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12 バイト除去 、 2014年3月19日 (水) 16:49
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『[[魔装機神シリーズ]]』に登場する[[マサキ・アンドー]]の[[ライバル]]にして敵役。漢字名は'''白河愁'''。本名は'''クリストフ・グラン・マクソード'''。地底世界[[ラ・ギアス]]の主要国家[[神聖ラングラン王国]]の大公カイオンの家に生まれた大公子。母である白河美咲は地球出身の日本人で、「白河愁」という日本人名は母から贈られたプライベートネーム(私式名称)。王位継承者の一人だったが、幼少期(10歳頃)に起きたある事件がもとで破壊神[[サーヴァ・ヴォルクルス]]と契約。その信徒となってしまった。破壊神の下僕となることはラ・ギアスでは大罪行為であり、事実が知れ渡ってからは「背教者クリストフ」と呼ばれ恐れられている。その能力の高さからヴォルクルスには強い執着を持たれており、「死後復活」で契約という名の呪縛から解放されたいまもなお付け狙われている。<br />
 
『[[魔装機神シリーズ]]』に登場する[[マサキ・アンドー]]の[[ライバル]]にして敵役。漢字名は'''白河愁'''。本名は'''クリストフ・グラン・マクソード'''。地底世界[[ラ・ギアス]]の主要国家[[神聖ラングラン王国]]の大公カイオンの家に生まれた大公子。母である白河美咲は地球出身の日本人で、「白河愁」という日本人名は母から贈られたプライベートネーム(私式名称)。王位継承者の一人だったが、幼少期(10歳頃)に起きたある事件がもとで破壊神[[サーヴァ・ヴォルクルス]]と契約。その信徒となってしまった。破壊神の下僕となることはラ・ギアスでは大罪行為であり、事実が知れ渡ってからは「背教者クリストフ」と呼ばれ恐れられている。その能力の高さからヴォルクルスには強い執着を持たれており、「死後復活」で契約という名の呪縛から解放されたいまもなお付け狙われている。<br />
 
初登場した『第2次スーパーロボット大戦』では「武装機甲士グランゾン」という架空のアニメ作品からの参戦という設定になっていた。そのタイトルどおりに彼の人格は白衣をまとった貴公子然としたキャラクター。本来の性格は穏やかだというが、洗脳が解けても丁寧な口調の自信家としての一面は抜けてないので、あまりそうは見えない。その口調は慇懃無礼で、尊大かつ不遜。「自分の自由」を最大の関心時と発言してはばからないため、一見他者全てを見下しているような印象を受けるが、真に実力を認めた者、例えば[[ビアン・ゾルダーク]]や[[ゼオルート・ザン・ゼノサキス]]等に対しては心からの敬意を示すこともある。また、マサキほど極端ではないが感情が表に出るタイプであり、基本的な態度は変わらないものの、口調や表情がわかりやすく変化している。<br />
 
