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| しかし、マハラジャが死亡してアクシズが指導者不在となると、シャアは弱冠16歳のハマーンをアクシズの指導者に指名するも、アクシズは「ザビ家」の色が濃い組織になった事で、彼自身はそれを嫌ってアクシズを離脱。「ザビ家の支配」でなく、'''「スペースノイドの自治獲得」'''のため離脱した賛同者と共に、[[スペースコロニー]][[スウィートウォーター]]を拠点として組織を立ち上げる。この組織が後の[[宇宙世紀]]0090年のネオ・ジオンとなる。ここまでが原作前の彼の経歴となる。 | | しかし、マハラジャが死亡してアクシズが指導者不在となると、シャアは弱冠16歳のハマーンをアクシズの指導者に指名するも、アクシズは「ザビ家」の色が濃い組織になった事で、彼自身はそれを嫌ってアクシズを離脱。「ザビ家の支配」でなく、'''「スペースノイドの自治獲得」'''のため離脱した賛同者と共に、[[スペースコロニー]][[スウィートウォーター]]を拠点として組織を立ち上げる。この組織が後の[[宇宙世紀]]0090年のネオ・ジオンとなる。ここまでが原作前の彼の経歴となる。 |
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− | 戦後の混乱に紛れ、「'''クワトロ・バジーナ'''」の偽名を使って地球連邦軍に入隊<ref>この偽名は[[地球連邦軍]]の行方不明になっている軍人の戸籍を非合法に取得して名乗ったもの。クワトロはイタリア語で「(数字の)4」を意味し、キャスバル、エドワゥ、シャア・アズナブルに続く4番目の名前である事を示している。</ref>。<ref>『機動戦士Ζガンダム Define』においては、「クワトロ・バジーナ」の偽名を使っている理由として「シャアとしてエゥーゴに参加してしまうと、スペースノイドからはエゥーゴがジオン残党と見なされてその理念が理解されなくなってしまうため」とレコアに説明している。</ref>。やがて[[ブレックス・フォーラ]]准将を指導者とする反地球連邦政府組織「[[エゥーゴ]]」の一員となり、指導者であるブレックスの相談役も兼任しつつ、巡洋艦[[アーガマ]]のモビルスーツ隊隊長を務め、スペースノイドを苛烈な手段で弾圧する地球至上主義者で構成された[[ティターンズ]]との戦いに身を投じる。作中においては仮面の代わりに常にサングラスを着用し、[[偽名]]のクワトロを通しながらも基本的にブレックスや[[ヘンケン・ベッケナー]]、[[カイ・シデン]]辺りは既に感づいており、対面したアムロや[[ハヤト・コバヤシ]]も殆どすぐに気付いている。<ref>『機動戦士Ζガンダム Define』では序盤の時点で「アーガマの乗員の大半はクワトロ=シャアだと気付いている」とレコアが発言している。</ref>。 | + | 戦後の混乱に紛れ、「'''クワトロ・バジーナ'''」の偽名を使って地球連邦軍に入隊<ref>この偽名は[[地球連邦軍]]の行方不明になっている軍人の戸籍を非合法に取得して名乗ったもの。クワトロはイタリア語で「(数字の)4」を意味し、キャスバル、エドワゥ、シャア・アズナブルに続く4番目の名前である事を示している。</ref><ref>『機動戦士Ζガンダム Define』においては、「クワトロ・バジーナ」の偽名を使っている理由として「シャアとしてエゥーゴに参加してしまうと、スペースノイドからはエゥーゴがジオン残党と見なされてその理念が理解されなくなってしまうため」とレコアに説明している。</ref>。やがて[[ブレックス・フォーラ]]准将を指導者とする反地球連邦政府組織「[[エゥーゴ]]」の一員となり、指導者であるブレックスの相談役も兼任しつつ、巡洋艦[[アーガマ]]のモビルスーツ隊隊長を務め、スペースノイドを苛烈な手段で弾圧する地球至上主義者で構成された[[ティターンズ]]との戦いに身を投じる。作中においては仮面の代わりに常にサングラスを着用し、[[偽名]]のクワトロを通しながらも基本的にブレックスや[[ヘンケン・ベッケナー]]、[[カイ・シデン]]辺りは既に感づいており、対面したアムロや[[ハヤト・コバヤシ]]も殆どすぐに気付いている<ref>『機動戦士Ζガンダム Define』では序盤の時点で「アーガマの乗員の大半はクワトロ=シャアだと気付いている」とレコアが発言している。</ref>。 |
