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=== [[スーパーロボット大戦D]] ===
 
=== [[スーパーロボット大戦D]] ===
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元々は[[南極]]で[[インベーダー]]と戦っていたが、父親の実験でリムの二重人格が発生した事を知るとリムを連れて[[南極]]から飛び出し、[[リガ・ミリティア]]に身を寄せていた。この時期に[[ヒイロ・ユイ]]ら[[スペースコロニー|コロニー]]からのガンダムパイロットや[[シュワルツ]]らと知り合っており、ゲーム開始時には既に一定の信頼を得ている。また、長年[[インベーダー]]と戦い続けたこともあって機動兵器の操縦技術は[[ガムリン木崎|ガムリン]]から「ジョッシュほどのパイロットが~」と言われるほど熟練している(逆に言えば、特に訓練も受けていないのにジョッシュと同ステータスを誇るリムの方が驚異的と言える)。
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元々は[[南極]]で[[インベーダー]]と戦っていたが、父親の実験でリムの二重人格が発生した事を知るとリムを連れて南極から飛び出し、[[リガ・ミリティア]]に身を寄せていた。この時期に[[ヒイロ・ユイ]]ら[[スペースコロニー|コロニー]]からのガンダムパイロットや[[シュワルツ]]らと知り合っており、ゲーム開始時には既に一定の信頼を得ている。また、長年インベーダーと戦い続けたこともあって機動兵器の操縦技術は[[ガムリン木崎|ガムリン]]から「ジョッシュほどのパイロットが~」と言われるほど熟練している(逆に言えば、特に訓練も受けていないのにジョッシュと同ステータスを誇るリムの方が驚異的と言える)。
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ゲーム開始時に[[クリフォード・ガイギャクス]]に呼び出されて[[南極]]に戻ってくるが、そこでフェリオが誤って[[ファブラ・フォレース]]を開けてしまう事故に遭遇する。その後、事態に流されるままに[[ブルー・スウェア]]所属のパイロットとなり戦いを続けていくが、その中で現れた[[ルイーナ]]はフェリオが[[ファブラ・フォレース]]を開けたせいで現れたのではないかと疑い、苦悩するようになる。
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ゲーム開始時に[[クリフォード・ガイギャクス]]に呼び出されて[[南極]]に戻ってくるが、そこでフェリオが誤って[[ファブラ・フォレース]]を開けてしまう事故に遭遇する。その後、事態に流されるままに[[ブルー・スウェア]]所属のパイロットとなり戦いを続けていくが、その中で現れた[[ルイーナ]]はフェリオがファブラ・フォレースを開けたせいで現れたのではないかと疑い、苦悩するようになる。
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そんな中、[[ルイーナ]]の[[メリオルエッセ]]の1人[[グラキエース]]の機体とジョッシュの機体のシステムの一つ[[シュンパティア]]が共鳴し、彼女と意識を共有するようになってしまう。彼女の意識を共有したジョッシュはなんとかして彼女を救おうとするが、その結果[[ルイーナ]]の基地の[[自爆]]に巻き込まれ、行方不明になってしまう。
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そんな中、ルイーナの[[メリオルエッセ]]の1人[[グラキエース]]の機体とジョッシュの機体のシステムの一つ[[シュンパティア]]が共鳴し、彼女と意識を共有するようになってしまう。彼女の意識を共有したジョッシュはなんとかして彼女を救おうとするが、その結果ルイーナの基地の[[自爆]]に巻き込まれ、行方不明になってしまう。
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が、[[ウェントス]]に助けられていたジョッシュと[[グラキエース]]は[[ブルー・スウェア]]に合流。[[グラキエース]]の処遇に一悶着あったが、何とか彼女を迎え入れる事に成功する。その後も戦い続ける内にジョッシュは[[ルイーナ]]の長[[ペルフェクティオ]]が父フェリオの身体を利用している事を知るが、ジョッシュはその事実を受け入れ、父親を解放するために戦う決意をする。また、感情を覚え、自らの居場所の喪失を恐れるようになった[[グラキエース]]を守る事こそが自らの戦う理由と見定める。
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が、[[ウェントス]]に助けられていたジョッシュとグラキエースはブルー・スウェアに合流。グラキエースの処遇に一悶着あったが、何とか彼女を迎え入れる事に成功する。その後も戦い続ける内にジョッシュはルイーナの長[[ペルフェクティオ]]が父フェリオの身体を利用している事を知るが、ジョッシュはその事実を受け入れ、父親を解放するために戦う決意をする。また、感情を覚え、自らの居場所の喪失を恐れるようになったグラキエースを守る事こそが自らの戦う理由と見定める。
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最終決戦で[[ペルフェクティオ]]を撃破したジョッシュは真っ白な大地に戻った[[南極]]で独り語る。子供の頃、父親に良いアイデアを出すと褒められるのが嬉しくて勉強した事、[[インベーダー]]から家族を守りたくてパイロットになった事を。そして、[[グラキエース]]の余命が僅か3年しかない事を知ったジョッシュは、それでも彼女と共に過ごす道を選び、静かに物語から姿を消す。
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最終決戦でペルフェクティオを撃破したジョッシュは真っ白な大地に戻った南極で独り語る。子供の頃、父親に良いアイデアを出すと褒められるのが嬉しくて勉強した事、インベーダーから家族を守りたくてパイロットになった事を。そして、グラキエースの余命が僅か3年しかない事を知ったジョッシュは、それでも彼女と共に過ごす道を選び、静かに物語から姿を消す。
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なお、以上は'''ジョッシュが主人公の状態で最初の分岐で遺跡から脱出し[[グラキエース]]を仲間にした時の展開'''。遺跡の内部へ進んだり[[グラキエース]]を仲間にしなかったり、リムが主人公だったりした場合は展開が変わる。
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なお、以上は'''ジョッシュが主人公の状態で最初の分岐で遺跡から脱出しグラキエースを仲間にした時の展開'''。遺跡の内部へ進んだりグラキエースを仲間にしなかったり、リムが主人公だったりした場合は展開が変わる。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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:物語自体が全体的暗めであり、それに合わせた主人公といえる。戦闘BGMは2種とも評価が高い。基本的にジョシュアとリムとの能力値に差はないが、能力が二人に引き継がれるということはないので、どちらかを機体特徴に合わせた育成を行いたい。
 
