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*キャラクターデザイン:美樹本晴彦
 
*キャラクターデザイン:美樹本晴彦
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『[[機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争]]』の主役、主人公ではない。ABCのB。愛称は'''バーニィ'''。学徒動員兵と思われがちだが、ハイスクールを卒業後に徴兵を受けたため、短期間ではあるが正規の訓練を受けた[[ジオン軍]]の[[モビルスーツ]]パイロットである。<br />
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『[[機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争]]』の主役。[[主人公]]ではない。ABCのB。愛称は'''バーニィ'''。学徒動員兵と思われがちだが、ハイスクールを卒業後に徴兵を受けたため、短期間ではあるが正規の訓練を受けた[[ジオン軍]]の[[モビルスーツ]]パイロットである。<br />
 
温和で実直な性格で、知り合ったばかりの頃は邪険に扱うこともあったが年下の[[アルフレッド・イズルハ|アル]]にとっては面倒見の良い兄貴分。新兵にも関わらず後1機で[[エース]]とアルに大見栄を張るなど、年頃の若者らしい面もある。
 
温和で実直な性格で、知り合ったばかりの頃は邪険に扱うこともあったが年下の[[アルフレッド・イズルハ|アル]]にとっては面倒見の良い兄貴分。新兵にも関わらず後1機で[[エース]]とアルに大見栄を張るなど、年頃の若者らしい面もある。
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隊長であるシュタイナーの今際の言葉にもあるように「嘘が下手」であり、後述の部隊壊滅&作戦失敗の大元の原因も彼の下手な嘘によるものである。しかし、クリスや彼女の両親には自身を「アルの異母兄」だと尤もらしい話をその場ででっち上げており、その話をクリスたちも信用していたため、嘘が全く付けない人間、という訳でもないらしい。
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隊長である[[シュタイナー・ハーディ|シュタイナー]]の今際の言葉にもあるように'''「嘘が下手」'''であり、後述の部隊壊滅&作戦失敗の大元の原因も彼の下手な嘘によるものである。しかし、[[クリスチーナ・マッケンジー|クリス]]や彼女の両親には自身を「アルの異母兄」だと尤もらしい話をその場ででっち上げ、その話をクリスたちも信用していたところを見ると、バーニィは「嘘が全く付けない人間」という訳でもないようである。
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アルとは作戦中[[ザク改]]を撃墜されて不時着した森で出会い、その後の偶然の再会を経て兄弟のように仲を深めていく。基地に帰還後[[サイクロプス隊]]に補充人員として配属され、[[サイド6]]での新型ガンダムの奪取任務に組み込まれる。アルを通じて[[クリスチーナ・マッケンジー|クリス]]とも知り合うが、初対面は強盗と間違えられてバットで殴打され昏倒するという少々情けないものであった。クリスと彼女の両親を交えた会話は長いものではなかったが、バーニィの性格に惹かれたのかクリスはバーニィが気になる存在となり、またバーニィもクリスに惹かれてお互い淡い想いを抱いていく。
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アルとは作戦中[[ザク改]]を撃墜されて不時着した森で出会い、その後の偶然の再会を経て兄弟のように仲を深めていく。基地に帰還後[[サイクロプス隊]]に補充人員として配属され、[[サイド6]]リボー・コロニーでの新型ガンダムの奪取任務に組み込まれる。アルを通じてクリスとも知り合うが、初対面は強盗と間違えられてバットで殴打され昏倒するという少々情けないものであった。クリスと彼女の両親を交えた会話は長いものではなかったが、バーニィの[[性格]]に惹かれたのかクリスはバーニィが気になる存在となり、またバーニィもクリスに惹かれてお互い淡い想いを抱いていく。
    
[[NT-1アレックス]]を奪取するため、連邦軍の基地に連邦兵士として偽装し侵入するという作戦が決行されるが、彼の迂闊な発言で敵兵士に偽装を見破られ作戦は失敗、サイクロプス隊は彼を残して壊滅してしまう。1人生き残ったバーニィは、新型ガンダムの奪取ないし破壊が不可能である場合、[[核ミサイル|核]]を用いて[[コロニー]]もろともの破壊を行う、という作戦を知る。一緒にガンダムと戦って欲しいと言うアルの嘆願を振り切りコロニーからの逃亡を考えるが、空港での出来事で戦いを決意。アルと共に修理したザク改で、圧倒的性能差に加えて武器はヒートホークのみという絶望的状況の中、煙幕とバルーンを駆使した奇襲作戦で単身NT-1アレックスに挑んでいく。
 
