21行目: |
21行目: |
| *メカニックデザイン:安藤弘 | | *メカニックデザイン:安藤弘 |
| | | |
− | ゼンガー・ゾンボルトが操縦する巨大な鎧武者。巨大な刀『[[斬艦刀]]』一振りで戦う。現在では[[サイバスター]]と肩を並べるバンプレストオリジナルの[[スーパーロボット]]と言えよう。
| + | ゼンガー・ゾンボルトが操縦する巨大な鎧武者型の特機。巨大な刀『[[斬艦刀]]』一振りで戦う。現在では[[サイバスター]]と肩を並べるバンプレストオリジナルの[[スーパーロボット]]と言えよう。 |
| | | |
| === 機体概要 === | | === 機体概要 === |
− |
| |
| [[グルンガストシリーズ]]の後継プロジェクトとして[[アースクレイドル]]防衛用に開発された、[[ダイナミック・ゼネラル・ガーディアン]](略称は[[DGG]]、または[[ダブルG]])シリーズ全4機のうちの1号機。未完成の状態で[[テスラ・ライヒ研究所]]に保管されていた。'''ダイゼンガー'''と命名したのはゼンガー本人で、由来は『'''Dy'''namic '''Gen'''eral '''Guar'''dian』の略。『'''武神装攻'''』と言う別称もある。この別名はほとんどの場合ゼンガーしか使わないが、αシリーズにおいてはそこそこ認知されている模様。 | | [[グルンガストシリーズ]]の後継プロジェクトとして[[アースクレイドル]]防衛用に開発された、[[ダイナミック・ゼネラル・ガーディアン]](略称は[[DGG]]、または[[ダブルG]])シリーズ全4機のうちの1号機。未完成の状態で[[テスラ・ライヒ研究所]]に保管されていた。'''ダイゼンガー'''と命名したのはゼンガー本人で、由来は『'''Dy'''namic '''Gen'''eral '''Guar'''dian』の略。『'''武神装攻'''』と言う別称もある。この別名はほとんどの場合ゼンガーしか使わないが、αシリーズにおいてはそこそこ認知されている模様。 |
| | | |
| 『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2]]』では、ダイゼンガー及び[[アウセンザイター]]は、[[ビアン・ゾルダーク]]博士が当初よりそれぞれゼンガー・ゾンボルトと[[エルザム・V・ブランシュタイン]]([[レーツェル・ファインシュメッカー]])の専用機として設計したとされている。 | | 『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2]]』では、ダイゼンガー及び[[アウセンザイター]]は、[[ビアン・ゾルダーク]]博士が当初よりそれぞれゼンガー・ゾンボルトと[[エルザム・V・ブランシュタイン]]([[レーツェル・ファインシュメッカー]])の専用機として設計したとされている。 |
| | | |
− | 操縦方式は、パイロットと機体の動作を一体化させたDMLシステムを採用。更に各部の動作伝達に人工筋肉を使用しており、巨大な全長と重量からは想像が付かないほど、柔軟かつ躍動的な動きを見せる。ちなみにコクピットはシステムの都合上立ち乗り式であり、右手にグリップ状の操縦桿を握ることで剣撃戦闘を自然感覚で行えるようになっている。
| + | 操縦方式は、パイロットと機体の動作を一体化させたDML(ダイレクト・モーション・リンク)システムを採用。更に各部の動作伝達に人工筋肉を使用しており、巨大な全長と重量からは想像が付かないほど、柔軟かつ躍動的な動きを見せる。ちなみにコクピットはシステムの都合上立ち乗り式であり、右手にグリップ状の操縦桿を握ることで剣撃戦闘を自然感覚で行えるようになっている。 |
| | | |
