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| しかし前述の通り、無自覚に殺人を犯した上に都合のよい理屈で正当化を行ったり、謝罪や悲嘆にくれてみせる一方で殺した相手を忘れている、さらに人の意思を無視し自分の『夢』以外の『夢』は全て矮小と捉える、「[[幸せの時]]」を推し進めるために結果的に多くの不幸の種をばらまくなど、結局のところ、自分の理想のために他人を顧みないで行動する極度のエゴイストであるといえる。 | | しかし前述の通り、無自覚に殺人を犯した上に都合のよい理屈で正当化を行ったり、謝罪や悲嘆にくれてみせる一方で殺した相手を忘れている、さらに人の意思を無視し自分の『夢』以外の『夢』は全て矮小と捉える、「[[幸せの時]]」を推し進めるために結果的に多くの不幸の種をばらまくなど、結局のところ、自分の理想のために他人を顧みないで行動する極度のエゴイストであるといえる。 |
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− | 実は死期が迫っている。E.I.での初めての友である医者の手により百年単位の延命治療を受けたが、それによる副作用のため。
| + | 実はE.I.での初めての友である医者の手により百年単位の延命治療を受けたが、それによる副作用のため死期が迫っている。 |
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− | 余談だが、[[ドラマCD]]のパラレルワールドでは因縁が無いこともあってか[[ヴァン]]と普通に仲が良い姿も見られる。理想その物は本編と変わっていないが、それを実現する方法自体は楽観的ながらも極めて真っ当であった。
| + | [[ドラマCD]]のパラレルワールドでは因縁が無いこともあってか[[ヴァン]]と普通に仲が良い姿も見られる。理想その物は本編と変わっていないが、それを実現する方法自体は楽観的ながらも極めて真っ当であった。 |
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| ==登場作品と役柄== | | ==登場作品と役柄== |
− | ;[[スーパーロボット大戦K]]:基本的に原作通りに、自らの夢を実現するために行動する。その特殊な人間性から、オリジナルの敵にも「食えない奴」と言われる。 | + | ;[[スーパーロボット大戦K]]:基本的に原作通りに、自らの夢を実現するために行動する。その特殊な人間性から、[[イディクス|オリジナルの敵]]にも「食えない奴」と言われる。 |
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| ==パイロットステータス設定の傾向== | | ==パイロットステータス設定の傾向== |
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| 射撃・防御に優れる。バースデイには射撃武器がないので意味はないが、それに次ぐ格闘から繰り出されるG-ER流体が恐ろしい。おまけに最初の内は時間制限があるため、速攻をかけねばならないのがさらに厄介。 | | 射撃・防御に優れる。バースデイには射撃武器がないので意味はないが、それに次ぐ格闘から繰り出されるG-ER流体が恐ろしい。おまけに最初の内は時間制限があるため、速攻をかけねばならないのがさらに厄介。 |
| ===特殊技能(特殊スキル)=== | | ===特殊技能(特殊スキル)=== |
− | ;[[カウンター]] [[サイズ差補正無視]] [[気力限界突破]] [[指揮官|指揮]]L4 [[底力]]L8 [[コンボ|アタックコンボ]]L3:対応武器がないのでコンボは無意味だが、あとは十全に発揮される。人間性からは考えられない攻撃的なラインナップだが、自覚できないだけでしっかり怒ってはいるので当然か。それよりも、指揮で強化されたミハエルとファサリナの方が問題かもしれない。 | + | ;[[カウンター]] [[サイズ差補正無視]] [[気力限界突破]] [[指揮官|指揮]]L4 [[底力]]L8 [[コンボ|アタックコンボ]]L3 |
| + | :対応武器がないのでコンボは無意味だが、あとは十全に発揮される。人間性からは考えられない攻撃的なラインナップだが、自覚できないだけでしっかり怒ってはいるので当然か。それよりも、指揮で強化されたミハエルとファサリナの方が問題かもしれない。 |
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| ==人間関係== | | ==人間関係== |
− | ;[[ヴァン]]:ヴァンにとっては婚約者エレナを殺した仇であり、彼から激しく憎まれるが、最後は彼をバカ代表と評して自らの同志に加えようとした。 | + | ;[[ヴァン]] |
− | ;[[レイ・ラングレン]]:ヴァンと同様に憎まれる事になる。 | + | :ヴァンにとっては婚約者エレナを殺した仇であり、彼から激しく憎まれるが、最後は彼をバカ代表と評して自らの同志に加えようとした。 |