[[NT-1アレックス]]を奪取するため、連邦軍の基地に連邦兵士として偽装し侵入するという作戦が決行されるが、彼の迂闊な発言で敵兵士に偽装を見破られ作戦は失敗、サイクロプス隊は彼を残して壊滅してしまう。1人生き残ったバーニィは、新型ガンダムの奪取ないし破壊が不可能である場合、[[核ミサイル|核]]を用いて[[コロニー]]もろともの破壊を行う、という作戦を知る。一緒にガンダムと戦って欲しいと言うアルの嘆願を振り切りコロニーからの逃亡を考えるが、空港での出来事で戦いを決意。アルと共に修理したザク改で、圧倒的性能差に加えて武器はヒートホークのみという絶望的状況の中、煙幕とバルーンを駆使した奇襲作戦で単身NT-1アレックスに挑んでいく。
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核攻撃を行う予定であったジオン艦隊は連邦軍との交戦の後投降したため核攻撃は避けられることとなったが、それを知らないバーニィは戦闘を続け、核攻撃は避けられたことを知らせようとしたアルの目の前で、アレックスを損傷させるも同時にビームサーベルでコクピットを貫かれて機体は爆散、壮絶な戦死を遂げる。最後までバーニィ、クリス双方、戦っているMSのパイロットが誰なのかを知ることは無かった。
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核攻撃を行う予定であったジオン艦隊は連邦軍との交戦の後投降したため核攻撃は避けられることとなったが、それを知らないバーニィは戦闘を続け、核攻撃は避けられたことを知らせようとしたアルの目の前で、アレックスを損傷させるも同時に[[ビームサーベル]]でコクピットを貫かれて機体は爆散、壮絶な戦死を遂げる。最後までバーニィ、クリス双方、戦っているMSのパイロットが誰なのかを知ることは無かった。
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なお、小説版では結末が変更されており、エピローグで'''奇跡的に一命を取り留めている'''(アルはこの事実を知らない)。作者は批判を受けることも覚悟の上で、あえてこの結末にしたと巻末のコメントで述べている。
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なお、小説版では結末が変更されており、エピローグで'''奇跡的に一命を取り留めている'''(アルはこの事実を知らない)。このことについて、作者である結城恭介氏は「批判を受けることも覚悟の上で、あえてこの結末にした」と巻末のコメントで述べている。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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:初参戦作品。初登場は[[沖縄]]のビーチで[[ロンド・ベル]]の女性をナンパするという本来の性格を考えれば有り得ないとんでもないものだった。その後、シュタイナーに率いられ、[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]軍の敵パイロットとして登場。クリスで[[説得]]すると[[ザク]]とともに仲間になる。
 
:初参戦作品。初登場は[[沖縄]]のビーチで[[ロンド・ベル]]の女性をナンパするという本来の性格を考えれば有り得ないとんでもないものだった。その後、シュタイナーに率いられ、[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]軍の敵パイロットとして登場。クリスで[[説得]]すると[[ザク]]とともに仲間になる。
 
;[[スーパーロボット大戦EX]]
 
;[[スーパーロボット大戦EX]]
:クリスと共に[[ラ・ギアス]]に召喚される。甲児に「よお、バーニィ! お前まだそんなヘッポコに乗ってんのかよ?」と言われて、「いいじゃないか、好きなんだから」と言い返すシーンが悪い意味で印象的。[[ギラ・ドーガ]]を入手した際には「やった! これでザクともおさらばだ!」と発言している([[EX]]の彼曰く「ザクはあくまで趣味」とのこと)。
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:クリスと共に[[ラ・ギアス]]に召喚される。[[兜甲児|甲児]]に「よお、バーニィ! お前まだそんなヘッポコに乗ってんのかよ?」と言われて、「いいじゃないか、好きなんだから」と言い返すシーンが悪い意味で印象的。[[ギラ・ドーガ]]を入手した際には「やった! これでザクともおさらばだ!」と発言している([[EX]]の彼曰く「ザクはあくまで趣味」とのこと)。
 
;[[第4次スーパーロボット大戦]]
 
