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:同上。ミケーネに見つかるのを防ぐ為、[[科学要塞研究所]]を潜航させるが、その場合はドッキングは困難になると剣造から聞いての返し。
 
:同上。ミケーネに見つかるのを防ぐ為、[[科学要塞研究所]]を潜航させるが、その場合はドッキングは困難になると剣造から聞いての返し。
 
;「あのチビ寂しいって、贅沢言ってらぁ。俺を見ろよ? 物心ついた時、両親は死んでいなかったんだぜ。しかし俺はちっとも寂しくなんか…」
 
;「あのチビ寂しいって、贅沢言ってらぁ。俺を見ろよ? 物心ついた時、両親は死んでいなかったんだぜ。しかし俺はちっとも寂しくなんか…」
:第2話「地獄の使者!! 闇の仕掛人ガラリヤ」より。橋の上でシローが一人で釣りをしているのを見たジュンはどうしたのかと声をかけるが、シローは「アメリカに行った甲児兄ちゃんからの手紙も来ないし、みんな忙しそうだから」「僕がいない方がいいんじゃないか」と、疎外感と孤独さで落ち込み気味に。その事をジュンから聞いたら自分の両親が死んで以降の生い立ち語りでの「自分は寂しくなんかなかった」と言い出すも'''ジュンに思わぬカウンターで捲し立てられるハメに。'''
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:第2話より。橋の上でシローが一人で釣りをしているのを見たジュンはどうしたのかと声をかけるが、シローは「アメリカに行った甲児兄ちゃんからの手紙も来ないし、みんな忙しそうだから」「僕がいない方がいいんじゃないか」と、疎外感と孤独さで落ち込み気味に。その事をジュンから聞いたら自分の両親が死んで以降の生い立ち語りでの「自分は寂しくなんかなかった」と言い出すも'''ジュンに思わぬカウンターで捲し立てられるハメに。'''
 
:尚、このように言っている鉄也だが終盤での展開を鑑みるに、この時はたぶん無意識に強がりを言っていたのだろう。
 
:尚、このように言っている鉄也だが終盤での展開を鑑みるに、この時はたぶん無意識に強がりを言っていたのだろう。
 
;「そ、そんなぁ。何も怒らなくても」
 
;「そ、そんなぁ。何も怒らなくても」
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;剣造「ぐずぐず言ってないで早く帰るんだ」
 
;剣造「ぐずぐず言ってないで早く帰るんだ」
 
;「わかったよ…戻りゃあいいんでしょう」
 
;「わかったよ…戻りゃあいいんでしょう」
: 第4話「キャッチ・アンド・アタック!! 科学要塞研究所!!」にて。[[万能要塞ミケロス]]の連続強風攻撃に晒され、グレートごと墜落してしまい頭を負傷した鉄也。一方ミケロスは遂にグレートの発進基地である[[科学要塞研究所]]を発見し、「特ダネを掴んだぞ!」と言いながら今回出撃した[[大昆虫将軍スカラベス]]が乗り組んでいるミケロスに向かっては乗り込み、やがてミケロスは移動を開始。直後に頭の怪我もあって一度研究所に戻る指示を受けるも兜所長と問答し、仕方がないので帰還命令に従う事に。多少プライドの事がありつつも戻る辺り、深追いして罠にはまりがちな甲児との違いが出ている。
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: 第4話より。[[万能要塞ミケロス]]の連続強風攻撃に晒され、グレートごと墜落してしまい頭を負傷した鉄也。一方ミケロスは遂にグレートの発進基地である[[科学要塞研究所]]を発見し、「特ダネを掴んだぞ!」と言いながら今回出撃した[[大昆虫将軍スカラベス]]が乗り組んでいるミケロスに向かっては乗り込み、やがてミケロスは移動を開始。直後に頭の怪我もあって一度研究所に戻る指示を受けるも兜所長と問答し、仕方がないので帰還命令に従う事に。多少プライドの事がありつつも戻る辺り、深追いして罠にはまりがちな甲児との違いが出ている。
 
;「ロケットパンチ!」
 
;「ロケットパンチ!」
 
:原作ではマジンガーZに乗った事が無い鉄也だが、専用バイクにロケットパンチが搭載されている為、この台詞を言った事がある。
 
:原作ではマジンガーZに乗った事が無い鉄也だが、専用バイクにロケットパンチが搭載されている為、この台詞を言った事がある。
 
;「人質がいたんじゃ、手も足も出せねえ」
 
;「人質がいたんじゃ、手も足も出せねえ」
:第7話前半にて。グレシオスの腹部の檻の中に信一少年が囚われており、それを見て手づまりしての一言。
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:第7話より。[[グレシオス]]の腹部の檻の中に信一少年が囚われており、それを見て手づまりしての一言。
 
:一見尤もな台詞なようだが、鉄也は戦闘のプロとして育てられ、しかも永井版漫画ではジュンを人質に取られていても、葛藤の末に攻撃しにグレートで前進し、戦闘獣の方がうろたえている(直後に雪原に白い布で隠れていたボス達の援護で、ジュンは救出されたが)。
 
:一見尤もな台詞なようだが、鉄也は戦闘のプロとして育てられ、しかも永井版漫画ではジュンを人質に取られていても、葛藤の末に攻撃しにグレートで前進し、戦闘獣の方がうろたえている(直後に雪原に白い布で隠れていたボス達の援護で、ジュンは救出されたが)。
 
;(俺もすまなかった…いい奴とわかっていたら、何とかして助けたかった。どうか、俺達の近くで静かに眠ってくれ)
 
