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編集の要約なし
== フェイ・イェンHD(Fei-Yen with Heart of DIVA) ==
== VR-014/HD フェイ・イェンHD(Fei-Yen with Heart of DIVA) ==
*[[登場作品]]:[[電脳戦機バーチャロンシリーズ]]([[オリジナル設定|半オリジナル]])
*[[登場作品]]:[[電脳戦機バーチャロンシリーズ]]([[オリジナル設定|半オリジナル]])
*形式番号:VR-014/HD
*型番番号:VR-014/HD
*分類:オリジナル[[バーチャロイド]]
*分類:オリジナル[[バーチャロイド]]
*全高:不明
*全高:不明
*本体重量:不明
*本体重量:不明
<!-- *装甲材質:不明 -->
<!-- *装甲材質:不明 -->
*動力:V・コンバータ
*[[動力]]:V・コンバータ
*所属:不明
*所属:不明
*主なパイロット:[[フェイ・イェン]](ファイユーヴ)
*主なパイロット:[[フェイ・イェン]](ファイユーヴ)
*メカニックデザイン:カトキハジメ
*メカニックデザイン:カトキハジメ
=== 概要 ===
ニュータイプ誌上の企画から生まれた、原作未登場のオリジナル[[バーチャロイド]]。音楽作成ソフトVOCALOIDのキャラクターである「'''初音ミク'''」と、バーチャロイドの「'''[[フェイ・イェン]]'''」をコラボさせた機体である。
ニュータイプ誌上の企画から生まれた、原作未登場のオリジナル[[バーチャロイド]]。音楽作成ソフトVOCALOIDのキャラクターである「'''初音ミク'''」と、バーチャロイドの「'''[[フェイ・イェン]]'''」をコラボさせた機体である。
なお、「正史」におけるフェイ・イェンの声優は樋口智恵子氏だが、UXでのフェイ・イェンには初音ミクの音声ソース提供者である藤田咲氏が当てられた。
なお、「正史」におけるフェイ・イェンの声優は樋口智恵子氏だが、UXでのフェイ・イェンには初音ミクの音声ソース提供者である藤田咲氏が当てられた。
===初音ミクと戦闘描写===
=== 初音ミクと戦闘描写 ===
「初音ミク」およびその類縁であるVOCALOIDキャラクターはファンの二次創作に関してかなり寛容であり、正式な手順を経てのコラボ展開についてもハードルがかなり低くなっている。ただし、正式な手順を経てのコラボについては、性的、暴力的、残酷な表現などでキャラクターの価値を下げることを禁止している。
「初音ミク」およびその類縁であるVOCALOIDキャラクターはファンの二次創作に関してかなり寛容であり、正式な手順を経てのコラボ展開についてもハードルがかなり低くなっている。ただし、正式な手順を経てのコラボについては、性的、暴力的、残酷な表現などでキャラクターの価値を下げることを禁止している。
<!-- 長すぎたので分割してみました -->
<!-- 長すぎたので分割してみました -->
:初参戦、'''独立した作品として扱い機体のみの参戦'''は史上初。ただし、単にファンサービスだけの[[いるだけ参戦|機体のみ参戦]]ではなく、前述の通りバーチャロンシリーズのスタッフから'''シナリオの監修'''(=物語があること)も行われることが予めアナウンスされていた(『[[K]]』の『[[電脳戦機バーチャロン マーズ]]』と同様だが、今回はアナウンスされていた点が異なる)。
:初参戦、'''独立した作品として扱い機体のみの参戦'''は史上初。ただし、単にファンサービスだけの[[いるだけ参戦|機体のみ参戦]]ではなく、前述の通りバーチャロンシリーズのスタッフから'''シナリオの監修'''(=物語があること)も行われることが予めアナウンスされていた(『[[K]]』の『[[電脳戦機バーチャロン マーズ]]』と同様だが、今回はアナウンスされていた点が異なる)。
:;ユニット
