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| 造られた当初はレコーダー(記録者)としての役割を持たされていたが、機能不全(感情の芽生え)によりインファレンス(推論者)を名乗るようになる。他の2名([[クリティック]]、[[レギュレイト]])に優先する最終決定権を持っているため、現在は実質的な[[ザ・データベース]]のリーダーとしての立場にある。 | | 造られた当初はレコーダー(記録者)としての役割を持たされていたが、機能不全(感情の芽生え)によりインファレンス(推論者)を名乗るようになる。他の2名([[クリティック]]、[[レギュレイト]])に優先する最終決定権を持っているため、現在は実質的な[[ザ・データベース]]のリーダーとしての立場にある。 |
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− | ザ・データベースのプログラムの人格はそれぞれ、製造者である[[ブレスフィールド・アーディガン|ブレス]]が彼の身内をベースにして設定したもので、インファレンスの人格のベースは[[カズマ・アーディガン|カズマ]]である。 | + | ザ・データベースのプログラムの人格はそれぞれ、製造者である[[ブレスフィールド・アーディガン|ブレス]]が彼の身内をベースにして設定したものであり、インファレンスの人格のベースは[[カズマ・アーディガン|カズマ]]である。彼の人格のうち、知性的な部分をモデルにして設定されているが、その根幹にあるカズマ本来の部分もしっかり受け継がれている。そのため普段は落ち着き払った態度であり、当初はカズマとの共通点に誰一人気が付かなかったが、最終決戦の際に激昂し感情を剥き出しにした時の口調はまさに彼そのものであった(周囲の面々は、その際にようやく「普段のスカした態度はカイト時代の(痛々しい)カズマの態度そっくり」であるという事実に気づいた)。 |
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− | 普段は落ち着き払った態度であり、当初はカズマとの共通点に誰一人気が付かなかったが、最終決戦の際に激昂し感情を剥き出しにした時の口調はまさに彼そのものであった(周囲の面々は、その際にようやく「普段のスカした態度はカイト時代の(痛々しい)カズマの態度そっくり」であるという事実に気づいた)。また、[[ブレスフィールド・アーディガン|ブレス]]本人を模した存在である[[アプリカント]]を”父親”のような存在として慕っていたが、自身に感情が芽生えたという事実を否定していたため、それを表に出す事は無かった。
| + | 静と動の起伏が極端な点については、ホリスが「知性的な態度の時は本来の部分が抑圧されており、一度爆発すると歯止めがかからなくなる」と分析している。 |
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| + | また、[[ブレスフィールド・アーディガン|ブレス]]本人を模した存在である[[アプリカント]]を”父親”のような存在として慕っていたが、自身に感情が芽生えたという事実を否定していたため、それを表に出す事は無かった。 |
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| また、上述したように感情を出すと口調がガラリと変わり、普段のカズマを極端にしたような乱暴なものになるが、実は発言内容自体は全く変わっていない(言い回しが変わっただけ)。 | | また、上述したように感情を出すと口調がガラリと変わり、普段のカズマを極端にしたような乱暴なものになるが、実は発言内容自体は全く変わっていない(言い回しが変わっただけ)。 |
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| :同僚。影で自分を操っていた事に薄々気づいていた。 | | :同僚。影で自分を操っていた事に薄々気づいていた。 |
| ;[[カズマ・アーディガン]] | | ;[[カズマ・アーディガン]] |
− | :宿敵。 | + | :人格のモデルであり、もう一人の己と言える存在。それぞれの信念をかけて真っ向から激突する。一方もう一つの最終話では共闘することに。 |
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| == 他作品との人間関係 == | | == 他作品との人間関係 == |
