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| == EVA弐号機(EVA-02 Production Type) == | | == EVA弐号機(EVA-02 Production Type) == |
− | | + | *登場作品:[[新世紀エヴァンゲリオン]]([[新世紀エヴァンゲリオン 劇場版|劇場版]]) |
− | *登場作品: | |
− | **[[新世紀エヴァンゲリオン]]([[新世紀エヴァンゲリオン 劇場版|劇場版]])
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| **[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版]] | | **[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版]] |
| *分類:汎用人型決戦兵器([[エヴァンゲリオン]]) | | *分類:汎用人型決戦兵器([[エヴァンゲリオン]]) |
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| *全高:40~200 m | | *全高:40~200 m |
| *重量:不定 | | *重量:不定 |
− | *動力:電力供給([[アンビリカルケーブル]])⇒[[S2機関]]([[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]のみ) | + | *動力:電力供給([[アンビリカルケーブル]]) |
| *装甲:12000枚の特殊装甲 | | *装甲:12000枚の特殊装甲 |
− | *開発者:[[赤木リツコ]]博士 | + | *開発者:[[赤木リツコ]] |
− | *製作元:ドイツ[[ネルフ]]第4支部
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| *所属:[[ネルフ]] | | *所属:[[ネルフ]] |
| *主なパイロット | | *主なパイロット |
− | **【旧約版】[[惣流・アスカ・ラングレー]](セカンドチルドレン)、[[渚カヲル]](フィフスチルドレン) | + | **旧世紀版:[[惣流・アスカ・ラングレー]](セカンドチルドレン)、[[渚カヲル]](フィフスチルドレン) |
− | **【新約版】[[式波・アスカ・ラングレー]]、[[真希波・マリ・イラストリアス]] | + | **新劇場版:[[式波・アスカ・ラングレー]]、[[真希波・マリ・イラストリアス]] |
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| + | 汎用人型決戦兵器人造人間・[[エヴァンゲリオン]]のひとつ。試作機[[EVA零号機]]、実験機[[EVA初号機]]を経て、先行量産機として製造されたプロダクションタイプ(量産型)のうち最初に完成した機体。セカンドチルドレンとして選ばれた[[惣流・アスカ・ラングレー]]が主なパイロット。 |
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− | === 機体概要 ===
| + | 頭部には4つの目を持ち、普段はそれぞれレンズ状のカバーに覆われているがフルパワー時などには展開。初号機や[[EVA3号機]]のものに酷似した目が露になる。初号機が[[第2使徒リリス]]のコピーであったのに対し、本機は[[第1使徒アダム]]のコピーである。機体色はレッド、認識コードはEVA-02。基本設計と部品の製造は[[日本]]で行われ(このため大字の「弐」を用いる)、最終組み立てと起動実験はドイツ[[ネルフ]]第4支部で行われた。 |
− | 『[[新世紀エヴァンゲリオン]]』に登場する、汎用人型決戦兵器人造人間・[[エヴァンゲリオン]]のひとつ。試作機[[EVA零号機]]、実験機[[EVA初号機]]を経て、先行量産機として製造されたプロダクションタイプ(量産型)のうち最初に完成した機体。<br />
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− | [[EVA初号機]]が[[第2使徒リリス]]のコピーだったが、本機は[[第1使徒アダム]]のコピーである。機体色はレッド、認識コードはEVA-02。基本設計と部品の製造は[[日本]]で行われ(この為和式の弐を用いる)、最終組み立てと起動実験はドイツで行われた。<br />
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− | 頭部には4つの目を持ち、普段はそれぞれレンズ状のカバーに覆われているがフルパワー時などには展開。初号機や3号機のものに酷似した目が露になる。
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− | コアには、[[惣流・アスカ・ラングレー|アスカ]]の母親である惣流・キョウコ・ツェッペリンの魂の一部が取り込まれている(この事によって彼女は精神に変調をきたし、アスカが幼い頃に自殺してしまった)。暴走しなかったり、アスカが[[碇シンジ|シンジ]]よりシンクロ率が低かったりするのは、上記の理由で魂が不完全なためと思われる。その性質上、アスカの専用機だが、上記の通りアダムのコピーのため、アダムの魂を持つ[[渚カヲル]]も動かすことができる。漫画版ではTV版と違い、カヲルが搭乗し第16使徒との戦闘を行っており、その際に2枚刃のチェーンソーであるデュアル・ソーを武器として使用した。
| + | コアにはアスカの母親である惣流・キョウコ・ツェッペリンの魂の一部が取り込まれている(この事によって彼女は精神に変調をきたし、アスカが幼い頃に自殺してしまった)。暴走しなかったり、アスカが[[碇シンジ]]より[[シンクロ率]]が低かったりするのは、こういった理由で魂が不完全なためと思われる。その性質上、アスカの専用機だが、上記の通りアダムのコピーのため、アダムの魂を持つ[[渚カヲル]]も動かすことができる。漫画版ではTV版と違い、カヲルが搭乗し[[第16使徒アルミサエル]]との戦闘を行っており、その際に2枚刃のチェーンソーであるデュアル・ソーを武器として使用した。 |