:SDガンダム達とは違いサイズはMだが、かなり運動性が高く、「集中」を使うだけで大抵の攻撃はかわしてしまう。ついでに本人はカウンター持ちなので、連続ターゲット補正がかかる前に撃ち落としてしまうこともある。見た目や戦闘演出はともかく、ユニット性能を見ると典型的な回避型のオトリ役である。
:SDガンダム達とは違いサイズはMだが、かなり運動性が高く、「集中」を使うだけで大抵の攻撃はかわしてしまう。ついでに本人はカウンター持ちなので、連続ターゲット補正がかかる前に撃ち落としてしまうこともある。見た目や戦闘演出はともかく、ユニット性能を見ると典型的な回避型のオトリ役である。
:ハンドショット以外はすべて特殊効果つきのため、固有技能「歌姫」によって効果がどんどん上がっていく。オールキャンセラー持ちの大ボスにはパワー不足が否めないが、雑魚相手の対多数戦闘では射程の短い[[ディスィーブ]]や弾数の不安な[[プリテンダー]]以上の活躍が見込める。「集中」「直感」をかけたフェイを敵陣に放り込み、特殊効果で弱った敵を後続で撃ち落として気力を上げていく、という運用がベター。大ボス戦では「脱力」で防御能力を封じつつ、「エモーショナル・ウェーブ」で味方の強化に回ると無駄がない。
:ハンドショット以外はすべて特殊効果つきのため、固有技能「歌姫」によって効果がどんどん上がっていく。オールキャンセラー持ちの大ボスにはパワー不足が否めないが、雑魚相手の対多数戦闘では射程の短い[[ディスィーブ]]や弾数の不安な[[プリテンダー]]以上の活躍が見込める。「集中」「直感」をかけたフェイを敵陣に放り込み、特殊効果で弱った敵を後続で撃ち落として気力を上げていく、という運用がベター。大ボス戦では「脱力」で防御能力を封じつつ、「エモーショナル・ウェーブ」で味方の強化に回ると無駄がない。
:;キャラクター
:当初は『[[マジンカイザーSKL]]』の[[奇械島]]に伝わる「眠り姫」と呼ばれており、11話で正式参戦。当初はまだ頭の中がごちゃごちゃなためか、喋り方も空白が目立つ読みづらいものが多く、戦闘ボイスも力の抜けたものが多い。全体的に見ると真面目で明るい性格だが、ハザードやキバなど、己の欲望のままに暴走する相手に対してはかなり冷めた物言いをするなど、今までの「フェイ」と比べてかなりキャラ性に違いがみられる。ちなみにバーチャロイド特有の「キュイィィィン」という走行エフェクトは健在。戦闘時のキャラはミクベースなためか、普段とは別人のごとくハイテンション。むしろ能天気な感じすらする(参戦当初の半混乱状態でも同様)。
:当初は『[[マジンカイザーSKL]]』の[[奇械島]]に伝わる「眠り姫」と呼ばれており、11話で正式参戦。当初はまだ頭の中がごちゃごちゃなためか、喋り方も空白が目立つ読みづらいものが多く、戦闘ボイスも力の抜けたものが多い。全体的に見ると真面目で明るい性格だが、ハザードやキバなど、己の欲望のままに暴走する相手に対してはかなり冷めた物言いをするなど、今までの「フェイ」と比べてかなりキャラ性に違いがみられる。ちなみにバーチャロイド特有の「キュイィィィン」という走行エフェクトは健在。戦闘時のキャラはミクベースなためか、普段とは別人のごとくハイテンション。むしろ能天気な感じすらする(参戦当初の半混乱状態でも同様)。
:いわゆるゲスト参戦的な役回りではあるが、『SKL』や本作オリジナルの展開に絡んでくる。 本作におけるフェイの正体は、 [[奇械島]]で開発された[[粒子加速炉]]の試作型が、[[オデュサイト]]によって増幅された「意志」もろとも時空の彼方へ消えた際、入れ替わりに現れた「異世界の『意志』」。また、単なるコラボネタかと思いきや、劇中の描写を見る限り、本作においては'''「彼女」が実際にフェイの中にいる'''らしい。フェイ自身は彼女を「あの子」と呼び、ステージに立った際は「わたしたち」と彼女の存在を示している。