;[[第4次スーパーロボット大戦]]
:ターン数がかさみ、[[ダバ・マイロード|ダバ]]たちが[[ティターンズ]]に連行されるルートでのみクリスとペアで登場。このルートだと、[[ファティマ]]が手に入る可能性があるので、仲間になる可能性は高い。性能面では序盤はイマイチだが成長率自体は高い。[[幸運]]持ちであるので、使いたい人はこれで[[MAPW]]を用いた大量レベルアップを狙おう。EDの後日談では私立探偵を開業し、クリスと結婚するので原作と比較してある意味では一番報われた作品とも言える(SDガンダムのCDドラマにも、この二人が探偵事務所を営業しているものが存在する)。本作には[[ザク]]ではなく[[ザク改]]が登場するため、そちらに乗っている。[[ザク改]]と[[ジェガン]]を選択で廃棄するイベントがあり、そこで[[ザク]]への愛着を見せている。
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:ターン数がかさみ、[[ダバ・マイロード|ダバ]]たちが[[ティターンズ]]に連行されるルートでのみクリスとペアで登場。このルートだと、[[ファティマ]]が手に入る可能性があるので、仲間になる可能性は高い。性能面では序盤はイマイチだが成長率自体は高い。[[幸運]]持ちであるので、使いたい人はこれで[[MAPW]]を用いた大量レベルアップを狙おう。
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:EDの後日談では私立探偵を開業し、クリスと結婚するので原作と比較してある意味では一番報われた作品とも言える(SDガンダムのCDドラマにも、この二人が探偵事務所を営業しているものが存在する)。本作には[[ザク]]ではなく[[ザク改]]が登場するため、そちらに乗っている。[[ザク改]]と[[ジェガン]]を選択で廃棄するイベントがあり、そこで[[ザク]]への愛着を見せている。
 
;[[第4次スーパーロボット大戦S]]
 
;[[第4次スーパーロボット大戦S]]
:[[第4次]]と同じ扱いだが、声が同じシーブックとは違って彼はボイス無しである。
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:[[第4次]]と同じ扱いだが、声が同じ[[シーブック・アノー|シーブック]]とは違って彼はボイス無しである。
 
;[[スーパーロボット大戦F]]
 
;[[スーパーロボット大戦F]]
:最初から[[ロンド・ベル]]隊にいる。初めて声が入った。完結編も含めて、バーニィがいるだけで自軍に[[ザク]]が増えていくような…。[[格闘]]がまずまず高めなので、格闘武器中心に戦えば序盤~中盤の[[ポセイダル軍]]相手にはある程度の健闘が期待できる。だが[[命中]]率をアップさせる[[精神コマンド]]がない上に、[[ニュータイプ]]や[[聖戦士]]といった[[特殊技能]]がなければ使い物にならないというゲームバランスによって、どれだけ愛情を注ごうとも第一線での活躍は不可能となっていく…。
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:最初から[[ロンド・ベル]]隊にいる。初めて声が入った。完結編も含めて、バーニィがいるだけで自軍に[[ザク]]が増えていくような…。[[格闘]]がまずまず高めなので、格闘武器中心に戦えば序盤~中盤の[[ポセイダル軍]]相手にはある程度の健闘が期待できる。
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:だが[[命中]]率をアップさせる[[精神コマンド]]がない上に、[[ニュータイプ]]や[[聖戦士]]といった[[特殊技能]]がなければ使い物にならないというゲームバランスによって、どれだけ愛情を注ごうとも第一線での活躍は不可能となっていく…。
 
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
 
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
 
:[[シャア専用ザク]]入手イベントに関わる。[[クワトロ・バジーナ]]が[[シャア・アズナブル]]であることに気づいていなかった。ザク発言が一番凄まじかった時期。戦闘面はというと、特機乗りの各作品の主人公達ですら[[回避]]や[[命中]]に補正を受ける[[特殊技能]]や[[精神コマンド]]がない=戦力外となるゲームバランスなのだから、もはやどうにもならない。
 
:[[シャア専用ザク]]入手イベントに関わる。[[クワトロ・バジーナ]]が[[シャア・アズナブル]]であることに気づいていなかった。ザク発言が一番凄まじかった時期。戦闘面はというと、特機乗りの各作品の主人公達ですら[[回避]]や[[命中]]に補正を受ける[[特殊技能]]や[[精神コマンド]]がない=戦力外となるゲームバランスなのだから、もはやどうにもならない。
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:カラー版では無条件で仲間になる。[[熱血]]と[[ド根性]]を必ず覚える。なんとLv22で、[[援護]]L5まで育つのが特徴。本作ではスーパー系以上に頑丈なMSやMA([[ニュータイプ]]でなくても扱える[[ハンマ・ハンマ]]や[[ノイエ・ジール]]等)が多数入手できるので、それらに乗り換えて[[援護防御]]用に使ってみるも悪くない。
 
