差分
余談を整理(削ってはいない)
*その一方で「皮肉と嘲笑と悪意を好む」という性質から人間と同じ土俵に降りてくる事も多く、結果として弄んでいた相手に陰謀を打ち砕かれる事も少なくない。『デモンベイン』もそういった作品の一つである。
*その一方で「皮肉と嘲笑と悪意を好む」という性質から人間と同じ土俵に降りてくる事も多く、結果として弄んでいた相手に陰謀を打ち砕かれる事も少なくない。『デモンベイン』もそういった作品の一つである。
**クトゥルフ神話においては、クトゥグアと呼ばれる火の邪神のことだけは一貫して苦手としており、ある作品に至っては追い詰めた人間に反撃として召喚されたクトゥグアにホームグラウンドたる「ンガイの森」をなす術もなく完膚無きまでに焼き尽くされるという、前代未聞の大黒星がついてしまった(デモンベイン原作でも、初めて九郎がクトゥグアの力を使った際に「気に入らないけど許す」と零していた)。
**クトゥルフ神話においては、クトゥグアと呼ばれる火の邪神のことだけは一貫して苦手としており、ある作品に至っては追い詰めた人間に反撃として召喚されたクトゥグアにホームグラウンドたる「ンガイの森」をなす術もなく完膚無きまでに焼き尽くされるという、前代未聞の大黒星がついてしまった(デモンベイン原作でも、初めて九郎がクトゥグアの力を使った際に「気に入らないけど許す」と零していた)。
*クトゥルフシリーズ以外では『這いよれ!ニャル子さん』や、アトラスの『女神転生シリーズ』とその派生作品の『ペルソナシリーズ』など、日本のオリジナル作品にも多数登場しており、クトゥルフ神話は知らなくてもナイアルラトホテップの事は知っている人も多い。特に先述の『ペルソナシリーズ』の『ペルソナ2罪』とその続編の『ペルソナ2罰』というゲーム作品においては、人々の囁く「噂」を現実化させ、幾人もの登場人物をその心の闇に巧みに突けこんで操り、自らも様々な人物に化けて暗躍しあらゆる「事象」を操作し、時間ループにも干渉し、無意識に滅びを願う人々のネガティブマインドを煽るなどして世界を滅びへと向かわせ、その中で主人公とその仲間達を特に「ゲーム」と称して悪意のままに弄び苦しめ続けるなど、'''『デモンベイン』のナイアとほぼ同じようなことをやっている'''(『デモンベイン』のように幾度もの世界のループを引き起こしてはいないが、『罪』の世界ではナイアルラトホテップの目論みが達成されナイアルラトホテップが嘲笑い続ける中、主人公達の目の前で世界が滅亡するというあまりにも悲劇的な結末を迎えている)。また、主要人物の一人の両親(ナイアルラトホテップの計画に巻き込まれて死亡している)の魂を捕らえ、その人物の前に晒し彼ら一家をなじった挙句、その人物の両親の魂を消し飛ばす場面をはじめ、その外道っぷりは究極であり、この作品のナイアルラトホテップは『デモンベイン』のナイア以上に邪悪な「あらゆる知的生命体が持つ心のダークサイド、ネガティブマインドの集合にして化身そのもの」として描かれている。<br>これらの作品の世界観は当然ながら独立しているが、そもそもこの邪神には特定の姿形はおろか、時間や空間、世界という概念すら存在しないので、全ての作品に登場する彼らは同一の存在という解釈も成り立つ。
*クトゥルフシリーズ以外では『這いよれ!ニャル子さん』や、アトラスの『女神転生シリーズ』とその派生作品の『ペルソナシリーズ』など、日本のオリジナル作品にも多数登場しており、クトゥルフ神話は知らなくてもナイアルラトホテップの事は知っている人も多い。</br>特に先述の『ペルソナシリーズ』の『ペルソナ2罪』とその続編の『ペルソナ2罰』というゲーム作品においては、
**人々の囁く「噂」を現実化させる(噂としてある程度広まってしまえば物理法則はおろか因果律も確率も無視という、CPS以上の暴挙)
**幾人もの登場人物をその心の闇に巧みに突けこんで操り、家庭崩壊・悪魔化・存在消滅など散々な結果に(一時被害・二次被害両方)
**自らも様々な人物に化けて暗躍しあらゆる「事象」を操作(役割によっては主人公の味方とも言えなくもないときもある)
**無意識に滅びを願う人々のネガティブマインドを煽るなどして世界を滅びへと向かわせる
***『罪』の世界ではナイアルラトホテップの目論みが達成されナイアルラトホテップが嘲笑い続ける中、主人公達の目の前で世界が滅亡するというあまりにも悲劇的な結末を迎えている