:物語自体が全体的暗めであり、それに合わせた主人公といえる。戦闘BGMは2種とも評価が高い。基本的にジョシュアとリムとの能力値に差はないが、能力が二人に引き継がれるということはないので、どちらかを機体特徴に合わせた育成を行いたい。
 
;[[第2次スーパーロボット大戦OG]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦OG]]
:[[エール・シュヴァリアー]]と共に参戦。フェリオの要望でテストパイロットを務めているという、元々熟練パイロットだったDとは異なる設定。また、[[南極事件]]や[[アインスト]]襲撃の影響で機体に乗らざるを得なかったとも本人が語っている。PV1では、リムやアリエイルの音声はなかったにも関わらず、ジョッシュの音声が発表されている等、扱いが良かった。設定的にはα主人公陣とは同い年だが、話の主軸でもある事情か主に絡みのあるキャラがヒューゴ、エクセレン、カイ、レフィーナ等自身より年長者が多いため、少し大人びている印象もある。Dと違って会話相手は前述の相手がほとんどで、自ら会話の輪の中に入っていくシーンは数えるほどもない。遂に実現(?)したキョウスケとの夢の対決も中断メッセージでのやりとりである。
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:[[エール・シュヴァリアー]]と共に参戦。フェリオの要望でテストパイロットを務めているという、元々熟練パイロットだった『D』とは異なる設定。また、[[南極事件]]や[[アインスト]]襲撃の影響で機体に乗らざるを得なかったとも本人が語っている。PV1では、リムやアリエイルの音声はなかったにも関わらず、ジョッシュの音声が発表されている等、扱いが良かった。設定的には『α』の主人公陣とは同い年だが、話の主軸でもある事情か主に絡みのあるキャラがヒューゴ、エクセレン、カイ、レフィーナ等自身より年長者が多いため、少し大人びている印象もある。『D』と違って会話相手は前述の相手がほとんどで、自ら会話の輪の中に入っていくシーンは数えるほどもない。遂に実現(?)したキョウスケとの夢の対決も中断メッセージでのやりとりである。
    