:いわゆるゲスト参戦的な役回りではあるが、『SKL』や本作オリジナルの展開に絡んでくる。 本作におけるフェイの正体は、 [[奇械島]]で開発された[[粒子加速炉]]の試作型が、[[オデュサイト]]によって増幅された「意志」もろとも時空の彼方へ消えた際、入れ替わりに現れた「異世界の『意志』」。また、単なるコラボネタかと思いきや、劇中の描写を見る限り、本作においては'''「彼女」が実際にフェイの中にいる'''らしい。フェイ自身は彼女を「あの子」と呼び、ステージに立った際は「わたしたち」と彼女の存在を示している。
:キャラクターとしては歌つながりで『[[マクロスF]]』とよく絡む。宇宙ルートでは「歌」で[[バジュラ]]を撤退させる見せ場も。その他、[[ELS]]などの敵に対して「音」や「声」を聴きとるなどそちらの方面への感性が高い模様。終盤ではシェリルから、マオが探していた風や海、空にさえ心を通わせる歌姫「ハート・オブ・ディーヴァ」であることが示唆されている。ちなみに誰一人指摘しないのでスルーされがちだが、バーチャロイドであるためサイズは可変。戦艦内では等身大、戦闘中は本来のサイズに変化していると思われる。
:キャラクターとしては歌つながりで『[[マクロスF]]』とよく絡む。宇宙ルートでは「歌」で[[バジュラ]]を撤退させる見せ場も。その他、[[ELS]]などの敵に対して「音」や「声」を聴きとるなどそちらの方面への感性が高い模様。終盤ではシェリルから、マオが探していた風や海、空にさえ心を通わせる歌姫「ハート・オブ・ディーヴァ」であることが示唆されている。ちなみに誰一人指摘しないのでスルーされがちだが、バーチャロイドであるためサイズは可変。戦艦内では等身大、戦闘中は本来のサイズに変化していると思われる。
== 装備・機能 ==
== 装備・機能 ==
コラボ先の初音ミク要素が目立つとはいえバーチャロイドには違いなく、フェイ・イェン系VRの持つ基本装備(接近戦用の小剣、腕部のエネルギーショット、オーバーブーストシステム)は全て揃えている。
コラボ先の初音ミク要素が目立つとはいえバーチャロイドには違いなく、フェイ・イェン系VRの持つ基本装備(接近戦用の小剣、腕部のエネルギーショット、オーバーブーストシステム)は全て揃えている。
=== 武装・[[必殺武器]] ===
=== 武装・[[必殺武器]] ===
;ハンドショットver.HD
;ハンドショットver.HD
:フェイ・イェン系VR共通のオーバーブースト「エモーショナル・モード」を起動し、全開出力でビームを放つ。ただしHDの場合、歌に合わせて三つも種類がある。さらに言うと武器扱いの二つにはミクのカットインが入るが、エモーショナル・ウェーブ追加まではシルエット。ただし、入りがあまりに自然なので気づかないことも。
:フェイ・イェン系VR共通のオーバーブースト「エモーショナル・モード」を起動し、全開出力でビームを放つ。ただしHDの場合、歌に合わせて三つも種類がある。さらに言うと武器扱いの二つにはミクのカットインが入るが、エモーショナル・ウェーブ追加まではシルエット。ただし、入りがあまりに自然なので気づかないことも。
:;LOVE♥14 ver.HD
:;LOVE♥14 ver.HD
:ヨーロッパルート17話「ハート・オブ・ディーヴァ」から追加。ハートマーク型のエネルギーを放って攻撃する。ちなみにこれを使用すると「LOVE♥14 ver.HD」の歌詞つきver.が流れる。
:命中・回避ダウンつき。何気にビーム兵器なので[[グラン・ネイドル]]には撃たないように。
:;Believe ver.HD
:;Believe ver.HD
:31話「Final count」で追加される攻撃。エモーショナル・モードを起動してビームを放つ。こちらで流れるBGMも歌詞付き。格闘・射撃ダウンの効果がある。これもビーム系なのでグラン・ネイドルには無力。
=== [[特殊能力]] ===
=== [[特殊能力]] ===
;エモーショナル・ウェーブ IBS
:「蒼穹-そら-」で追加される。気力130以上で発動し、特殊コマンド「E・ウェーブ」が使用可能になる。