初登場した『第2次スーパーロボット大戦』では「武装機甲士グランゾン」という架空のアニメ作品からの参戦という設定になっていた。そのタイトルどおりに彼の人格は白衣をまとった貴公子然としたキャラクター。本来の性格は穏やかだというが、洗脳が解けても丁寧な口調の自信家としての一面は抜けてないので、あまりそうは見えない。その口調は慇懃無礼で、尊大かつ不遜。「自分の自由」を最大の関心時と発言してはばからないため、一見他者全てを見下しているような印象を受けるが、真に実力を認めた者、例えば[[ビアン・ゾルダーク]]や[[ゼオルート・ザン・ゼノサキス]]等に対しては心からの敬意を示すこともある。また、マサキほど極端ではないが感情が表に出るタイプであり、基本的な態度は変わらないものの、口調や表情がわかりやすく変化している。<br />
若くして10に及ぶ博士号を持つ天才科学者で、地上では科学を、[[ラ・ギアス]]では練金学を極めた。[[魔装機神]]と互角の力を持つ高性能ロボット・[[グランゾン]]の基本設計および、OS・特殊装備の開発を行い、自らパイロットも兼ねている。文弱の徒ではなく武芸にも精通しており、得手は剣(流派はラ・ギアスの[[神祇無窮流]])。魔法(魔術)の行使も一流で、『[[ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス|ヒーロー戦記]]』では、催眠術により[[マ・クベ]]の精神を犯酩酊状態(廃人)に追いやったことがある。
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若くして10に及ぶ博士号を持つ天才科学者で、地上では科学を、[[ラ・ギアス]]では練金学を極めた。[[魔装機神]]と互角の力を持つ高性能ロボット・[[グランゾン]]の基本設計および、OS・特殊装備の開発を行い、自らパイロットも兼ねている。文弱の徒ではなく武芸にも精通しており、得手は剣(流派はラ・ギアスの[[神祇無窮流]])。魔法(魔術)の行使も一流で、『[[ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス|ヒーロー戦記]]』では、催眠術により[[マ・クベ]]の精神を半酩酊状態(廃人)に追いやったことがある。
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服装に関して強いこだわりを持っており、「[[南極事件]]」では極寒の[[南極]]に'''いつもの格好のまま'''降り立った(DWアニメーションで手渡された防寒服の受取を拒否する描写あり)ほか、常夏の気候下にある孤島の海岸にも、ただ一人水着ではなく'''いつもの格好'''で姿を現した(LOE第二章「再会、シュウ」のイベントカット。これは自分の胸にある傷痕を隠すためという予測が存在する)。
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服装に関して妙なこだわりを持っており、「[[南極事件]]」では極寒の[[南極]]に'''いつもの格好のまま'''降り立った(DWアニメーションで手渡された防寒服の受取を拒否する描写あり)ほか、常夏の気候下にある孤島の海岸にも、ただ一人水着ではなく'''いつもの格好'''で姿を現した(LOE第二章「再会、シュウ」のイベントカット。これは自分の胸にある傷痕を隠すためという予測がたつ)。
    
自分が自由であることを他の全て(世界の運命含む)より優先させ、それを阻む者や己を利用しようとする者は容赦無く排除する。が、その割には他人はいくらでも利用しようとする自己中心型である。もっとも、この傾向はヴォルクルスの影響下にあった時期のもので、蘇生の影響で支配から逃れてからは鳴りを潜めている。事実、『EX』及び『OGDP』ではヴォルクルスに操られる危険性のあるサフィーネを戦いから遠ざけようとしたり(これはシュウが自分のためにヴォルクルスの分身と戦ってくれた彼女を「部下」ではなく「仲間」と認めたことからの行動だったようで、彼女は「もしヴォルクルスの分身との戦いを拒否していれば自分もルオゾールのように生贄にされていた」と思っていた)、[[旧シリーズ]]では[[テイニクェット・ゼゼーナン|ゼゼーナン]]打倒という目的の一致から協力を申し込んできたり、[[魔装機神シリーズ]]ではたまたま遭遇したマサキ達に協力を要請したりする(この時のシュウはヴォルクルスと融合したルオゾール相手に'''[[ネオ・グランゾン]]を解放してなお苦戦していた'''ので、利用したと受け取れないこともないが、逆にネオ・グランゾンを解放しても苦戦する相手なのでマサキ達を利用せざるを得なかったともいえる)。母の生まれ故郷である地球(日本)にも思うところがあるらしく、地球防衛に無関心ではない。本当に危急の事態が起こった場合は、姿を見せなくとも裏で何らかの活動を行っていることが多く、自身の自由を度外視している。
 