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| 物語の序盤では、ジオン時代からの部下である[[アポリー・ベイ]]、[[ロベルト (ガンダム)|ロベルト]]の二人と共に[[ガンダムMk-II]]奪取作戦を遂行して、コロニー「[[グリーンノア]]」に潜入するも、その時に出会った[[カミーユ・ビダン]]のニュータイプの素養に早くから注目し、様々な面で面倒を見る事になる。 | | 物語の序盤では、ジオン時代からの部下である[[アポリー・ベイ]]、[[ロベルト (ガンダム)|ロベルト]]の二人と共に[[ガンダムMk-II]]奪取作戦を遂行して、コロニー「[[グリーンノア]]」に潜入するも、その時に出会った[[カミーユ・ビダン]]のニュータイプの素養に早くから注目し、様々な面で面倒を見る事になる。 |
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| これらはあくまでも結果論に過ぎず、またその時のシャアの心情<ref>ガルマを殺したのはそもそも両親をザビ家に殺される形になった事が原因であるし、エゥーゴを見限ったのは希望を見出したカミーユの精神崩壊に絶望してしまったのも理由の一つであり、ハマーンに責任を押し付けてアクシズを出奔してしまったのも作品によってはハマーンにも責任がある形で当時自分の子供を妊娠していた恋人を喪ってしまった事が大きい。また、そもそも地球圏ではシャアの正体がキャスバル・レム・ダイクンである事や敵討ちのためにジオン軍に身を投じていた事が広く知れ渡っていた事から遅かれ早かれアクシズでもシャアの正体とガルマやキシリアの死の真相が知られる可能性が高く、そうなるとザビ派閥が牛耳っているアクシズでは粛清対象になる可能性が極めて高いので結局アクシズを出奔する可能性は高い。</ref>を考えれば彼だけにその責任を押し付けるのも酷な話であるのも確かであるが、それでもジオンの遺児というネームバリューを利用していたにも拘らずやった事に責任をもたなかった無責任な所が、かえって世界事情を泥沼の惨劇に発展させた事は否定できないだろう。 | | これらはあくまでも結果論に過ぎず、またその時のシャアの心情<ref>ガルマを殺したのはそもそも両親をザビ家に殺される形になった事が原因であるし、エゥーゴを見限ったのは希望を見出したカミーユの精神崩壊に絶望してしまったのも理由の一つであり、ハマーンに責任を押し付けてアクシズを出奔してしまったのも作品によってはハマーンにも責任がある形で当時自分の子供を妊娠していた恋人を喪ってしまった事が大きい。また、そもそも地球圏ではシャアの正体がキャスバル・レム・ダイクンである事や敵討ちのためにジオン軍に身を投じていた事が広く知れ渡っていた事から遅かれ早かれアクシズでもシャアの正体とガルマやキシリアの死の真相が知られる可能性が高く、そうなるとザビ派閥が牛耳っているアクシズでは粛清対象になる可能性が極めて高いので結局アクシズを出奔する可能性は高い。</ref>を考えれば彼だけにその責任を押し付けるのも酷な話であるのも確かであるが、それでもジオンの遺児というネームバリューを利用していたにも拘らずやった事に責任をもたなかった無責任な所が、かえって世界事情を泥沼の惨劇に発展させた事は否定できないだろう。 |
