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| :序盤で加入するが、前半の終わり頃にアンティラス隊の裏方に回るべく除隊する。今までの作品に比べて、バトルマニアの一面は見せているものの、周囲を気遣う発言やアンティラス隊のために敢えて裏方に回るなど、性格が丸くなった印象が強い。 | | :序盤で加入するが、前半の終わり頃にアンティラス隊の裏方に回るべく除隊する。今までの作品に比べて、バトルマニアの一面は見せているものの、周囲を気遣う発言やアンティラス隊のために敢えて裏方に回るなど、性格が丸くなった印象が強い。 |
| ;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE]] | | ;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE]] |
− | :アンティラス隊支援組織を結成して西に東に忙しく飛び回っている。離脱してなおその存在感は色濃く、他の脱退した操者達とは比較にならない。これも'''500万クレジット'''のなせる業か……。 | + | :アンティラス隊支援組織を結成して西に東に忙しく飛び回っている。顔を出すのはシュテドニアスルートでカークスの娘であるレミアに気を遣っている。また資金難に悩むアンティラス隊にいい稼ぎ場を教えてくれる。 |
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| === [[OGシリーズ]] === | | === [[OGシリーズ]] === |
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| ;[[シュウ・シラカワ]] | | ;[[シュウ・シラカワ]] |
| :強敵と認める男。シュウの章(EX)で、「命をかけるにふさわしい相手と戦いたくはないか」と勧誘された際、アハマドは「カークスへの義理は果たした」としてシュウに力を貸す道を選んだ。いくら「力こそ全て」というアハマドでも、ヴォルクルス教団に手を貸すことが正義と判断するとは思えないので、シュウの本質を見抜いた上で仲間になったのかもしれない。ちなみにOGDPでは'''次の行動を聞いただけで即座に自分の戦うべき相手、即ちシュウの目的を察している(後述)'''。 | | :強敵と認める男。シュウの章(EX)で、「命をかけるにふさわしい相手と戦いたくはないか」と勧誘された際、アハマドは「カークスへの義理は果たした」としてシュウに力を貸す道を選んだ。いくら「力こそ全て」というアハマドでも、ヴォルクルス教団に手を貸すことが正義と判断するとは思えないので、シュウの本質を見抜いた上で仲間になったのかもしれない。ちなみにOGDPでは'''次の行動を聞いただけで即座に自分の戦うべき相手、即ちシュウの目的を察している(後述)'''。 |
| + | |
| === [[神聖ラングラン王国]] === | | === [[神聖ラングラン王国]] === |
| ;[[カークス・ザン・ヴァルハレビア]] | | ;[[カークス・ザン・ヴァルハレビア]] |
| :『春秋戦争』の最中、力を貸すに値すると見込んだラングランの武人。ちなみに演者は同じである。 | | :『春秋戦争』の最中、力を貸すに値すると見込んだラングランの武人。ちなみに演者は同じである。 |
| + | ;[[ラテル・アクロス]] |
| + | :カークス軍の同士。穏便に済ませようとして彼を制止、マサキたちと対立する。 |
| + | ;[[ミラ・ライオネス]] |
| + | :カークス軍の同士。彼女に止められたときは切ろうとした。 |
| + | ;[[レスリー・ラシッド]] |
| + | :カークス軍の同士。彼とは似た考え方をしている。 |
| ;[[フェイルロード・グラン・ビルセイア]] | | ;[[フェイルロード・グラン・ビルセイア]] |
| :アハマド曰く「オレから見れば到底善人とは思えん」とのこと。その後の展開を考えれば、必ずしも的外れではなかったのかもしれない。 | | :アハマド曰く「オレから見れば到底善人とは思えん」とのこと。その後の展開を考えれば、必ずしも的外れではなかったのかもしれない。 |
− | ;[[セニア・グラニア・ビルセイア]]
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− | :彼女がデモンゴーレム狩りに無理矢理付いてこようとして「あたし一人守れないっていうの?」と文句を言った際に、「最後に信用できるのは自分だけ。自分の身は自分で守るべきである」と説教している。『シュテドニアス南北戦争』以降、支援組織を結成して情報面と外交面で彼女を補佐する。
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| ;[[リカルド・シルベイラ]] | | ;[[リカルド・シルベイラ]] |
