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== 概要 ==
 
== 概要 ==
第6世代ハードである[[ニンテンドーゲームキューブ]](以下、GC)の次世代機種として開発された。公式に次世代機種として宣伝されたわけではないが(ただし、CPUに「GC2」の文字が有る)、GCとの後方互換性を持つ。ただし、GC用ソフトをプレイするには、GC用コントローラーとGC用メモリーカードが別途必要。発表当初は「レボリューション」のコードネームで呼ばれ、専用のロゴまで用意されていた。
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[[ニンテンドーゲームキューブ]](以下、GC)の次世代機種として開発された、第7世代据え置き型ゲーム機。公式にGCの直系次世代機種としてアナウンスされたわけではないが、GCとの後方互換性を持つ(CPUには「GC2」の文字刻印が有る)。ただし、'''GC用ソフトをプレイするには、GC用コントローラーとGC用メモリーカードが別途必要'''となる。発表当初は「レボリューション」のコードネームで呼ばれ、専用のロゴまで用意されていた。
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最大の特徴は「Wiiリモコン」と呼ばれる片手で操作できるゲームコントローラーを採用したことにある。公式アナウンスでは「家族の誰もが楽しめる」コンセプトで開発、その結果Wiiリモコンが誕生した。また、複雑化しつつあるゲームの有り方に疑問を呈し、一般大衆が分からない部分を極限まで排除し、画面コンソロールを強化した。家庭内のインターネット普及に伴い、無線LAN機能を搭載してインターネット接続に対応していた(有線接続には別売りの専用アダプタが必要。また、現在は多くのサービスが終了しており新規にweb閲覧を行う事も困難となっている)。それにより、「Wiiチャンネル」と呼ばれる通信機能による対戦ゲームや、[[ファミリーコンピュータ|ファミコン]]や[[スーパーファミコン]]等の旧来ハードのゲームをダウンロード購入することが可能となった。
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最大の特徴は「Wiiリモコン」と呼ばれる片手で操作できるゲームコントローラーを採用したことにある。公式アナウンスでは「家族の誰もが楽しめる」コンセプトで開発、その結果Wiiリモコンが誕生した。また、複雑化しつつあるゲームの有り方に疑問を呈し、一般大衆が分からない部分を極限まで排除し、画面コンソロールを強化した。家庭内のインターネット普及に伴い、無線LAN機能を搭載してインターネット接続に対応していた<ref>有線接続には別売りの専用アダプタが必要。また、2023年現在は多くのサービスが終了しており、新規にweb閲覧を行う事も困難となっている。</ref>。それにより、『Wiiチャンネル』と呼ばれるアプリケーションによって、通信機能による対戦ゲームや、『'''バーチャルコンソール'''』といった[[ファミリーコンピュータ|ファミコン]]や[[スーパーファミコン]]等<ref>加えてセガ社のメガドライブやNEC社のPCエンジンのタイトルも配信されていた。</ref>の、旧ハードのゲームがエミュレーターでプレイ可能なソフトをダウンロード購入することが可能となった。
    
また、同じ任天堂製のゲーム機である[[ニンテンドーDS]]との相互機能も有する。
 
また、同じ任天堂製のゲーム機である[[ニンテンドーDS]]との相互機能も有する。
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ハードの性能としては前世代のXBOXと同程度で、同世代機のPS3・XBOX 360に劣り、HDDも搭載しておらず、HD画質での出力にも対応していないが、そのお陰で消費電力は17ワット程度であり堅牢性も優れている。低価格化と、任天堂が掲げる「万人受け(全ての人が受け入れられる)」する[[コンピュータゲーム|ゲーム]]や『Wii Fit』等の周辺機器、それに対するCM効果により全世界1億台以上の爆発的な売り上げを記録。1億5000万台を売り上げたニンテンドーDSと併せて、トップシェアゲーム機として君臨することとなった。
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ハードの性能としては前世代のXBOXを上回る程度で、同世代機のPS3・XBOX 360に劣る。HDDも搭載しておらず<ref>ゲームのセーブデータ、バーチャルコンソール、Wiiチャンネル用に、本体ストレージとして512MBのフラッシュメモリが搭載されている。</ref>、HD画質での出力にも対応していないが、そのお陰で消費電力は最大でも17W程度であり堅牢性も優れている。グラフィック性能では同世代機ではソフトウェアシェーダーが主流であったが、本機ではハードウェアシェーダー機能を搭載し、前世代機とは差別化が計られている。低価格化と、任天堂が掲げる「万人受け(全ての人が受け入れられる)」する[[コンピュータゲーム|ゲーム]]や『Wii Fit』等の周辺機器、それに対するCM効果により全世界1億台以上の爆発的な売り上げを記録。1億5000万台を売り上げたニンテンドーDSと併せて、トップシェアゲーム機として君臨することとなった。
    
一方で上述のハードコンセプトを打ち出した結果、コアユーザー向けタイトルが不足(スパロボシリーズにおいても同様で、本プラットフォームでリリースされたのは『[[スーパーロボット大戦NEO]]』1作のみ)、[[NINTENDO64]]より続くサードパーティ不振も解消できたとは言い難く、2010年を境にリリースタイトルを大幅に減少させて行く事となった。
 
一方で上述のハードコンセプトを打ち出した結果、コアユーザー向けタイトルが不足(スパロボシリーズにおいても同様で、本プラットフォームでリリースされたのは『[[スーパーロボット大戦NEO]]』1作のみ)、[[NINTENDO64]]より続くサードパーティ不振も解消できたとは言い難く、2010年を境にリリースタイトルを大幅に減少させて行く事となった。
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== 補足 ==
 
== 補足 ==
[[ゲームキューブ|GC]]と互換性を持つ為、『[[スーパーロボット大戦GC]]』もプレイ可能。ただし、ゲームボーイプレーヤーは接続不可能な為、[[ゲームボーイアドバンス|GBA]]のスパロボシリーズはWiiではプレイできない。
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[[ゲームキューブ|GC]]と互換性を持つ為、『[[スーパーロボット大戦GC]]』もプレイ可能。ただし、ゲームボーイプレーヤーは接続不可能な為、[[ゲームボーイ]]シリーズのスパロボシリーズはWiiではプレイできない。
    
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
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