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− | パイロット、政治家、そしてニュータイプ、それぞれの面で非常に高い能力と才能を発揮しているシャアであるが、彼を象徴する最大の特徴として挙げられるのが、「優れたニュータイプでありながら、'''感性そのものは[[オールドタイプ]]でしかなかった'''」という「本質」である。それを示すかのように、分かり合おうという姿勢を見せたことはあまりなく、本人なりに足掻いている様子を見せる事もあったが、個人的な確執やララァの一件から最期の最期まで抜け出すことが出来なかった。<ref>[[グリプス戦役]]が始まったばかりの頃に、シャアの右腕的存在であった[[カミーユ・ビダン]]は、優れたニュータイプ故に無意識のうちに知ってか知らずかシャアに対して「'''じゃあクワトロ大尉も、他人を信じないから戦うのですか?'''」という、シャアの核心を突く一言を言い当てている。</ref> | + | パイロット、政治家、そしてニュータイプ、それぞれの面で非常に高い能力と才能を発揮しているシャアであるが、彼を象徴する最大の特徴として挙げられるのが、「優れたニュータイプでありながら、'''感性そのものは[[オールドタイプ]]でしかなかった'''」という「本質」である。それを示すかのように、分かり合おうという姿勢を見せたことはあまりなく、本人なりに足掻いている様子を見せる事もあったが、個人的な確執やララァの一件から最期の最期まで抜け出すことが出来なかった<ref>[[グリプス戦役]]が始まったばかりの頃に、シャアの右腕的存在であった[[カミーユ・ビダン]]は、優れたニュータイプ故に無意識のうちに知ってか知らずかシャアに対して「'''じゃあクワトロ大尉も、他人を信じないから戦うのですか?'''」という、シャアの核心を突く一言を言い当てている。</ref>。 |
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| 幼少期にて唐突に両親を失った事で、家庭の愛情を殆ど知らずに育ち、残された唯一の肉親である[[セイラ・マス|アルテイシア]]の「兄」を務めねばならず、簡単に弱みを見せたり他者に頼る事が許されなかったある種の「孤独」な環境もあってか、シャアの心の内側には'''「他人に頼られるよりも、自分が他人に頼りたい」'''という、人ならば誰もが持ってもおかしくない心の弱さを抱えていた。しかし、あまりに高すぎる能力と才能を持っている事から、周囲にはその本質を理解されなかったばかりか、[[カミーユ・ビダン|よき相棒と言える人物]]や、[[ハマーン・カーン|好意を]][[レコア・ロンド|寄せてくる]][[クェス・パラヤ|女性]]からもただ「父性」ばかりを求められていた結果、「自分は期待に応えなければならない」と言うある種の強迫観念に囚われ続ける事になってしまった感もあり、その結果、女性に対して中途半端な態度しか取る事が出来ず、破局すると言う悪循環を招く要因となってもいる。<ref>実際には弱音を吐けた[[ガルマ・ザビ|親友]]や[[ララァ・スン|恋人]]もいたのだが、ガルマはザビ家への憎しみを捨てきれなかった結果自ら謀殺してしまい、ニュータイプの希望として見出したララァを戦場に出してしまったが為にアムロに殺害されるという、シャアの方にも原因がある形で早期に失ってしまった。</ref>そんなシャアの事をライバルのアムロにまで「器量の小さい」と詰られているが、[[ミライ・ヤシマ]]からは「純粋過ぎる人」と何処か哀れみもこめた評価がされており、「あらゆる優れた『能力』を持ちながらも、その『心』は一人の弱い人間でしかなかった」と言うのが、シャア・アズナブルという人物なのかもしれない。 | | 幼少期にて唐突に両親を失った事で、家庭の愛情を殆ど知らずに育ち、残された唯一の肉親である[[セイラ・マス|アルテイシア]]の「兄」を務めねばならず、簡単に弱みを見せたり他者に頼る事が許されなかったある種の「孤独」な環境もあってか、シャアの心の内側には'''「他人に頼られるよりも、自分が他人に頼りたい」'''という、人ならば誰もが持ってもおかしくない心の弱さを抱えていた。しかし、あまりに高すぎる能力と才能を持っている事から、周囲にはその本質を理解されなかったばかりか、[[カミーユ・ビダン|よき相棒と言える人物]]や、[[ハマーン・カーン|好意を]][[レコア・ロンド|寄せてくる]][[クェス・パラヤ|女性]]からもただ「父性」ばかりを求められていた結果、「自分は期待に応えなければならない」と言うある種の強迫観念に囚われ続ける事になってしまった感もあり、その結果、女性に対して中途半端な態度しか取る事が出来ず、破局すると言う悪循環を招く要因となってもいる。