:カラー版では無条件で仲間になる。[[熱血]]と[[ド根性]]を必ず覚える。なんとLv22で、[[援護]]L5まで育つのが特徴。本作ではスーパー系以上に頑丈なMSやMA([[ニュータイプ]]でなくても扱える[[ハンマ・ハンマ]]や[[ノイエ・ジール]]等)が多数入手できるので、それらに乗り換えて[[援護防御]]用に使ってみるも悪くない。
 
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第1部]]
 
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第1部]]
:最初から味方。[[ジオン軍]]出身しか共通点がない他作品キャラの[[ノリス・パッカード]]を[[サイクロプス隊]]最後の1人として説得、仲間に引き入れ「バーニィを見込んだシュタイナーの目は間違っていなかった」と最大級の賛辞まで貰った。それとは別にザク関連イベントもあり、敵の[[ガンダム]]か[[シャア専用ザク]]を撃墜すれば[[フルアーマーガンダム|FAガンダム]]が手に入り、それが第2部で[[高機動型ザク]]と引き換えになる、壮大な「わらしべザク」フラグである。格闘値が高く、[[魂]]か[[奇跡]]を覚えるなど優秀。[[ケンプファー]]か[[グフカスタム]]に乗せれば一騎当千の活躍も夢ではない?
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:最初から味方。[[ジオン軍]]出身しか共通点がない他作品キャラの[[ノリス・パッカード]]を[[サイクロプス隊]]最後の1人として説得、仲間に引き入れ「バーニィを見込んだシュタイナーの目は間違っていなかった」と最大級の賛辞まで貰った。
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:それとは別にザク関連イベントもあり、敵の[[ガンダム]]か[[シャア専用ザク]]を撃墜すれば[[フルアーマーガンダム|FAガンダム]]が手に入り、それが第2部で[[高機動型ザク]]と引き換えになる、壮大な「わらしべザク」フラグである。格闘値が高く、[[魂]]か[[奇跡]]を覚えるなど優秀。[[ケンプファー]]か[[グフカスタム]]に乗せれば一騎当千の活躍も夢ではない?
 
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]]
 
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]]
 
:会話ではよく登場する。能力値下方修正、精神弱体化、ザクは無改造と凋落が激しい。[[ひらめき]]、[[覚醒]]、[[魂]]を覚える精神パターンがあるが、その場合[[必中]]が無いのでリアル系に当たらない。残念。
 
:会話ではよく登場する。能力値下方修正、精神弱体化、ザクは無改造と凋落が激しい。[[ひらめき]]、[[覚醒]]、[[魂]]を覚える精神パターンがあるが、その場合[[必中]]が無いのでリアル系に当たらない。残念。
 
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]
 
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]
:[[COMPACT2]]同様ノリスを[[説得]]出来る。最初から[[奇襲]]が使え、獲得[[資金]]が1.5倍になる[[強運]]を持ってるので序盤は[[ガンダムEz-8|Ez-8]]に乗せてボスキラーを任される事も。また、格闘が高いので[[G-3ガンダム]]等の格闘武器を主兵装に出来るMSとの相性も抜群([[射撃]]武器主体の[[シャア専用ザク]]には合わない)。[[魂]]も覚える。ちなみにノリスもほぼ同系統の能力だったりする([[奇襲]]と[[魂]]を覚えるのも同じ)。今回はリメイクに伴い[[シャア専用ザク]]を直接入手できるように変更された。しかし、高機動型は削られたのでレア度では劣る。と言っても第1部では貴重な戦力、しっかりゲットさせよう。
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:[[COMPACT2]]同様ノリスを[[説得]]出来る。最初から[[奇襲]]が使え、獲得[[資金]]が1.5倍になる[[強運]]を持ってるので序盤は[[ガンダムEz-8|Ez-8]]に乗せてボスキラーを任される事も。また、格闘が高いので[[G-3ガンダム]]等の格闘武器を主兵装に出来るMSとの相性も抜群([[射撃]]武器主体の[[シャア専用ザク]]には合わない)。[[魂]]も覚える。ちなみにノリスもほぼ同系統の能力だったりする([[奇襲]]と[[魂]]を覚えるのも同じ)。
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:今回はリメイクに伴い[[シャア専用ザク]]を直接入手できるように変更された。しかし、高機動型は削られたのでレア度では劣る。と言っても第1部では貴重な戦力、しっかりゲットさせよう。
    
