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二度目の失敗の後、最後のチャンスとして三度目の魔法騎士抹殺に挑む。エテルナの泉を探す最中の魔法騎士達に水の魔物をけしかけ、戦闘後密かに彼女達に遅効性の毒を仕込む。その後、エテルナの泉の試練を乗り越えエスクードを手に入れた直後の魔法騎士達の前に立ちはだかる。毒で思うように動けなくなった魔法騎士達に本気の攻撃を仕掛けるも、3人が試練の最中に習得した新たな魔法『碧の疾風』『蒼い竜巻』『紅い稲妻』を受けて敗れる。帰還後はザガートに汚名返上を請うたが、失敗続きでとうとう見限られ、失脚させられる。
 
二度目の失敗の後、最後のチャンスとして三度目の魔法騎士抹殺に挑む。エテルナの泉を探す最中の魔法騎士達に水の魔物をけしかけ、戦闘後密かに彼女達に遅効性の毒を仕込む。その後、エテルナの泉の試練を乗り越えエスクードを手に入れた直後の魔法騎士達の前に立ちはだかる。毒で思うように動けなくなった魔法騎士達に本気の攻撃を仕掛けるも、3人が試練の最中に習得した新たな魔法『碧の疾風』『蒼い竜巻』『紅い稲妻』を受けて敗れる。帰還後はザガートに汚名返上を請うたが、失敗続きでとうとう見限られ、失脚させられる。
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その後しばらくは結界に封じられていたが、自分の次に魔法騎士と戦っていたアスコットが失敗続きなのを知り、彼を唆して結界を脱出。彼の使役する魔物を自身のエネルギー源に変える魔法を使用して、魔法騎士達に攻撃を仕掛ける。しかし海を取り逃がしていたことにより、エスクード製の剣を成長させた彼女に敗れる。
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その後しばらくは結界に封じられていたが、自分の次に魔法騎士と戦っていた[[アスコット]]が失敗続きなのを知り、彼を唆して結界を脱出。彼の使役する魔物を自身のエネルギー源に変える魔法を使用して、魔法騎士達に攻撃を仕掛ける。しかし海を取り逃がしていたことにより、エスクード製の剣を成長させた彼女に敗れる。
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イノーバの戦死後、再びザガートに戦線復帰の許しを請うも相手にされないなど最早部下としてすら扱ってもらえず、更にはザガートと魔法騎士達との最終決戦時、戦いに挑む前の彼とエメロード姫の会話を盗み聞いたことで二人が愛し合っていることを知る。あまりのショックから『今までザガートの為に尽くしてきたことは何だったのか』とザガートに縋るも、彼から『お前は自分自身のエゴの為だけに戦っていた』と一蹴され、自身の想いを受け入れてもらえず絶望。ザガートとエメロード姫に対する恨みからセフィーロの滅亡を望むようになり、第二章当初は行方不明になっていたが、目的を同じくするデボネアの配下となって再登場する。(この時から服装が変わっており、カルディナに負けず劣らず露出が多く全体的に毒々しい色合いのものになっている。)
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[[イノーバ]]の戦死後、再びザガートに戦線復帰の許しを請うも相手にされないなど最早部下としてすら扱ってもらえず、更にはザガートと魔法騎士達との最終決戦時、戦いに挑む前の彼と[[エメロード]]姫の会話を盗み聞いたことで二人が愛し合っていることを知る。あまりのショックから『今までザガートの為に尽くしてきたことは何だったのか』とザガートに縋るも、彼から『お前は私の為ではなく、(ザガートの寵愛が欲しいという)自分自身のエゴの為に戦っていた』と一蹴され、自身の想いを受け入れてもらえず絶望。最終決戦には参加することなくいずこかへと姿を消した。
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圧倒的なパワーアップを遂げて再び魔法騎士達の前に立ち塞がるも、ランティスに敗れ囚われの身となり、セフィーロ城に幽閉される。誰にも心を開かなかったが、第二章ラストでシエラの心に触れたことで改心。シエラ、海と風にデボネアの居場所を告げようとするが、突如として発生した黒い霧に飲み込まれそうになる。命の危機を察した海に止められるも、最後の力を振り絞りデボネアがセフィーロの裏にいることを告げる。その直後、黒い霧に完全に飲み込まれ消滅する。
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第二章当初は行方不明になっていたが、[[デボネア]]の配下となって再登場する。(この時から服装が変わっており、[[カルディナ]]に負けず劣らず露出が多く全体的に毒々しい色合いのものになっている。)
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ザガートとエメロードに対する恨みと未練をこじれに拗らせたアルシオーネは、自分がこんなに不幸なんだからみんなも同じように不幸になるべきだとセフィーロの破滅を願うまでに歪んでしまい、同じくセフィーロの破滅をもくろむデボネアがアルシオーネを仲間に引き込んだのである。
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デボネアによって圧倒的なパワーアップを遂げたアルシオーネは、再び魔法騎士達の前に立ち塞がるも、ランティスに敗れ囚われの身となり、セフィーロ城に幽閉される。誰にも心を開かなかったが、第二章ラストでシエラの心に触れたことで改心。シエラ、海と風にデボネアの居場所を告げようとするが、突如として発生した黒い霧に飲み込まれそうになる。命の危機を察した海に止められるも、最後の力を振り絞りデボネアがセフィーロの裏にいることを告げる。その直後、黒い霧に完全に飲み込まれ消滅する。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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;シエラ
 
