差分

編集の要約なし
9行目: 9行目:  
シリーズ作品の参戦傾向については、スパロボ誕生以来『[[ゲッターロボ]]』『[[ゲッターロボG]]』といった東映制作テレビアニメ作品が常連であったがこれらは『[[スーパーロボット大戦Z]]』を境に参戦が激減した<ref>『[[スーパーロボット大戦X-Ω]]』にて再参戦の際はメカはアニメ版仕様・キャラクターはOVA版仕様という特殊な参戦形式が採られた。</ref>。また東映アニメ版と併記される形で、『[[真ゲッターロボ (原作漫画版)]]』とカテゴライズされた、いわば設定抽出・調整のための参戦名義も数を重ねていた。
 
シリーズ作品の参戦傾向については、スパロボ誕生以来『[[ゲッターロボ]]』『[[ゲッターロボG]]』といった東映制作テレビアニメ作品が常連であったがこれらは『[[スーパーロボット大戦Z]]』を境に参戦が激減した<ref>『[[スーパーロボット大戦X-Ω]]』にて再参戦の際はメカはアニメ版仕様・キャラクターはOVA版仕様という特殊な参戦形式が採られた。</ref>。また東映アニメ版と併記される形で、『[[真ゲッターロボ (原作漫画版)]]』とカテゴライズされた、いわば設定抽出・調整のための参戦名義も数を重ねていた。
   −
[[第2次スーパーロボット大戦Z]]』以降はOVA作品の『[[真ゲッターロボ 世界最後の日]]』が参戦機会を大幅に増やしている他、2020年代からは『[[ゲッターロボ號]]』を始めとして参戦作品が一気に増加し、[[ダイナミック企画オリジナル]]名義による新たなゲッター(ゲッターノワール)が創出されるなどの展開も見せている。
+
2010年代以降は『[[第2次スーパーロボット大戦Z]]』を境にOVA作品の『[[真ゲッターロボ 世界最後の日]]』が参戦機会を大幅に増やしている。また漫画版『[[ゲッターロボ號]]』や『[[ゲッターロボDEVOLUTION -宇宙最後の3分間-]]』といった未映像化作品などへ参戦の裾野を広げるほか、[[ダイナミック企画オリジナル]]名義による新たなゲッター(ゲッターノワール)が創出されるなどの展開も見せている。
    
== 作品リスト ==
 
== 作品リスト ==
15行目: 15行目:  
放送当時、同じダイナミックプロの『[[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]]』や『[[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]]』と連続放送中だったが、この両作品とのマッチアップにより高い人気を得た。
 
放送当時、同じダイナミックプロの『[[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]]』や『[[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]]』と連続放送中だったが、この両作品とのマッチアップにより高い人気を得た。
 
;[[ゲッターロボ]]
 
;[[ゲッターロボ]]
:TVアニメ第1作。1974年(昭和49年)~1975年(昭和50年)放映。全51話。地上征服を企む恐竜帝国を相手に、変幻自在のスーパーロボット「[[ゲッターロボ (ロボット)|ゲッターロボ]]」と[[流竜馬]][[神隼人]][[巴武蔵]]の「[[ゲッターチーム]]」がチームワークで立ち向かう。変形・合体をはじめ、のちのロボットアニメに大きな影響を与えた。
+
:TVアニメ第1作。1974年(昭和49年) - 1975年(昭和50年)放映。全51話。地上征服を企む恐竜帝国を相手に、変幻自在のスーパーロボット「[[ゲッターロボ (ロボット)|ゲッターロボ]]」と[[流竜馬]][[神隼人]][[巴武蔵]]の「[[ゲッターチーム]]」がチームワークで立ち向かう。変形・合体をはじめ、のちのロボットアニメに大きな影響を与えた。
 
;[[ゲッターロボG]]
 
;[[ゲッターロボG]]
:TVアニメ第2作。1975年(昭和50年)~1976年(昭和51年)放映。全39話。ニューマシン・[[ゲッターロボG]]や[[車弁慶]]ら新キャラクターを迎え、人類征服を企む新たな敵・[[百鬼帝国]]との戦いが描かれる。物語と設定で大幅な強化が図られた。
+
:TVアニメ第2作。1975年(昭和50年)- 1976年(昭和51年)放映。全39話。ニューマシン・[[ゲッターロボG]]や[[車弁慶]]ら新キャラクターを迎え、人類征服を企む新たな敵・[[百鬼帝国]]との戦いが描かれる。物語と設定で大幅な強化が図られた。
 
;[[ゲッターロボ アーク]]
 
;[[ゲッターロボ アーク]]
 
:上記アニメ2作とは異なり、漫画版のアニメ化。石川賢の手による同名漫画、ゲッターロボサーガの第5作にして最終作をアニメ化した作品。『號』より未来<ref>アニメ版では『號』の19年後とされている。</ref>を舞台に、新世代のゲッターチームが人類を襲う危機に立ち向かう。
 
:上記アニメ2作とは異なり、漫画版のアニメ化。石川賢の手による同名漫画、ゲッターロボサーガの第5作にして最終作をアニメ化した作品。『號』より未来<ref>アニメ版では『號』の19年後とされている。</ref>を舞台に、新世代のゲッターチームが人類を襲う危機に立ち向かう。
 