| :大地の魔装機神ザムジードの初代操者。『御前試合』の観客席でマサキとアハマドの両者を比較したとき、'''「格が違う(アハマドではマサキの相手にならない)」'''と、かなり情け容赦のない評価を下してる。 | | :大地の魔装機神ザムジードの初代操者。『御前試合』の観客席でマサキとアハマドの両者を比較したとき、'''「格が違う(アハマドではマサキの相手にならない)」'''と、かなり情け容赦のない評価を下してる。 |
| + | ;[[ザシュフォード・ザン・ヴァルハレビア]] |
| + | :EXではともにヤンロンの追撃任務についたが、彼が裏切ると容赦なく殺そうとする。 |
| + | ;[[デメクサ・シーエ]] |
| + | :POJで彼とゲンナジーと偶然再会し、自分たちの身の上を語り合う。 |
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| === [[アンティラス隊]] === | | === [[アンティラス隊]] === |
| ;[[サナン・ティアンプラサート]] | | ;[[サナン・ティアンプラサート]] |
| :彼の死の際に「盟友」と呼び、その心意気を受け取るとともに、その安らかな眠りを願った。 | | :彼の死の際に「盟友」と呼び、その心意気を受け取るとともに、その安らかな眠りを願った。 |
| + | ;[[レベッカ・ターナー]] |
| + | :ティアンが死亡した際、彼女と精霊について話し合う。 |
| ;[[ゲンナジー・I・コズイレフ]] | | ;[[ゲンナジー・I・コズイレフ]] |
| :潜伏術に長けた戦友。諜報活動の際に何かと頼りにしているが、それを理由にゲンナジーがアンティラス隊から離脱することがあるため、ゲンナジーのファンは心穏やかでないらしい。 | | :潜伏術に長けた戦友。諜報活動の際に何かと頼りにしているが、それを理由にゲンナジーがアンティラス隊から離脱することがあるため、ゲンナジーのファンは心穏やかでないらしい。 |
| ;[[ガエン]] | | ;[[ガエン]] |
| :ソルガディの後任操者。 | | :ソルガディの後任操者。 |
| + | ;[[セニア・グラニア・ビルセイア]] |
| + | :彼女がデモンゴーレム狩りに無理矢理付いてこようとして「あたし一人守れないっていうの?」と文句を言った際に、「最後に信用できるのは自分だけ。自分の身は自分で守るべきである」と説教している。『シュテドニアス南北戦争』以降、支援組織を結成して情報面と外交面で彼女を補佐する。 |
| + | ;[[レミア・ザニア・ヴァルハレヴィア]] |
| + | :カークスの娘。そのため彼女のことを気にかけている。 |
| + | ;[[ミオ・サスガ]]、[[ツレイン・ザン・レカニバン]] |
| + | :なぜか彼らに対して援護台詞が存在する。 |
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| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
− | === 共通 ===
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− | ;「それが悪い事だというのか、マサキ? 力のあるものが、より正当な地位を望む。これは当然の権利だと思うが?」
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− | :マサキの章(EX/OG2nd)にて。カークスが政権を簒奪しようとしているとマサキに非難された際の台詞。
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− | ;「いいか?俺はパレスチナの出身だ。戦争がどういうものかいやと言うほど知っている」<br>「戦争は起こってしまった以上は、一刻も早く終わらせるのが一番なのだ。そのためには力のあるものを応援する」
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− | :上の台詞に続いて。簒奪者カークスに協力した彼なりの理由。賛否はどうあれ戦争地帯の出身者が持つ思想としては完全に間違っているわけでもないため、マサキも「見識の違い」と認めている。 同じバトルマニアとして一見[[ヴィンデル・マウザー]]あたりと話の合いそうなアハマドだが、彼は台詞の通り、方法はどうあれ戦争終結を第一に考えているのに対し、ヴィンデルは戦争の継続と拡大そのものが目的なので、方向性は全く逆である。
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− | ;「フ……口の中が、アドレナリンの味でいっぱいだ……やはり、オレは戦いが好きなのだな」
