差分
→「スーパーロボット大戦UX」の真実
=== 「スーパーロボット大戦UX」の真実 ===
=== 「スーパーロボット大戦UX」の真実 ===
さらなる真相は、'''実はループを仕組んだナイア自身もまた、無限輪廻に組み込まれた一人に過ぎなかった'''、というものである。というのは、エンディングにおいて、三璃紗に伝わる「G記」を、この世界に残った司馬懿が書いたものである、という事実が明かされたことにある。このG記には、本編のラスボスである[[カリ・ユガ]]が「ジョカ」という名で記されている。そのカリ・ユガは、結局のところナイアの企みの後始末に現れているため、'''本編以前のいつかのループでも、UXはカリ・ユガと戦っている=ナイアの企みは本編以前のいつかにも行われ、頓挫している'''ということになるからである。そして、また遠い未来の果てにナイアがループを仕込み、ノーヴルがそれを砕くための仕込みを行う、という流れが再開する。
つまり、UXの世界はナイアの企みとそれによるループさえも一つの事象として無限に廻っているメビウスの輪である、ということである。言い換えれば、ナイアとその行動については「'''物語の世界そのものを変えようとしたが、本人が物語の登場人物であるため、その行動自体が物語の筋書に沿ったものであった'''」ということになる。
つまり、UXの世界はナイアの企みとそれによるループさえも一つの事象として無限に廻っているメビウスの輪である、ということである。言い換えれば、ナイアとその行動については「'''物語の世界そのものを変えようとしたが、本人が物語の登場人物であるため、その行動自体が物語の筋書に沿ったものであった'''」ということになる。
このようにUXの世界観はシリーズ恒例の並行世界論に加え、「スパロボというゲームの構造」をそのまま流用した特殊なものとなっているため、キーキャラクター達の行動もある程度メタ的に言いかえることが出来る。それで言うと各陣営の行動は、
このようにUXの世界観はシリーズ恒例の並行世界論に加え、「スパロボというゲームの構造」をそのまま流用した特殊なものとなっているため、キーキャラクター達の行動もある程度メタ的に言いかえることが出来る。それで言うと各陣営の行動は、
*ナイア⇒トラペゾヘドロンが揃うまでループ(クリアまで全滅プレイを繰り返し。本人の性格含めてかなりの邪道プレイ)
*[[ナイア]]⇒トラペゾヘドロンが揃うまでループ(クリアまで全滅プレイを繰り返し。本人の性格含めてかなりの邪道プレイ)
*リチャード&加藤久嵩⇒前の宇宙の経験をもとに行動(一周クリアして二周目に突入。こちらはスタンダード)
*[[リチャード・クルーガー|リチャード]]&[[加藤久嵩]]⇒前の宇宙の経験をもとに行動(一周クリアして二周目に突入。こちらはスタンダード)
*石神⇒ジュダの予測に従って行動(過去作の傾向をもとに一周目。慎重派。ジュダの指示らしさがある)
*[[石神邦生|石神]]⇒ジュダの予測に従って行動(過去作の傾向をもとに一周目。慎重派。ジュダの指示らしさがある)
*マスターテリオン⇒無限輪廻に囚われている(数え切れないほど周回。廃人プレイ。奇しくも中の人ネタ)
*[[マスターテリオン]]⇒無限輪廻に囚われている(数え切れないほど周回。廃人プレイ。奇しくも[[声優ネタ|中の人ネタ]])
*カリ・ユガ⇒すべての可能性を無へ帰す(容量オーバーのため全リセットしてやり直し。自分がプレイするために余計なデータを消して、一周目からプレイ)
*[[カリ・ユガ]]⇒すべての可能性を無へ帰す(容量オーバーのため全リセットしてやり直し。自分がプレイするために余計なデータを消して、一周目からプレイ)
*ノーヴル⇒可能性を収束して次のユガへ導く(全要素を引き継いで二周目に突入。二周目に必要なことを一周目で全てやった)
*[[ノーヴル・ディラン|ノーヴル]]⇒可能性を収束して次のユガへ導く(全要素を引き継いで二周目に突入。二周目に必要なことを一周目で全てやった)
と言えなくもないだろう。
と言えなくもないだろう。