− | この自然感覚で戦闘を行うために搭載されたOSは「JINK-1」という名称である。通常の[[TC-OS]]が「行動結果入力→OSが行動を組み立て」という流れを取るのに対し、こちらは「パイロットが動作→OSが最終結果を予測してモーション構築」という逆の流れを取っている。DMLの問題点として、人間の複雑な動作を機体に完全に反映させるのは著しく困難、という事項があった。しかし、ゼンガーのようにシンプルな行動パターンと思考を持つパイロットの場合システムの誤作動が減り、本機に最適であるという結論が出された。そのため、ビアンによってグルンガスト零式の戦闘データを元にこのOSが構築された。OG2のテスラ研にあったダイゼンガーはまだJINK-1が換装されておらず、暫定的にPT仕様のOSを使用していたために行動不能に陥ってしまったのである。これらの事実からもわかるように、「'''人機一体(ジンキ-ワン)'''」をもじったネーミングである。 | + | この自然感覚で戦闘を行うために搭載されたOSは「JINK-1(ジンキ-ワン)」という名称である。通常の[[TC-OS]]が「行動結果入力→OSが行動を組み立て」という流れを取るのに対し、こちらは「パイロットが動作→OSが最終結果を予測してモーション構築」という逆の流れを取っている。DMLの問題点として、人間の複雑な動作を機体に完全に反映させるのは著しく困難、という事項があった。しかし、ゼンガーのようにシンプルな行動パターンと思考を持つパイロットの場合システムの誤作動が減り、本機に最適であるという結論が出された。そのため、ビアンによってグルンガスト零式の戦闘データを元にこのOSが構築された。OG2のテスラ研にあったダイゼンガーはまだJINK-1が換装されておらず、暫定的にPT仕様のOSを使用していたために行動不能に陥ってしまったのである。これらの事実からもわかるように、「'''人機一体'''」をもじったネーミングである。 |
| | | |
| なお、搭乗者のゼンガーは右利きであり、DMLシステムを採用している関係から、本機も右手で斬艦刀を保持するのが当然なのだが、OGS以前の作品では全て左手で保持して右手を補助に使い、そのまま攻撃に移っている。しかし日本の剣道の観点から考えると『左手で刀を持ち、右手は添えるだけ』なので、あながち不自然とも言えない。 | | なお、搭乗者のゼンガーは右利きであり、DMLシステムを採用している関係から、本機も右手で斬艦刀を保持するのが当然なのだが、OGS以前の作品では全て左手で保持して右手を補助に使い、そのまま攻撃に移っている。しかし日本の剣道の観点から考えると『左手で刀を持ち、右手は添えるだけ』なので、あながち不自然とも言えない。 |
39行目: |
38行目: |
| 前述の通り、鎧武者のようなデザインとなっているが、当初の予定ではグルンガストシリーズ本来の路線を受け継いだ『ダイナミック・ナックル』『ゼネラル・ブラスター』『ガーディアンズ・ソード』を内蔵武器とし、更に『G・インパクトステーク』『ネオ・チャクラムシューター』等を装備した機体となるはずであった(後者の二つはOG2以後、[[PT]]サイズにダウンサイジングされた物が[[換装武器]]として登場)。 | | 前述の通り、鎧武者のようなデザインとなっているが、当初の予定ではグルンガストシリーズ本来の路線を受け継いだ『ダイナミック・ナックル』『ゼネラル・ブラスター』『ガーディアンズ・ソード』を内蔵武器とし、更に『G・インパクトステーク』『ネオ・チャクラムシューター』等を装備した機体となるはずであった(後者の二つはOG2以後、[[PT]]サイズにダウンサイジングされた物が[[換装武器]]として登場)。 |
| | | |
− | しかし、初戦時にテスラ研での調整が不十分なまま出撃し、その直後に機体が停止。ゼンガーが気合で再起動したものの、内蔵武器のほとんどが使用不可となってしまったが、'''[[斬艦刀|参式斬艦刀]]'''の装備に成功して難を免れた。OG2では、[[ウォーダン・ユミル]]の[[スレードゲルミル]]から投げられた参式斬艦刀を装備した後に[[フィリオ・プレスティ]]が機体OSを剣撃戦闘用に直接書き換え、即座に反撃に移っている。その後剣撃戦闘用として本格的に改修され、参式斬艦刀が本機の主力武装となった。 | + | しかし、初戦時にテスラ研での調整が不十分なまま出撃し、その直後に機体が停止。ゼンガーが気合で再起動したものの、内蔵武器のほとんどが使用不可となってしまったが、[[斬艦刀|参式斬艦刀]]の装備に成功して難を免れた。OG2では、[[ウォーダン・ユミル]]の[[スレードゲルミル]]から投げられた参式斬艦刀を装備した後に[[フィリオ・プレスティ]]が機体OSを剣撃戦闘用に直接書き換え、即座に反撃に移っている。その後剣撃戦闘用として本格的に改修され、参式斬艦刀が本機の主力武装となった。 |
| | | |