− | ;[[ウィリアム・ウィル・ウー]]:実子。彼から延命の為の血液を貰っており、それ自体には感謝しているものの、自分の実子としての情愛はほとんど無く、それどころか彼が妻を殺してしまった事にさえ興味を抱いていない。彼がヴァンとの戦いで死亡しても、怒りや悲しみの感情を特に見せていない。小説では彼の母の命日には毎年、居城を訪れている。 | + | ;[[レイ・ラングレン]] |
− | ;[[ミハエル・ギャレット]]:彼の持つ能力に目をつけ、誘拐し仲間に引き込む。同志の一人として信頼している。 | + | :ヴァンと同様に憎まれる事になる。 |
− | ;[[ウェンディ・ギャレット]]:作中後半にて彼女とデートを申し込む事になり、ミハエルを強引に連れ出した事を謝罪していたりした。彼女もまた同志に誘ったが、拒否される事になる。カギ爪の男自身はその決断を認めていたが、後に彼女はカギ爪の男の本質を見抜き、痛烈な批判をすることになる。 | + | ;[[ウィリアム・ウィル・ウー]] |
| + | :実子。彼から延命の為の血液を貰っており、それ自体には感謝しているものの、自分の実子としての情愛はほとんど無く、それどころか彼が妻を殺してしまった事にさえ興味を抱いていない。彼がヴァンとの戦いで死亡しても、怒りや悲しみの感情を特に見せていない。小説では彼の母の命日には毎年、居城を訪れている。 |
| + | ;[[ミハエル・ギャレット]] |
| + | :彼の持つ能力に目をつけ、誘拐し仲間に引き込む。同志の一人として信頼している。 |
| + | ;[[ウェンディ・ギャレット]] |
| + | :作中後半にて彼女とデートを申し込む事になり、ミハエルを強引に連れ出した事を謝罪していたりした。彼女もまた同志に誘ったが、拒否される事になる。カギ爪の男自身はその決断を認めていたが、後に彼女はカギ爪の男の本質を見抜き、痛烈な批判をすることになる。 |
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| ==他作品との人間関係== | | ==他作品との人間関係== |
− | ;[[ヴェリニー]]:協力者。カギ爪の男自身は彼女の協力に心から感謝していたが…。 | + | ;[[ヴェリニー]] |
− | ;[[ガズム]]:ヴェリニーの言伝を受け、「幸せの時」を阻止しようとする。 | + | :協力者。カギ爪の男自身は彼女の協力に心から感謝していたが…。 |
| + | ;[[ガズム]] |
| + | :ヴェリニーの言伝を受け、「幸せの時」を阻止しようとする。 |
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| ==名台詞== | | ==名台詞== |
− | ;「私と一緒に、夢を見ませんか?」:気にいった人間を組織に勧誘する時の決まり文句。 | + | ;「私と一緒に、夢を見ませんか?」 |
− | ;「あらぁ…」:[[レイ・ラングレン|レイ]]に銃を向けられた時につぶやく。何かが欠如している感がある。 | + | :気にいった人間を組織に勧誘する時の決まり文句。 |
| + | ;「あらぁ…」 |
| + | :[[レイ・ラングレン|レイ]]に銃を向けられた時につぶやく。何かが欠如している感がある。 |
| ;「ああ…あなたは愛する者を失った。しかし、私がその人を殺したことが、それほど重大なことですか?」<br>「彼女はあなたの胸の中で生きているのでしょ? なら、それで十分ではないですか」<br>「しかし、あなたがどうしてもその喪失感を埋められないというなら、私がそれに代わる喜びを用意しましょう。オリジナル7に入りませんか?」<br>「そして、私を助けてください。それが私とあなた、双方の幸せですよ」 | | ;「ああ…あなたは愛する者を失った。しかし、私がその人を殺したことが、それほど重大なことですか?」<br>「彼女はあなたの胸の中で生きているのでしょ? なら、それで十分ではないですか」<br>「しかし、あなたがどうしてもその喪失感を埋められないというなら、私がそれに代わる喜びを用意しましょう。オリジナル7に入りませんか?」<br>「そして、私を助けてください。それが私とあなた、双方の幸せですよ」 |
| :妻をカギ爪の男に殺されたレイに向かって顔色変えず平然と言い放つ。挑発でも悪意でもない。というのも、「[[幸せの時]]」計画を推し進めるカギ爪の男には、自分だけでなく他人の命に対しても一切の執着が存在しないからである。 | | :妻をカギ爪の男に殺されたレイに向かって顔色変えず平然と言い放つ。挑発でも悪意でもない。というのも、「[[幸せの時]]」計画を推し進めるカギ爪の男には、自分だけでなく他人の命に対しても一切の執着が存在しないからである。 |
− | ;「夢が私を殺させない」:自らの命が危機に陥り、生き残った際に言う台詞。夢の実現まで自分は死なないという何の根拠もない思い込みであるが、必ず夢を実現するという強靭な意志、膨張し肥大化したポジディブシンキングの表れと言える。 | + | ;「夢が私を殺させない」 |
