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:第37話、脱走したアスランを追撃する任務に就いてしまった際、アスランに対して。エンジェルダウン作戦後の上述のいざこざで完全に破綻、敵対寸前にまで発展したかと思われていた関係だったが、裏切られて苦しむだけの想いがシンにあったことがここで垣間見えるため、必ずしも嫌い一色の感情ではなかったことが窺える。とはいえアスランの完全な背反行為を許せるような立場でもなく…
 
:第37話、脱走したアスランを追撃する任務に就いてしまった際、アスランに対して。エンジェルダウン作戦後の上述のいざこざで完全に破綻、敵対寸前にまで発展したかと思われていた関係だったが、裏切られて苦しむだけの想いがシンにあったことがここで垣間見えるため、必ずしも嫌い一色の感情ではなかったことが窺える。とはいえアスランの完全な背反行為を許せるような立場でもなく…
 
;「はぁっ……はぁっ……はぁっ……はぁっ……くそぉぉぉぉぁぁぁッ!!」<br>「あんたが悪いんだ……あんたが! あんたが裏切るからぁぁっ!!」<br>「俺はぁぁ……!! 俺はもう絶対にぃぃぃッ!! うおあああぁぁぁぁぁッ!!」
 
;「はぁっ……はぁっ……はぁっ……はぁっ……くそぉぉぉぉぁぁぁッ!!」<br>「あんたが悪いんだ……あんたが! あんたが裏切るからぁぁっ!!」<br>「俺はぁぁ……!! 俺はもう絶対にぃぃぃッ!! うおあああぁぁぁぁぁッ!!」
:激情と混乱が綯交ぜなままに、シンはアスランのセイバーを撃墜してしまった。
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:激情と混乱が綯交ぜなままに、シンはアスランのグフを撃墜してしまった。
 
:この時、アスランがザフトを脱走したのはミーアを通じてデュランダルが「アスランはアークエンジェルを経由して情報を外部に漏らした内通者だった」という罪状を着せて処刑するつもりなのに感付いたことであるため。半ば自己防衛的な意味での脱走なのだったのだが、このシーン以前にデュランダルを疑う要素が何一つなかったシンには全く思い至る事は無かった(アスランがデュランダルにアークエンジェル討伐の理由を尋ねらた際にも冷静に返答している様子を見ていて、その後のデュランダルの言葉に感動さえしていた。尤も彼の返答は事の真相を知っているアスランにとっては欺瞞に満ちたものであったが)。
 
:この時、アスランがザフトを脱走したのはミーアを通じてデュランダルが「アスランはアークエンジェルを経由して情報を外部に漏らした内通者だった」という罪状を着せて処刑するつもりなのに感付いたことであるため。半ば自己防衛的な意味での脱走なのだったのだが、このシーン以前にデュランダルを疑う要素が何一つなかったシンには全く思い至る事は無かった(アスランがデュランダルにアークエンジェル討伐の理由を尋ねらた際にも冷静に返答している様子を見ていて、その後のデュランダルの言葉に感動さえしていた。尤も彼の返答は事の真相を知っているアスランにとっては欺瞞に満ちたものであったが)。
 
:その際の形相は「修羅」というべきもので、SEED時期の「閃光の刻」におけるキラとアスランの激高状態より遥かに凄まじい表情であった。
 
:その際の形相は「修羅」というべきもので、SEED時期の「閃光の刻」におけるキラとアスランの激高状態より遥かに凄まじい表情であった。
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