;(俺もすまなかった…いい奴とわかっていたら、何とかして助けたかった。どうか、俺達の近くで静かに眠ってくれ)
:第9話「爆死!! 美しき人間志願者!!」より。シローやジュン達と交流で友人となったゲストヒロイン・クレオ。しかし彼女は戦闘獣だったが争いを好まなかった。しかしゴーゴン大公の遠隔操作で強制的に戦闘獣に変身させられたり、最後には自爆装置が起爆されて絶命してしまった。それでも腹部が壊れた以外はほぼ無傷な彼女をグレートでお姫様抱っこで抱えながらの、内心の独白。その後クレオは海の中へと水葬された。
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:第9話より。シローやジュン達と交流で友人となったゲストヒロイン・クレオ。しかし彼女は戦闘獣だったが争いを好まなかった。しかしゴーゴン大公の遠隔操作で強制的に戦闘獣に変身させられたり、最後には自爆装置が起爆されて絶命してしまった。それでも腹部が壊れた以外はほぼ無傷な彼女をグレートでお姫様抱っこで抱えながらの、内心の独白。その後クレオは海の中へと水葬された。
 
;「シロー!」<br/>「あのう、父兄の授業参観に来ました、兜シローの父親代わりです」<br/>「ようシロー、所長が仕事で忙しいんだ。俺で我慢しろよ」
 
;「シロー!」<br/>「あのう、父兄の授業参観に来ました、兜シローの父親代わりです」<br/>「ようシロー、所長が仕事で忙しいんだ。俺で我慢しろよ」
 
:第14話より。剣造の代わりに父兄の授業参観に行くも、授業参観のことをよく知らないのか教室の前から入ってきて、シローに声をかける。この時剣造が来ないことにナーバスになっていたシローに悪態をつかれ、苦い顔をする。
 
:第14話より。剣造の代わりに父兄の授業参観に行くも、授業参観のことをよく知らないのか教室の前から入ってきて、シローに声をかける。この時剣造が来ないことにナーバスになっていたシローに悪態をつかれ、苦い顔をする。
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;「ちくしょうあの時俺がもう一歩早ければ、博士を助けられたのに」<br/>「もうあんな犠牲者は絶対出さねぇから、許してくれよな飛田博士」
 
;「ちくしょうあの時俺がもう一歩早ければ、博士を助けられたのに」<br/>「もうあんな犠牲者は絶対出さねぇから、許してくれよな飛田博士」
 
:第15話より。前話で死亡した飛田博士の肖像画を前に、自分の行動を悔いて誓いを立てる。
 
:第15話より。前話で死亡した飛田博士の肖像画を前に、自分の行動を悔いて誓いを立てる。
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;「俺はあの特訓のお陰で、グレートマジンガーに乗れるようになった。それと───」<br>「みなしごの寂しさと、悲しさを吹っ切る事が出来たんだ……」
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:第16話で剣造と少年期を過ごした孤島にシローを案内し、過酷な特訓漬けの日々へ思いを馳せる。剣造の厳格さを恨んだ事もあるとの本音も吐露しつつ、それが「[[戦闘のプロ]]」としてのアイデンティティを確立するのに繋がった事を感慨深げに語るが、この時点では折り合いを付けていた筈の「孤児としてのコンプレックス」が最終章で表面化する事に……。
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;「貴様ぁ~……甘ったれるのもいい加減にしろ! 貴様は闘う相手を間違えたようだな」<br>「ミケーネを再興するなら、どうして暗黒大将軍と闘わねえんだ!? 俺と闘ったって、どうにもならねえじゃねーか!!」
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:同上。平和だった頃のミケーネ再興を願いつつグレートへ挑んだものの、武器を破壊された事で敗北を悟り鉄也に己の介錯を哀願する戦闘獣ケルビニウス(SRW未登場)へ、帝国を悪の枢軸に変えた元凶たる暗黒大将軍へ矛先を向けるべきだった事を指摘し、大将軍との闘いを放棄したケルビニウスの諦観的な態度を詰る。
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;「ハハハ…貴様は奴らに利用されたんだ! それに気付かねえなんて、所詮は世間知らずのプリンスだ。甘かったぜ!」
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:直後、グレート撃破の報酬として[[超人将軍ユリシーザー|ユリシーザー]]から「平和な帝国の返還」を持ち掛けられたと反論するケルビニウスのお人好し振りに、さしもの鉄也も苦笑を抑え切れずそれがユリシーザーの露骨な甘言だった事を指摘する。
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;「…あいつもきっと、今日から過去を捨てて男らしく立ち上がるだろうよ……」
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:第16話ラストで自分を陥れたユリシーザーに一矢報いるべく、ミケロスごと自爆したケルビニウスの壮絶な最期を目の当たりにして、天空から舞い落ちてきた彼の翼の残骸を掴みつつ悲劇のプリンスの死を悼む。
 
;「肌が白く生まれようと黒く生まれようとそれが人間にとってどれだけ重大な問題なんだ!」
 
;「肌が白く生まれようと黒く生まれようとそれが人間にとってどれだけ重大な問題なんだ!」
 
:19話。黒人とのハーフである故のコンプレックスに苛まれるジュンに対し、平手打ちにして諭した台詞。ジュンを心配しているこその厳しい態度であるが、女である事の微妙な心理までは理解できず、ジュンのコンプレックスを取り除く事が出来なかった。
 
:19話。黒人とのハーフである故のコンプレックスに苛まれるジュンに対し、平手打ちにして諭した台詞。ジュンを心配しているこその厳しい態度であるが、女である事の微妙な心理までは理解できず、ジュンのコンプレックスを取り除く事が出来なかった。