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− | :復活した[[ヴォルクルス]]との対決を前にしてみせる全シリーズ共通の述懐。シュウの行動をこの一言で片付けてしまったあたり、やはりアハマドはシュウの目的を察していたのだろう。
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| === 戦闘台詞 === | | === 戦闘台詞 === |
| ;「アッラーフアクバル!」 | | ;「アッラーフアクバル!」 |
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| === [[スーパーロボット大戦EX]] === | | === [[スーパーロボット大戦EX]] === |
| + | ;「それが悪い事だというのか、マサキ? 力のあるものが、より正当な地位を望む。これは当然の権利だと思うが?」 |
| + | :マサキの章(EX/OG2nd)にて。カークスが政権を簒奪しようとしているとマサキに非難された際の台詞。 |
| + | ;「いいか?俺はパレスチナの出身だ。戦争がどういうものかいやと言うほど知っている」<br>「戦争は起こってしまった以上は、一刻も早く終わらせるのが一番なのだ。そのためには力のあるものを応援する」 |
| + | :上の台詞に続いて。簒奪者カークスに協力した彼なりの理由。賛否はどうあれ戦争地帯の出身者が持つ思想としては完全に間違っているわけでもないため、マサキも「見識の違い」と認めている。 同じバトルマニアとして一見[[ヴィンデル・マウザー]]あたりと話の合いそうなアハマドだが、彼は台詞の通り、方法はどうあれ戦争終結を第一に考えているのに対し、ヴィンデルは戦争の継続と拡大そのものが目的なので、方向性は全く逆である。 |
| ;「おお、本来の用事を忘れてはいかんな。'''君達にはここで死んでもらう。口封じだよ'''」 | | ;「おお、本来の用事を忘れてはいかんな。'''君達にはここで死んでもらう。口封じだよ'''」 |
| :上記の会話の後、テリウスが脱走したことを露見させないためにマサキ達に襲いかかる。…この時のアハマドは完全に(上記の発言があるとはいえ)悪役である。 | | :上記の会話の後、テリウスが脱走したことを露見させないためにマサキ達に襲いかかる。…この時のアハマドは完全に(上記の発言があるとはいえ)悪役である。 |
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| ;「こいつは手応えがありそうだな。アッラーの他に神はなく、ムハンマドは神の使徒なり!」 | | ;「こいつは手応えがありそうだな。アッラーの他に神はなく、ムハンマドは神の使徒なり!」 |
| :シュウの章においてヴォルクルスの分身と戦うことになった際の台詞。本来はイスラム教における礼拝の言葉(アザーンの唱句)の一部である。 | | :シュウの章においてヴォルクルスの分身と戦うことになった際の台詞。本来はイスラム教における礼拝の言葉(アザーンの唱句)の一部である。 |
| + | ;「フ……口の中が、アドレナリンの味でいっぱいだ……やはり、オレは戦いが好きなのだな」 |
| + | :復活した[[ヴォルクルス]]との対決を前にしてみせる全シリーズ共通の述懐。シュウの行動をこの一言で片付けてしまったあたり、やはりアハマドはシュウの目的を察していたのだろう。 |
| ;「インシャラー…」 | | ;「インシャラー…」 |
| :シュウの章の最後を締めくくる台詞。「神(アッラー)の思し召しのままに…」という意味。PS版では[[DVE]]。 | | :シュウの章の最後を締めくくる台詞。「神(アッラー)の思し召しのままに…」という意味。PS版では[[DVE]]。 |
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| === OGシリーズ === | | === OGシリーズ === |
| + | ;(……カークスの大義は理解できるが、もうあの男の末路は見えている……) |
| + | :シュウとの戦いを前に。戦いに迷いのなかったEXと異なり思うところがあるらしい。 |
| ;[[オレグ・ナザロフ|オレグ]]「貴様は反連邦主義者ではないのか」<br />アハマド「連邦の支配を良しとしないもの全てが、DCに好意的だと思わぬことだ」 | | ;[[オレグ・ナザロフ|オレグ]]「貴様は反連邦主義者ではないのか」<br />アハマド「連邦の支配を良しとしないもの全てが、DCに好意的だと思わぬことだ」 |
| :DCの再興に興味がないと語った後の、オレグからの質問とその回答。地上世界時代のアハマドの思想の一部が垣間見える。 | | :DCの再興に興味がないと語った後の、オレグからの質問とその回答。地上世界時代のアハマドの思想の一部が垣間見える。 |
