幽閉状態から復帰し地球全土の国家を統一させたトレーズは、地球圏最後の戦争の向けての準備を行い、[[宇宙]]における覇権を握った[[ホワイトファング]]が[[トーラス]]や[[ビルゴ]][[ビルゴII|系統]]のモビルドールで構成された無人機部隊だったのに対し、地球国家軍は[[リーオー]]で構成された有人モビルスーツのみによる部隊を編成。その際、自軍のフラッグシップ機ともなる自らの専用機を検討し、白羽の矢が当たったのがトールギスであった。かつて10代の少年であった頃のトレーズは、トールギスを扱える人間はいないと評しながらも、「自分がパイロットならば、不可能ではない」とも考えており、開発者の一人である[[ハワード]]に完成したら自身をトールギスのパイロットにして欲しいと懇願していた。そんな少年時代に秘めていた純粋な願いを叶える形で、親友ゼクスの搭乗していたトールギスの余剰パーツを組み立てる形で完成したのが本機となり、今は失われた彼のトールギスに次ぐトールギスとして「II」の名が冠される事になっている。 | 幽閉状態から復帰し地球全土の国家を統一させたトレーズは、地球圏最後の戦争の向けての準備を行い、[[宇宙]]における覇権を握った[[ホワイトファング]]が[[トーラス]]や[[ビルゴ]][[ビルゴII|系統]]のモビルドールで構成された無人機部隊だったのに対し、地球国家軍は[[リーオー]]で構成された有人モビルスーツのみによる部隊を編成。その際、自軍のフラッグシップ機ともなる自らの専用機を検討し、白羽の矢が当たったのがトールギスであった。かつて10代の少年であった頃のトレーズは、トールギスを扱える人間はいないと評しながらも、「自分がパイロットならば、不可能ではない」とも考えており、開発者の一人である[[ハワード]]に完成したら自身をトールギスのパイロットにして欲しいと懇願していた。そんな少年時代に秘めていた純粋な願いを叶える形で、親友ゼクスの搭乗していたトールギスの余剰パーツを組み立てる形で完成したのが本機となり、今は失われた彼のトールギスに次ぐトールギスとして「II」の名が冠される事になっている。 |