<ref>実際には弱音を吐けた[[ガルマ・ザビ|親友]]や[[ララァ・スン|恋人]]もいたのだが、ガルマはザビ家への憎しみを捨てきれなかった結果自ら謀殺してしまい、ニュータイプの希望として見出したララァを戦場に出してしまったが為にアムロに殺害されるという、シャアの方にも原因がある形で早期に失ってしまった。</ref>そんなシャアの事をライバルのアムロにまで「器量の小さい」と詰られているが、[[ミライ・ヤシマ]]からは「純粋過ぎる人」と何処か哀れみもこめた評価がされており、「あらゆる優れた『能力』を持ちながらも、その『心』は一人の弱い人間でしかなかった」と言うのが、シャア・アズナブルという人物なのかもしれない。 |
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| :本作では終始クワトロとしてのみ登場。地球連邦を追われる形で[[エゥーゴ]]に参加し、中盤で[[ロンド・ベル]]に合流。ロンド・ベルを抜けた事を異様に気にしており、リューネがSFC版では『[[スーパーロボット大戦EX|EX]]』でシュウに酷い目に遭わされたと言っている件から察するに『EX』でアムロ達と敵対した事に負い目を持っていたようである。 | | :本作では終始クワトロとしてのみ登場。地球連邦を追われる形で[[エゥーゴ]]に参加し、中盤で[[ロンド・ベル]]に合流。ロンド・ベルを抜けた事を異様に気にしており、リューネがSFC版では『[[スーパーロボット大戦EX|EX]]』でシュウに酷い目に遭わされたと言っている件から察するに『EX』でアムロ達と敵対した事に負い目を持っていたようである。 |
| :選択肢により、ブレックスが[[暗殺]]されて[[ダカール演説]]イベントが起こると政治の舞台に立つ為に仲間から外れる。ただし、ブレックスが生存していてもダカールのイベント後はほとんどインターミッションに出なくなる。余談だが、初登場時に[[神勝平]]から「おっちゃん」呼ばわりされる。 | | :選択肢により、ブレックスが[[暗殺]]されて[[ダカール演説]]イベントが起こると政治の舞台に立つ為に仲間から外れる。ただし、ブレックスが生存していてもダカールのイベント後はほとんどインターミッションに出なくなる。余談だが、初登場時に[[神勝平]]から「おっちゃん」呼ばわりされる。 |
− | :ちなみに、旧シリーズ(少なくとも『第4次』に続く時系列)においては「シャア・アズナブル=キャスバル・レム・ダイクン」である事は殆ど知られていなかった模様。<ref>ブレックスは知っていたようだが、本作ではクワトロが演説する際に「赤い彗星としてではなくジオン・ズム・ダイクンの子として演説する」と宣言した原作とは違い、まず自分の正体が「ジオン・ズム・ダイクンの実子キャスバル・レム・ダイクン」である事から説明しており、ベルトーチカとブライトがそれに驚愕している。なお、セイラも『第3次』で部隊を離脱した際にブライトに「シャアは自分の兄である」とは説明したが、自分の素性は一切説明していなかった。</ref> | + | :ちなみに、旧シリーズ(少なくとも『第4次』に続く時系列)においては「シャア・アズナブル=キャスバル・レム・ダイクン」である事は殆ど知られていなかった模様<ref>ブレックスは知っていたようだが、本作ではクワトロが演説する際に「赤い彗星としてではなくジオン・ズム・ダイクンの子として演説する」と宣言した原作とは違い、まず自分の正体が「ジオン・ズム・ダイクンの実子キャスバル・レム・ダイクン」である事から説明しており、ベルトーチカとブライトがそれに驚愕している。なお、セイラも『第3次』で部隊を離脱した際にブライトに「シャアは自分の兄である」とは説明したが、自分の素性は一切説明していなかった。</ref>。 |