− | その後、OG外伝では[[マグナス・アルド|重震のマグナス]]の[[アンドラス]]との戦いで参式斬艦刀を砕かれ、ピンチに陥ったかに見えたが、内蔵武器である『ダイナミック・ナックル』『ゼネラル・ブラスター』『ガーディアンズ・ソード』を開放し、形勢を逆転する事に成功している。以降は自由に使用可能で、攻撃力に優れる参式斬艦刀と、使い勝手の良い内蔵武器を『[[換装]]』で使い分けるというシステムが採られている。
| + | しかしそれゆえに、万が一斬艦刀を失った場合に戦闘手段がなくなる、という致命的なリスクを背負うことになった。事実、修羅の乱において、斬艦刀を失い何も出来なくなる場面に遭遇したが、事前にジョナサンが施した調整により、内蔵火器の使用が可能となっていたため、どうにかピンチを脱している。以降では斬艦刀と内蔵火器を使い分けての戦闘が可能になるが、内蔵火器を使うにはJINK-1を解除してTC-OSに切り替える必要があるため、両方を同時に使用する事は不可能であった(本来は内蔵火器&ガーディアンズ・ソードをJINK-1で運用する機体だったのだが、受領直後にJINK-1が斬艦刀用に最適化されている)。 |
| + | |
| + | 後の封印戦争においては、この件の反省を生かしてか根本的な再調整が行われ、斬艦刀と内蔵武器の併用が可能となった。これに伴い、斬艦刀と用途が被るガーディアンズ・ソードは取り外されている。 |
| | | |
| == 登場作品と操縦者 == | | == 登場作品と操縦者 == |
| いずれの作品でも[[ゼンガー・ゾンボルト]]専用機体。[[第2次スーパーロボット大戦α]]でゼンガーの後期ユニットとして初登場した。[[第3次スーパーロボット大戦α]]では第2次αを踏襲しており、[[スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION2]]でもαシリーズとほぼ同じ設定で登場する。 | | いずれの作品でも[[ゼンガー・ゾンボルト]]専用機体。[[第2次スーパーロボット大戦α]]でゼンガーの後期ユニットとして初登場した。[[第3次スーパーロボット大戦α]]では第2次αを踏襲しており、[[スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION2]]でもαシリーズとほぼ同じ設定で登場する。 |
− | | + | === αシリーズ === |
| ;[[第2次スーパーロボット大戦α]] | | ;[[第2次スーパーロボット大戦α]] |
| :第31話途中で乗り換えるが、即内蔵武器を破壊される悲劇の機体。31話インターミッションから[[斬艦刀]]メインの機体となる。パイロットであるゼンガーの小隊長能力と相まって、他のユニットと一線を画する脅威の攻撃力を誇るが、全体攻撃が出来なくなり雑魚を減らすには不向き。なお、31話でダイゼンガーが行動不能状態の時にゼンガーに援護攻撃を習得させていれば、援護時に限りダイナミック・ナックルを使用できる。ただし戦闘グラフィックは用意されていないため、戦闘アニメをONにするとフリーズしてしまう。しなかった場合、無挙動のまま相手に近づいてダメージだけ与える(背景はバグる)という旧作のような場面がみられる。 | | :第31話途中で乗り換えるが、即内蔵武器を破壊される悲劇の機体。31話インターミッションから[[斬艦刀]]メインの機体となる。パイロットであるゼンガーの小隊長能力と相まって、他のユニットと一線を画する脅威の攻撃力を誇るが、全体攻撃が出来なくなり雑魚を減らすには不向き。なお、31話でダイゼンガーが行動不能状態の時にゼンガーに援護攻撃を習得させていれば、援護時に限りダイナミック・ナックルを使用できる。ただし戦闘グラフィックは用意されていないため、戦闘アニメをONにするとフリーズしてしまう。しなかった場合、無挙動のまま相手に近づいてダメージだけ与える(背景はバグる)という旧作のような場面がみられる。 |
| + | ;[[第3次スーパーロボット大戦α]] |
| + | :スポット参戦が数話あり、途中から本格的に合流する。今回は合体攻撃がなかった第2次α同様、単機でも高い火力を誇る。ちなみにクスハ編のみブリットの特訓相手として敵に回る。歴代唯一の「ダイゼンガーに乗ったゼンガー」と戦える作品。本作から雷光斬り・雲耀の太刀にフィニッシュ演出が追加。 |
| + | === OGシリーズ === |
