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『[[超電磁ロボ コン・バトラーV]]』の後番組として放送された「[[長浜ロマンロボシリーズ]]」の第2弾。前番組の『コン・バトラーV』の人気を受けて製作されたロボットアニメであるが、混同を防ぐためストーリーに幅を持たせ、なおかつロボットアニメとしても完成させた。
 
『[[超電磁ロボ コン・バトラーV]]』の後番組として放送された「[[長浜ロマンロボシリーズ]]」の第2弾。前番組の『コン・バトラーV』の人気を受けて製作されたロボットアニメであるが、混同を防ぐためストーリーに幅を持たせ、なおかつロボットアニメとしても完成させた。
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生き別れになった剛三兄弟と父・[[剛健太郎]]との親子の情愛、また敵役である[[ボアザン星人]]に[[貴族]]階級社会という設定を取り入れ、敵の美形司令官[[プリンス・ハイネル]]の悲劇と腐敗したボアザン貴族から民衆を救い出す……というのが主なプロットである。
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生き別れになった剛三兄弟と父・[[剛健太郎]]との親子の情愛、また敵役である[[ボアザン星人]]に[[貴族]]階級社会という設定を取り入れ、敵の美形司令官[[プリンス・ハイネル]]の悲劇と腐敗したボアザン[[貴族]]から民衆を救い出す……というのが主なプロットである。
    
== ストーリー ==
 
== ストーリー ==
[[ボアザン星]]は角の有無により生まれながらに社会的階級が決定される独裁体制がとられている惑星であった。ボアザン皇帝の甥、ラ・ゴールは身分違いの恋が引き裂かれたことをきっかけに母星を脱出。地球で科学者・剛健太郎として生活していた。地球で新たな伴侶・光代を迎え、三人の子供にも恵まれた健太郎。彼はその後、ボアザンに侵略された殖民惑星解放の地下活動を行うために地球を離れ、子供たちは自分の出自も知らずに健やかに育っていった。
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[[ボアザン星]]は角の有無により生まれながらに社会的階級が決定される独裁体制がとられている惑星であった。ボアザン皇帝[[ズ・ザンバジル]]の甥、ラ・ゴールは身分違いの恋が引き裂かれたことをきっかけに母星を脱出。[[地球]]で[[科学者・技術者|科学者]]・剛健太郎として生活していた。地球で新たな伴侶・光代を迎え、三人の子供にも恵まれた健太郎。彼はその後、ボアザンに侵略された殖民惑星解放の地下活動を行うために地球を離れ、子供たちは自分の出自も知らずに健やかに育っていった。
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しかしある日、母星ボアザンの軍隊が地球を侵略にやってくる。そのことを予想していた健太郎の妻・光代と、地球での理解者である岡防衛長官と浜口博士は、密かに建造していたロボット・ボルテスVを自分の子供達に与え、ボアザン軍を迎え撃つ。
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しかしある日、母星ボアザンの軍隊が地球を侵略にやってくる。そのことを予想していた健太郎の妻・光代と、地球での理解者である[[岡長官|岡防衛長官]]と[[浜口博士]]は、密かに建造していたロボット・ボルテスVを自分の子供達に与え、ボアザン軍を迎え撃つ。
    
== 登場人物 ==
 
== 登場人物 ==
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;地底城
 
;地底城
:ボアザン軍の地球侵略の拠点。中世ヨーロッパの城というよりは、レゴブロックのお城のような風貌である。
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:ボアザン軍の地球侵略の拠点。中世[[ヨーロッパ]]の城というよりは、レゴブロックのお城のような風貌である。
 
:地下にはド・ベルガンが仕掛けた地球を破壊できる超ウルトラ素粒子爆弾マグマイトが隠されており、塔にはリー・カザリーンがもしもの為に用意した脱出用ロケットが隠されている。
 
:地下にはド・ベルガンが仕掛けた地球を破壊できる超ウルトラ素粒子爆弾マグマイトが隠されており、塔にはリー・カザリーンがもしもの為に用意した脱出用ロケットが隠されている。
 
;[[ビッグファルコン]]
 
;[[ビッグファルコン]]
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== 登場作と扱われ方 ==
 
== 登場作と扱われ方 ==
武装や合体方法など似たような点が多いためか、『[[超電磁ロボ コン・バトラーV]]』が参戦していたスパロボ旧シリーズでは不参戦。参戦作品が一新され『コン・バトラーV』が不参戦となった『[[新スーパーロボット大戦|新]]』で初参戦を果たすことになる。その後『コン・バトラーV』単独の参戦が続いた後、『[[スーパーロボット大戦α|α]]』で競演を果たして以降はこのスタイルが定着することとなった。
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武装や合体方法など似たような点が多いためか、『[[超電磁ロボ コン・バトラーV]]』が参戦していたスパロボ[[旧シリーズ]]では不参戦。参戦作品が一新され『コン・バトラーV』が不参戦となった『[[新スーパーロボット大戦|新]]』で初参戦を果たすことになる。その後『コン・バトラーV』単独の参戦が続いた後、『[[スーパーロボット大戦α|α]]』で競演を果たして以降はこのスタイルが定着することとなった。
    