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
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==== アナザーガンダムシリーズ ====
 
==== アナザーガンダムシリーズ ====
 
;[[ヒイロ・ユイ]]
 
;[[ヒイロ・ユイ]]
:[[第2次α]]で彼に「'''ザクでガンダムと戦った男'''」として語られる。(当時は語られていない設定だったが)[[リーオー]]に誰よりも誇りを持っていたヒイロにとって、ザクで[[ガンダムタイプ]]に戦いを挑むバーニィの姿は感銘を受ける部分があったのかもしれない。
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:[[第2次α]]で彼に'''「ザクでガンダムと戦った男」'''として語られる。(当時は語られていない設定だったが)[[リーオー]]に誰よりも誇りを持っていたヒイロにとって、ザクで[[ガンダムタイプ]]に戦いを挑むバーニィの姿は感銘を受ける部分があったのかもしれない。
    
=== [[バンプレストオリジナル]] ===
 
=== [[バンプレストオリジナル]] ===
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== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 
;「当然。俺もあと1機落とせばエースってとこでやられちゃってよ」
 
;「当然。俺もあと1機落とせばエースってとこでやられちゃってよ」
:自分を羨望の眼差しで見つめるアルに対して見栄を張った台詞。実際は新兵ということに加え、初陣はすぐに撃墜されているのでまともな戦闘経験はない。後に[[サイクロプス隊]]の面々の前でアルがバーニィはあと1機で[[エース]]、と発言した為に赤っ恥をかくことに…… しかし、後にこの嘘を言い通すかのようにバーニィはたった1人で[[NT-1アレックス]]に戦いを挑む。バーニィファンのスパロボプレイヤーは本当のエースにしている事であろうが。
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:第3話より。自分を羨望の眼差しで見つめる[[アルフレッド・イズルハ|アル]]に対して見栄を張った台詞。実際は新兵ということに加え、初陣はすぐに撃墜されているのでまともな戦闘経験はない。
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:後に[[サイクロプス隊]]の面々の前でアルが「バーニィはあと1機で[[エース]]」と発言した為に赤っ恥をかくことに……。しかし、後にこの嘘を言い通すかのようにバーニィはたった1人で[[NT-1アレックス]]に戦いを挑む。バーニィファンのスパロボプレイヤーは本当のエースにしている事であろうが。
 
;「最高だね。今頃街は雪で真っ白だろうな」
 
;「最高だね。今頃街は雪で真っ白だろうな」
:連邦軍施設に潜入した際、警備兵との雑談で「シドニー生まれのシドニー育ち」を自称した上での失言。作中の暦は12月で、南半球にあるシドニーは当然夏である。この発言によって潜入が露見し、作戦は失敗することとなった。
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:第4話より。連邦軍施設に潜入した際、警備兵との雑談で「シドニー生まれのシドニー育ち」を自称した上での失言。作中の暦は12月で、南半球にあるシドニーは当然夏である。この発言によって潜入が露見し、作戦は失敗することとなった。
 
:なお、[[宇宙世紀]]におけるシドニーは[[一年戦争]]初期の[[コロニー落とし]]でクレーターと化しているが、これは後年の作品で追加された設定である。このため、警備兵は「シドニーは存在しない」事ではなく「季節が違う」事でバーニィの嘘を悟る。
 
:なお、[[宇宙世紀]]におけるシドニーは[[一年戦争]]初期の[[コロニー落とし]]でクレーターと化しているが、これは後年の作品で追加された設定である。このため、警備兵は「シドニーは存在しない」事ではなく「季節が違う」事でバーニィの嘘を悟る。
 
;「ここで止めたら、自分が自分で無くなっちまう!」
 
;「ここで止めたら、自分が自分で無くなっちまう!」
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:第6話より。
 
;「アル、俺は多分死ぬだろうが、そのことで連邦軍の兵士やガンダムのパイロットを恨んだりしないでくれ。彼らだって俺と同じで、自分がやるべきだと思ったことをやってるだけなんだ。無理かもしれないけど、他人を恨んだり自分の事を責めたりしないでくれ。これが俺の、最後の頼みだ」<br />「もし運良く、生き延びて戦争が終わったらさ、必ずこのコロニーに帰ってくるよ。会いに来る。約束だ。これでお別れだ、じゃあなアル! 元気で暮らせよ! クリスによろしくな!」
 