**その中で主人公とその仲間達を特に「ゲーム」と称して悪意のままに弄び苦しめ続ける
***また、主要人物の一人の両親(ナイアルラトホテップの計画に巻き込まれて死亡している)の魂を捕らえ、その人物の前に晒し彼ら一家をなじった挙句、その人物の両親の魂を消し飛ばす
**『罪』では、全員父親にコンプレックスを持つ主人公達に対し、'''両手・両足・頭部にそれぞれの父親の姿(頭部以外は半裸)が配されている'''というとんでもない姿で迎え撃つ
**挙句、血涙を流すとまで言われるほど苦心の決意を'''最初から'''先読みして、さらに罠を張るという徹底っぷり</br>
など、'''『デモンベイン』のナイアと似たようなことをやっている'''(『デモンベイン』のように幾度もの世界のループを引き起こしてはいないが、上記の行為を率先して行っているのでよりタチが悪い)。その外道っぷりは究極であり、この作品のナイアルラトホテップは『デモンベイン』のナイア以上に邪悪な「あらゆる知的生命体が持つ心のダークサイド、ネガティブマインドの集合にして化身そのもの」として描かれている。これらの作品の世界観は当然ながら独立しているが、そもそもこの邪神には特定の姿形はおろか、時間や空間、世界という概念すら存在しないので、全ての作品に登場する彼らは同一の存在という解釈も成り立つ。なお、これらの残虐行為は「人間に過負荷を与えることで急速進化させる」という意図があるため純粋に悪意だけではなかったりする。
*ちなみに『ニャル子さん』はパロディが多いが『デモンべイン』もしっかり拾われており、登場人物がデモンベイン召喚時の口上の一部を発したことも。…それどころか、PS2版主題歌「機神咆吼ッ!デモンベイン!」がカバーアルバム「邪名曲たち」に収録された(同アルバムは全てクトゥルフ神話が何らかの形で関わっている作品からのカバーであるため)。歌うのは主人公の八坂真尋を演じる喜多村英梨。
**これにより、両作を知るファンに「真尋の使用するフォーク=魔を断つ剣」とネタにされた(『ニャル子さん』では八坂親子が使用するフォークは邪神達に大ダメージを与える)。
**上記のパロディのためか、『ニャル子さん』はニトロプラスの2013年エイプリルフール企画『渾沌大殲』でニトロプラス発の作品以外では特に扱いが良かった。
**上記のパロディのためか、『ニャル子さん』はニトロプラスの2013年エイプリルフール企画『渾沌大殲』でニトロプラス発の作品以外では特に扱いが良かった。
*上記の通り、スパロボ初登場作品となった[[スーパーロボット大戦UX]]では版権作品出身のキャラクターでありながら物語全ての黒幕としての暗躍を見せた。この立ち位置は、[[K]]における[[ダイモン (バーチャロン)|ダイモン]]と共通している。「全ての黒幕」という立ち位置は[[バンプレストオリジナル]]のラスボス・黒幕ポジションの登場人物の中では[[ユーゼス・ゴッツォ]]らとも共通しているが、ナイアの無尽蔵の悪意に満ちた性質や愉快犯じみたやり口を顧みれば、スパロボ登場キャラの中では先述のダイモンや[[ジ・エーデル・ベルナル]]が特にナイアと共通点の多いキャラと言える。ジ・エーデルは「わざわざ[[ジエー・ベイベル|下位の存在]]に身を落としてまで自らの快楽を優先する」という点で似ているが、メンタリティはどちらかといえばダイモンに近い。強いて言うなら、'''足して2を掛けた存在'''とでもいうべきか。
*上記の通り、スパロボ初登場作品となった[[スーパーロボット大戦UX]]では版権作品出身のキャラクターでありながら物語全ての黒幕としての暗躍を見せた。この立ち位置は、[[K]]における[[ダイモン (バーチャロン)|ダイモン]]と共通している。「全ての黒幕」という立ち位置は[[バンプレストオリジナル]]のラスボス・黒幕ポジションの登場人物の中では[[ユーゼス・ゴッツォ]]らとも共通しているが、ナイアの無尽蔵の悪意に満ちた性質や愉快犯じみたやり口を顧みれば、スパロボ登場キャラの中では先述のダイモンや[[ジ・エーデル・ベルナル]]が特にナイアと共通点の多いキャラと言える。ジ・エーデルは「わざわざ[[ジエー・ベイベル|下位の存在]]に身を落としてまで自らの快楽を優先する」という点で似ているが、メンタリティはどちらかといえばダイモンに近い。強いて言うなら、'''足して2を掛けた存在'''とでもいうべきか。