:ダブルオーライザーの「トランザムバースト」の強化版のような効果だが、弱体化効果の方は案の定[[オールキャンセラー]]を抜けない。ちなみにミクのカットインはこれの追加以降に入る。消費ENが70と大きいため、乱発は厳禁。<br>効果こそ[[ダブルオークアンタ]]の「クアンタムバースト」に劣るが、それでもこれが強力な理由はP属性付、つまり移動後に使えるという一点にある……と言いたくなるところだが、'''歌姫L9で効果がクアンタムバーストと並ぶ'''上、追加がクアンタより圧倒的に早い。能力優秀なダブルオークアンタの行動をクアンタムバーストで潰す事自体がそもそもデメリットと言えなくもないので、こちらが同じ効果でぶっ放せる事も利点である。
:これでかかる曲はずばり「in the Blue Sky ver.HD」。バーチャロンの代名詞とも言えるほど有名な曲である。
=== 移動タイプ ===
=== 移動タイプ ===
;[[陸]]
;[[陸]]
:バーチャロイドなので空は飛べない。UXは海や面倒な地形で戦闘することが多いのでパートナーボーナスでフォローしよう。PUを組むなら、[[アパレシオン]]あたりの長射程で空を飛べる機体がおすすめ。
:バーチャロイドなので空は飛べない。UXは海や面倒な地形で戦闘することが多いのでパートナーボーナスでフォローしよう。PUを組むなら、[[アパレシオン]]あたりの長射程で空を飛べる機体がおすすめ。
=== [[サイズ]] ===
;M
:
== パイロットステータス設定の傾向 ==
== パイロットステータス設定の傾向 ==
=== 能力値 ===
=== [[能力|能力値]] ===
[[射撃]]・[[格闘]]・[[命中]]・[[回避]]に優れる典型的なスピード型。突っ込んで特殊武器で反撃しまくるのが常道だが、連続ターゲット補正と[[EN]]切れには注意。また、メイン攻撃が射撃属性なのでそちらを鍛えるのが鉄板。
=== 精神コマンド ===
;[[集中]]、[[直感]]、[[突撃]]、[[脱力]]、[[熱血]]
=== [[精神コマンド]] ===
;[[スーパーロボット大戦UX|UX]]
:[[集中]]、[[直感]]、[[突撃]]、[[脱力]]、[[熱血]]
:リアル系の典型。「突撃」があるので、移動後にエモーショナル・アタックが撃てるのが地味に大きい。フェイ・イェンの宿命なのかしっかり「脱力」持ち。
:リアル系の典型。「突撃」があるので、移動後にエモーショナル・アタックが撃てるのが地味に大きい。フェイ・イェンの宿命なのかしっかり「脱力」持ち。
=== [[特殊技能]] ===
;[[歌姫]]L9、[[援護攻撃]]L1、[[援護防御]]L1、[[カウンター]]、[[全体攻撃]]L1
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
:能力や性能と合わせ、まさに「やられる前にやれ」の典型。専用技能の「歌姫」は特殊効果武器の効果を強化するという地味に凶悪なもので、エモーショナル・ウェーブも連動して強化される。カウンターがあるが技量は並なので、テコ入れするか、森次あたりを戦術指揮に据えてフォローすべし。
;[[スーパーロボット大戦UX|UX]]
:[[歌姫]]L9、[[援護攻撃]]L1、[[援護防御]]L1、[[カウンター]]、[[全体攻撃]]L1
:能力や性能と合わせ、まさに「やられる前にやれ」の典型。専用技能の「歌姫」は特殊効果武器の効果を強化するという地味に凶悪なもので、エモーショナル・ウェーブも連動して強化される。カウンターがあるが技量は並なので、テコ入れするか、森次あたりを戦術指揮に据えてフォローすべし。<br>[[ガンファイト]]や[[ヒット&アウェイ]]、可能なら[[連続行動]]まで入れられれば、エモーショナル・ウェーブによる強化と次ターンの援護攻撃の位置取りを同時に出来る。
=== [[戦術指揮|応援]] ===
=== [[戦術指揮|応援]] ===
;精神耐性、スペック低下無効、HP10%回復
;精神耐性、スペック低下無効、HP10%回復
:中盤以降増え始める特殊効果をまとめてブロック出来る強力なボーナス。特に最終話における[[リヴァルナ]]の猛攻をしのぐのに一役買ってくれる。
