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=== 設立経緯 ===
 
=== 設立経緯 ===
前身はジョージ・グレンが宇宙クジラ「エヴィデンス01」の研究のために設立したコロニー「Zdiac」。これが拡大化したことから大西洋連邦・ユーラシア連邦・東アジア共和国(プラント理事国)に資金提供を依頼し、それらが作る「プラント運営会議」の支配下で大規模コロニーへと発展する。理事国は出資の見返りとして工業生産コロニーと化すことでプラントを運営したが、同地の食料生産を禁じこれを背景とした不平等貿易と植民地政策を敢行したために市民内で不満が発生。同時に地球での迫害に耐えかねたコーディネイターたちが安住の地を求めてプラントに移住した事から、開発事業に従事する者の殆どを占めるようになる。結果、コーディネイターは次第にプラントそのものを自分達の国のような捉え方に変えていった。プラント理事国を含む地球各国側は「プラント=主権国家」とは認めていなかった為、軍事的な威嚇やブルーコスモスによる各種テロリズムの発生などの度重なる強圧に耐えかねて独立運動が盛んになっていく。幾度となく会談の場が設けられたがことごとくが決裂し、地球国家でも大洋州連合とアフリカ共同体、南アメリカ合衆国はプラント擁護の立場を取るなど、地球国家側も対立を深めていく。最後の交渉のチャンスとして国連事務総長などの呼びかけにより月面都市コペルニクスで開催された会談がテロで爆破され、国連首脳陣が全滅して国連が崩壊(コペルニクスの悲劇)。犯人は不明だったが、プラント議長[[シーゲル・クライン]]がシャトルの故障で唯一難を逃れるという状況から地球側は「'''プラントによるテロで、地球とナチュラル全体への宣戦布告'''」と断定し、地球連合の設立を宣言(アラスカ宣言)。即座に宣戦布告し、プラント近傍宙域での戦闘でユニウス・セブンに核ミサイルを撃ち込んだ[[血のバレンタイン]]が発生<ref>この核攻撃は地球連合の軍需産業複合体を牛耳るアズラエルやその部下のブルーコスモス将校の独断による所が大きく、連合での主流派の行動では無かった</ref>。
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前身はジョージ・グレンが宇宙クジラ「エヴィデンス01」の研究のために設立したコロニー「Zdiac」。これが拡大化したことから大西洋連邦・ユーラシア連邦・東アジア共和国(プラント理事国)に資金提供を依頼し、それらが作る「プラント運営会議」の支配下で大規模コロニーへと発展する。理事国は出資の見返りとして工業生産コロニーと化すことでプラントを運営したが、同地の食料生産を禁じこれを背景とした不平等貿易と植民地政策を敢行したために市民内で不満が発生。同時に地球での迫害に耐えかねたコーディネイターたちが安住の地を求めてプラントに移住した事から、開発事業に従事する者の殆どを占めるようになる。結果、コーディネイターは次第にプラントそのものを自分達の国のような捉え方に変えていった。プラント理事国を含む地球各国側は「プラント=主権国家」とは認めていなかった為、軍事的な威嚇やブルーコスモスによる各種テロリズムの発生などの度重なる強圧に耐えかねて独立運動が盛んになっていく。幾度となく会談の場が設けられたがことごとくが決裂し、地球国家でも大洋州連合とアフリカ共同体、南アメリカ合衆国はプラント擁護の立場を取るなど、地球国家側も対立を深めていく。最後の交渉のチャンスとして国連事務総長などの呼びかけにより月面都市コペルニクスで開催された会談がテロで爆破され、国連首脳陣が全滅して国連が崩壊(コペルニクスの悲劇)。犯人は不明だったが、プラント議長[[シーゲル・クライン]]がシャトルの故障で唯一難を逃れるという状況から地球側は「'''プラントによるテロで、地球とナチュラル全体への宣戦布告'''」と断定し、[[地球連合]]の設立を宣言(アラスカ宣言)。即座に宣戦布告し、プラント近傍宙域での戦闘でユニウス・セブンに核ミサイルを撃ち込んだ[[血のバレンタイン]]が発生<ref>この核攻撃は地球連合の軍需産業複合体を牛耳るアズラエルやその部下のブルーコスモス将校の独断による所が大きく、連合での主流派の行動では無かった</ref>。
 
プラント議会はC.E.70年2月18日に独立宣言と徹底抗戦を明言し、理事国側の宇宙軍を排除してプラントを奪取。1年半にも及ぶ[[第1次連合・プラント大戦]]が開始される。
 
プラント議会はC.E.70年2月18日に独立宣言と徹底抗戦を明言し、理事国側の宇宙軍を排除してプラントを奪取。1年半にも及ぶ[[第1次連合・プラント大戦]]が開始される。
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:敵の一勢力といった感じ。それ以上でもそれ以下でもない。
 
:敵の一勢力といった感じ。それ以上でもそれ以下でもない。
 
;[[スーパーロボット大戦W]]
 
;[[スーパーロボット大戦W]]
:[[地球]][[木連]]の戦争後、木連の地球侵攻に力を貸していた事が発覚した為に、[[ブルーコスモス]]派に過激な武力侵攻をさせる原因を、自分達で作ってしまった。
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:第一部開始時点ではまだ戦争にこそなっていないものの、[[地球]]とは既に断交状態で交流はない。
:地球と木連の双方が疲弊しきった隙を突いて宣戦布告しようとしていたのかも知れないが、実際は地球と木連が和平を結ぶ予想外の事態となり、事実が明らかになって[[核ミサイル|核攻撃]]の報復を受けるという結果だった。
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:地球と[[木連]]の戦争が終結した第一部のエピローグで、木連の地球侵攻に力を貸していた事が発覚した為に、地球から宣戦布告を受ける。結果として[[ブルーコスモス]]派に過激な武力侵攻をさせる原因を、自分達で作ってしまった。
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:逆に言えば、攻撃される口実を作らせない為に秘密裏に木連へ協力していたのかも知れないが、実際は地球と木連が和平を結ぶ予想外の事態となり、事実が明らかになって[[核ミサイル|核攻撃]]の報復を受けるという結果だった。
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:地球と木連が和平を結んだので第二部では木連は地球側についているが、木連から離反した[[火星の後継者]]は引き続きプラントに協力している。
 
;[[スーパーロボット大戦K]]
 
;[[スーパーロボット大戦K]]
 
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=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
 
;[[スーパーロボット大戦DD]]
 
;[[スーパーロボット大戦DD]]
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:2章Part8では停戦条約の交渉の為にプラントから親善大使が派遣されていると語られる。
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*プラントは[[コーディネイター]]が圧倒的多数を占める国家であり、全コーディネイターの総意を語っているが、実は地球圏全体で見ると、その中でプラントが占める割合は1割強に過ぎない('''コーディネイター人口は、地球圏全体が5億人に対し、プラントは6000万人''')。
 
*プラントは[[コーディネイター]]が圧倒的多数を占める国家であり、全コーディネイターの総意を語っているが、実は地球圏全体で見ると、その中でプラントが占める割合は1割強に過ぎない('''コーディネイター人口は、地球圏全体が5億人に対し、プラントは6000万人''')。
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