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長谷川裕一の短編漫画「バカがボオルでやってくる!」(『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート]]』に収録)では、デミトリーの友人であるディックが、死に際に本機の特徴であるその外見が戦闘で有効であると再評価するシーンがあった。
 
長谷川裕一の短編漫画「バカがボオルでやってくる!」(『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート]]』に収録)では、デミトリーの友人であるディックが、死に際に本機の特徴であるその外見が戦闘で有効であると再評価するシーンがあった。
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=== ザクレロで考える『ガンダム』 ===
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この様な奇矯な外見の機体が出てくること自体が、放送当時の『[[機動戦士ガンダム]]』がかつての所謂[[スーパーロボット]]ものの作風や世界観になお縛られていたことを証明するものとも考えられる。ロボットものの進化論で言うならば、初代ガンダムが[[リアルロボット]]物の「元祖」というよりは、「始祖鳥」に近い作品であることを、この機体は(作中の扱いを考えると二重の意味で)示しているといえる。ただ、『[[機動戦士ガンダム]]』で水陸両用モビルスーツが登場するあたりの時期に名古屋テレビ(現在のメ~テレ)のプロデューサーに「このロボットアニメの視聴率が伸びないのは敵の新メカが毎週、登場しないからだ」と発言された事で、[[テコ入れ]]の一環として「毎週、新しいヤラレメカが登場する形式に方針転換した」とメカニックデザインの大河原氏が証言している。なお富野氏が書いた小説版ガンダムではジオンのモビルスーツ、モビルアーマーはザク、ドム、エルメス、ビグ・ザム程度しか登場しない。
      
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
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*本機体の作品世界観からいささか逸脱したようなデザインは『[[機動戦士ガンダム]]』という作品における、[[スーパーロボット|『ガンダム』以前のロボットアニメの路線]]の残滓を象徴する機体とされる。
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**ただし、水陸両用モビルスーツが登場するあたりの時期に名古屋テレビ放送(後のメ~テレ)のプロデューサーに「このロボットアニメの視聴率が伸びないのは敵の新メカが毎週、登場しないからだ」と発言された事で、[[テコ入れ]]の一環として「毎週、新しいヤラレメカが登場する形式に方針転換した」とメカニックデザインの大河原氏が証言している。なお富野氏が書いた小説版ガンダムではジオンのモビルスーツ、モビルアーマーはザク、ドム、エルメス、ビグ・ザム程度しか登場しない。
 
*その見た目からスパロボプレイヤーに[[機械獣]]と呼ばれる事も多々あり、マニア人気もそれなりに高い。[[SDガンダムシリーズ]]では[[ハロ]]と並びマスコット的な扱いも多く、当機をモチーフにした主役級ガンダムや[[闇の皇帝ジークジオン|ラスボス]]も存在する。
 
*その見た目からスパロボプレイヤーに[[機械獣]]と呼ばれる事も多々あり、マニア人気もそれなりに高い。[[SDガンダムシリーズ]]では[[ハロ]]と並びマスコット的な扱いも多く、当機をモチーフにした主役級ガンダムや[[闇の皇帝ジークジオン|ラスボス]]も存在する。
 
**近年ではこの2体を合体させた「'''ザクレロハロ'''」なるプラモまで発売された。
 
**近年ではこの2体を合体させた「'''ザクレロハロ'''」なるプラモまで発売された。