マサキの強みのひとつに尽きぬ金運というものがあり、金の方から彼の懐に潜り込んでくる傾向がある。言動自体にも金にあくせくしたところは見受けられず、一企業の取締役の娘(お嬢様)だったテュッティ同様、案外どこかの大尽様の御曹子だったのかもしれない。もっとも金にまつわる「幸運」が災いするのか妙に怠惰なところがあり、魔法の習得はからきし(才能はあるがその努力をしない)、剣の修行も養父にして師父にあたるゼオルートの見様見真似<ref>流派は「[[神祇無窮流]]」</ref>のまま。なまじ天賦の才に恵まれているだけ周囲の人間をやきもきとさせており、時折厳しくたしなめられる。こうしたマサキの細かいところを気にしない大雑把さの瑕疵は、収集した情報の分析と記憶を苦手とするところによく現れており、頼れる人間が傍にいないときは二匹のファミリアに頼る事で対処している。尤も、情報の必要性が分かっていないと周囲から指摘されているが、必要だと判断すれば自ら情報収集を始める場面も存在しており、マサキの情報収集能力そのものは決して低くはない<ref>南極事件でのシュウの言動から闇雲にシュウを追うよりも「ビアン博士とDC」について調べて手がかりを探すべきだと判断したり、地上に残るラ・ギアスの痕跡について調査してシュウを追う片手間に消して回っていたりしている。また、シュウから情報を得たと思われるが『第4次』では南極事件の真相に肉薄している場面もある。…こうして見ると分かるが、'''マサキが自ら情報収集を行ったのは決まって単独行動中である'''。</ref> | マサキの強みのひとつに尽きぬ金運というものがあり、金の方から彼の懐に潜り込んでくる傾向がある。言動自体にも金にあくせくしたところは見受けられず、一企業の取締役の娘(お嬢様)だったテュッティ同様、案外どこかの大尽様の御曹子だったのかもしれない。もっとも金にまつわる「幸運」が災いするのか妙に怠惰なところがあり、魔法の習得はからきし(才能はあるがその努力をしない)、剣の修行も養父にして師父にあたるゼオルートの見様見真似<ref>流派は「[[神祇無窮流]]」</ref>のまま。なまじ天賦の才に恵まれているだけ周囲の人間をやきもきとさせており、時折厳しくたしなめられる。こうしたマサキの細かいところを気にしない大雑把さの瑕疵は、収集した情報の分析と記憶を苦手とするところによく現れており、頼れる人間が傍にいないときは二匹のファミリアに頼る事で対処している。尤も、情報の必要性が分かっていないと周囲から指摘されているが、必要だと判断すれば自ら情報収集を始める場面も存在しており、マサキの情報収集能力そのものは決して低くはない<ref>南極事件でのシュウの言動から闇雲にシュウを追うよりも「ビアン博士とDC」について調べて手がかりを探すべきだと判断したり、地上に残るラ・ギアスの痕跡について調査してシュウを追う片手間に消して回っていたりしている。また、シュウから情報を得たと思われるが『第4次』では南極事件の真相に肉薄している場面もある。…こうして見ると分かるが、'''マサキが自ら情報収集を行ったのは決まって単独行動中である'''。</ref> |