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| === 魔装機神シリーズ === | | === 魔装機神シリーズ === |
| + | ==== 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL ==== |
| ;「セニア殿、それは違いますな。戦場で頼れるのは自分だけ。自分の身は自分で守りなさい」 | | ;「セニア殿、それは違いますな。戦場で頼れるのは自分だけ。自分の身は自分で守りなさい」 |
| :デモンゴーレム退治に無理矢理ついてきたセニアへの戒め。後にテリウスに対しても同じことを言っている。どうやら王族へ対しての彼なりの姿勢である模様。 | | :デモンゴーレム退治に無理矢理ついてきたセニアへの戒め。後にテリウスに対しても同じことを言っている。どうやら王族へ対しての彼なりの姿勢である模様。 |
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| ;「……盟友、サナン・ティアンプラサートに平穏があらん事を」 | | ;「……盟友、サナン・ティアンプラサートに平穏があらん事を」 |
| :上述と同じく、シナリオエンドデモでティアンの死を悼んでの台詞。 | | :上述と同じく、シナリオエンドデモでティアンの死を悼んでの台詞。 |
| + | ;「愚痴のようで悪いが……魔装機操者に向いていない、と思ったこともしばしばある」 |
| + | :ベッキーとの精霊に関する会話の中で。戦いに迷いはないが精霊にあまり興味がなくその点が魔装機操者の資格に関係するなら自分に資格はないと考えている。一方でアンティラス隊の活動には賛成しておりこういった事情が後のアンティラス隊離脱につながった。 |
| + | ;「今のアンティラス隊には、味方が少ない」 |
| + | :アンティラス隊を抜ける理由。 |
| + | ;「わかっておらんな、お前は。俺は魔装機操者をやめるのではない。アンティラス隊をやめるのだ」 |
| + | :マサキにあくまで自分は魔装機操者であることを主張して。その時が来ればいつでも戻ってくると伝えてアンティラス隊を去って行った。 |
| + | |
| + | ==== 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE ==== |
| + | ;「わびを言っておこうと思ってな。俺はカークス将軍を護りきる事ができなかった。すまん」<br />「色々批判の声はあるだろうが、俺はカークス将軍を買っていた。それは今でも変わらん」 |
| + | :アンティラス隊に情報を伝えた際、レミアに対して。彼女に自身の力不足からカークスの暴走を招いたと語り、カークスの長所を引き継ぎ伸ばしていくように伝えた。 |
| + | ;「俺は忘れんよ。俺自身、色々とすねに傷をもつ存在だからな。それは一生背負っていくつもりだ。後悔も反省も、全てはこれからの糧にする。ただそれだけの事だ」 |
| + | :彼の過去への向き合い方。 |
| + | ;「ほう……よく分かったな。予言でもあったのか?耳寄りな資金稼ぎの方法があったのでな。資金繰りに困っているならと思い連絡した」 |
| + | :資金難に悩むアンティラス隊に連絡して。この直前ベッキーがアハマドの話題を出していたため皆驚いていた。ミオはアハマドといえばお金というイメージらしい。 |
| + | ;「本来は、そういうところに目を配るのもリーダーであるマサキの仕事だが……ヤツもまだ若いからな。他人の世話に気を配る前に、まだまだ自分自身を磨かねばなるまい」 |
| + | :ゲンナジーとデメクサと偶然再会した際、アンティラス隊の現状を聞いて。レミアに気をかけてたり今作の彼はさらに大人な男として描かれている。 |
| + | ;「降魔弾テロが発生したと聞いて、慌てて駆けつけたのだ。もっとも、間に合わなかったがな」 |
| + | :DLC「アンティラス隊の名にかけて」で昔を懐かしんですき焼きを食べることになった際、デメクサと共に現れて。例えアンティラス隊に所属していなくても彼らは魔装機操者である事を忘れていなかった。 |
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| + | == 搭乗機体・関連機体 == |
| + | ;[[ソルガディ]] |
| + | :砂嵐の魔装機。ヒットアンドアウェイを得意とする機体。 |
| + | ;[[ガディフォール]] |
| + | :アンティラス隊を抜ける際、餞別として贈られた。 |
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| == 余談 == | | == 余談 == |