== パイロットステータス設定の傾向 ==
 
== パイロットステータス設定の傾向 ==
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=== 精神コマンド ===
 
=== 精神コマンド ===
 
;[[不屈]] [[加速]] [[熱血]] [[必中]] [[気合]] [[愛]]
 
;[[不屈]] [[加速]] [[熱血]] [[必中]] [[気合]] [[愛]]
:Dのスーパー系の場合はこちら。リムとは異なり「加速」を覚えるが「鉄壁」を覚えないため、耐久力に不安が残る。
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:『D』のスーパー系の場合はこちら。リムとは異なり「加速」を覚えるが「鉄壁」を覚えないため、耐久力に不安が残る。
 
;[[集中]] [[加速]] [[ひらめき]] [[熱血]] [[愛]] [[覚醒]]
 
;[[集中]] [[加速]] [[ひらめき]] [[熱血]] [[愛]] [[覚醒]]
:Dのリアル系の場合はこちら。リアル系パイロットのお手本のような精神が揃う。ただし「魂」は覚えないため、他のリアル系エースと比較するとやや火力に欠ける。
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:『D』のリアル系の場合はこちら。リアル系パイロットのお手本のような精神が揃う。ただし「魂」は覚えないため、他のリアル系エースと比較するとやや火力に欠ける。
    
=== 特殊技能 ===
 
=== 特殊技能 ===
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== パイロット[[BGM]] ==
 
== パイロット[[BGM]] ==
 
;「Desire」
 
;「Desire」
:通常戦闘時のBGM。曲名は第2次OGでつけられたものでまさかの「デザイア」(D最終話タイトル)に驚いたユーザーも多かったはず。第2次OGでは曲のループが変化している(Dではイントロの途中に戻ったが、第2次OGではイントロの最初まで戻る)ので人によっては違和感を感じるかもしれない。主に欲望という意味で知られている([[シャピロ・キーツ|欲望に果ててしまったとある裏切り者]]の[[デザイア|専用機]]を連想した人も多いのでは?)単語だが、願う、望む、希望などの意味もある。Dの終盤では「希望」が重要なテーマになるのでその意味での命名なのだろうが、[[グラキエース|ジョッシュ自身の願いの行きつく先]]を思うと皮肉な曲名と言えなくもない。
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:通常戦闘時のBGM。曲名は『第2次OG』でつけられたものでまさかの「デザイア」(『D』最終話タイトル)に驚いたユーザーも多かったはず。『第2次OG』では曲のループが変化している(『D』ではイントロの途中に戻ったが、『第2次OG』ではイントロの最初まで戻る)ので人によっては違和感を感じるかもしれない。主に欲望という意味で知られている([[シャピロ・キーツ|欲望に果ててしまったとある裏切り者]]の[[デザイア|専用機]]を連想した人も多いのでは?)単語だが、願う、望む、希望などの意味もある。『D』の終盤では「希望」が重要なテーマになるのでその意味での命名なのだろうが、[[グラキエース|ジョッシュ自身の願いの行きつく先]]を思うと皮肉な曲名と言えなくもない。
 
;「Drumfire」
 
;「Drumfire」
:必殺技使用時のBGMで「Desire」のアレンジ。「Desire」と同じく曲名は第2次OGでつけられた。意味は『集中砲火』。第2次OG版のクローアンカーバーストの演出を顧みると相応しいタイトルと言える。
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:必殺技使用時のBGMで「Desire」のアレンジ。「Desire」と同じく曲名は『第2次OG』でつけられた。意味は「集中砲火」。『第2次OG』版のクローアンカーバーストの演出を顧みると相応しいタイトルと言える。
:なお、彼のものに限らず第2次OGで追加されたD関連の曲名は全て「D」から始まる単語が使われている。
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:なお、彼のものに限らず『第2次OG』で追加された『D』関連の曲名は全て「D」から始まる単語が使われている。
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
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:敵。最期の瞬間、自分から[[グラキエース]]を奪ったジョッシュに対して憎悪を抱く。その際、彼は憎悪の感情と「死にたくない」という感情の意味を自身で理解する事ができなかったが、ジョッシュの言葉で、初めてそれらを理解する事になる。
 