;「アル、俺は多分死ぬだろうが、そのことで連邦軍の兵士やガンダムのパイロットを恨んだりしないでくれ。彼らだって俺と同じで、自分がやるべきだと思ったことをやってるだけなんだ。無理かもしれないけど、他人を恨んだり自分の事を責めたりしないでくれ。これが俺の、最後の頼みだ」<br />「もし運良く、生き延びて戦争が終わったらさ、必ずこのコロニーに帰ってくるよ。会いに来る。約束だ。これでお別れだ、じゃあなアル! 元気で暮らせよ! クリスによろしくな!」
:遺言とも言えるビデオレター。このビデオを見た[[アルフレッド・イズルハ|アル]]は戦争の終わりを告げる学校集会で、あくまで戦争は自分達とは別世界の出来事であるという他の生徒達とは異なり、1人大粒の涙を流す。戦争の現実と残酷さを知り、大切な友人を失った少年は大きく成長していく。
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:バーニィの遺言とも言えるビデオレターより。このビデオを見た[[アルフレッド・イズルハ|アル]]は戦争の終わりを告げる学校集会で、あくまで戦争は自分達とは別世界の出来事であるという他の生徒達とは異なり、1人大粒の涙を流す。戦争の現実と残酷さを知り、大切な友人を失った少年は大きく成長していく。
    
== 迷台詞 ==
 
== 迷台詞 ==
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== スパロボシリーズの名・迷台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名・迷台詞 ==
 
;「あれ、見てわかんない? ナンパだよ、ナンパ! あ、そこのロングヘアの彼女、かわいいね! あ、オレ、バーナード=ワイズマン。バーニィって呼んでよ」
 
;「あれ、見てわかんない? ナンパだよ、ナンパ! あ、そこのロングヘアの彼女、かわいいね! あ、オレ、バーナード=ワイズマン。バーニィって呼んでよ」
:[[第3次]]より。「シーサイド・パニック」にてバーニィがクリスをナンパした時の台詞だが、[[ロンド・ベル]]隊の面々には邪険にされ、[[セイラ・マス|セイラ]]には軟弱者扱いされてしまう。本来のバーニィはクリスとの接し方を見る限り、恋愛に関してどちらかというと奥手な青年である。にも関わらずチャラ男のようなこの発言、どう考えてもキャラクターが崩壊している。
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:[[第3次]]より。「シーサイド・パニック」にてバーニィがクリスをナンパした時の台詞だが、[[ロンド・ベル]]隊の面々には邪険にされ、[[セイラ・マス|セイラ]]には軟弱者扱いされてしまう。
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:本来のバーニィはクリスとの接し方を見る限り、恋愛に関してどちらかというと奥手な青年である。にも関わらずチャラ男のようなこの発言、どう考えてもキャラクターが崩壊している。
 
;「ザクのどこが悪いんだよ!」
 
;「ザクのどこが悪いんだよ!」
 
:[[F完結編]]より。何故か[[DVE]]になっており、[[F完結編]]における重篤なザクマニアぶりを象徴している。[[GC]]でも[[ザク]]に乗せていると戦闘中たまにこの台詞が出る。無論、原作ではこんな発言はしていない。
 
:[[F完結編]]より。何故か[[DVE]]になっており、[[F完結編]]における重篤なザクマニアぶりを象徴している。[[GC]]でも[[ザク]]に乗せていると戦闘中たまにこの台詞が出る。無論、原作ではこんな発言はしていない。
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:余談だが、[[Dボゥイ]]や[[ヴァン]]、[[雷装張飛ガンダム|張飛]]も「食ったメシの分くらいは働いてやるさ」といった発言をしており、スパロボには食い物に関して義理堅い人が多い模様。
 
:余談だが、[[Dボゥイ]]や[[ヴァン]]、[[雷装張飛ガンダム|張飛]]も「食ったメシの分くらいは働いてやるさ」といった発言をしており、スパロボには食い物に関して義理堅い人が多い模様。
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== 余談 ==
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バーナード・ワイズマン役の[[声優]]・辻谷耕史氏は、他の[[ガンダムシリーズ]]作品では『[[機動戦士ガンダムF91]]』の[[主人公]]である[[シーブック・アノー]]および『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]』の[[キンケドゥ・ナウ]](シーブックの[[偽名]])を演じている。ガンダムに討たれる青年を演じた後に、ガンダムに搭乗する青少年を演じることになるとは何とも不思議な縁である。
 
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{{DEFAULTSORT:はあなあと わいすまん}}
 
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