| ;[[スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION2]] | | ;[[スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION2]] |
| :第30話途中で乗り換えるが、その後ゼンガーで敵を撃墜しなければ隠し武器が手に入る為、活躍の場は第31話以降になる事が多い。合体攻撃の存在ゆえか、単機での最終的な火力は参式に劣る。しかも、武器の改造効率の問題で'''最大改造だとアウセンザイターに最大攻撃力が負ける'''という事態まで発生。どこまで不遇なのか。 | | :第30話途中で乗り換えるが、その後ゼンガーで敵を撃墜しなければ隠し武器が手に入る為、活躍の場は第31話以降になる事が多い。合体攻撃の存在ゆえか、単機での最終的な火力は参式に劣る。しかも、武器の改造効率の問題で'''最大改造だとアウセンザイターに最大攻撃力が負ける'''という事態まで発生。どこまで不遇なのか。 |
− | ;[[第3次スーパーロボット大戦α]]
| |
− | :スポット参戦が数話あり、途中から本格的に合流する。今回は合体攻撃がなかった第2次α同様、単機でも高い火力を誇る。ちなみにクスハ編のみブリットの特訓相手として敵に回る。歴代唯一の「ダイゼンガーに乗ったゼンガー」と戦える作品。本作から雷光斬り・雲耀の太刀にフィニッシュ演出が追加。
| |
| ;[[スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATIONS]] | | ;[[スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATIONS]] |
| :OG2シナリオから登場。扱いはOG2と同じ。今回も単機の火力は抑え目である。使用不可能な内蔵武器にも内部データとして戦闘アニメがあるが、ゼンガーの内蔵武器用の台詞は収録されていない。なお、今回もアウセンザイターより火力が下。 | | :OG2シナリオから登場。扱いはOG2と同じ。今回も単機の火力は抑え目である。使用不可能な内蔵武器にも内部データとして戦闘アニメがあるが、ゼンガーの内蔵武器用の台詞は収録されていない。なお、今回もアウセンザイターより火力が下。 |
58行目: |
60行目: |
| ;[[第2次スーパーロボット大戦OG]] | | ;[[第2次スーパーロボット大戦OG]] |
| :今回は序盤から参戦。ただでさえ射程が短かったのに'''電光石火が無くなった'''為最大射程が僅か'''3'''になってしまった。但し、条件を満たすと内蔵武器が解禁され、近接~遠距離で全体攻撃持ちの隙の無いスーパーロボットとなりうる。また、コンビネーション攻撃がまさかの「雷光斬り」であるため、固まった敵に対する殲滅力も高い。 | | :今回は序盤から参戦。ただでさえ射程が短かったのに'''電光石火が無くなった'''為最大射程が僅か'''3'''になってしまった。但し、条件を満たすと内蔵武器が解禁され、近接~遠距離で全体攻撃持ちの隙の無いスーパーロボットとなりうる。また、コンビネーション攻撃がまさかの「雷光斬り」であるため、固まった敵に対する殲滅力も高い。 |
| + | :戦闘デモはジ・インスペクターのものをほぼそのまま使用している。 |
| ;[[スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター]] | | ;[[スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター]] |
| :第15話で「武神装攻ダイゼンガー」で、ゲームと同じ登場。JINKI-1起動直後に[[ガルガウ]]のアイアンクローを真剣白刃取りし直後に「斬艦刀・雲耀の太刀」で一刀両断したり、[[ノイ・レジセイア]]を「斬艦刀・逸騎刀閃」でバラバラに切り裂いたりと要所で大活躍していた…が、'''まだ[[ベーオウルフ]]戦が残っているのにそこを最後に出番がなくなる'''。考えようによっては中々に酷い扱いである。 | | :第15話で「武神装攻ダイゼンガー」で、ゲームと同じ登場。JINKI-1起動直後に[[ガルガウ]]のアイアンクローを真剣白刃取りし直後に「斬艦刀・雲耀の太刀」で一刀両断したり、[[ノイ・レジセイア]]を「斬艦刀・逸騎刀閃」でバラバラに切り裂いたりと要所で大活躍していた…が、'''まだ[[ベーオウルフ]]戦が残っているのにそこを最後に出番がなくなる'''。考えようによっては中々に酷い扱いである。 |