| :基本的にはアムロ達と同等の能力を持っているが、'''射撃だけは異様に高い'''。アムロ達の射撃が大体115前後で推移している中、'''130もある'''(ちなみにこの値はボスキャラとして調整されているのであろうハマーンよりも僅かに高い)。 | | :基本的にはアムロ達と同等の能力を持っているが、'''射撃だけは異様に高い'''。アムロ達の射撃が大体115前後で推移している中、'''130もある'''(ちなみにこの値はボスキャラとして調整されているのであろうハマーンよりも僅かに高い)。 |
| :なお、[[キャラクター事典]]では「'''何処の誰だか知らないけど、誰もがみんな知っている'''」とまで言われている。またケイブンシャの攻略本の裏表紙では'''地球連邦に反旗を翻した新たな敵クワトロ大尉'''と紹介されていた。 | | :なお、[[キャラクター事典]]では「'''何処の誰だか知らないけど、誰もがみんな知っている'''」とまで言われている。またケイブンシャの攻略本の裏表紙では'''地球連邦に反旗を翻した新たな敵クワトロ大尉'''と紹介されていた。 |
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| :何気にシリーズで初めて無条件で使える味方側の[[プレッシャー]]持ちのキャラである。プレッシャー自体は非常に強力なのだが習得レベルが2止まりのおかげで有効射程が4まで。MS乗りには貴重な倍率スキルだが[[突撃]]や[[ニュータイプ]]技能を活かせる機体はたいてい長射程なので意識しないと発動させにくい。これを活かすなら本作では[[V2ガンダム]]の2機目やナラティブC装備が乗せ換え候補に挙がる。[[ダウンロードコンテンツ|DLC]]機体だが、フィン・ファンネルが移動後使用可能となった[[Hi-νガンダム]]も候補となり、最強武器が非P武器なので「突撃」も活かすことが可能。長射程の機体に乗せる場合でも、意識的に敵に近付くと良いだろう。発動面では技量はアムロと並び自軍最高峰であるのでほぼ問題ない。追加でもう少し養成して[[再攻撃]]を習得させればボスクラス相手でも安定して大ダメージを見込めるだろう。 | | :何気にシリーズで初めて無条件で使える味方側の[[プレッシャー]]持ちのキャラである。プレッシャー自体は非常に強力なのだが習得レベルが2止まりのおかげで有効射程が4まで。MS乗りには貴重な倍率スキルだが[[突撃]]や[[ニュータイプ]]技能を活かせる機体はたいてい長射程なので意識しないと発動させにくい。これを活かすなら本作では[[V2ガンダム]]の2機目やナラティブC装備が乗せ換え候補に挙がる。[[ダウンロードコンテンツ|DLC]]機体だが、フィン・ファンネルが移動後使用可能となった[[Hi-νガンダム]]も候補となり、最強武器が非P武器なので「突撃」も活かすことが可能。長射程の機体に乗せる場合でも、意識的に敵に近付くと良いだろう。発動面では技量はアムロと並び自軍最高峰であるのでほぼ問題ない。追加でもう少し養成して[[再攻撃]]を習得させればボスクラス相手でも安定して大ダメージを見込めるだろう。 |
| :なお、主人公ではないが主人公格として扱われており、主人公全般に戦闘前会話が用意されている場面ではクワトロにも用意されている。 | | :なお、主人公ではないが主人公格として扱われており、主人公全般に戦闘前会話が用意されている場面ではクワトロにも用意されている。 |
− | :余談だがDLC参戦の[[OGシリーズ|OG名義]]で参戦した面々は、'''殆ど全員がシャアが逆襲を起こす前の時系列から参戦している'''<ref>ディド、キョウスケ、エクセレン、ゼンガー、レーツェル、クスハ、ブリットはシャアと敵対しているが、この内アクシズ落とし後の時系列からきた可能性が高いのはゼンガーとレーツェルだけで、『第3次α』をクスハルート前提とするとゼンガーはシャアと対峙していない。</ref>。特にα世界およびIMPACT世界から転移してきた面々は知ってはまずい情報を知ってしまった気がしなくもない。キョウスケ曰くOG名義の面々は極力『30』世界の情報を知らないようにしているとのことだが、果たして本当に何も知らずに済んだのだろうか。 | + | :余談だがDLC参戦の[[OGシリーズ|OG名義]]で参戦した面々は、'''殆ど全員がシャアが逆襲を起こす前の時系列から参戦している'''<ref>ディド、キョウスケ、エクセレン、ゼンガー、レーツェル、クスハ、ブリットはシャアと敵対しているが、この内アクシズ落とし後の時系列からきた可能性が高いのはゼンガーとレーツェルだけで、『第3次α』をクスハルート前提とするとゼンガーはシャアと対峙していない。</ref>。特にα世界およびIMPACT世界から転移してきた面々は知ってはまずい情報を知ってしまった気がしなくもない。キョウスケ曰くOG名義の面々は極力『30』世界の情報を知らないようにしているとのこと。 |