自分が自由であることを他の全て(世界の運命含む)より優先させ、それを阻む者や己を利用しようとする者は容赦無く排除する。が、その割には他人はいくらでも利用しようとする自己中心型である。もっとも、この傾向はヴォルクルスの影響下にあった時期のもので、蘇生の影響で支配から逃れてからは鳴りを潜めている。事実、『EX』及び『OGDP』ではヴォルクルスに操られる危険性のあるサフィーネを戦いから遠ざけようとしたり(これはシュウが自分のためにヴォルクルスの分身と戦ってくれた彼女を「部下」ではなく「仲間」と認めたことからの行動だったようで、彼女は「もしヴォルクルスの分身との戦いを拒否していれば自分もルオゾールのように生贄にされていた」と思っていた)、[[旧シリーズ]]では[[テイニクェット・ゼゼーナン|ゼゼーナン]]打倒という目的の一致から協力を申し込んできたり、[[魔装機神シリーズ]]ではたまたま遭遇したマサキ達に協力を要請したりする(この時のシュウはヴォルクルスと融合したルオゾール相手に'''[[ネオ・グランゾン]]を解放してなお苦戦していた'''ので、利用したと受け取れないこともないが、逆にネオ・グランゾンを解放しても苦戦する相手なのでマサキ達を利用せざるを得なかったともいえる)。母の生まれ故郷である地球(日本)にも思うところがあるらしく、地球防衛に無関心ではない。本当に危急の事態が起こった場合は、姿を見せなくとも裏で何らかの活動を行っていることが多く、自身の自由を度外視している。
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ヴォルクルスを否定こそしているが、無神論者ではなく、あくまで本人が信仰の対称と定めるは「精霊」(ラ・ギアスに存在する八百万の神々)。仲間意識も非常に強く、一度仲間として認めた者は決して見捨てることがなく、特に現在も行動を共にしている[[サフィーネ・グレイス|サフィーネ]]、[[モニカ・グラニア・ビルセイア|モニカ]]、[[テリウス・グラン・ビルセイア|テリウス]]の3名については「家族」と認識している。さらに自分と仲間とは(例えその仲間が「自分はシュウの部下または従僕である」と認識している場合でも)対等な関係であると主張している。その一方で恋愛観については全く不明である。サフィーネとモニカからは強い思慕の念を寄せられているが、そんな彼女らに対して仲間としては大事にしているが、恋愛感情については(少なくとも表向きには)一切表していない。そのためか、「マサキに対して同性愛的感情を抱いている」「プレシアに対してロリコン的感情を抱いている」等の誤解を抱かれることもある。
 
ヴォルクルスを否定こそしているが、無神論者ではなく、あくまで本人が信仰の対称と定めるは「精霊」(ラ・ギアスに存在する八百万の神々)。仲間意識も非常に強く、一度仲間として認めた者は決して見捨てることがなく、特に現在も行動を共にしている[[サフィーネ・グレイス|サフィーネ]]、[[モニカ・グラニア・ビルセイア|モニカ]]、[[テリウス・グラン・ビルセイア|テリウス]]の3名については「家族」と認識している。さらに自分と仲間とは(例えその仲間が「自分はシュウの部下または従僕である」と認識している場合でも)対等な関係であると主張している。その一方で恋愛観については全く不明である。サフィーネとモニカからは強い思慕の念を寄せられているが、そんな彼女らに対して仲間としては大事にしているが、恋愛感情については(少なくとも表向きには)一切表していない。そのためか、「マサキに対して同性愛的感情を抱いている」「プレシアに対してロリコン的感情を抱いている」等の誤解を抱かれることもある。
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ちなみに、「約束を破ったことはない」「嘘はつかない」と常日頃から公言している。その性格から白々しい台詞と捉えられることもあるが、その能力からして虚言を弄す必要がないため、実際にその通りである。「シュウの章」で彼に加担したクワトロやジェリドはそれで納得しており、「第4次大戦」時ではマサキもそれを認めている。ただし「言うべきことを言わない」ケースは往々にして存在し、そのことが無用の混乱を招くことがある。
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ちなみに、「約束を破ったことはない」「嘘はつかない」と常日頃から公言する。その性格から白々しい台詞と捉えられることもあるが、その能力からして虚言を弄す必要がないため、実際にその通りである。「シュウの章」で彼に加担したクワトロやジェリドはそれで納得しており、「第4次大戦」時ではマサキもそれを認めている。ただし「言うべきことを言わない」ケースは往々にして存在し、そのことが無用の混乱を招くことがある。
    
プレイヤーの多くにはラスボス・隠しボスとして認識されており、味方に編入されても活躍することは稀。一度も敵対することなく正式に仲間に加わる作品は非常に少ない。(『F完結編』PS版『α』『第2次OG』)。
 
プレイヤーの多くにはラスボス・隠しボスとして認識されており、味方に編入されても活躍することは稀。一度も敵対することなく正式に仲間に加わる作品は非常に少ない。(『F完結編』PS版『α』『第2次OG』)。
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