:UX。中盤以降増え始める特殊効果をまとめてブロック出来る強力なボーナス。特に最終話における[[リヴァルナ]]の猛攻をしのぐのに一役買ってくれる。
== [[BGM|機体BGM]] ==
;「LOVE♥14 ver.HD(インスト)」
:デフォルト戦闘曲。元々はドラマCD「CYBER TROOPERS VIRTUAL-ON CyberNet Rhapsody Episode #14」に収録されたフェイ・イェンのキャラクターソング。インストバージョンなのでボーカルはなし。
;「LOVE♥14 ver.HD(ボーカル)」
:同名武装で攻撃したときの戦闘曲で、初音ミクのボーカルつき。歌詞は元楽曲のままでなく、瓦重朗がスパロボ参戦のために書き下ろしたものとなっている。
:ちなみに、非公式ながら原曲をミクに歌わせた人は存在する。[http://www.nicovideo.jp/watch/sm3219758 詳しくはこちら]。UXでの編曲者はいろんなジャンルに定評があるsamfree氏。
;「Believe ver.HD」
:同名武装で攻撃したときの戦闘曲で、初音ミクのボーカルつき。歌詞は新規書き下ろし。この曲もドラマCD「CYBER TROOPERS VIRTUAL-ON CyberNet Rhapsody Episode #14」が初出。こちらの編曲者は、「FREELY TOMORROW」で有名なMitchie M氏。
;「in the Blue Sky ver.HD」
:エモーショナル・ウェーブ使用時の戦闘曲で、初音ミクのボーカルつき。元楽曲は初代バーチャロンの第1ステージにかかるBGMで、バーチャロンがシリーズ化されてからはテムジン系列VRのテーマ曲となった。今までのスパロボシリーズでもテムジン系列の操縦者である[[チーフ]]や[[クリアリア・バイアステン|クリアリア]]のデフォルト戦闘BGMとして必ず収録されていた(シリーズの初出は第3次α。クリアリアはアレンジ版の「'01」が使われた)が、フェイのみしか参戦していないUXでさえその伝統は受け継がれたこととなった。ボーカル曲としてアレンジされるのはUXが初。こちらの編曲者はsamfree氏。
:余談だが、解禁されるのが'''蒼穹作戦の最中'''でステージ名も「'''蒼穹-そら-'''」という完璧なコラボレーションを実現している。さらに第'''39'''話というおまけ付き。
== 対決・名場面など ==
;電脳の歌姫、風の導き手
:プラントで開催されたシェリルのコンサートを警備するマクロス・クォーター部隊の前にバジュラが現れる。何かに引き寄せられるように次から次へと現れるバジュラの大群に、部隊は劣勢を強いられる。
:そんな中、何かを感じたフェイが一群の前に跳び出す。迎撃を喰らって一瞬ホワイトアウトした視界に映ったのは、自分とよく似た色彩を持ち、涼やかな声で歌う一人の少女。彼女こそが自分を呼んだ存在だと知ったフェイは、それに合わせるようにして自らもまた、歌う。宇宙の闇に響く歌声はバジュラの動きを止め、きっかけを得たUXは反撃に転じる。
;舞い上がれ、空の『蒼穹』へ
:自軍の猛攻撃によって[[イドゥン]]は「戦いの痛み」と「存在することへの苦しみ」、「いなくなることへの恐怖」を理解し、苦しみだした。その事を知ったフェイは[[マークニヒト]]率いる[[フェストゥム]]のところに向かい、己の中へ向かい合おうと彼に語りかけた。イドゥンはそんな彼女を否定するべく排除せんとするが、それでもフェイは屈することなくその場で歌い上げた。
:全てを包み込む母の如き歌声はイドゥンやフェストゥムが忘れられていた感情を思い出し、[[シェリル・ノーム|シェリル]]はその姿に、かつて[[マオ・ノーム|祖母]]が探し求めた風の探し手を想起する。
:そしてその歌は風や海、蒼穹を超え、竜宮島にいる子供たちにも届き、存在することができなくなる恐怖で震えだした乙姫も島に生ける者たちの母となるように、島のミールと一体化することを決心した。
== 人間関係 ==
== 人間関係 ==