:敵。最期の瞬間、自分から[[グラキエース]]を奪ったジョッシュに対して憎悪を抱く。その際、彼は憎悪の感情と「死にたくない」という感情の意味を自身で理解する事ができなかったが、ジョッシュの言葉で、初めてそれらを理解する事になる。
 
;[[キョウスケ・ナンブ]]
 
;[[キョウスケ・ナンブ]]
:対極の決め台詞を持つ人物。とは言え、どちらも突撃型の思考である事は変わらない。第2次OGで共演、中断メッセージにてついに夢の対決がかなった。本編ではあまり絡みはない。
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:対極の決め台詞を持つ人物。とは言え、どちらも突撃型の思考である事は変わらない。『第2次OG』で共演、中断メッセージにてついに夢の対決がかなった。本編ではあまり絡みはない。
 
;[[エクセレン・ブロウニング]]
 
;[[エクセレン・ブロウニング]]
 
:キョウスケと似たものを感じたのか、何かと気にかけ、助言を行う。また、「ジョッシー」というあだ名をつけている。
 
:キョウスケと似たものを感じたのか、何かと気にかけ、助言を行う。また、「ジョッシー」というあだ名をつけている。
 
;[[ヒューゴ・メディオ]]
 
;[[ヒューゴ・メディオ]]
:第2次OGでは同時期に教導隊預かりとなる。Dに登場するキャラ以外では最も絡みが多い。ルイーナの出現に悩むジョッシュを励ますなど、戦友であり兄貴分といった関係。
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:『第2次OG』では同時期に教導隊預かりとなる。『D』に登場するキャラ以外では最も絡みが多い。ルイーナの出現に悩むジョッシュを励ますなど、戦友であり兄貴分といった関係。
 
;[[アルテウル・シュタインベック]]([[ユーゼス・ゴッツォ]])
 
;[[アルテウル・シュタインベック]]([[ユーゼス・ゴッツォ]])
:第2次OGではフェリオを自身の目的を果たす為に利用していた黒幕であり、ジョッシュにとっても浅からぬ因縁の相手と言える。
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:『第2次OG』ではフェリオを自身の目的を果たす為に利用していた黒幕であり、ジョッシュにとっても浅からぬ因縁の相手と言える。
    
== 版権作品との人間関係 ==
 
== 版権作品との人間関係 ==
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:[[リガ・ミリティア]]に所属していた頃からの戦友。タメ口で会話するほど親しい間柄である。ジョッシュの妹であるリムの事も気にかけている。
 
:[[リガ・ミリティア]]に所属していた頃からの戦友。タメ口で会話するほど親しい間柄である。ジョッシュの妹であるリムの事も気にかけている。
 
;[[敷島博士 (ゲッターロボ)|敷島博士]]
 
;[[敷島博士 (ゲッターロボ)|敷島博士]]
:EDにて、彼から衝撃的な宣告を告げられる事に…。
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:EDにて、彼から衝撃的な事実を告げられる事に…。
    
==== その他のスーパー系 ====
 
==== その他のスーパー系 ====
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:[[回避]]台詞。[[富野作品]]に近い雰囲気の台詞である。
 
:[[回避]]台詞。[[富野作品]]に近い雰囲気の台詞である。
 
;「くっ、かわせた…敵は!?」
 
;「くっ、かわせた…敵は!?」
:回避台詞。<br />別にただの回避台詞なのだが、ジョッシュはイベントで事あるごとに「くっ」と呻く(「くっ、こいつ…ッ!」「くっ、グラキエース!」等)。口癖なのかもしれない。
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:回避台詞。ジョッシュは事あるごとに「くっ」と呻く(「くっ、こいつ…ッ!」「くっ、グラキエース!」等)。口癖なのかもしれない。
 
