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劇中で、イデが力を発現するのは純粋な自己防衛本能に反応する時であり、要するに誰かがピンチになった時である。[[イデオン]]と[[ソロシップ]]を構成する金属イデオナイト、その内部にある物質Xはイデの精神エネルギーを集積し、イデの判断で純粋な自己防衛本能の強さに応じ物質エネルギーとして解き放たれる。ベスと対話した際には、自分達になりゆきを作り出す力などないと明言するイデ。しかし、イデが[[イデオン]]や[[ソロシップ]]にもたらす力は絶大だった。イデオンソードは最終的に惑星を両断し、イデオンガンは最大パワーでなくとも敵の艦隊を何度も壊滅させ、数万kmに及ぶ小惑星群の消滅、それらを使用時にソロ・シップを包むバリアーは、強大な破壊力の余波から完璧にガードした。
劇中で、イデが力を発現するのは純粋な自己防衛本能に反応する時であり、要するに誰かがピンチになった時である。[[イデオン]]と[[ソロシップ]]を構成する金属イデオナイト、その内部にある物質Xはイデの精神エネルギーを集積し、イデの判断で純粋な自己防衛本能の強さに応じ物質エネルギーとして解き放たれる。ベスと対話した際には、自分達になりゆきを作り出す力などないと明言するイデ。しかし、イデが[[イデオン]]や[[ソロシップ]]にもたらす力は絶大だった。イデオンソードは最終的に惑星を両断し、イデオンガンは最大パワーでなくとも敵の艦隊を何度も壊滅させ、数万kmに及ぶ小惑星群の消滅、それらを使用時にソロ・シップを包むバリアーは、強大な破壊力の余波から完璧にガードした。
劇中終盤の情報と資料集等の各媒体の情報によると、'''目指しているのは「異なるモノ達の融和」一つであり、どんな形であれ分かたれたままの状態を許容しようとしない'''ことがわかる。劇中では「イデの伝説」等と称される伝聞も古来より残されている事が判明しており、内容は「イデは異なる物(者)達から融和した存在<ref>イデオンの劇中では異星人同士から生まれた子供を指していた。</ref>からいずれ、自らすらを正しく扱う事の出来る程進化した存在」が生まれ、イデ自身もそれを待望しているとされていた。これはイデ自身もそういった存在がいなければいずれ自らも存在出来なくなると考えていた為で、この話を聞かされた[[ユウキ・コスモ]]はその存在こそが人類の救いとなる存在「救世主=メシア」ではないのかと推測し、ソロシップの面々にも話していた。ベスと[[カララ・アジバ|カララ]]の子供はこの事から[[メシア]]と名付けられた。
劇中終盤の情報と資料集等の各媒体の情報によると、'''目指しているのは「異なるモノ達の融和」一つであり、どんな形であれ分かたれたままの状態を許容しようとしない'''ことがわかる(つまり'''「離別や住み分けによって争いを避ける」ことは認めない''')。
劇中では「イデの伝説」等と称される伝聞も古来より残されている事が判明しており、内容は「イデは異なる物(者)達から融和した存在<ref>イデオンの劇中では異星人同士から生まれた子供を指していた。</ref>からいずれ、自らすらを正しく扱う事の出来る程進化した存在」が生まれ、イデ自身もそれを待望しているとされていた。これはイデ自身もそういった存在がいなければいずれ自らも存在出来なくなると考えていた為で、この話を聞かされた[[ユウキ・コスモ]]はその存在こそが人類の救いとなる存在「救世主=メシア」ではないのかと推測し、ソロシップの面々にも話していた。ベスと[[カララ・アジバ|カララ]]の子供はこの事から[[メシア]]と名付けられた。
物語開始前からコスモ達の地球とバッフ・クランの母星に流星を落とし、双方がソロ星で邂逅するように仕向けていた。ソロ星で覚醒してからはしばらく局面を見守っていたが、最終的に両者を和解させようと直接的に干渉し、カララ・アジバをワープさせて、父親のドバ・アジバに対面させる。イデは彼等を和解させようと試みるがその目論見は果たせず、ドバは地球との戦争継続を望んだ。これに失望したイデは観念して、消滅するギリギリの力を解放「発動」をもって宇宙全てを因果地平へと葬り去った。
物語開始前からコスモ達の地球とバッフ・クランの母星に流星を落とし、双方がソロ星で邂逅するように仕向けていた。ソロ星で覚醒してからはしばらく局面を見守っていたが、最終的に両者を和解させようと直接的に干渉し、カララ・アジバをワープさせて、父親のドバ・アジバに対面させる。イデは彼等を和解させようと試みるがその目論見は果たせず、ドバは地球との戦争継続を望んだ。これに失望したイデは観念して、消滅するギリギリの力を解放「発動」をもって宇宙全てを因果地平へと葬り去った。