存在自体が認められねえんだよ!」<BR/>「だから、お前はこの世界に引っ張り込まれたんだよ! 奴らからお前と相棒とあいつを隠すために!」<BR/>「それを知る必要はねえんだよ! お前はここで俺が潰す!」
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:桂木桂との戦闘前会話。大時空震動を起こした「真の特異点」の片割れたる桂は、どうもナニモノカの意志により「御使い」から守られるために時獄篇の世界に引きずり込まれたらしい。
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:しかし「相棒」は[[オルソン・D・ヴェルヌ]]として、「あいつ」については正体不明。ガドライトの戦闘台詞にはさらに「三つの因子」という単語が出てきているが、こう来ると「大時空震動の特異点」のことだろうと考えられる。
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:であれば、一つ目は桂、二つは目オルソン、三つ目は?
 
;「来るな! 来るんじゃねぇよ、クマネズミ!」<br/>「ブタネコ! お前が来ると俺の中のバランスが崩れるんだよ!」<br/>「まさか、お前もスフィア・リアクターで俺の戦う心を萎えさせているのかよ!」<br/>「くそっ! くそぉぉぉっ!! 降参だ、認めてやる!」<br/>「可愛いじゃねえかよ、この野郎っ!!」  
 
;「来るな! 来るんじゃねぇよ、クマネズミ!」<br/>「ブタネコ! お前が来ると俺の中のバランスが崩れるんだよ!」<br/>「まさか、お前もスフィア・リアクターで俺の戦う心を萎えさせているのかよ!」<br/>「くそっ! くそぉぉぉっ!! 降参だ、認めてやる!」<br/>「可愛いじゃねえかよ、この野郎っ!!」  
:時獄篇第58話「いがみ合う双子」の対ボン太くん戦闘前会話の後半。それでいいのか、ガドライト……。
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:[[ボン太くん]]戦闘前会話の後半。それでいいのか、ガドライト……。
:彼もそうだが、本作の敵の面々は[[アンチスパイラル|ボン太くんに]][[勇者ガラダブラ|対する]][[ハーデス神|反応が]][[エンジェル|妙に極端]][[トワノ・ミカゲ|だったり]]、42話「仁義なきファンシーZ」ではアンナロッタがボン太くん相手に大はしゃぎしている。
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;「愛する女がいるならとっとと地球から逃げ出しな!それが俺の最後の優しさだ!」</br>「そんなことが出来るもんか!俺は俺達の星を守ると誓ったんだ!」
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:[[アマタ・ソラ]]との戦闘前会話。完全に素になっており、その後「愛する女と仲間に囲まれて幸せな奴だろ、お前はよ!」と言っている。「愛する女と仲間」を取り上げると、仲間思いと同時に女性にも優しいのが分る。
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;「俺の歌を聴けっ!!」</br>「俺はお前みたいに能天気には生きられねんだよ!」</br>「どんな事情があろうとあんたのやってきたことは許されることじゃない!」(ミレーヌ)</br>「そうは言うがな、お前達が俺と同じ境遇になってもそんなことが言えるか!」</br>「!」(バサラが動揺する)</br>「だから、試してやるぜ!お前達から全てを奪ってな!」</br>「どんな事になろうと俺から歌は奪えねえ!例えノドを潰されても、舌を抜かれても俺のソウルは歌い続ける!」</br>「お前にはハートを燃やせるものがもう残ってないのかよ!」</br>「それは…」</br>(アンナロッタ…)</br>「心を空っぽにして俺の歌を聴けっ!お前のハートをもう一度燃やせよ!」</br>「黙れ…!黙れよぉぉぉっ!!」
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:[[熱気バサラ]]たちとの一連のやり取り。このやり取りを見る限り、女性に対する優しさを感じさせ、落ちぶれてしまった自分に付き合ってきたアンナロッタへの感謝と愛情の積年が重なっているのだろう。更にキリコ・キュービィーとの会話で明らかになって…
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;「異能生存体め!お前に250億分の1の確率があろうと運命は覆せえんだよ!」</br>「愛する女を救えなかったお前に負けるかよ!俺は…」</br>「黙れ」</br>「いいや、言ってやる!お前は愛する女を救えなかった間抜け野郎だ!」</br>「だが、安心しろ!俺がお前を女の所に送ってやる!」</br>「そんな事をフィアナは望んでいない」</br>「そして、俺もだ」
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:[[キリコ・キュービィー]]とのやり取り。[[フィアナ]]を例に上げ、自分の愛情が上と強情を張っている。この辺りをひも解くと、「過去に愛する女を失ったいる」と言えるが、「愛する女=アンナロッタ」はその場で生きている。となると、母星で活躍している頃にアンナロッタとは別の女性と関係があったと言える。
    
== 搭乗機体・関連機体 ==
 
== 搭乗機体・関連機体 ==
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