| :エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「技量アップ」。 | | :エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「技量アップ」。 |
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| ;「ええぃ! 連邦のモビルスーツは化け物か!!」 | | ;「ええぃ! 連邦のモビルスーツは化け物か!!」 |
| :起動したばかりのガンダムに集中攻撃を仕掛けるが、ほぼ無傷であった事から出た台詞。シャアならずとも、ガンダムを「化け物」だと言いたくなるだろう。 | | :起動したばかりのガンダムに集中攻撃を仕掛けるが、ほぼ無傷であった事から出た台詞。シャアならずとも、ガンダムを「化け物」だと言いたくなるだろう。 |
− | ;「新たに3機のザクが間に合ったのは、幸いである。20分後には、大気圏に突入する。」<br>「このタイミングで戦闘を仕掛けた事実は、古今例が無い。地球の引力に引かれ、大気圏に突入すれば、ザクとて一瞬の内に燃え尽きてしまうからだ。しかし、敵が大気圏突入の為に全神経を集中している今こそ、ザクで攻撃するチャンスだ」<br>「第一目標『木馬』、第二目標、敵のモビルスーツ。戦闘時間は2分と無い筈だが、諸君らなら成し遂げられるだろう。期待する。」 | + | ;「新たに3機のザクが間に合ったのは、幸いである。20分後には、大気圏に突入する。」<br>「このタイミングで戦闘を仕掛けた事実は、古今例が無い。地球の引力に引かれ、大気圏に突入すれば、ザクとて一瞬の内に燃え尽きてしまうからだ。しかし、敵が大気圏突入の為に全神経を集中している今こそ、ザクで攻撃するチャンスだ」<br>「第一目標『木馬』、第二目標、敵のモビルスーツ。戦闘時間は2分と無い筈だが、諸君らなら成し遂げられるだろう。期待する。」 |
| :第5話より。史上初の大気圏突入戦闘を前に、部下達に訓辞を行う珍しいシーンであり、『木馬』という[[ホワイトベース]]のコードネームが初めて登場した場面である。 | | :第5話より。史上初の大気圏突入戦闘を前に、部下達に訓辞を行う珍しいシーンであり、『木馬』という[[ホワイトベース]]のコードネームが初めて登場した場面である。 |
| ;「ク、クラウン、ザクには大気圏を突破する性能はない。気の毒だが、しかしクラウン、無駄死にではないぞ。お前が連邦軍のモビルスーツを引き付けてくれたおかげで、撃破することができるのだ」 | | ;「ク、クラウン、ザクには大気圏を突破する性能はない。気の毒だが、しかしクラウン、無駄死にではないぞ。お前が連邦軍のモビルスーツを引き付けてくれたおかげで、撃破することができるのだ」 |
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| :第8話より。ホワイトベースから避難民を降ろすための休戦の申し入れを利用し、陸戦兵器を集結させる。「これで確実に勝てる」と意気込む[[ガルマ・ザビ|ガルマ]]に対する内心。 | | :第8話より。ホワイトベースから避難民を降ろすための休戦の申し入れを利用し、陸戦兵器を集結させる。「これで確実に勝てる」と意気込む[[ガルマ・ザビ|ガルマ]]に対する内心。 |