:フェイ自身は彼女を「あの子」と呼び、ステージ上では一人称を複数形にすることで彼女の存在を示唆している。
:フェイ自身は彼女を「あの子」と呼び、ステージ上では一人称を複数形にすることで彼女の存在を示唆している。
:なお、フェイが現れた経緯をリチャードは「粒子加速炉の消失と入れ替わりに現れた意志」としているが、当人は「電脳世界を飛び回っていたら楽しそうな何か(=ミクの歌)を見つけて融合し、そのままこちらに来た」という旨の発言をしている。この齟齬から、「オデュサイトが呼んだ『意志』は実はミクの方で、彼女がUXの世界で歌うためにフェイを誘った」と見る向きもある。なぜミクが呼ばれたのかの考察については長文となるため[[世界観/UX]]を参照。
:なお、フェイが現れた経緯をリチャードは「粒子加速炉の消失と入れ替わりに現れた意志」としているが、当人は「電脳世界を飛び回っていたら楽しそうな何か(=ミクの歌)を見つけて融合し、そのままこちらに来た」という旨の発言をしている。この齟齬から、「オデュサイトが呼んだ『意志』は実はミクの方で、彼女がUXの世界で歌うためにフェイを誘った」と見る向きもある。なぜミクが呼ばれたのかの考察については長文となるため[[世界観/UX]]を参照。
== 他作品の人間関係 ==
;[[シェリル・ノーム]]
;[[シェリル・ノーム]]
:彼女の歌に触発されて心中を渦巻いていた「欠片」がまとまり、オリジナルモードの発動に成功。
:彼女の歌に触発されて心中を渦巻いていた「欠片」がまとまり、オリジナルモードの発動に成功。
:51話での対マスターテリオン。絶望と憎悪の化身に対してここまで言ってのけるあたりはさすがだが、本当に出来そうなのがなんとも。
:51話での対マスターテリオン。絶望と憎悪の化身に対してここまで言ってのけるあたりはさすがだが、本当に出来そうなのがなんとも。
;「……暴走の果てに終わる世界って感じだね。でも、ハッキリ言っておくよ」<br>「可能性として観測されたものを無理に制御しようとする時点で、あなた自身が無限ループにはまってるの!」<br/>「そういうエラーが危機を呼ぶわけで……しょうがない。もう一度、フェイ・イェンHD、本気で行きます!」
;「……暴走の果てに終わる世界って感じだね。でも、ハッキリ言っておくよ」<br>「可能性として観測されたものを無理に制御しようとする時点で、あなた自身が無限ループにはまってるの!」<br/>「そういうエラーが危機を呼ぶわけで……しょうがない。もう一度、フェイ・イェンHD、本気で行きます!」
:カリ・ユガとの戦闘前会話。可能性を閉じねば全てが終わるという神に対して痛烈な一撃で切り返し、電脳の歌姫は最後のセッションに臨む。cosMo(暴走P)氏作の「初音ミクの消失」の歌詞、「'''暴走の果てに'''見える '''終わる世界'''」にかかっている。
:カリ・ユガとの戦闘前会話。可能性を閉じねば全てが終わるという神に対して痛烈な一撃で切り返し、電脳の歌姫は最後のセッションに臨む。cosMo(暴走P)氏作の「初音ミクの消失」の歌詞、「'''暴走の果てに'''見える '''終わる世界'''」にかかっている。
:ちなみにこの台詞、見方を変えると'''[[ユーゼス・ゴッツォ|この人]]にもそっくり当てはまってしまう'''。
:ちなみにこの台詞、見方を変えると'''[[ユーゼス・ゴッツォ|この人]]にもそっくり当てはまってしまう'''。
;「あっ……そうか。お別れなんだね。そろそろかなと思ってたけど、やっぱり突然だなぁ……」<br/>「寂しいけど……でも、わたし楽しかった。たくさんの強さと優しさをもらえたし……何より歌えたし!」<br/>「さようなら。時空を遠く離れても、みんなのこと、忘れない。ありがとう……いつかまた逢いたいな!」
;「あっ……そうか。お別れなんだね。そろそろかなと思ってたけど、やっぱり突然だなぁ……」<br/>「寂しいけど……でも、わたし楽しかった。たくさんの強さと優しさをもらえたし……何より歌えたし!」<br/>「さようなら。時空を遠く離れても、みんなのこと、忘れない。ありがとう……いつかまた逢いたいな!」