| + | :自らの命が危機に陥り、生き残った際に言う台詞。夢の実現まで自分は死なないという何の根拠もない思い込みであるが、必ず夢を実現するという強靭な意志、膨張し肥大化したポジディブシンキングの表れと言える。 |
| ;「きみのことを、愛しています」<br>「分かり合おうとしなければ悲しいじゃないですか」<br>「あ~あ、またやっちゃった…」 | | ;「きみのことを、愛しています」<br>「分かり合おうとしなければ悲しいじゃないですか」<br>「あ~あ、またやっちゃった…」 |
| :クーデターに加わったドミンゴに話し合いが嫌なら握手から始めませんかと言い、抱擁して怪力と爪で抱き殺してしまった際のセリフ。その後、必死に謝るのだが、いずれカギ爪の男は手にかけた相手の名前すら忘れていく。このように悪意なき殺人をこれまでも繰り返してきたと思われる。カギ爪の男の狂気が最もあらわれたシーンの一つ。 | | :クーデターに加わったドミンゴに話し合いが嫌なら握手から始めませんかと言い、抱擁して怪力と爪で抱き殺してしまった際のセリフ。その後、必死に謝るのだが、いずれカギ爪の男は手にかけた相手の名前すら忘れていく。このように悪意なき殺人をこれまでも繰り返してきたと思われる。カギ爪の男の狂気が最もあらわれたシーンの一つ。 |
− | ;「ウェンディさん、私と…デートしませんか?」:[[ウェンディ・ギャレット|ウェンディ]]をデートに誘った時の台詞で[[ウェンディ・ギャレット|ウェンディ]]の初めてのデートである。 | + | ;「ウェンディさん、私と…デートしませんか?」 |
− | ;「デートなら海が良いですよ」:[[ファサリナ]]が[[ミハエル・ギャレット|ミハエル]]を好きになっているのに気づいた時の助言。ちなみに『ガン×ソードさん』で[[カルメン99|カルメン]]が集めた情報の中にも「デートしたい場所は海」とあった。 | + | :[[ウェンディ・ギャレット|ウェンディ]]をデートに誘った時の台詞で[[ウェンディ・ギャレット|ウェンディ]]の初めてのデートである。 |
− | ;「そうか、わかりました! 君はつまり、バカなんだ!」:ヴァンを自身の計画に欠けていた因子「バカ代表」として扱った際に、嬉々として言い放った言葉。 | + | ;「デートなら海が良いですよ」 |
| + | :[[ファサリナ]]が[[ミハエル・ギャレット|ミハエル]]を好きになっているのに気づいた時の助言。ちなみに『ガン×ソードさん』で[[カルメン99|カルメン]]が集めた情報の中にも「デートしたい場所は海」とあった。 |
| + | ;「そうか、わかりました! 君はつまり、バカなんだ!」 |
| + | :ヴァンを自身の計画に欠けていた因子「バカ代表」として扱った際に、嬉々として言い放った言葉。 |
| ;「すごい! 新しいお友達がいっぱいです!」:[[エルドラメンバー]]と[[プリシラ]]に言った台詞。 | | ;「すごい! 新しいお友達がいっぱいです!」:[[エルドラメンバー]]と[[プリシラ]]に言った台詞。 |
− | ;「ヴァン君、私はあなたを、愛していま…」:他の仲間たちを倒して計画を破綻させ、更に[[バースデイ]]までも両断して自分を追い詰めてきたヴァンに向かって言った彼の最期の言葉。本心で言ったと思われるが、言い終わる前にヴァンによって横一閃に両断される。結局、全てを愛して何も憎むことのない彼の態度は、何も愛していないのと同じことだったのかもしれない。 | + | ;「ヴァン君、私はあなたを、愛していま…」 |
| + | :他の仲間たちを倒して計画を破綻させ、更に[[バースデイ]]までも両断して自分を追い詰めてきたヴァンに向かって言った彼の最期の言葉。本心で言ったと思われるが、言い終わる前にヴァンによって横一閃に両断される。結局、全てを愛して何も憎むことのない彼の態度は、何も愛していないのと同じことだったのかもしれない。 |
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| ==迷台詞== | | ==迷台詞== |
− | ;「すいません、私ドジっ子なもんで」:ドラマCDの迷台詞。ヴァンジョー(銀河万丈)のお腹に穴を開ける。 | + | ;「すいません、私ドジっ子なもんで」 |
− | ;「童貞とはこの世界で一番清らかなものです。数多の欲望に打ち勝ち信念を貫いた勇気ある人なのですよ。」<br/>「ええ、とてもとてもイカス男のことなのですよ」:ドラマCDの迷台詞。プリシラの「童貞って何?」との質問にこう答える。 | + | :ドラマCDの迷台詞。ヴァンジョー(銀河万丈)のお腹に穴を開ける。 |
| + | ;「童貞とはこの世界で一番清らかなものです。数多の欲望に打ち勝ち信念を貫いた勇気ある人なのですよ。」<br/>「ええ、とてもとてもイカス男のことなのですよ」 |
| + | :ドラマCDにて、プリシラの「童貞って何?」との質問にこう答える。 |
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