;「親父…いま解放してやる。奪われたあんたの体、オレが消してやる!」
 
;「親父…いま解放してやる。奪われたあんたの体、オレが消してやる!」
:[[ペルフェクティオ]]と戦闘したときの台詞。[[ペルフェクティオ]]に憑依された父がもう既に助からない身であることを理解していた。[[OG2nd]]で声付きで入る為勘違いされがちだが、初登場の[[D]]でもペルフェクティオ戦でこの台詞が出る。
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:[[ペルフェクティオ]]と戦闘したときの台詞。[[ペルフェクティオ]]に憑依された父がもう既に助からない身であることを理解していた。『第2次OG』で声付きで入る為勘違いされがちだが、初登場の『D』でもペルフェクティオ戦でこの台詞が出る。
 
;「…祈っていた。そう…信じたことのない、神に祈っていた」
 
;「…祈っていた。そう…信じたことのない、神に祈っていた」
 
:「デザイア」にて。
 
:「デザイア」にて。
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:「デザイア」にて。<br />上記の発言の後、ラキに「神とはなんだ」と訊ねられて。
 
:「デザイア」にて。<br />上記の発言の後、ラキに「神とはなんだ」と訊ねられて。
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=== スパロボD ===
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=== D ===
 
;「ゲッター線の亡者め・・・これ以上汚染などさせない!」
 
;「ゲッター線の亡者め・・・これ以上汚染などさせない!」
 
:[[早乙女博士 (OVA)|早乙女]]との特殊戦闘台詞。オリジナルキャラから版権キャラへの特殊台詞は今でこそ珍しくないが、当時としては珍しい物だった。
 
:[[早乙女博士 (OVA)|早乙女]]との特殊戦闘台詞。オリジナルキャラから版権キャラへの特殊台詞は今でこそ珍しくないが、当時としては珍しい物だった。
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:上記の場面の後の台詞。前者はあまりにも混沌とした地球圏の状況について混乱し、「自分は[[ニュータイプ]]([[強化人間]])だから他の人間とは違う」という自らの自信・自負が揺らぐギュネイの心情を察しての台詞で、後者は尚も「…俺はニュータイプだ」と強がるギュネイに対しての一言。ニュータイプや強化人間の真理を突いた一言でもあり、同時にジョッシュがギュネイを「ニュータイプ」や「強化人間」といった括りではなく、一人の「人間」として、そして「友人」として認識していることを改めてはっきりと感じられる台詞であり、ジョッシュがいかに「出来た人間」であるかを感じさせる。上記の場面と併せて、ギュネイの心が救われた瞬間である。
 
:上記の場面の後の台詞。前者はあまりにも混沌とした地球圏の状況について混乱し、「自分は[[ニュータイプ]]([[強化人間]])だから他の人間とは違う」という自らの自信・自負が揺らぐギュネイの心情を察しての台詞で、後者は尚も「…俺はニュータイプだ」と強がるギュネイに対しての一言。ニュータイプや強化人間の真理を突いた一言でもあり、同時にジョッシュがギュネイを「ニュータイプ」や「強化人間」といった括りではなく、一人の「人間」として、そして「友人」として認識していることを改めてはっきりと感じられる台詞であり、ジョッシュがいかに「出来た人間」であるかを感じさせる。上記の場面と併せて、ギュネイの心が救われた瞬間である。
 
