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7 バイト追加 、 2014年1月24日 (金) 02:31
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模造品ではあるが仕様やその性能は鬼械神と大差なく、魔術師と力ある魔導書が揃っていなければ運用することができない。アルと契約した九郎が格納庫に眠る本機を発見(ゲーム版では偶発的に逃げ込んだことで発見、アニメ版ではアルが本機と感応して地上に召喚)し、そのままパイロットとなった。
 
模造品ではあるが仕様やその性能は鬼械神と大差なく、魔術師と力ある魔導書が揃っていなければ運用することができない。アルと契約した九郎が格納庫に眠る本機を発見(ゲーム版では偶発的に逃げ込んだことで発見、アニメ版ではアルが本機と感応して地上に召喚)し、そのままパイロットとなった。
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PS2版ではマスターテリオンとの最終決戦後、九郎とアルを元の世界に送り返すために「銀の鍵」の力を全開放、その反動で機能を停止して機体だけがアリゾナ砂漠に墜落。無限ループが断たれ修正された世界ではそのまま朽ちていくはずだったが、「機神飛翔」のエピローグで覇道財閥に回収されており、チアキらの手により完全に修復された。同時に、修正前の世界で使われていたデモンベインを運用するための広大な地下施設も莫大な費用をかけて再現されている。<BR>
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PS2版ではマスターテリオンとの最終決戦後、九郎とアルを元の世界に送り返すために「銀の鍵」の力を全開放、その反動で機能を停止して機体だけがアリゾナ砂漠に墜落。無限ループが断たれ修正された世界ではそのまま朽ちていくはずだったが、「機神飛翔」のエピローグで覇道財閥に回収されており、チアキらの手により完全に修復された。同時に、修正前の世界で使われていたデモンベインを運用するための広大な地下施設も莫大な費用をかけて再現されている。<BR>なお、「機神飛翔」で活躍したデモンベインは一連の怪異の中でアズラッドらと共に実体化されたアルの『記憶』の一つであり、怪異が解決すると同時に消滅したものと思われる。実体化当時は未完成の状態だったが、破壊ロボを駆るウェストの手により即座に完成へと至った。
なお、「機神飛翔」で活躍したデモンベインは一連の怪異の中でアズラッドらと共に実体化されたアルの『記憶』の一つであり、怪異が解決すると同時に消滅したものと思われる。実体化当時は未完成の状態だったが、破壊ロボを駆るウェストの手により即座に完成へと至った。
      
=== 性能 ===
 
=== 性能 ===
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:ちなみにこっちにもエルザとノーマル九郎バージョンのカットインがあるが、実装タイミングが前述の通りのため、アル版のカットインはかなり先になる。ついでに言うと原作前半版のカットインはアメリカルート15話のイベント戦闘とバンダイチャンネルのツメスパロボ、キャンペーンマップ16のみ。
 
:ちなみにこっちにもエルザとノーマル九郎バージョンのカットインがあるが、実装タイミングが前述の通りのため、アル版のカットインはかなり先になる。ついでに言うと原作前半版のカットインはアメリカルート15話のイベント戦闘とバンダイチャンネルのツメスパロボ、キャンペーンマップ16のみ。
 
:各所で話題となった'''瑠璃のパンモロカットイン'''はこれで入る。
 
:各所で話題となった'''瑠璃のパンモロカットイン'''はこれで入る。
:元ネタは「覚悟のススメ」に登場した「螺螺螺・螺旋」。ちなみに「レムリア」はインド洋に存在したとされる大陸の事を指す。
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:元ネタは山口貴由氏の漫画『覚悟のススメ』に登場した零式防衛術「螺旋波紋掌打」。ちなみに「レムリア」はインド洋に存在したとされる大陸の事を指す。
 
;;レムリア・ディレイ・インパクト
 
;;レムリア・ディレイ・インパクト
::複数の敵に次々とレムリア・インパクトを撃ち込み、最後に一斉昇華する技。『UX』では採用されていない。
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::複数の敵に次々とレムリア・インパクトを撃ち込み、最後に一斉昇華する技。『UX』では未使用。
 
;;レムリア・デュアル・インパクト
 
;;レムリア・デュアル・インパクト
 
::外伝小説『軍神強襲』で使用。本来は右掌で発動させるレムリア・インパクトを、左掌からも発動させ、二つ同時に相手に叩きつけ、昇滅させるという代物。なお、この時のデモンベインは銀鍵守護神機関に匹敵する動力源をもうひとつ組み込んでいる状態ゆえにこの様な荒業が可能なのであり、本来のデモンベイン単体では実現不可能。
 