原作では最終的にボアザン本星に殴り込みをかけるが、それが再現されたのは[[αシリーズ]]最終作の『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]』のみで、大抵は[[地底城]]攻略でボルテス関連のシナリオは終わる。なお、『[[スーパーロボット大戦L|L]]』ではここから一歩踏み込んで、「ボアザン星で決着をつけた後」が最序盤から描かれる。
 
原作では最終的にボアザン本星に殴り込みをかけるが、それが再現されたのは[[αシリーズ]]最終作の『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]』のみで、大抵は[[地底城]]攻略でボルテス関連のシナリオは終わる。なお、『[[スーパーロボット大戦L|L]]』ではここから一歩踏み込んで、「ボアザン星で決着をつけた後」が最序盤から描かれる。
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:ボアザン星が[[ゼ・バルマリィ帝国]]の支配を受けているという設定で、シナリオ的には目立っている。ハイネルとの絡みも多く、隠し条件を満たせば終盤で[[スポット参戦]]までする。また本作より[[コン・バトラーV]]との競演が実現した。
 
:ボアザン星が[[ゼ・バルマリィ帝国]]の支配を受けているという設定で、シナリオ的には目立っている。ハイネルとの絡みも多く、隠し条件を満たせば終盤で[[スポット参戦]]までする。また本作より[[コン・バトラーV]]との競演が実現した。
 
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]
 
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]
:基本的にいるだけ参戦。
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:基本的に[[いるだけ参戦]]。
 
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]
:[[ゼ・バルマリィ帝国]]の支配を脱したボアザン星が『[[闘将ダイモス]]』の[[オルバン大元帥]]率いる[[バーム軍]]を影から支援しており、[[ド・ベルガン]]将軍を派遣して来るという展開になっている。
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:[[ゼ・バルマリィ帝国]]の支配を脱したボアザン星が『[[闘将ダイモス]]』の[[オルバン大元帥]]率いる[[バーム星|バーム軍]]を影から支援しており、[[ド・ベルガン]]将軍を派遣して来るという展開になっている。
 
;[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]]
:今作で始めてボアザン本星に突入。コン・バトラーVおよび初めて[[ダイモス]]との[[合体攻撃]]が登場。
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:今作で初めてボアザン本星に突入。コン・バトラーVおよび初めて[[ダイモス]]との[[合体攻撃]]が登場。
    
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
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:原作再現は多めだが、その都度バトルチームがクロスオーバーして来ている。今回はハイネルとの決着で終了し、ボアザン本星は登場しない。
 
:原作再現は多めだが、その都度バトルチームがクロスオーバーして来ている。今回はハイネルとの決着で終了し、ボアザン本星は登場しない。
 
;[[スーパーロボット大戦L]]
 
;[[スーパーロボット大戦L]]
:久々の参戦だが、[[いるだけ参戦]]。ただ、「[[ボアザン星|ボアザン本星]]での決着後、地球に帰還するワープの際にトラブルが起き、60年後の世界に現れてしまった。更に2度目のワープ事故に遭い、今度は次元をも超越して異世界に来てしまった」という凄いストーリーがゲーム最序盤から展開されるためか、割と目立つ。なお、このときボルテスチームは『[[マクロスF]]』のフロンティア船団に拾われ、外部協力者という形で[[S.M.S]]所属という扱いになっており、戦闘時には[[バジュラ]]との[[特殊戦闘台詞]]やS.M.Sメンバーとの援護台詞が存在する。なお、今作で今まで同じ世界の出身として共演してきたコン・バトラーVとは初めて異なる世界の出身としての共演となった。
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:久々の参戦だが、[[いるだけ参戦]]。ただ、「[[ボアザン星|ボアザン本星]]での決着後、地球に帰還するワープの際にトラブルが起き、60年後の世界に現れてしまった。更に2度目のワープ事故に遭い、今度は次元をも超越して異世界に来てしまった」という凄いストーリーがゲーム最序盤から展開されるためか、割と目立つ。なお、このときボルテスチームは『[[マクロスF]]』のフロンティア船団に拾われ、外部協力者という形で[[S.M.S]]所属という扱いになっており、戦闘時には[[バジュラ]]との[[特殊戦闘台詞]]や[[S.M.S]]メンバーとの援護台詞が存在する。なお、今作で今まで同じ世界の出身として共演してきたコン・バトラーVとは初めて異なる世界の出身としての共演となった。
:余談だが、本作でのボルテスチームのS.M.Sへの馴染みっぷりは相当なものらしく、マクロスFの小説版を執筆している小太刀右京氏は自身のブログで、'''[http://d.hatena.ne.jp/ninjahattari/20101205 うっかりS.M.Sにボルテスチームがいることを前提に原稿を書きそうになって慌てて修正した]'''ことを暴露している。
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:余談だが、本作でのボルテスチームのS.M.Sへの馴染みっぷりは相当なものらしく、マクロスFの[[小説]]版を執筆している小太刀右京氏は自身のブログで、'''[http://d.hatena.ne.jp/ninjahattari/20101205 うっかりS.M.Sにボルテスチームがいることを前提に原稿を書きそうになって慌てて修正した]'''ことを暴露している。
    
=== 単独作品 ===
 
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