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739 バイト追加 、 2014年2月13日 (木) 01:43
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=== 旧世紀版 ===
 
=== 旧世紀版 ===
 
<!-- 庵野監督によりTV版、旧劇場版は旧世紀版と呼ばれます -->
 
<!-- 庵野監督によりTV版、旧劇場版は旧世紀版と呼ばれます -->
[[EVA零号機]]([[EVA零号機改|改]])のパイロット。過去の経歴は一切不明。<br />登場した際は零号機の起動実験中に事故に遭い、重傷を負っていた。<br />色素の薄い水色のショートヘアと、赤い瞳、透き通るような白い肌が特徴。寡黙でめったに口を開かず、感情表現も乏しいが、[[碇シンジ|シンジ]]らと行動を共にするうちに、次第に人間らしい部分を見せるようになる。正確には感情が「ない」のではなく、「知らない」と言うべきである。
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[[EVA零号機]]([[EVA零号機改|改]])のパイロット。過去の経歴は一切不明。<br />登場した際は零号機の起動実験中に事故に遭い、重傷を負っていた。<br />色素の薄い水色のショートヘアと、赤い瞳、透き通るような白い肌が特徴(ただしアルビノではない)。寡黙でめったに口を開かず、感情表現も乏しいが、[[碇シンジ|シンジ]]らと行動を共にするうちに、次第に人間らしい部分を見せるようになる。正確には感情が「ない」のではなく、「知らない」と言うべきである。
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普段は人気のないマンションに住んでおり、生活能力は極めて乏しく、家具も必要最少限のものしかない部屋の様子からして、人間的な生活感を全く見せない。<br />彼女自身は自炊もせず、劇中で確認されている食事シーンは屋台の「'''ニンニクラーメンのチャーシュー抜き'''(なんと現実に商品化もされている)」のみ。<br />他は発作を抑える為の錠剤を飲んでいる程度であったが、シンジとの関わりが多くなった結果、自分からお茶を入れようとした事もある。また、彼の思わぬ発言に頬を染めたり、戸惑う表情も見せたりした。
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普段は第3新東京市の旧市街地にある人気のないマンションに住んでおり、生活能力は極めて乏しく、家具も必要最少限のものしかない部屋の様子からして、人間的な生活感を全く見せない。<br />設定によると室内のチェストの上にある本は精神や遺伝に関する医学書であるという。<br />彼女自身は自炊もせず、劇中で確認されている食事シーンは屋台の「'''ニンニクラーメンのチャーシュー抜き'''(なんと現実に商品化もされている)」のみ。<br />他は発作を抑える為の錠剤を飲んでいる程度であったが、シンジとの関わりが多くなった結果、自分からお茶を入れようとした事もある。また、彼の思わぬ発言に頬を染めたり、戸惑う表情も見せたりした。
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平常時には前述の通り寡黙で表情の変化も乏しいが、零号機の改修が終了して本格的に参戦する第拾壱話以降の戦闘時には凛々しい表情・強い声音も見せており、完全に無表情・無感情という訳ではないことがうかがえる(第六話でのシンジとの関係による変化も影響しているものと思われる)。
    
その正体は、ゲンドウの妻、[[碇ユイ]]の[[クローン]]の肉体に、サルベージされた[[第2使徒リリス|リリス]]の魂が入れられた存在で、つまりシンジやゲンドウにとっては、「他人であって他人ではない」という、曖昧な関係となっている。また、同様の手段でアダムの魂が宿った渚カヲルとは"同じ存在"である。[[セントラルドグマ]]に彼女のスペアの肉体が多数存在していたが、ストーリー終盤にて、ゲンドウに捨てられた[[赤木リツコ]]の手で全てが破壊された。
 
その正体は、ゲンドウの妻、[[碇ユイ]]の[[クローン]]の肉体に、サルベージされた[[第2使徒リリス|リリス]]の魂が入れられた存在で、つまりシンジやゲンドウにとっては、「他人であって他人ではない」という、曖昧な関係となっている。また、同様の手段でアダムの魂が宿った渚カヲルとは"同じ存在"である。[[セントラルドグマ]]に彼女のスペアの肉体が多数存在していたが、ストーリー終盤にて、ゲンドウに捨てられた[[赤木リツコ]]の手で全てが破壊された。
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=== 旧世紀版 ===
 