:最終決戦後。甲洋や乙姫らと共にUXを元の世界へ、すべての可能性が集った場所へと送り届ける。そして、二人の電脳の歌姫は、長きに渡るセッションをようやく終え、UXというステージを去る。彼女らはどこから来て、そしてどこへ行ったのか? それは多分、誰も知らない。
:最終決戦後。甲洋や乙姫らと共にUXを元の世界へ、すべての可能性が集った場所へと送り届ける。そして、二人の電脳の歌姫は、長きに渡るセッションをようやく終え、UXというステージを去る。彼女らはどこから来て、そしてどこへ行ったのか? それは多分、誰も知らない。
== 関連機体 ==
== 関連機体 ==
;[[フェイ・イェン・ザ・ナイト]]
;[[フェイ・イェン・ザ・ナイト]]<br>[[フェイ・イェン with VH 「ビビッドハート」]]
:VRとしてはこれらの系列の機体に当たるが、当人からはデザインがかなり不評。ただし、本作ではこれらに関する記憶は綺麗に欠け落ちている。
:VRとしてはこれらの系列の機体に当たる。
;[[マジンカイザーSKL]]
;[[マジンカイザーSKL]]
:奇械島で眠っている際には、この機体の存在が目覚めのきっかけになると予言されていた。
:奇械島で眠っている際には、この機体の存在が目覚めのきっかけになると予言されていた。
;エンジェラン巡愛
;エンジェラン巡愛
:こちらも、ニュータイプの企画が初出。エンジェラン(SRW未登場)と「巡音ルカ」のコラボレーションで生まれたバーチャロイド。
:こちらも、ニュータイプの企画が初出。エンジェラン(SRW未登場)と「巡音ルカ」のコラボレーションで生まれたバーチャロイド。
== 余談 ==
== 余談 ==
*この機体には、初音ミクの楽曲(ミクの性質故に「歌わせたもの」というのが正しいだろうが)の世界観をモチーフにしたバリエーションも存在する。
*この機体には、初音ミクの楽曲(ミクの性質故に「歌わせたもの」というのが正しいだろうが)の世界観をモチーフにしたバリエーションも存在する。
*3DSのソフトで初音ミクが登場するのは、初音ミクProject miraiから久しぶりの事となる。
*3DSのソフトで初音ミクが登場するのは、初音ミクProject miraiから久しぶりの事となる。
== 商品情報 ==
<amazon>B005IVZO2K</amazon>
<!-- == 話題まとめ == -->
<!-- == 話題まとめ == -->
== 資料リンク ==
== 資料リンク ==
*[http://www.crypton.co.jp/mp/pages/prod/vocaloid/cv01.jsp VOCALOID2 - キャラクター・ボーカル・シリーズ「初音ミク」]
*[http://www.crypton.co.jp/mp/pages/prod/vocaloid/cv01.jsp VOCALOID2 - キャラクター・ボーカル・シリーズ「初音ミク」]
*[http://tamashii.jp/special/compositeverka/index09.html COMPOSITE Ver.Ka 「VR-014/HD フェイ・イェンHD」]
*[http://tamashii.jp/special/compositeverka/index09.html COMPOSITE Ver.Ka 「VR-014/HD フェイ・イェンHD」]
*[http://piapro.jp/license/pcl/summary ピアプロ・キャラクター・ライセンス] (戦闘NG説の根拠となる規約)
*[http://piapro.jp/license/pcl/summary ピアプロ・キャラクター・ライセンス] (戦闘NG説の根拠となる規約)
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{{DEFAULTSORT:ふえい いえんHD}}
[[Category:登場メカは行]]
[[Category:バーチャロンシリーズ]]