;「そんなにオレやウッソたちが信用できないのか?戦いにのめりこんでない人間は、頼りにならないのか?自分たちだけで戦っているような面しやがって!」
 
;「そんなにオレやウッソたちが信用できないのか?戦いにのめりこんでない人間は、頼りにならないのか?自分たちだけで戦っているような面しやがって!」
:[[D]]の「憎しみは激闘の中」にて。兜博士の仇相手に独断専行した自称“[[戦闘のプロ]]”である鉄也(独断専行は甲児もそうだが、これ以前に鉄也とジョッシュはウッソら「戦いにのめりこんでいない人間」の戦いに対する覚悟に関して言い争っている)に対して。ジョッシュが仲間に怒る数少ないシーン。
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:「憎しみは激闘の中」にて。兜博士の仇相手に独断専行した自称“[[戦闘のプロ]]”である鉄也(独断専行は甲児もそうだが、これ以前に鉄也とジョッシュはウッソら「戦いにのめりこんでいない人間」の戦いに対する覚悟に関して言い争っている)に対して。ジョッシュが仲間に怒る数少ないシーン。
 
;「お、おいボス、それはまずい…」
 
;「お、おいボス、それはまずい…」
 
:オリファーとマーベットとの結婚式にてブーケをついつい受け取ったボスに注意を促して。だが、時すでに遅く……。
 
:オリファーとマーベットとの結婚式にてブーケをついつい受け取ったボスに注意を促して。だが、時すでに遅く……。
 
;(くっ、やはり間違いない。オレの…オレの中にいるのは、あいつだ。この死と破壊を求める衝動は、あいつの…)
 
;(くっ、やはり間違いない。オレの…オレの中にいるのは、あいつだ。この死と破壊を求める衝動は、あいつの…)
:[[D]]、「生と死の呪縛」にて。あいつとはグラキエースの事。さらっと流されているが、ラキと同調してしまった結果、'''ジョッシュに死と破壊を求める衝動が生じていた'''というとんでもない事が明かされている。<br />この時点でラキとの初接触から10話近く経過しているが、それをおくびにも出さずに戦い続けていたとは…
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:「生と死の呪縛」にて。あいつとはグラキエースの事。さらっと流されているが、ラキと同調してしまった結果、'''ジョッシュに死と破壊を求める衝動が生じていた'''というとんでもない事が明かされている。<br />この時点でラキとの初接触から10話近く経過しているが、それをおくびにも出さずに戦い続けていたとは…
 
;「くぅっ…すべてを、破滅…負の波動を、我らルイーナの力と…」<br />「オ、オレは…オレはお前じゃない!これは、オレの意識じゃない!退けッ!」
 
;「くぅっ…すべてを、破滅…負の波動を、我らルイーナの力と…」<br />「オ、オレは…オレはお前じゃない!これは、オレの意識じゃない!退けッ!」
 
:同話におけるラキ説得時の台詞。同調が強すぎてラキの意識に引きずり込まれており、一時的に言動がメリオルエッセのそれになってしまっている。
 
:同話におけるラキ説得時の台詞。同調が強すぎてラキの意識に引きずり込まれており、一時的に言動がメリオルエッセのそれになってしまっている。
 
;「敵のお前に、こんなことは頼みたくないが、しかたがない。オレの相棒の心臓、お前にくれてやる。そのかわり…リムを頼む。オレの大事な妹だ。守ってやってくれ」
 
;「敵のお前に、こんなことは頼みたくないが、しかたがない。オレの相棒の心臓、お前にくれてやる。そのかわり…リムを頼む。オレの大事な妹だ。守ってやってくれ」
:[[D]]、「誇り高き反逆者」にて。<br />リム編で[[ウェントス]]に愛機の[[シュンパティア]]を託す際の台詞。
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:「誇り高き反逆者」にて。<br />リム編で[[ウェントス]]に愛機の[[シュンパティア]]を託す際の台詞。
 
;「何かを、しなくちゃいけないんだ。お、親父が原因で、始まったことなら…オレは…」
 
;「何かを、しなくちゃいけないんだ。お、親父が原因で、始まったことなら…オレは…」
:[[D]]、「響き合う魂の行方」:[[グラキエース]]を救出する際に。ジョッシュが父親の事で罪の意識を持っている事を思わせる一幕。
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:「響き合う魂の行方」:[[グラキエース]]を救出する際に。ジョッシュが父親の事で罪の意識を持っている事を思わせる一幕。
 
