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=== 人物 ===
 
=== 人物 ===
Dr.ヘルを想起させる頭部に悪の独裁者を想起させるボディを持った戦闘ロボットの頭部コックピットに、下半身を失い片目を失明させた<ref>テレビ版は左目であったのに対し、漫画版では右目にアイパッチを掛けている。</ref>ヘル本人の身体が収納されている<ref>当時のテレビマガジンにおいて、両手や下半身を失ったヘルの遺体を載せたグラビアが載せられている。</ref>。また、右腕は鋭利な強力なクローアームになっている。
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Dr.ヘルに似た風貌をした頭部に悪の独裁者を想起させるボディを持った戦闘ロボットの姿をしており、右腕が鋭利で強力なクローアームになっているのが特徴。頭部コックピットには、下半身を失い片目を失明させた<ref>テレビ版は左目であったのに対し、漫画版では右目にアイパッチを掛けている。</ref>ヘル本人の身体が収納されている<ref>当時のテレビマガジンにおいて、両手や下半身を失ったヘルの遺体を載せたグラビアが載せられている。</ref>
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生粋の武闘派である[[暗黒大将軍]]に比べると、力押しの正攻法よりも情報収集や知略を駆使した頭脳派的な作戦を得意としている。また、科学者としての優秀な頭脳も健在であり、自らの技術を惜しみなく導入して開発した兵器を用いて、憎き甲児だけでなく、[[剣鉄也]]の駆る[[グレートマジンガー]]をも何度も窮地に陥れている。
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生粋の武闘派である[[暗黒大将軍]]に比べると、力押しの正攻法よりも情報収集や知略を駆使した頭脳派的な作戦を得意としている。また、科学者としての優秀な頭脳も健在であり、自らの技術を惜しみなく導入して開発した兵器を用いて、憎き甲児だけでなく[[剣鉄也]]の駆る[[グレートマジンガー]]をも何度も窮地に陥れている。
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なお、テレビ版において[[マジンガーZ (TV)|前作]]のDr.ヘル時代と声が違っていたが、スパロボシリーズではDr.ヘルと同じく富田耕生氏が声の担当を務めている。
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なお、テレビ版において[[マジンガーZ (TV)|前作]]のDr.ヘル時代と声が違っていたが、スパロボシリーズではDr.ヘルと同じく富田耕生氏が声の担当を務めている。また、登場する作品によって、その姿は[[戦闘獣]]であったり[[機械獣]]であったりと若干設定も異なっている。
    
=== 劇中の様相 ===
 
=== 劇中の様相 ===
 
==== TV版 ====
 
==== TV版 ====
[[暗黒大将軍]]の死後、'''[[戦闘獣]]に改造される形'''で蘇り、[[闇の帝王]]直々に[[ミケーネ帝国]]の大幹部の後任に選抜される形で登場。『[[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]]』本編における実質的な[[ラスボス]]となる。
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暗黒大将軍の死後、'''戦闘獣に改造される形'''で蘇り、[[闇の帝王]]直々に[[ミケーネ帝国]]の大幹部の後任に選抜される形で登場。『[[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]]』本編における実質的な[[ラスボス]]となる(闇の帝王は、最終的に眠りについている)。
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[[あしゅら男爵]]や[[ブロッケン伯爵]]といった心許せる部下を失い、自身も一度は敗れて命を落とした影響なのか、前作に比べると人間味のある面は失われており、冷酷非道な作戦を躊躇無く実行に移そうとする。一方で、七大将軍達に対し「ミスを犯した者は直ちに処刑」と容赦の無い恫喝を行っているが、あくまでもそれ位の覚悟で挑むよう言い渡しているだけで、最終決戦に至るまで誰も処刑していない。ただし、マジンガーに対する恨みは前作よりも増していると言え、特に甲児がマジンガーZと共に復帰した直後は、その怒りからマジンガーZを模した等身大の人形を用意して、怒りの咆哮を挙げながら破壊する事で気を鎮め様とした程である。
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[[あしゅら男爵]]や[[ブロッケン伯爵]]といった心許せる部下を失い、自身も一度は敗れて命を落とした影響なのか、前作に比べると人間味のある面は失われており、冷酷非道な作戦を躊躇無く実行に移そうとする。一方で、七大将軍達に対し「ミスを犯した者は直ちに処刑」と容赦の無い恫喝を行っているが、あくまでもそれ位の覚悟で挑むよう言い渡しているだけで、最終決戦に至るまで誰も処刑していない。ただし、マジンガーに対する恨みは前作よりも増していると言え、特に甲児がマジンガーZと共に復帰した直後は、その怒りからマジンガーZを模した等身大の人形を用意して、怒りの咆哮を挙げながら破壊する事で気を鎮めようとした程である。
    