:原作は掲載紙の休刊で第1部・完として終了したが、2006年の石川氏の急逝にともない未完となった。
 
:原作は掲載紙の休刊で第1部・完として終了したが、2006年の石川氏の急逝にともない未完となった。
:石川氏の没後15年を経てアニメ化され、2021年(令和3年)7月~9月に全13話で放映された。アニメ化にあたり、回想という形で原作漫画版『號』や『真ゲッターロボ』の要素も加えられている。
+
:石川氏の没後15年を経てアニメ化され、2021年(令和3年)7月 - 9月に全13話で放映された。アニメ化にあたり、回想という形で原作漫画版『號』や『真ゲッターロボ』の要素も加えられている。
 
;ゲッターロボ號
 
;ゲッターロボ號
:TVアニメ第3作。1991年(平成3年)~1992年(平成4年)放映。全50話。プロフェッサー・ランドウの[[世界征服]]の野望をくじくため、[[ネイサー|ネイザー(日本国際航空宇宙技術公団)]]の若きゲッターチームとゲッターロボ號が立ち上がる。企画段階ではマジンガーシリーズの新作であったため、物語や設定にその名残を残している。
+
:TVアニメ第3作。1991年(平成3年) - 1992年(平成4年)放映。全50話。プロフェッサー・ランドウの[[世界征服]]の野望をくじくため、[[ネイサー|ネイザー(日本国際航空宇宙技術公団)]]の若きゲッターチームとゲッターロボ號が立ち上がる。企画段階ではマジンガーシリーズの新作であったため、物語や設定にその名残を残している。
 
:漫画版『號』のように『ゲッターロボ』『ゲッターロボG』と深くリンクしている様子は窺えず、それらの登場キャラも存在しない。実質的には単独の世界観が舞台の作品である。過去作品を継承しているとすれば、パイロットの一人を声優の神谷明氏が演じており、同キャラクターの操縦時に「トマホークブーメラン」を使ったことくらいだろうか。
 
:漫画版『號』のように『ゲッターロボ』『ゲッターロボG』と深くリンクしている様子は窺えず、それらの登場キャラも存在しない。実質的には単独の世界観が舞台の作品である。過去作品を継承しているとすれば、パイロットの一人を声優の神谷明氏が演じており、同キャラクターの操縦時に「トマホークブーメラン」を使ったことくらいだろうか。
 
:複雑な権利関係もあって各媒体での参戦が事実上不可能な状態にあったが、[[ゲッター號|機体だけ参戦]]という手法で『X-Ω』にて限定的な初参戦を果たした。
 
:複雑な権利関係もあって各媒体での参戦が事実上不可能な状態にあったが、[[ゲッター號|機体だけ参戦]]という手法で『X-Ω』にて限定的な初参戦を果たした。
30行目: 30行目:  
1996年より4年周期で製作されたオリジナルアニメーション。これらの作品から主要キャストの一新による「新しいゲッターロボ」が作られた。
 
1996年より4年周期で製作されたオリジナルアニメーション。これらの作品から主要キャストの一新による「新しいゲッターロボ」が作られた。
 
;[[真ゲッターロボ 世界最後の日]]
 
;[[真ゲッターロボ 世界最後の日]]
:OVA第1作。1998年(平成10年)~1999年(平成11年)発表。全13話。原作のエッセンスを活かしながら、テレビシリーズとは異なる壮大なスケールの世界観で物語が構築され、ファンの人気を獲得、後続作品へと繋がっていく。
+
:OVA第1作。1998年(平成10年)- 1999年(平成11年)発表。全13話。原作のエッセンスを活かしながら、テレビシリーズとは異なる壮大なスケールの世界観で物語が構築され、ファンの人気を獲得、後続作品へと繋がっていく。
 
;[[真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ]]
 
;[[真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ]]
:OVA第2作。2000年(平成12年)~2001年(平成13年)発表。全4話。號・翔・凱の新ゲッターチームが、復活した恐竜帝国の地上侵略に立ち上がる。原作『號』をベースに、娯楽性に富んだストーリーが展開された。
+
:OVA第2作。2000年(平成12年)- 2001年(平成13年)発表。全4話。號・翔・凱の新ゲッターチームが、復活した恐竜帝国の地上侵略に立ち上がる。原作『號』をベースに、娯楽性に富んだストーリーが展開された。
 
;[[新ゲッターロボ]]
 
;[[新ゲッターロボ]]
 
:OVA第3作。2004年(平成16年)発表。全13話。竜馬・隼人・弁慶のゲッターチームが、人類の天敵・鬼を相手に壮絶な死闘を展開する。従来のシリーズより漫画版に近づけられ、かつ石川賢氏のライフワークともいえる『虚無戦記』シリーズのエッセンスの入った物語でファンを獲得した。
 
:OVA第3作。2004年(平成16年)発表。全13話。竜馬・隼人・弁慶のゲッターチームが、人類の天敵・鬼を相手に壮絶な死闘を展開する。従来のシリーズより漫画版に近づけられ、かつ石川賢氏のライフワークともいえる『虚無戦記』シリーズのエッセンスの入った物語でファンを獲得した。