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本作における彼の黒幕は[[ゼーレ]]であり「[[人類補完計画]]」が失敗した場合の保険となりうる兵器の研究・開発を命じられ、ツェントル・プロジェクトによるMODEL-Xの開発に着手することとなった。
本作における彼の黒幕は[[ゼーレ]]であり「[[人類補完計画]]」が失敗した場合の保険となりうる兵器の研究・開発を命じられ、ツェントル・プロジェクトによるMODEL-Xの開発に着手することとなった。
重傷を負った[[ヒューゴ・メディオ|ヒューゴ]]を人体改造して自身の命令に抗えないようにした上で、[[アクア・ケントルム|アクア]]と共にプロジェクト試作機のパイロットとして抜擢。その一方で[[アルベロ・エスト|アルベロ]]と[[エルデ・ミッテ|エルデ]]もプロジェクトに参加させ、プロジェクト試作機を敢えて強奪させる。2つの機体にはTEエンジンとラズムナニウムがそれぞれ搭載されており、ヒューゴにアルベロを追わせ戦わせることで、両方の実戦データの取得を目指した。
重傷を負った[[ヒューゴ・メディオ|ヒューゴ]]を人体改造して自身の命令に抗えないようにした(但しこの枷は、中盤にミタール自身の手で[[スーパーロボット大戦MX|除去]]ないし[[スーパーロボット大戦MX PORTABLE|緩和]]される)上で、[[アクア・ケントルム|アクア]]と共にプロジェクト試作機のパイロットとして抜擢。その一方で[[アルベロ・エスト|アルベロ]]と[[エルデ・ミッテ|エルデ]]もプロジェクトに参加させ、プロジェクト試作機を敢えて強奪させる。2つの機体にはTEエンジンとラズムナニウムがそれぞれ搭載されており、ヒューゴにアルベロを追わせ戦わせることで、両方の実戦データの取得を目指した。
その一方で、[[エルデ・ミッテ|エルデ]]が開発した人工知能[[AI1]]については特段の興味を示さず、MODEL-Xの制御は当初から人の手による操縦を想定していた。エルデは彼にAI1の搭載を認めさせる思惑もあって協力関係を築いていたのだが、次第に両者の確執は表面化。最終的には彼がAI1を搭載しないという結論を明確にしたことで、決定的に利害が反することとなったエルデに射殺され、最期を迎えた。
その一方で、[[エルデ・ミッテ|エルデ]]が開発した人工知能[[AI1]]については特段の興味を示さず、MODEL-Xの制御は当初から人の手による操縦を想定していた。エルデは彼にAI1の搭載を認めさせる思惑もあって協力関係を築いていたのだが、次第に両者の確執は表面化。最終的には彼がAI1を搭載しないという結論を明確にしたことで、決定的に利害が反することとなったエルデに射殺され、最期を迎えた。
==人間関係==
==人間関係==
;[[ヒューゴ・メディオ]]
;[[ヒューゴ・メディオ]]
:瀕死の身である彼を改造、自身が開発した機動兵器を与えてテストさせる。彼の治療を行う際に「修理」という言葉を用いるなど、徹底してヒューゴを単なるパーツとしてしか見ていない。
:瀕死の身である彼を改造、自身が開発した機動兵器を与えてテストさせる。彼の治療を行う際に「修理」という言葉を用いるなど、徹底してヒューゴを単なるパーツとしてしか見ていない。それでもMXでの関係はギブアンドテイクに近いが、OGシリーズではヒューゴを一方的にこき使う印象が強くなっている。
;[[アクア・ケントルム]]
;[[アクア・ケントルム]]
:ヒューゴのパートナーに指名し、同じく機動兵器のテストパイロットとする。彼はこの2人を通じ、「人の意志」の力による機動兵器の制御がどれほどのものかを見極めようとしていた。
:ヒューゴのパートナーに指名し、同じく機動兵器のテストパイロットとする。彼はこの2人を通じ、「人の意志」の力による機動兵器の制御がどれほどのものかを見極めようとしていた。
=== MX ===
=== MX ===
;「ああ、任せたまえ。今度は薬無しでも動けるように調整しておこう…」
;「ああ、任せたまえ。今度は薬無しでも動けるように調整しておこう…」
:[[MX]]中盤で[[メディウス・ロクス]]に敗れたヒューゴの「修理」に当たる際、下卑た笑みと共に発した台詞。「今度は」という点に、彼の醜悪な人物像が窺える。
:[[MX]]中盤(28話)で[[メディウス・ロクス]]に敗れたヒューゴの「修理」に当たる際、下卑た笑みと共に発した台詞。「今度は」という点に、彼の醜悪な人物像が窺える。とはいえ、同話冒頭で「最近送られてくるデータ内容は良好だ」と評していたり、本当に宣言通り薬の要らない身体にしている辺りからは、ヒューゴを高く評価している事が窺えなくもない。…パーツ扱いされている当人にしてみれば、良い気分はしないだろうが。
;「私の理論が正しいことを証明するため…」<br/>「そして、金と名誉を得るためだよ。そうでなければ、研究を続けることが出来んからな」<br/>「故に、私は軍や委員会を利用し…また、彼らも私を利用するのだ」
;「私の理論が正しいことを証明するため…」<br/>「そして、金と名誉を得るためだよ。そうでなければ、研究を続けることが出来んからな」<br/>「故に、私は軍や委員会を利用し…また、彼らも私を利用するのだ」
:[[MX]]後半でエルデからTEアブゾーバーを作り出した理由を聞かれて、私利私欲の為にしていると公言。一方で、あくまで研究のために金と名誉を欲していることや直前にデビルガンダムの二の舞を避けたがっているなど、他のマッドサイエンティスト達とは違っている面も見受けられる。
:[[MX]]後半でエルデからTEアブゾーバーを作り出した理由を聞かれて、私利私欲の為にしていると公言。一方で、あくまで研究のために金と名誉を欲していることや直前にデビルガンダムの二の舞を避けたがっているなど、他のマッドサイエンティスト達とは違っている面も見受けられる。