=== 旧世紀版 ===
;「あなたは死なないわ…私が守るもの」
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;「あなたは死なないわ。私が守るもの」
 
:[[ヤシマ作戦]]前にシンジに言った台詞。
 
:[[ヤシマ作戦]]前にシンジに言った台詞。
 
;「絆だから」<br />「私には、何もないもの」
 
;「絆だから」<br />「私には、何もないもの」
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;「何故…泣いているの?」<br />「ごめんなさい。こういう時、どういう顔をすればいいのか、わからないの…。」
 
;「何故…泣いているの?」<br />「ごめんなさい。こういう時、どういう顔をすればいいのか、わからないの…。」
 
:大破した零号機から救出してくれたシンジに対して。<br />この時シンジの「笑えばいいと思うよ」という返事に対して、彼に初めて笑顔を見せる。
 
:大破した零号機から救出してくれたシンジに対して。<br />この時シンジの「笑えばいいと思うよ」という返事に対して、彼に初めて笑顔を見せる。
;「ニンニクラーメン、チャーシュー抜き」
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:ミサトにラーメンをおごってもらった時に注文した時のセリフ。<br />第二のエヴァブーム真っ只中の2009年には日清、東洋水産などが相次いで商品化している。
   
;「何を言うのよ…」
 
;「何を言うのよ…」
 
:学校の掃除で雑巾を絞るレイの姿を思い返したシンジに「なんか、お母さん、って感じがした」「案外、綾波って主婦とか似合ってたりして」と言われ、かすかに頬を赤らめらながら。
 
:学校の掃除で雑巾を絞るレイの姿を思い返したシンジに「なんか、お母さん、って感じがした」「案外、綾波って主婦とか似合ってたりして」と言われ、かすかに頬を赤らめらながら。
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:[[碇ゲンドウ|ゲンドウ]]を裏切った瞬間の台詞。
 
:[[碇ゲンドウ|ゲンドウ]]を裏切った瞬間の台詞。
 
;「初めて触れた時は、何も感じなかった。碇君の手。」<br />「2度目は…少し気持ち悪かった…かな?」<br />「3度目は、暖かかった。スーツを通して碇君の体温が伝わって来た。」<br />「4度目は、嬉しかった。私を心配してくれる碇君の手が。」
 
;「初めて触れた時は、何も感じなかった。碇君の手。」<br />「2度目は…少し気持ち悪かった…かな?」<br />「3度目は、暖かかった。スーツを通して碇君の体温が伝わって来た。」<br />「4度目は、嬉しかった。私を心配してくれる碇君の手が。」
:漫画版、ネルフ本部地下庭園にて、シンジに彼と触れ合った記憶について語った台詞。なお「初めて触れた時」は初対面で簡易ベッドから転げ落ちた所を助け起こされた時、「2度目」は彼女の部屋でシャワーを浴びていた所を弾みで押し倒されてしまった時、「3度目」は[[ヤシマ作戦]]で助け出された時、「4度目」は漫画版オリジナルの、シンジに紅茶を淹れようとして火傷をし、その手当をされた時である。その後レイの「もう…一度、触れてもいい?」という台詞をシンジは受け入れ、二人は手を繋ぐ。が、その後シンジがレイから、この「5度目」についての感想を聞く機会は、永久に失われる事になる。
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:貞本漫画版、ネルフ本部地下庭園にて、シンジに彼と触れ合った記憶について語った台詞。なお「初めて触れた時」は初対面で簡易ベッドから転げ落ちた所を助け起こされた時、「2度目」は彼女の部屋でシャワーを浴びていた所を弾みで押し倒されてしまった時、「3度目」は[[ヤシマ作戦]]で助け出された時、「4度目」は漫画版オリジナルの、シンジに紅茶を淹れようとして火傷をし、その手当をされた時である。その後レイの「もう…一度、触れてもいい?」という台詞をシンジは受け入れ、二人は手を繋ぐ。が、その後シンジがレイから、この「5度目」についての感想を聞く機会は、永久に失われる事になる。
;「綾波レイです、よろしく!」
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:TV版最終話。補完の中でシンジが見た、数多の可能性から「こんな世界もあり得る」一種のパラレルワールドの中には、'''食パンをくわえて「遅刻遅刻~!」と走り主人公と激突するというベタ極まりない転校生'''の綾波レイがいた。
      