69行目: |
72行目: |
| [[グルンガスト参式]](ゼンガー機)から受け継がれた、ダイゼンガーのメイン武器。<br />材質は形状記憶型の液体金属。通常は日本刀の様であるが、機体からエネルギーを供給する事で、技に応じた形状及び大きさに変化・形状固定する。 | | [[グルンガスト参式]](ゼンガー機)から受け継がれた、ダイゼンガーのメイン武器。<br />材質は形状記憶型の液体金属。通常は日本刀の様であるが、機体からエネルギーを供給する事で、技に応じた形状及び大きさに変化・形状固定する。 |
| | | |
− | 武器射程が極端に短く、単機で敵の密集地帯に突っ込むと反撃不能のまま、じわじわ削られて撃墜される。<br />だが攻撃力は高く、[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]、[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]ではゼンガーの小隊長能力と相まって'''無改造'''で万単位のダメージを叩き出す一撃必殺型の近接攻撃ユニットとなる。
| + | ちなみに「龍王逆襲」では参式斬艦刀が長期の使用で機能不具合を起こし、一時的にスレードゲルミルの斬艦刀を使用した事がある(スレードはもう片方を使っていた)。尚、一時的に[[ソロシップ]]に帰艦した際に修理を行ったため再出撃時に返還している。 |
− | | |
− | しかし、この機体にも欠点はある。武装の全てを斬艦刀に依存しているため、斬艦刀を失うと何も出来なくなり、途端に並以下の機体に成り下がる。
| |
− | <!-- 初登場時に何も出来なかったのはOSの不具合で、この時点では斬艦刀の使用は考えられていなかったはずでは? -->
| |
− | | |
− | OG外伝でも斬艦刀を失い何も出来なくなる場面に遭遇したが、遂に内蔵火器の使用が可能になり、斬艦刀無しでピンチを脱している。以降では斬艦刀と内蔵火器を使い分けての戦闘が可能になるが、内蔵火器を使うにはJINK-1を解除してTC-OSに切り替える必要があるため、両方を同時に使用する事は現段階では不可能である(本来は内蔵火器&ガーディアンズ・ソードをJINK-1で運用する機体だったのだが、受領直後にJINK-1が斬艦刀用に最適化されている)。OG2ndではOSの再設定が行われ、斬艦刀と内蔵武器の同時運用が可能となった。
| |
− | | |
− | ちなみに「龍王逆襲」では参式斬艦刀が長期の使用で機能不具合を起こし、一時的にスレードゲルミルの斬艦刀を使用した事がある(スレードはもう片方を使っていた)。尚、一時的に[[ソロシップ]]帰艦した際に修理を行ったため再出撃時に返還している。 | |
| | | |
| ;斬艦刀・電光石火(ざんかんとう・でんこうせっか) | | ;斬艦刀・電光石火(ざんかんとう・でんこうせっか) |
− | :通常形態の斬艦刀のまま、剣先にゾル・オリハルコニウム製の刀身の形状を固定する為のエネルギーを集中させ放つ技。最もリーチが長く、攻撃力が低い。<br />斬艦刀の形状そのものは変化しないものの、形状固定用のエネルギーを放出する事で、斬艦刀の特性を利用した技である。OG2ndではオミット。 | + | :通常形態の斬艦刀のまま、剣先にゾル・オリハルコニウム製の刀身の形状を固定する為のエネルギーを集中させ放つ技。最もリーチが長く、攻撃力が低い。<br />斬艦刀の形状そのものは変化しないものの、形状固定用のエネルギーを放出する事で、斬艦刀の特性を利用した技である。OG2ndでは牙壊と入れ替わる形でオミット。 |
| ;斬艦刀・大車輪(ざんかんとう・だいしゃりん) | | ;斬艦刀・大車輪(ざんかんとう・だいしゃりん) |
