差分

444 バイト追加 、 2024年4月17日 (水)
編集の要約なし
8行目: 8行目:  
貴族に特徴的なミドルネームを有している例もある。[[フランス語|フランス]]なら「名前・'''ド(de)(・ラ(la))'''・家名」、[[ドイツ語|ドイツ]]なら「名前・'''フォン(von)'''・家名」などがそれに当たる。文字通りなら「○○家'''の'''名前」を意味する。貴族っぽいミドルネームの人が貴族出身か、貴族だった家族の出身の可能性がかなり高い。
 
貴族に特徴的なミドルネームを有している例もある。[[フランス語|フランス]]なら「名前・'''ド(de)(・ラ(la))'''・家名」、[[ドイツ語|ドイツ]]なら「名前・'''フォン(von)'''・家名」などがそれに当たる。文字通りなら「○○家'''の'''名前」を意味する。貴族っぽいミドルネームの人が貴族出身か、貴族だった家族の出身の可能性がかなり高い。
   −
[[日本]]にもかつては存在し、平安時代から[[江戸時代]]にかけては「公家」と呼ばれた。明治維新以降はそれまでの公家に大名家や国家に勲功のあった者等も加わり、爵位を有する「華族」と呼ばれるようになったが、それも第2次世界大戦以降に廃止された。
+
[[日本]]にもかつては存在し、平安時代から[[江戸時代]]にかけては「公家」と呼ばれた。一方で武力で地方を支配していた「武士」も実態としては武官の貴族であり、公の場で家名を名乗れるのは公家と武士だけだった。明治維新以降はそれまでの公家に大名家や国家に勲功のあった者等も加わり、爵位を有する「華族」と呼ばれるように、武士のうち華族とされなかった者は特権のない(段階的になくなった)「士族」と呼ばれるようになったが、それも第2次世界大戦以降に廃止された。
    
王族(国王の一族)、皇族(皇帝の一族)等のように国の最上位の身分に当たるグループも大きな権力を持った貴族と血縁関係にある人物が大半を占める。
 
王族(国王の一族)、皇族(皇帝の一族)等のように国の最上位の身分に当たるグループも大きな権力を持った貴族と血縁関係にある人物が大半を占める。
   −
貴族と言えば社会的特権を有する故に、裕福な暮らしをしている者が多いイメージが有るが、一方で時代や社会の変化等によって没落していった貴族もまた少なくないのが実情である。
+
貴族と言えば社会的特権を有する故に、裕福な暮らしをしている者が多いイメージが有るが、一方で時代や社会の変化等によって没落していった貴族もまた少なくないのが実情である。時代劇でたびたび登場する傘張り内職をする浪人(仕事を失った武士)などはその代表例である。
    
=== 爵位 ===
 
=== 爵位 ===
2,439

回編集