=== 新劇場版 ===
 
=== 新劇場版 ===
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:『破』の第10の使徒戦にて、特攻する際に呟いた台詞。その後、零号機は使徒に取り込まれてしまう。
 
:『破』の第10の使徒戦にて、特攻する際に呟いた台詞。その後、零号機は使徒に取り込まれてしまう。
 
<!-- そして、この台詞は『Q』にて皮肉な形で叶ってしまう事になる…。 -->
 
<!-- そして、この台詞は『Q』にて皮肉な形で叶ってしまう事になる…。 -->
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== 迷台詞 ==
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=== 旧世紀版 ===
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;「私、ニンニクラーメン、チャーシュー抜き」
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:第拾弐話『奇跡の価値は』にて、ミサトにラーメンをおごってもらった時に注文した時のセリフ。<br />第二のエヴァブーム真っ只中の2009年には日清、東洋水産などが相次いで商品化している。<s>どうしてこうなった。</s>
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;「綾波レイです、よろしく!」
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:TV版最終話。補完の中でシンジが見た、数多の可能性から「こんな世界もあり得る」一種のパラレルワールドの中には、'''食パンをくわえて「遅刻遅刻~!」と走り主人公と激突するというベタ極まりない転校生'''の綾波レイがいた。
    
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
*その絶大な人気からアニメの[[ヒロイン]]像を新たに開拓し、業界に震撼を起こした。『クーデレ』や『素直クール』という言葉が登場する前の出来事であった為、『ディスコミュニケーション型』という類型で呼称される事がアニメ雑誌で見受けられた。他にも『綾波』という、彼女の名前をそのまま使った類型が生まれた時期もある。<br />また、TV版では、世界の可能性の一つとして、パンを咥えながら走ってシンジにぶつかるという、『ベタなラブコメ的シーン』を展開する、ステレオタイプなヒロイン像として、メタフィクション的に描かれた事もある。林原めぐみ氏が演じる、天真爛漫なレイは必見。
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*その絶大な人気からアニメの[[ヒロイン]]像を新たに開拓し、業界に震撼を起こした。『クーデレ』や『素直クール』という言葉が登場する前の出来事であった為、『ディスコミュニケーション型』という類型で呼称される事がアニメ雑誌で見受けられた。他にも『綾波系』という、彼女の名前をそのまま使った類型が生まれた時期もある。<br />また、TV版では、世界の可能性の一つとして、パンを咥えながら走ってシンジにぶつかるという、『ベタなラブコメ的シーン』を展開する、ステレオタイプなヒロイン像として、メタフィクション的に描かれた事もある。林原めぐみ氏が演じる、天真爛漫なレイは必見。
 
*本作に限らず、放送当時から現在までアニメ業界では圧倒的人気を誇っており、彼女以降アルビノ、寡黙、人造人間といった少女キャラが激増した。<br />作品終了1年後に登場した[[ホシノ・ルリ]]に関しては彼女のイメージが取られているが、そんなに間が無い事を踏まえると偶然にも近い(エヴァブームは丁度この時に始まる)。また、彼女が肉嫌いなのは監督の庵野氏が菜食主義者であることに起因する。
 
*本作に限らず、放送当時から現在までアニメ業界では圧倒的人気を誇っており、彼女以降アルビノ、寡黙、人造人間といった少女キャラが激増した。<br />作品終了1年後に登場した[[ホシノ・ルリ]]に関しては彼女のイメージが取られているが、そんなに間が無い事を踏まえると偶然にも近い(エヴァブームは丁度この時に始まる)。また、彼女が肉嫌いなのは監督の庵野氏が菜食主義者であることに起因する。
 
*また、[[声優]]の林原めぐみ氏の演技の幅を広げたキャラクターでもあり、漫画原作のアニメ『名探偵コナン』の灰原哀はその一例とも言われている。
 
*また、[[声優]]の林原めぐみ氏の演技の幅を広げたキャラクターでもあり、漫画原作のアニメ『名探偵コナン』の灰原哀はその一例とも言われている。
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