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− | 原作中では、序盤から中盤にかけて目覚しい活躍を見せたが、アスカがプライドを失っていくのと同期する形で戦果が挙げられなくなり、第16使徒戦後はアスカがパイロットを外され、[[渚カヲル]]がパイロットとなった。しかし、カヲルが[[渚カヲル|第17使徒タブリス]]であり、セントラルドグマ内に侵入した為、[[碇シンジ]]の駆る[[EVA初号機]]がこれを追って弐号機と対決、機体を沈黙させた後、カヲルを潰した。
| + | 作中では、序盤から中盤にかけて目覚しい活躍を見せたが、アスカがプライドを失っていくのと同期する形で戦果が挙げられなくなり、[[第16使徒アルミサエル]]戦後はパイロットの席を外され、[[渚カヲル]]がパイロットとなった。しかしカヲルが[[使徒]]としての使命を果たすため、弐号機を引き連れセントラルドグマ内に侵入、[[碇シンジ]]の駆る[[EVA初号機]]がこれを追って弐号機と対決、機体を沈黙させた後、カヲルを潰した。 |
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− | カヲルの死後、パイロットのいない弐号機はそのままケージ内に安置されていたが、戦略自衛隊が[[ネルフ]]を襲撃した時、[[葛城ミサト]]の「EVAの中に避難するのが最も安全で最適」という判断により、アスカの投薬処置は中断し、弐号機に搭乗させてジオフロントの湖の底に配置した。<br />その際、アスカが弐号機のコアに自分の母親の魂がある事に気付いて復活。A.T.フィールドを武器として利用する事で戦略自衛隊を殲滅し、9体の[[EVA量産機]]を3分30秒でほぼすべて大破させた。<br />しかし、そのうちの一機が放った[[ロンギヌスの槍]]がA.T.フィールドを突き破って頭部に突き刺さると同時に電源が切れてしまい、最後は身動きできなくなった所を再起動した9機の量産機により無残に喰い尽くされた。 | + | カヲルの死後、パイロットのいない弐号機はそのままケージ内に安置されていたが、戦略自衛隊が[[ネルフ]]を襲撃した時、[[葛城ミサト]]の「EVAの中に避難するのが最も安全で最適」という判断により、アスカの投薬処置を中断、弐号機に搭乗させてジオフロントの湖の底に配置した。その際、アスカが弐号機のコアに自分の母親の魂がある事に気付いて復活。[[A.T.フィールド]]を武器として利用する事で戦略自衛隊を殲滅し、9体の[[EVA量産機]]を3分30秒でほぼすべて大破させた。しかし、そのうちの一機が放った[[ロンギヌスの槍]]がA.T.フィールドを突き破って頭部に突き刺さると同時に内部電源が切れてしまい、最後は身動きできなくなった所を再起動した9機の量産機により無残に喰い尽くされた。 |
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| 漫画版では、危機に陥る寸前の際にシンジの乗る初号機に助けられた為、頭部にロンギヌスの槍が突き刺さる事も無く、アンチ・A.T.フィールドの衝撃波に巻き込まれるだけで済んだ。 | | 漫画版では、危機に陥る寸前の際にシンジの乗る初号機に助けられた為、頭部にロンギヌスの槍が突き刺さる事も無く、アンチ・A.T.フィールドの衝撃波に巻き込まれるだけで済んだ。 |
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| === 新劇場版 === | | === 新劇場版 === |
− | 正式名称「汎用ヒト型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン 正規実用型 2号機(先行量産機)」。<br /> | + | 正式名称「汎用ヒト型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン正規実用型2号機(先行量産機)」。旧世紀版とは開発経緯が異なる為か「'''EVA2号機'''」と表記されていた。他のEVA同様に機体の一部のカラーリング・形状が変更され、腹部装甲などが白色に、前頭部に突起物が追加された。 |
− | 新劇場版では開発経緯が異なる為か「'''EVA2号機'''」と表記されていた。他のEVA同様にカラーリングが変更され、腹部装甲などが白色となった。また、頭部形状が変更されており、前頭部に突起物が追加された。<br />
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− | 当初、旧世紀版同様に[[式波・アスカ・ラングレー|アスカ]]が搭乗する。本作のアスカが、ユーロ空軍のエースであったという設定の為か、『破』の序盤で「空中挺進専用S型装備」による華麗な空中戦を披露している。途中、バチカン条約により本機は凍結される。アスカ負傷後は[[真希波・マリ・イラストリアス]]が搭乗し、裏コード「ザ・ビースト」により「獣化第2形態」を発動する。この「獣化第2形態」になると、制御部らしきものが解放され、口部が大きく開く等異形の形態となる。その様はジェットアローンの暴走時と旧劇場版の量産機の頭部を思わせている。『Q』では改修を受けた姿で登場し宇宙空間での戦闘も披露していた。
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− | === スパロボシリーズにおいて ===
| + | 旧世紀版同様にアスカ([[式波・アスカ・ラングレー]])が搭乗する。本作のアスカがユーロ空軍のエースであったという設定の為か、『破』の序盤で「空中挺進専用S型装備」による華麗な空中戦を披露している。途中、バチカン条約により本機は凍結される。アスカ負傷後は[[真希波・マリ・イラストリアス]]が搭乗し、裏コード「ザ・ビースト」により「獣化第2形態」を発動する。この「獣化第2形態」になると、制御部らしきものが解放され、口部が大きく開くなど異形の形態となる。その様はジェットアローン(第七話「人の造りしもの」に登場)の暴走時と旧劇場版の[[EVA量産機]]の頭部を思わせる。『Q』では改修を受けた姿で登場し宇宙空間での戦闘もこなしていた。 |
− | SRWでは、[[A.T.フィールド]]による防御能力と、アスカの高い格闘値により、突撃戦が得意。近距離用の高威力の武器を持ち、機体性能も[[EVA零号機]]・[[EVA初号機]]より一歩抜きん出ている。<br />旧世紀版では、アスカ覚醒後、最強武器の呼び名が高い[[A.T.フィールド]]攻撃が追加され、攻撃力がアップする。<br />攻撃面に特化した代わりに、近年では[[EVA]]の中では装甲が最も薄い傾向にあり、注意が必要。
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| == 登場作品と操縦者 == | | == 登場作品と操縦者 == |