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| ;「カズマ・アーディガン…君だけは僕が倒す…!」<br />「さよならだ…君は思い出の中で生きるがいい…」 | | ;「カズマ・アーディガン…君だけは僕が倒す…!」<br />「さよならだ…君は思い出の中で生きるがいい…」 |
| :平常時のインファレンスの台詞。見た目と物腰に合っているため、カズマと違って違和感はさほどない。 | | :平常時のインファレンスの台詞。見た目と物腰に合っているため、カズマと違って違和感はさほどない。 |
− | | + | ;「カズマ!てめえは俺の手で倒す!完膚なきまでにな!!」<br />「さらばだ…てめえの事は忘れないぜ…!」 |
| + | :激昂時。 |
| ;「不満かい、レギュレイト? 意見があるなら言いなよ。君にはその権利があるのだから」<br />「君は調整者、クリティックは批評家、そして僕は推論者……」<br />「これがアプリカントから与えられたそれぞれの役目であり、互いを監視することも重要な任務の一つだ」 | | ;「不満かい、レギュレイト? 意見があるなら言いなよ。君にはその権利があるのだから」<br />「君は調整者、クリティックは批評家、そして僕は推論者……」<br />「これがアプリカントから与えられたそれぞれの役目であり、互いを監視することも重要な任務の一つだ」 |
| :中盤のIMにて。最後の台詞が少々ややこしいが、彼らに役目を与えたのはブレスであり、アプリカントはブレスの全てを受け継いだ代行者である、ということから、彼らにとって「記録者の任務はアプリカントから与えられたもの」という認識であるらしい。 | | :中盤のIMにて。最後の台詞が少々ややこしいが、彼らに役目を与えたのはブレスであり、アプリカントはブレスの全てを受け継いだ代行者である、ということから、彼らにとって「記録者の任務はアプリカントから与えられたもの」という認識であるらしい。 |
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| ;「なぜだ……? なぜ、クリティックは何の反応も見せない!? それこそ理解不能だ!!」<br />「アプリカントは僕達を作ったんだぞ……!? だから、だから僕は……!!」 | | ;「なぜだ……? なぜ、クリティックは何の反応も見せない!? それこそ理解不能だ!!」<br />「アプリカントは僕達を作ったんだぞ……!? だから、だから僕は……!!」 |
| :54話のエンドデモにて、ヴァルアルムの撃墜に無反応のクリティックに混乱して。自身の中にある感情を認められなかったインファレンスは、その感情に由来する混乱に飲み込まれていたが……。<br />余談だが、アリアの発言からも見られるように、やはり彼らザ・データベースにとって、「アプリカント≒ブレス」という認識であるらしい。 | | :54話のエンドデモにて、ヴァルアルムの撃墜に無反応のクリティックに混乱して。自身の中にある感情を認められなかったインファレンスは、その感情に由来する混乱に飲み込まれていたが……。<br />余談だが、アリアの発言からも見られるように、やはり彼らザ・データベースにとって、「アプリカント≒ブレス」という認識であるらしい。 |
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| ;「この宇宙のゲッターはまだ活動を開始していないようだ。どうやら、この宇宙の死にはまだまだ時間がありそうだね」 | | ;「この宇宙のゲッターはまだ活動を開始していないようだ。どうやら、この宇宙の死にはまだまだ時間がありそうだね」 |
| :Wの最終話前半戦での[[ゲッターチーム]]との戦闘前会話での台詞。インファレンスが「前の宇宙」で見たゲッターとは、やはり[[ゲッターエンペラー|あのゲッターロボ]]のことだと思われる。この発言を素直に解釈すると、宇宙の崩壊が近い状態の時、[[ゲッター線]]の活動が活性化するという関係があるらしい。 | | :Wの最終話前半戦での[[ゲッターチーム]]との戦闘前会話での台詞。インファレンスが「前の宇宙」で見たゲッターとは、やはり[[ゲッターエンペラー|あのゲッターロボ]]のことだと思われる。この発言を素直に解釈すると、宇宙の崩壊が近い状態の時、[[ゲッター線]]の活動が活性化するという関係があるらしい。 |