::外伝小説『軍神強襲』で使用。本来は右掌で発動させるレムリア・インパクトを、左掌からも発動させ、二つ同時に相手に叩きつけ、昇滅させるという代物。なお、この時のデモンベインは銀鍵守護神機関に匹敵する動力源をもうひとつ組み込んでいる状態ゆえにこの様な荒業が可能なのであり、本来のデモンベイン単体では実現不可能。
::作中冒頭で使用され、敵鬼械神をこれで屠ろうとするが……。
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::作中冒頭で使用され、敵鬼械神をこれで屠ろうとするが……
 
;;レムリア・インパクト零零零式(-アイン・ソフ・オウル)
 
;;レムリア・インパクト零零零式(-アイン・ソフ・オウル)
 
::続編『機神飛翔デモンベイン』における最終奥義。戦闘終了時にあるコマンドを入力することで見ることが出来る。あり得るあり得ないに関わらず、全ての可能性のデモンベインを一斉召喚してレムリア・インパクトを放つという豪快且つ無茶苦茶な技。アイン・ソフ・オウルの元ネタは[[ディス・アストラナガン|黒き銃神]]の武装と同じく、カバラ思想における『セフィロトの樹』を照らす『無である零(アイン)と無より生まれし無限である零零(アイン・ソフ)から来たる無限光(アイン・ソフ・オウル)』である。
 
::続編『機神飛翔デモンベイン』における最終奥義。戦闘終了時にあるコマンドを入力することで見ることが出来る。あり得るあり得ないに関わらず、全ての可能性のデモンベインを一斉召喚してレムリア・インパクトを放つという豪快且つ無茶苦茶な技。アイン・ソフ・オウルの元ネタは[[ディス・アストラナガン|黒き銃神]]の武装と同じく、カバラ思想における『セフィロトの樹』を照らす『無である零(アイン)と無より生まれし無限である零零(アイン・ソフ)から来たる無限光(アイン・ソフ・オウル)』である。
::後に格闘ゲーム『ニトロ+ロワイヤル -ヒロインズデュエル-』にて、『刃鳴散らす(はなちらす)』より参戦した石馬戒厳のEDにて某ゲ-ム会社への皮肉を交えたそのキャラの中の人ネタ(そのゲームメーカーの代表シリーズで中の人が殆どの作品で出演している。詳しくは「曲芸商法」で検索すること)で盛大にパロディを行っている。しかも当の'''某ゲーム会社公認のネタである'''。
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::後に格闘ゲーム『ニトロ+ロワイヤル -ヒロインズデュエル-』にて、『刃鳴散らす(はなちらす)』より参戦した石馬戒厳のEDにてゲ-ム会社「CIRCUS」への皮肉を交えたそのキャラの中の人ネタ(そのゲームメーカーの代表シリーズで中の人が殆どの作品で出演している。詳しくは「曲芸商法」で検索すること)で盛大にパロディを行っている。しかも'''当のゲーム会社公認のネタである'''。
 
;輝くトラペゾヘドロン(シャイニング・トラペゾヘドロン)
 
;輝くトラペゾヘドロン(シャイニング・トラペゾヘドロン)
 
:第零封神昇華呪法。本体は中核部分にある多面体結晶であり、剣のような形状をとっているのは結晶を封じている「函」が変質した物。その異様さから「捻じ曲がった神柱」「狂った神樹」「刃の無い神剣」等と形容される。触れた対象を異次元へ放逐するというデモンベインの窮極呪法兵葬だが、機体が勝手に動き出して発動し、更に発動中は一切の制御が効かなくなる等、その存在は多くの謎に包まれている。
 
:第零封神昇華呪法。本体は中核部分にある多面体結晶であり、剣のような形状をとっているのは結晶を封じている「函」が変質した物。その異様さから「捻じ曲がった神柱」「狂った神樹」「刃の無い神剣」等と形容される。触れた対象を異次元へ放逐するというデモンベインの窮極呪法兵葬だが、機体が勝手に動き出して発動し、更に発動中は一切の制御が効かなくなる等、その存在は多くの謎に包まれている。
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:ちなみに発動用の詠唱文が存在。内容は始動が「荒ぶる螺旋に刻まれた 神々の原罪の果ての地で 我らは今聖約を果たす」、発動が「その切実なる命の叫びを胸に 祝福の華に誓って 我は世界を紡ぐ者なり」。リベル・レギスの方は形式だけ同じで内容が反対。
 