飛行訓練や戦闘獣との戦いにおける様子から、鉄也が甲児に逐一反発している事実に気付いた結果、一気に両者を叩く好機であると判断し、マジンガーZとグレートマジンガーを分断させた上で叩く作戦を考案。ミケーネ軍の総力を挙げ、自らも[[無敵要塞デモニカ]]に搭乗して陣頭指揮を執る形で出撃する。作戦は成功し、特に鉄也の方は瀕死の重傷を負わせる形で追い詰めていき、回収しようとしていたグレートブースターも破壊してあと一歩の所までいったのだが、自らの身を挺する形で[[科学要塞研究所]]の司令部を特攻させた[[兜剣造]]の決死の行動に阻まれる。それでも弱気になっていた部下達を叱咤して反撃に転じようとしたが、そこを駆け付けた甲児のマジンガーZに要塞内部へと突入され大被害を受けてしまう事になり、最後はマジンガーZとグレートマジンガーに加え、[[ビューナスA]]、[[ダイアナンA]]によるマジンガー軍団の総力を挙げた同時攻撃によって、デモニカは完全に破壊。自身も爆発に巻き込まれ、死亡した。
 
飛行訓練や戦闘獣との戦いにおける様子から、鉄也が甲児に逐一反発している事実に気付いた結果、一気に両者を叩く好機であると判断し、マジンガーZとグレートマジンガーを分断させた上で叩く作戦を考案。ミケーネ軍の総力を挙げ、自らも[[無敵要塞デモニカ]]に搭乗して陣頭指揮を執る形で出撃する。作戦は成功し、特に鉄也の方は瀕死の重傷を負わせる形で追い詰めていき、回収しようとしていたグレートブースターも破壊してあと一歩の所までいったのだが、自らの身を挺する形で[[科学要塞研究所]]の司令部を特攻させた[[兜剣造]]の決死の行動に阻まれる。それでも弱気になっていた部下達を叱咤して反撃に転じようとしたが、そこを駆け付けた甲児のマジンガーZに要塞内部へと突入され大被害を受けてしまう事になり、最後はマジンガーZとグレートマジンガーに加え、[[ビューナスA]]、[[ダイアナンA]]によるマジンガー軍団の総力を挙げた同時攻撃によって、デモニカは完全に破壊。自身も爆発に巻き込まれ、死亡した。
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==== [[真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍]] ====
 
==== [[真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍]] ====
[[闇の帝王]]=遥か過去に[[タイムスリップ]]したDr.ヘルという設定の本作だが、ダブルマジンガーとの決戦に地獄大元帥のボディで前線に立つ。本作での動力源は[[光子力]]によるものになっており、当初は高出力の光子力エンジンを建造できなかったが、本拠地に潜入した[[兜甲児 (真マジンガーZERO)|甲児]]と闇の帝王が一瞬だけ接触した際に入手した情報を使用して建造している(甲児もこの時の接触により闇の帝王=Dr.ヘルと知ることになったが…)。
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闇の帝王=遥か過去に[[タイムスリップ]]したDr.ヘルという設定の本作だが、ダブルマジンガーとの決戦に地獄大元帥のボディで前線に立つ。本作での動力源は[[光子力]]によるものになっており、当初は高出力の光子力エンジンを建造できなかったが、本拠地に潜入した[[兜甲児 (真マジンガーZERO)|甲児]]と闇の帝王が一瞬だけ接触した際に入手した情報を使用して建造している(甲児もこの時の接触により闇の帝王=Dr.ヘルと知ることになったが…)。
    
サイズ上はマジンガーZとほぼ同等。他の作品と違い、両腕が通常の腕になっていたり、髭やマントがその高出力によって発生したエネルギーによる産物という特徴が存在する。また闇の帝王が収まる頭頂部はパイルダーのように分離が可能。
 
サイズ上はマジンガーZとほぼ同等。他の作品と違い、両腕が通常の腕になっていたり、髭やマントがその高出力によって発生したエネルギーによる産物という特徴が存在する。また闇の帝王が収まる頭頂部はパイルダーのように分離が可能。
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==== [[劇場版 マジンガーZ / INFINITY]] ====
 
==== [[劇場版 マジンガーZ / INFINITY]] ====
本作では'''Dr.ヘルの搭乗する[[機械獣]]'''。[[INFINITY]]の眼前にて甲児のマジンガーZと対決する。
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本作では'''Dr.ヘルの搭乗する機械獣'''。[[INFINITY]]の眼前にて甲児のマジンガーZと対決する。
    
「超合金ニューZを貫通する溶解弾」によってマジンガーZを[[劇場版マジンガーシリーズ|ボロボロの状態にまで追い詰める]]が、[[兜シロー|シロー達]]統合軍の部隊が鉄也とグレートの救出に成功すると状況は一転、3人の[[合体攻撃]]を受けて追い込まれる。しかしバードスの杖にコピーしたグレートの起動コードを用いてINFINITYへのドッキングを敢行した。
 
「超合金ニューZを貫通する溶解弾」によってマジンガーZを[[劇場版マジンガーシリーズ|ボロボロの状態にまで追い詰める]]が、[[兜シロー|シロー達]]統合軍の部隊が鉄也とグレートの救出に成功すると状況は一転、3人の[[合体攻撃]]を受けて追い込まれる。しかしバードスの杖にコピーしたグレートの起動コードを用いてINFINITYへのドッキングを敢行した。