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| ;「ゲッターロボ!宇宙に災厄をもたらす存在のお前達は俺が倒す!!」 | | ;「ゲッターロボ!宇宙に災厄をもたらす存在のお前達は俺が倒す!!」 |
| :最終話後半における本性を露にした後のゲッターチームとの戦闘前会話での台詞。このインファレンスの発言から、[[ゲッター線]]は宇宙の崩壊が近付くにつれて活性化するだけでなく、宇宙そのものを崩壊へと導く力になるという事もわかる。漫画版や石川賢による諸作品を鑑みると、納得のいく事実である。尚、クリティックがラスボスの場合のルートでは、彼も同様の発言をしている。 | | :最終話後半における本性を露にした後のゲッターチームとの戦闘前会話での台詞。このインファレンスの発言から、[[ゲッター線]]は宇宙の崩壊が近付くにつれて活性化するだけでなく、宇宙そのものを崩壊へと導く力になるという事もわかる。漫画版や石川賢による諸作品を鑑みると、納得のいく事実である。尚、クリティックがラスボスの場合のルートでは、彼も同様の発言をしている。 |
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− | ;「カズマ!てめえは俺の手で倒す!完膚なきまでにな!!」<br />「さらばだ…てめえの事は忘れないぜ…!」
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− | :激昂時のインファレンスの台詞。
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| ;「救いの光の中で永遠となれ……!」<br />「救いの光の中で永遠になりやがれえええええっ!!」 | | ;「救いの光の中で永遠となれ……!」<br />「救いの光の中で永遠になりやがれえええええっ!!」 |
| :サルース・ルーメン使用時の台詞。上段が通常、下段が本性。カズマと違って口調は変わっても内容が変わっていない辺り、ある意味筋金入りである。 | | :サルース・ルーメン使用時の台詞。上段が通常、下段が本性。カズマと違って口調は変わっても内容が変わっていない辺り、ある意味筋金入りである。 |
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| ;「うるせえ! 後悔すんじゃねえぞ、この●●●●野郎が!」 | | ;「うるせえ! 後悔すんじゃねえぞ、この●●●●野郎が!」 |
| :最終話でカズマの挑発に乗ってしまったときの台詞。●●●●の部分はアリアから「下品」と悲鳴を上げた事から、'''このゲームでは表示できない単語'''なのは確かであろう。 | | :最終話でカズマの挑発に乗ってしまったときの台詞。●●●●の部分はアリアから「下品」と悲鳴を上げた事から、'''このゲームでは表示できない単語'''なのは確かであろう。 |
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| ;「…だが、それはできねえ」<br />「知の記録者の活動は親父と第5惑星人達の願いだ! それを捨てるわけにはいかねえ!!」<br />「そして、この宇宙の思い出全てを次の宇宙に伝えるんだよ!」 | | ;「…だが、それはできねえ」<br />「知の記録者の活動は親父と第5惑星人達の願いだ! それを捨てるわけにはいかねえ!!」<br />「そして、この宇宙の思い出全てを次の宇宙に伝えるんだよ!」 |
| :「果てなき未来への出航」にて、サピエンティアに乗り換えた後の台詞。自身に感情が芽生えたことを認めた直後に、戦いを止めるよう[[千鳥かなめ|かなめ]]に説得されるも…。 | | :「果てなき未来への出航」にて、サピエンティアに乗り換えた後の台詞。自身に感情が芽生えたことを認めた直後に、戦いを止めるよう[[千鳥かなめ|かなめ]]に説得されるも…。 |
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| == 余談 == | | == 余談 == |
| 当初、彼の顔グラやカットインが『第三次αの[[クォヴレー・ゴードン]]に似ている。』と話題になった事があった。(設定画が公開された後はあまり言われなくなったが…) | | 当初、彼の顔グラやカットインが『第三次αの[[クォヴレー・ゴードン]]に似ている。』と話題になった事があった。(設定画が公開された後はあまり言われなくなったが…) |