:ちなみに発動用の詠唱文が存在。内容は始動が「荒ぶる螺旋に刻まれた 神々の原罪の果ての地で 我らは今聖約を果たす」、発動が「その切実なる命の叫びを胸に 祝福の華に誓って 我は世界を紡ぐ者なり」。リベル・レギスの方は形式だけ同じで内容が反対。
 
:召喚した瞬間に所有者以外の一切が行動不能となる、処刑場或いは血戦場と称される空間が展開される。
 
:召喚した瞬間に所有者以外の一切が行動不能となる、処刑場或いは血戦場と称される空間が展開される。
:『UX』ではアル復帰後に追加される。強力だが消費が60と重く、ボス戦向け。ただし、51話のリベル・レギス戦で撃ち合いになった場合、カウンターで先手を貰うと'''フリーズしてしまう'''バグがある(より正確にはリベル・レギスの攻撃に対しこちらが反撃する形で撃ち合いになった場合フリーズする)。先述のように、このトラペゾヘドロンの激突がナイアの目的であるため、「原作再現っぽい」と原作ファンには若干好評だったりする(バグなのに)。また、隠し条件のフラグが判明していない頃は'''この武器を使うとマスターテリオン仲間フラグが折れる'''という説があった。
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:『UX』では「シャイニング・トラペゾヘドロン」表記でアル復帰後に追加される。強力だが消費が60と重く、ボス戦向け。ただし、第51話のリベル・レギス戦で撃ち合いになった場合、カウンターで先手を貰うと'''フリーズしてしまう'''バグがある(より正確にはリベル・レギスの攻撃に対しこちらが反撃する形で撃ち合いになった場合フリーズする)。先述のように、このトラペゾヘドロンの激突がナイアの目的であるため、「原作再現っぽい」と原作ファンには若干好評だったりする(バグなのに)。また、隠し条件のフラグが判明していない頃は'''この武器を使うとマスターテリオン仲間フラグが折れる'''という説があった。
 
:なお、この戦闘では発動時の台詞が先述の詠唱文を使用した専用のものになるため、一度は見ておくといい。EPならばカウンターもないのでフリーズしない。ちなみにリベル・レギスの方もデモンベインに使う場合のみ専用の台詞が出る。
 
:なお、この戦闘では発動時の台詞が先述の詠唱文を使用した専用のものになるため、一度は見ておくといい。EPならばカウンターもないのでフリーズしない。ちなみにリベル・レギスの方もデモンベインに使う場合のみ専用の台詞が出る。
 
:元ネタは勿論クトゥルフ神話。邪神「[[ナイア|闇を彷徨うもの]]」を呼び出すことの出来るとされる惑星ユゴスで作られた「偏四角多面体」。伝説の大陸レムリアで発見された後アトランティスへと運ばれ、古代エジプトにて「暗黒のファラオ」ネフレン=カが手にした。その後、現代になって邪教集団「星の智慧派」に渡ったとされる。
 
:元ネタは勿論クトゥルフ神話。邪神「[[ナイア|闇を彷徨うもの]]」を呼び出すことの出来るとされる惑星ユゴスで作られた「偏四角多面体」。伝説の大陸レムリアで発見された後アトランティスへと運ばれ、古代エジプトにて「暗黒のファラオ」ネフレン=カが手にした。その後、現代になって邪教集団「星の智慧派」に渡ったとされる。
 
