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原作での登場は実質第弐拾四話、ただ1話のみでありながら(最終話、旧劇場版にも僅かに登場している)そのキャラクター性の強さから、視聴者には強い印象を植え付けた特異なキャラクターでもあった。<ref>ただし、流石に1話のみの出演であったためキャラクターとしての掘り下げは不十分であり、[[声優]]の石田彰氏はTV版の時点では「キャラクターを掴み損ねていた」と発言している(これは制作スタッフも同様であったという)。</ref>一方、出番が充分に与えられた貞本義行氏の[[漫画|漫画版]]においては、初登場時に子猫を「どうせすぐ死ぬから」として無造作に扼殺したり、レイの最期を見て「ヒトがヒトを好きになる」感情に興味を抱いてシンジに迫るなど、ヒトならざる者としてのキャラクター描写がかなり丁寧になされている。
 
原作での登場は実質第弐拾四話、ただ1話のみでありながら(最終話、旧劇場版にも僅かに登場している)そのキャラクター性の強さから、視聴者には強い印象を植え付けた特異なキャラクターでもあった。<ref>ただし、流石に1話のみの出演であったためキャラクターとしての掘り下げは不十分であり、[[声優]]の石田彰氏はTV版の時点では「キャラクターを掴み損ねていた」と発言している(これは制作スタッフも同様であったという)。</ref>一方、出番が充分に与えられた貞本義行氏の[[漫画|漫画版]]においては、初登場時に子猫を「どうせすぐ死ぬから」として無造作に扼殺したり、レイの最期を見て「ヒトがヒトを好きになる」感情に興味を抱いてシンジに迫るなど、ヒトならざる者としてのキャラクター描写がかなり丁寧になされている。
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ちなみに、'''名前である「カヲル」は「オワリ」を50音順に一文字ずつずらしたもの'''である。また、'''姓の渚もバラけさすと「シ」「者」となり、[[使徒]]である事実を仄めかしている'''。実際、カヲルの登場回は「最後のシ者」というサブタイトル。
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ちなみに、'''名前の「カヲル」は「オワリ」を50音順に一文字ずつずらしたもの'''である。また、'''姓の渚もバラけさすと「シ」「者」となり、[[使徒]]である事実を仄めかしている'''。実際、カヲルの登場回は「最後のシ者」というサブタイトル。
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(使徒としての)名前の由来であるタブリスは「自由意志」を司る[[天使]]。なお「タブリス」という名称は本編では語られず、放送終了後に雑誌記事などで明かされた。本編で名前が明かされなかった使徒は、彼のみ。
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使徒としての名前の由来であるタブリスは「自由意志」を司る[[天使]]。なお「タブリス」という名称は本編では語られず、放送終了後に雑誌記事などで明かされた。本編で名前が明かされなかった使徒は、彼のみ。
    
=== 新劇場版 ===
 
=== 新劇場版 ===
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旧TV版では[[EVA弐号機]]にしか搭乗していないが、SRWでは[[EVA3号機]]、[[EVA零号機改]]に搭乗することもある(アダムベースの3号機はともかく、リリスのコピーである零号機を操ることができるというのは不思議な話だが)。
 
旧TV版では[[EVA弐号機]]にしか搭乗していないが、SRWでは[[EVA3号機]]、[[EVA零号機改]]に搭乗することもある(アダムベースの3号機はともかく、リリスのコピーである零号機を操ることができるというのは不思議な話だが)。
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「不滅」の設定を利用してか、スパロボの世界観そのものを飛び越えるような遠まわしなクロスオーバーをかけられている事もある。会話の内容からスパロボにいるカヲルは全て同一人物と見なす事もできる。
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不滅の設定を利用してか、スパロボの世界観そのものを飛び越えるような遠まわしなクロスオーバーをかけられている事もある。会話の内容からスパロボにいるカヲルは全て同一人物と見なす事もできる。
    
=== TV版 ===
 
=== TV版 ===
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*キャラクターデザインの貞本義行氏は渚カヲルを子供っぽいキャラクターとしてデザインしたが、担当声優の石田彰氏の解釈で現在のミステリアスなキャラクターとなった。
 
