差分
「ザクII」の名前について追記
== 余談 ==
== 余談 ==
*「ザクII」という名前は放送当時には無く、書籍「ガンダムセンチュリー」が初出。ただし公式設定として取り入れられるのはもう少し後で、その間には[[高機動型ザク]]を「ザクII」と表記している資料もある。
*直線的なデザインのガンダムに対し、ザクは曲面を多用したデザインが特徴である。
*直線的なデザインのガンダムに対し、ザクは曲面を多用したデザインが特徴である。
**双方のメカニックデザインを担当した大河原邦男氏は2015年のインタビューで「曲面が多いと、おもちゃは作りづらい。アニメーターも直線的な方が形を理解しやすい。実際アニメ本編はザクにいろんな解釈がされていた」'''「ただ当時は敵(のデザイン)に関してかなり自由度があって、その中でザクを作りました」と、敵メカならではの制約の無さを活かしてザクのアイデアが生まれた'''事を回想している<ref>[https://animeanime.jp/article/2015/07/25/24263.html 大河原邦男氏インタビュー いま振り返る「機動戦士ガンダム」の仕事]</ref>。
**双方のメカニックデザインを担当した大河原邦男氏は2015年のインタビューで「曲面が多いと、おもちゃは作りづらい。アニメーターも直線的な方が形を理解しやすい。実際アニメ本編はザクにいろんな解釈がされていた」'''「ただ当時は敵(のデザイン)に関してかなり自由度があって、その中でザクを作りました」と、敵メカならではの制約の無さを活かしてザクのアイデアが生まれた'''事を回想している<ref>[https://animeanime.jp/article/2015/07/25/24263.html 大河原邦男氏インタビュー いま振り返る「機動戦士ガンダム」の仕事]</ref>。
**高橋良輔監督はNHK総合の番組『ニッポンアニメ100 ロボットアニメ大集合』(2017年4月7日放送)において'''「ザク等、モノアイになっている機体(のデザイン)を初めて見た時には、とても衝撃を受けた」'''と述懐している。
**高橋良輔監督はNHK総合の番組『ニッポンアニメ100 ロボットアニメ大集合』(2017年4月7日放送)において'''「ザク等、モノアイになっている機体(のデザイン)を初めて見た時には、とても衝撃を受けた」'''と述懐している。
*右手に武器を持つのに盾も右肩に付いていて、「盾で守りながら撃つ」といった戦法が取りづらいデザインだが、これは当時のアニメ設定画が左斜めから見た構図で描くのが慣例で、左肩にシールドがあると腕が隠れて見えなくなってしまうので右側に描き、作画時は左右反転してほしいという指示が伝わらなかったためと言われている。おかげで後の作品にも「ジオン系・ザク系の量産機は右肩に盾を持つ」という流れが生まれた。
**この流れを断ち切ったのは25年後の『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』で大河原氏自らがザクをリメイクした[[ザクウォーリア]]であり、当初の意図通り「左肩に盾、右肩にスパイク」になっている。
*ザクは『[[コンパチヒーローシリーズ]]』においてショッカー戦闘員と並び序盤から[[やられメカ|最弱クラスのザコ]]として登場する。
*ザクは『[[コンパチヒーローシリーズ]]』においてショッカー戦闘員と並び序盤から[[やられメカ|最弱クラスのザコ]]として登場する。
**主役機である[[ガンダム]]が登場しない作品にも多数出演しており、毎回のようにヒーロー達に蹴散らされている。
**主役機である[[ガンダム]]が登場しない作品にも多数出演しており、毎回のようにヒーロー達に蹴散らされている。