158行目: |
158行目: |
| **昭和シリーズの一時期「様々な悪の怪獣から[[地球]]を守る[[正義]]の怪獣」として描かれたゴジラに反発する視聴者も多かった。その影響か、平成VSシリーズ以降は基本的に人類が倒すべき敵とされている。 | | **昭和シリーズの一時期「様々な悪の怪獣から[[地球]]を守る[[正義]]の怪獣」として描かれたゴジラに反発する視聴者も多かった。その影響か、平成VSシリーズ以降は基本的に人類が倒すべき敵とされている。 |
| *ゴジラの初代スーツアクターである中島春雄氏は、巨大怪獣であるゴジラを演じる際の役作りをする為に、動物園に通って様々な動物の動きを観察した。 | | *ゴジラの初代スーツアクターである中島春雄氏は、巨大怪獣であるゴジラを演じる際の役作りをする為に、動物園に通って様々な動物の動きを観察した。 |
− | **中島氏は、「動物園で象等の巨大生物の動きを観察した結果、彼等が足の裏を見せない摺り足で歩行している事に気付きました。それは、ゴジラを演じる際の参考になりましたね」と述懐している。ちなみに、初代ゴジラの着ぐるみは重さが100kg以上もあったので、摺り足は体力の消耗を抑える効果もあった。『VSデストロイア』時の通称「バーニングゴジラ」の演出に至っては赤く発光させるための電飾で'''300kg以上'''になり、蒸気の演出もあって当時のスーツアクターだった薩摩剣八郎氏が'''酸欠状態で死にかけた'''という逸話まである。 | + | **中島氏は、「動物園で象等の巨大生物の動きを観察した結果、彼等が足の裏を見せない摺り足で歩行している事に気付きました。それは、ゴジラを演じる際の参考になりましたね」と述懐している。ちなみに、初代ゴジラの着ぐるみは重さが100kg以上もあったので、摺り足は体力の消耗を抑える効果もあった。 |
| *1954年に誕生したゴジラシリーズは、半世紀以上に渡って展開された長寿シリーズであり、特撮作品のみならず多方面において多大な影響を与えている。『[[機動警察パトレイバー]] アーリーデイズ』等、パロディが行われた作品も非常に多い。 | | *1954年に誕生したゴジラシリーズは、半世紀以上に渡って展開された長寿シリーズであり、特撮作品のみならず多方面において多大な影響を与えている。『[[機動警察パトレイバー]] アーリーデイズ』等、パロディが行われた作品も非常に多い。 |
| **「[[ゾイドシリーズ]]」ではヘリック共和国のゴジュラス&ゼネバス帝国の[[デスザウラー]]、と両陣営の切り札が揃ってゴジラモチーフという強烈な絵面を見せている(前者に至っては名前からしてギリギリである)。 | | **「[[ゾイドシリーズ]]」ではヘリック共和国のゴジュラス&ゼネバス帝国の[[デスザウラー]]、と両陣営の切り札が揃ってゴジラモチーフという強烈な絵面を見せている(前者に至っては名前からしてギリギリである)。 |
175行目: |
175行目: |
| **ミレゴジ以降の体長55mというのは松井秀喜氏の背番号から来ている。 | | **ミレゴジ以降の体長55mというのは松井秀喜氏の背番号から来ている。 |
| **これぐらいの体長では平成以降の高層ビル群と比べて「巨大怪獣による脅威」を表現しづらいとして、平成VSシリーズでは80m→100mと巨大化した背景があるが、ミレニアムシリーズでは映像、描写技術の発達によってその辺の問題を解決できるため、この体長となった。 | | **これぐらいの体長では平成以降の高層ビル群と比べて「巨大怪獣による脅威」を表現しづらいとして、平成VSシリーズでは80m→100mと巨大化した背景があるが、ミレニアムシリーズでは映像、描写技術の発達によってその辺の問題を解決できるため、この体長となった。 |
− | *1997年に登録されたコエロフィシス科の恐竜は成体の大きさが推定6.5mと同時代の肉食恐竜としては最大級のサイズだったため、発見者のケネス・カーペンター博士により「ゴジラサウルス(Gojirasaurus quayi)」と命名された。しかしその後に従来のコエロフィシス属と同種であるという見解が支持され、現在では無効名となっている。
| |
| *『ギャレゴジ』の公開に合わせてBSプレミアムで放映された特番では、「あなたにとって、ゴジラは何ですか?」という質問に対し東宝スタッフの多くが「ゴジラは[[神]]である」と答えている。『ゴジラ』(1954)の監督を務めた本多猪四郎氏も、1984年版(通称:84ゴジラ)を制作する際に残したメモにゴジラを「神が遣わした聖獣」と記しており、東宝ではゴジラが神格化されている事が伺える。 | | *『ギャレゴジ』の公開に合わせてBSプレミアムで放映された特番では、「あなたにとって、ゴジラは何ですか?」という質問に対し東宝スタッフの多くが「ゴジラは[[神]]である」と答えている。『ゴジラ』(1954)の監督を務めた本多猪四郎氏も、1984年版(通称:84ゴジラ)を制作する際に残したメモにゴジラを「神が遣わした聖獣」と記しており、東宝ではゴジラが神格化されている事が伺える。 |
| *2018年には、「[[ガンダムシリーズ]]」とコラボレーションしたイラストが公開されている。これは同年11月にアニメ版ゴジラ三部作の最終章『GODZILLA 星を喰う者』と『[[機動戦士ガンダムNT]]』が公開され、両作品とも金色の存在(高次元怪獣ギドラとユニコーンガンダム3号機[[フェネクス]])が重要なカギを握る、ということで実現した企画である。 | | *2018年には、「[[ガンダムシリーズ]]」とコラボレーションしたイラストが公開されている。これは同年11月にアニメ版ゴジラ三部作の最終章『GODZILLA 星を喰う者』と『[[機動戦士ガンダムNT]]』が公開され、両作品とも金色の存在(高次元怪獣ギドラとユニコーンガンダム3号機[[フェネクス]])が重要なカギを握る、ということで実現した企画である。 |