| :曲刀(ククリ刀)型に変形させた斬艦刀をブーメランのように投擲し、目標を両断する技。無駄に熱すぎる'''「大! 車! りぃぃぃぃん!」'''は必聴。αシリーズとOG外伝では無消費で使い勝手が抜群。ちなみに零式や参式でも理屈の上では出来る。第2次OGではF属性でありマキシマムブレイク使用時に一本しかないはずなのに2回投げ、演出上あらぬところへ飛ぶという突っ込みどころの多い武器になっている。 | | :曲刀(ククリ刀)型に変形させた斬艦刀をブーメランのように投擲し、目標を両断する技。無駄に熱すぎる'''「大! 車! りぃぃぃぃん!」'''は必聴。αシリーズとOG外伝では無消費で使い勝手が抜群。ちなみに零式や参式でも理屈の上では出来る。第2次OGではF属性でありマキシマムブレイク使用時に一本しかないはずなのに2回投げ、演出上あらぬところへ飛ぶという突っ込みどころの多い武器になっている。 |
| ;斬艦刀・牙壊(ざんかんとう・がかい) | | ;斬艦刀・牙壊(ざんかんとう・がかい) |
− | :第2次OGで追加された技。通常形態の斬艦刀のまま相手とすれ違いざまに斬る。シリーズ初の通常形態の参式斬艦刀での斬撃。 | + | :第2次OGで電光石火と入れ替わりに追加された技。通常形態の斬艦刀のまま相手とすれ違いざまに斬る。シリーズ初の通常形態の参式斬艦刀での斬撃。 |
| ;斬艦刀・雷光斬り(ざんかんとう・らいこうぎり) | | ;斬艦刀・雷光斬り(ざんかんとう・らいこうぎり) |
| :両刃の巨大剣に変形させた斬艦刀で斬りつける技。夕日を背に攻撃する戦闘エフェクトは必見。射程があり、攻撃力も高い為、この技を主に使う事になる。OGS以降は雷雲と雷鳴をバックに崖の上から斬りかかるという演出に変わり、「雷光斬り」の名にふさわしい技になったと言える。OG2ndでは第2次αのものに近い形にリアレンジされている。 | | :両刃の巨大剣に変形させた斬艦刀で斬りつける技。夕日を背に攻撃する戦闘エフェクトは必見。射程があり、攻撃力も高い為、この技を主に使う事になる。OGS以降は雷雲と雷鳴をバックに崖の上から斬りかかるという演出に変わり、「雷光斬り」の名にふさわしい技になったと言える。OG2ndでは第2次αのものに近い形にリアレンジされている。 |
91行目: |
87行目: |
| === [[合体攻撃]] === | | === [[合体攻撃]] === |
| ;竜巻斬艦刀 / 竜巻斬艦刀・逸騎刀閃(たつまきざんかんとう・いっきとうせん) | | ;竜巻斬艦刀 / 竜巻斬艦刀・逸騎刀閃(たつまきざんかんとう・いっきとうせん) |
− | :[[レーツェル・ファインシュメッカー]]の乗る[[アウセンザイター]]との合体攻撃。<br />両機のモードを『プフェールト』に設定する事で、ダイゼンガーが馬に変形したアウセンザイターに騎乗し'''『刃馬一体』'''となって突撃、敵を一刀の下に斬り捨てる。GBA版での初登場時は疾駆の勢いで打ち上げ、アウセンザイターごと飛び上がって真上から両断、というかなり強引なものだった。OG2ndfではこの両方を複合した上で「OGIN」の演出が加わり、落下の勢いで両断し、しかる後、敵を斬艦刀に引っかけたまま高速回転させて竜巻で吹っ飛ばし、トドメにアウセンザイターが最大出力で跳び上がり、その勢いで斬り捨てる。トドメは背中合わせで「我らに断てぬものなし」。<br />2機で行う攻撃だけに戦闘エフェクト・台詞も倍以上熱い。なおダイゼンガー側から始動すると見た目通り格闘攻撃だが、アウセンザイター側から始動すると射撃攻撃となる。「逸騎刀閃」はαシリーズのみの表記だが、実質的な技名は同じ。 | + | :[[レーツェル・ファインシュメッカー]]の乗る[[アウセンザイター]]との合体攻撃。<br />両機のモードを『プフェールト』に設定する事で、ダイゼンガーが馬に変形したアウセンザイターに騎乗し'''『刃馬一体』'''となって突撃、敵を一刀の下に斬り捨てる。GBA版での初登場時は疾駆の勢いで打ち上げ、アウセンザイターごと飛び上がって真上から両断、というかなり強引なものだった。OG2ndではこの両方を複合した上で「OGIN」の演出が加わり、落下の勢いで両断し、しかる後、敵を斬艦刀に引っかけたまま高速回転させて竜巻で吹っ飛ばし、トドメにアウセンザイターが最大出力で跳び上がり、その勢いで斬り捨てる。トドメは背中合わせで「我らに断てぬものなし」。<br />2機で行う攻撃だけに戦闘エフェクト・台詞も倍以上熱い。なおダイゼンガー側から始動すると見た目通り格闘攻撃だが、アウセンザイター側から始動すると射撃攻撃となる。「逸騎刀閃」はαシリーズのみの表記だが、実質的な技名は同じ。 |
| | | |
| ==== その他の作品 ==== | | ==== その他の作品 ==== |