;「人間は、死ぬのが怖い。誰だって、死にたくないんだ。お前にも…いつかわかる」
 
;「人間は、死ぬのが怖い。誰だって、死にたくないんだ。お前にも…いつかわかる」
:[[D]]、「戦場の父、戦場の子」
+
:「戦場の父、戦場の子」
 
:[[グラキエース]]に「ルイーナと戦わないといけないなら何故宇宙へ行くのか」と言われて、他勢力による目の前の危険を排除しなくてはいけないと答え、最後に根本的な理由としてこの台詞を言う。この時点では、ラキは「わたしの命は偽りにすぎない」と返されるが…。
 
:[[グラキエース]]に「ルイーナと戦わないといけないなら何故宇宙へ行くのか」と言われて、他勢力による目の前の危険を排除しなくてはいけないと答え、最後に根本的な理由としてこの台詞を言う。この時点では、ラキは「わたしの命は偽りにすぎない」と返されるが…。
 
;「怖いよ……戦うのはいつだって。前にもいった。誰だって、死にたくはないんだ。だけど……やらないわけには、いかないから」
 
;「怖いよ……戦うのはいつだって。前にもいった。誰だって、死にたくはないんだ。だけど……やらないわけには、いかないから」
:[[D]]、最終話「デザイア」にて。<br />自らの死を恐れるようになった[[グラキエース]]に、「お前も怖いのか」と言われて。
+
:最終話「デザイア」にて。<br />自らの死を恐れるようになったグラキエースに、「お前も怖いのか」と言われて。
 
;「オレが……作る。君の……」
 
;「オレが……作る。君の……」
:[[D]]、最終話「デザイア」にて。<br />最終決戦直前、戦いが終われば居場所が失くなる事を恐れる[[グラキエース]]に対して。良い感じになっている場面だが、この直後にギュネイが現れて話は中断となる。
+
:最終話「デザイア」にて。<br />最終決戦直前、戦いが終われば居場所が失くなる事を恐れるグラキエースに対して。良い感じになっている場面だが、この直後にギュネイが現れて話は中断となる。
 
;「ガキの頃はさ、親父たちに混ざって研究の手伝いもしてた」<br />「オレが、いいアイデアを出すと、親父は、ほめてくれた」<br />「それがうれしくて、勉強したよ」<br />「ここでインベーダーと戦うようになったのだって、最初は親父たちのためだったんだ…」
 
;「ガキの頃はさ、親父たちに混ざって研究の手伝いもしてた」<br />「オレが、いいアイデアを出すと、親父は、ほめてくれた」<br />「それがうれしくて、勉強したよ」<br />「ここでインベーダーと戦うようになったのだって、最初は親父たちのためだったんだ…」
 
:エンディングにて。<br />雪に埋もれた遺跡を見て、昔を回想しての台詞。父親に対して否定的な言動を繰り返していたジョッシュが、初めて本音を吐露した瞬間。
 
:エンディングにて。<br />雪に埋もれた遺跡を見て、昔を回想しての台詞。父親に対して否定的な言動を繰り返していたジョッシュが、初めて本音を吐露した瞬間。
 
<!-- この台詞はどちらのルートでも共通。 -->
 
<!-- この台詞はどちらのルートでも共通。 -->
 
;「オレは…君につきあうよ。ずっと」
 
;「オレは…君につきあうよ。ずっと」
:[[D]]、ネオジオンルートエンディングにて。<br />最終決戦後、余命が3年しか残されていない[[グラキエース]]と共に[[宇宙]]へと旅立った時に。ラキの余命を知ってなお、「ずっと」側にいると言い切るジョッシュの胸の内は察するに余りあるものがある。この台詞と共にジョッシュの出番は終わる。
+
:ネオジオンルートエンディングにて。<br />最終決戦後、余命が3年しか残されていないグラキエースと共に[[宇宙]]へと旅立った時に。ラキの余命を知ってなお、「ずっと」側にいると言い切るジョッシュの胸の内は察するに余りあるものがある。この台詞と共にジョッシュの出番は終わる。
    
=== 第2次OG ===
 
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