;;ファイナル・シャイニング・トラペゾヘドロン
 
;;ファイナル・シャイニング・トラペゾヘドロン
::シャイニング・トラペゾヘドロンの強化型。分割されたトラペゾヘドロンが一つに戻った姿であり、ある意味真の姿とも言える一撃。<br />『UX』では追加武装であり、無改造での攻撃力7300という単体最強クラスの破壊力を持ち、4周目以降に15段階改造が可能になると威力が9999となってカンストする。おまけに地形適応がすべてSという最終決戦に相応しい大技。追加されるのは51話のマスターテリオン撃破後(習得イベント後51話が終わるので'''実質最終回しか使えない''')と[[スーパーロボット大戦W|W]]での[[オーガン (地球製)|オーガン]]のグランドクルスアタック以上に遅いが、[[カリ・ユガ]]があまりにも頑強なため活躍してくれる。消費MPは70と極めて重いが、幸い九郎が[[正義]]を持っているため援護攻撃等で連発することができる。なおこの技を含め、デモンベインの必殺技はすべて射程1。
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::シャイニング・トラペゾヘドロンの強化型。分割されたトラペゾヘドロンが一つに戻った姿であり、ある意味真の姿とも言える一撃。<br />『UX』では追加武装であり、無改造での攻撃力7300という単体最強クラスの破壊力を持ち、4周目以降に15段階改造が可能になると威力が9999となってカンストする。おまけに地形適応がすべてSという最終決戦に相応しい大技。追加されるのは51話のマスターテリオン撃破後(習得イベント発生後に第51話が終わるので'''実質最終話しか使えない''')と[[オーガン (地球製)|オーガン]]のグランドクルスアタックよりも遅いが、[[カリ・ユガ]]があまりにも頑強なため活躍してくれる。消費MPは70と極めて重いが、幸い九郎が[[正義]]を持っているため援護攻撃等で連発することができる。なお、この技を含めてデモンベインの必殺技は全て射程1。
    
==== アル・アジフの断片 ====
 
==== アル・アジフの断片 ====
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;「破神昇華―渇ず飢えず無に還れ」
 
;「破神昇華―渇ず飢えず無に還れ」
 
:必殺技会得時に流れるイベント曲。通常時にそれらの技を使っても流れないが、戦闘曲に設定することは可能。
 
:必殺技会得時に流れるイベント曲。通常時にそれらの技を使っても流れないが、戦闘曲に設定することは可能。
 
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<!-- == 対決・名場面など == -->
== 対決・名場面など ==
   
<!-- できる限り作品順・時系列順に記述してください。 -->
 
<!-- できる限り作品順・時系列順に記述してください。 -->
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;[[グルンガスト]]
 
;[[グルンガスト]]
 
:「デモンべイン」は元々原作のシナリオライターである鋼屋ジン氏が[[第4次]]プレイ中にグルンガストに付けた名前である。
 
:「デモンべイン」は元々原作のシナリオライターである鋼屋ジン氏が[[第4次]]プレイ中にグルンガストに付けた名前である。
<!-- == 商品情報 == -->
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<!-- *<amazon>ASIN</amazon> -->
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<!-- ASINにはAmazonの商品ページに記載されている10桁の番号を入力 -->
      
== 余談 ==
 
== 余談 ==
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*「機神飛翔」では様々な可能性のデモンベインが一度に召喚された事例があり、どんな姿でもおかしくないというある意味ぶっ飛んだ機体。液体だろうが未完成だろうが、崩壊寸前だろうが気体だろうが考えられうる可能性はおろか、考えられない可能性まで全てを内包している。その中にはマジンガーシリーズだったりゲッターロボシリーズだったりイデオンだったりマクロスだったり、果ては[[ミール]]だったりする可能性も存在していた。「デモンベイン」とはあくまで「魔を断つ剣」という'''定義'''に与えられる名である(つまり本家の鬼械神もどきはその名を冠する一つに過ぎない)ため、その定義に沿って戦う意志さえあれば形に関係なく全てがデモンベインになりえる。この定義に従うならばUXでデモンベインとともに戦った自軍全員が「デモンベイン」であるという解釈も成り立つ。
 
*「機神飛翔」では様々な可能性のデモンベインが一度に召喚された事例があり、どんな姿でもおかしくないというある意味ぶっ飛んだ機体。液体だろうが未完成だろうが、崩壊寸前だろうが気体だろうが考えられうる可能性はおろか、考えられない可能性まで全てを内包している。その中にはマジンガーシリーズだったりゲッターロボシリーズだったりイデオンだったりマクロスだったり、果ては[[ミール]]だったりする可能性も存在していた。「デモンベイン」とはあくまで「魔を断つ剣」という'''定義'''に与えられる名である(つまり本家の鬼械神もどきはその名を冠する一つに過ぎない)ため、その定義に沿って戦う意志さえあれば形に関係なく全てがデモンベインになりえる。この定義に従うならばUXでデモンベインとともに戦った自軍全員が「デモンベイン」であるという解釈も成り立つ。
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<amazon>B000P6QH24</amazon><amazon>B00554S0JY</amazon>
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[[Category:登場メカた行]]
 
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