| :その後の戦闘においてガルマはホワイトベース側の策略に引っかかって敗北を喫してしまうが、他方でホワイトベース側の策略を概ね感知しておきながらガルマに対して積極的な進言をしなかったシャアにも問題が無かったとは言えないだろう。 | | :その後の戦闘においてガルマはホワイトベース側の策略に引っかかって敗北を喫してしまうが、他方でホワイトベース側の策略を概ね感知しておきながらガルマに対して積極的な進言をしなかったシャアにも問題が無かったとは言えないだろう。 |
− | :なお、この時にガルマが投入した戦力は多数の重砲や戦車に加えてモビルスーツもホワイトベース隊の数倍の数を投入するなど、「[[ドズル・ザビ|戦いは数!]]」を地で行く入念な準備を行っており、シャアが思うほどガルマは無能ではないのは明らかであり、この時点でアムロ達が異常すぎたのである。また、漫画『THE ORIGIN』ではホワイトベース隊だけで大戦力を壊滅させるのは無理があると判断した安彦氏は、マチルダ隊からの忠告を受けてホワイトベースが引き返す展開に変更している。 | + | :なお、この時にガルマが投入した戦力は多数の重砲や戦車に加えてモビルスーツもホワイトベース隊の数倍の数を投入するなど、「[[ドズル・ザビ|戦いは数!]]」を地で行く入念な準備を行っており、シャアが思うほどガルマは無能ではないのは明らかであり、この時点でアムロ達が異常すぎたのである。また、漫画『THE ORIGIN』ではホワイトベース隊だけで大戦力を壊滅させるのは無理があると判断した安彦氏は、マチルダ隊からの忠告を受けてホワイトベースが引き返す展開に変更している。 |
| ;「勝利の栄光を君に!」 | | ;「勝利の栄光を君に!」 |
| :第10話より。ガルマの前で出撃する前に敬礼するが、既にシャアの恐るべき罠が張り巡らされていた…。 | | :第10話より。ガルマの前で出撃する前に敬礼するが、既にシャアの恐るべき罠が張り巡らされていた…。 |
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| :この[[ルウム戦役]]で戦艦5隻を轟沈させる大活躍を見せ、連邦軍から”赤い彗星”と恐れられたシャア・アズナブルの誕生シーンとして描かれる。 | | :この[[ルウム戦役]]で戦艦5隻を轟沈させる大活躍を見せ、連邦軍から”赤い彗星”と恐れられたシャア・アズナブルの誕生シーンとして描かれる。 |
| :ちなみに元の漫画版ではリュウによると「戦艦五隻撃沈は誇張で、本当は三隻はサラミスだった」とされているが、OVA版では戦艦五隻撃沈は真実として描写されている。 | | :ちなみに元の漫画版ではリュウによると「戦艦五隻撃沈は誇張で、本当は三隻はサラミスだった」とされているが、OVA版では戦艦五隻撃沈は真実として描写されている。 |
− | ;「ブーン、白い奴が現れたら私に知らせろ。」<br>「私がこいつに乗って出る。」 | + | ;「ブーン、白い奴が現れたら私に知らせろ。」<br>「私がこいつに乗って出る。」 |
− | :ベルファスト編でブーンから、MSゾックとパイロットのボラスキニフを紹介されて。セリフだけなら普通だが、これを聞いたボラスキニフが盛大にズッこける非常にシュールな絵柄となっている。その後、ベルファストに現れたのがガンダムではなくガンキャノンと知ると途端に興味を無くしてゾックをボラスキニフに譲ると、出番がある事に涙ぐむボラスキニフをブーンが「良かったなぁオイ」と言いながら肩を叩くというこれまたシュールな絵柄となる。 | + | :ベルファスト編でブーンから、MSゾックとパイロットのボラスキニフを紹介されて。セリフだけなら普通だが、これを聞いたボラスキニフが盛大にズッこける非常にシュールな絵柄となっている。その後、ベルファストに現れたのがガンダムではなくガンキャノンと知ると途端に興味を無くしてゾックをボラスキニフに譲ると、出番がある事に涙ぐむボラスキニフをブーンが「良かったなぁオイ」と言いながら肩を叩くというこれまたシュールな絵柄となる。 |
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| ===[[機動戦士Ζガンダム]]=== | | ===[[機動戦士Ζガンダム]]=== |