*キャラクターデザインの貞本義行氏は渚カヲルを子供っぽいキャラクターとしてデザインしたが、担当声優の石田彰氏の解釈で現在のミステリアスなキャラクターとなった。
 
*渚カヲルはその独特の雰囲気と碇シンジとの関係性故に、'''その手の趣味の女性ファンからの圧倒的支持を得ている'''。
 
*渚カヲルはその独特の雰囲気と碇シンジとの関係性故に、'''その手の趣味の女性ファンからの圧倒的支持を得ている'''。
**実際、ラポートやムービックの(非公式含む)[[アンソロジーコミック]]を筆頭に'''「二次創作におけるカヲルとシンジとのカップリングは、鉄板レベル」'''と言っても良いほど非常に多い。[[漫画|漫画版]]『碇シンジ育成計画』においても、上記の点を意識したシーンがしばしば描かれている。
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**実際、ラポートやムービックの(非公式含む)[[アンソロジーコミック]]を筆頭に、'''二次創作におけるカヲルとシンジとのカップリングは鉄板レベル'''と言っても良いほど非常に多い。[[漫画|漫画版]]『碇シンジ育成計画』においても、上記の点を意識したシーンがしばしば描かれている。
 
*[[プレイステーション2|PS2]]([[PSP]])用[[コンピュータゲーム|ソフト]]『新世紀エヴァンゲリオン2』では、[[碇シンジ|シンジ]]と[[鈴原トウジ|トウジ]]の[[説得]]によって人類の味方になっている(条件次第ではシンジ単独でも可)。その場合、'''ヒトとして生きるために[[使徒]]としての能力を自らの意思で封印'''してヒトと全く同じ様に振る舞い学校に通う姿もあるが、ヒトとしてあり続ける為に使徒と戦う必要があれば、'''使徒の力を行使'''して虚数空間から「EVA4号機」を召喚しパイロットとなって戦う事もできる(戦闘中に特殊行動で一時的にシンクロ技能を最大値にすることも可能)。また原作では渚カヲルが[[食べ物・料理|食事]]をする描写は無かったが、一応食事は出来る模様([[綾波レイ|レイ]]のように菜食主義な面があるのか否かまでは、不明)。
 
*[[プレイステーション2|PS2]]([[PSP]])用[[コンピュータゲーム|ソフト]]『新世紀エヴァンゲリオン2』では、[[碇シンジ|シンジ]]と[[鈴原トウジ|トウジ]]の[[説得]]によって人類の味方になっている(条件次第ではシンジ単独でも可)。その場合、'''ヒトとして生きるために[[使徒]]としての能力を自らの意思で封印'''してヒトと全く同じ様に振る舞い学校に通う姿もあるが、ヒトとしてあり続ける為に使徒と戦う必要があれば、'''使徒の力を行使'''して虚数空間から「EVA4号機」を召喚しパイロットとなって戦う事もできる(戦闘中に特殊行動で一時的にシンクロ技能を最大値にすることも可能)。また原作では渚カヲルが[[食べ物・料理|食事]]をする描写は無かったが、一応食事は出来る模様([[綾波レイ|レイ]]のように菜食主義な面があるのか否かまでは、不明)。
 
**PSP版のカヲルのシナリオでは、第12使徒レリエル(SRW未登場)の虚数空間に捕らわれた場合、自分の影から「リリンの物真似が上手くなったね。内面の弱さまで再現しているんだから」と言われる程で、自分の意思で使徒の力を発動できる事を除けば、ほぼ完璧にヒト化しているものと思われる。また、「タブリスの力を解放する」事で、ある結末が…。
 
**PSP版のカヲルのシナリオでは、第12使徒レリエル(SRW未登場)の虚数空間に捕らわれた場合、自分の影から「リリンの物真似が上手くなったね。内面の弱さまで再現しているんだから」と言われる程で、自分の意思で使徒の力を発動できる事を除けば、ほぼ完璧にヒト化しているものと思われる。また、「タブリスの力を解放する」事で、ある結末が…。
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