;シエラ
 
:アニメ第二章にて改心するきっかけとなった人物。デボネアの居場所を問い詰めてきた彼女の心を読んだことでその正体を知る。
 
:アニメ第二章にて改心するきっかけとなった人物。デボネアの居場所を問い詰めてきた彼女の心を読んだことでその正体を知る。
:彼女が魔法騎士達を傷つけない為に自身をプレセアと偽り、報われない愛と知りながらもクレフの為に行動する彼女の姿を見て心を開く。
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:彼女が魔法騎士達を傷つけない為に自身を[[プレセア]]と偽り、報われない愛と知りながらもクレフの為に行動する彼女の姿を見て心を開く。
 
:報われない者同士として、彼女に自分を重ねている節がある。SRW未登場。
 
:報われない者同士として、彼女に自分を重ねている節がある。SRW未登場。
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*多くのザガートの部下が彼への忠誠心が皆無の中、イノーバと共に高い忠誠心を持つが、実はザガートからはその忠誠心故に嫌われていた節がある。と言うのもザガート自身、自らの起こした事件は「悪」であり「間違っている」と自覚している。同じく忠誠心の高いイノーバは'''伝説の真相や、ザガートが「悪」の道を進む理由の全てを知っており、その上で忠誠を誓っている'''からこそ深い信頼を寄せられ重用されている。他の家臣達にしても、ザガートに与する理由が個々にある<ref>アスコットは友達を保護し居場所を与えてもらった恩義、カルディナは雇用主と被雇用者の関係、ラファーガは洗脳</ref>ため、真相を知らずとも彼の行いが悪であることは理解しており、'''率先して忠誠を誓っているわけでもない'''が、それなりに重んじられている<ref>特にカルディナは事件の核心に近い情報をザガート自身から打ち明けられるなど、信頼の度合はアルシオーネに比べはるかに高かった。</ref>。
 
*多くのザガートの部下が彼への忠誠心が皆無の中、イノーバと共に高い忠誠心を持つが、実はザガートからはその忠誠心故に嫌われていた節がある。と言うのもザガート自身、自らの起こした事件は「悪」であり「間違っている」と自覚している。同じく忠誠心の高いイノーバは'''伝説の真相や、ザガートが「悪」の道を進む理由の全てを知っており、その上で忠誠を誓っている'''からこそ深い信頼を寄せられ重用されている。他の家臣達にしても、ザガートに与する理由が個々にある<ref>アスコットは友達を保護し居場所を与えてもらった恩義、カルディナは雇用主と被雇用者の関係、ラファーガは洗脳</ref>ため、真相を知らずとも彼の行いが悪であることは理解しており、'''率先して忠誠を誓っているわけでもない'''が、それなりに重んじられている<ref>特にカルディナは事件の核心に近い情報をザガート自身から打ち明けられるなど、信頼の度合はアルシオーネに比べはるかに高かった。</ref>。
**だが、当のアルシオーネは'''彼の行いが悪であると理解してる一方で、伝説の真相やザガートの真意を何も知らないくせに率先して彼に付いている'''のである<ref>光から「姫が居ないとセフィーロがが崩壊するのに何故」と問われ「(崩壊する事も)知ってる。あの方を愛しているから」と返答している)</ref>。ザガートがアルシオーネの思いに気付いていたかは不明だが、「悪」の道に進む理由を知らず、アスコットたちのような(恩義や金銭的見返りなどの)明確な動機が無い癖に、その押しつけがましい忠誠心を示す彼女をザガートはひと際嫌悪していた。
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**だが、当のアルシオーネは'''彼の行いが悪であると理解してる一方で、伝説の真相やザガートの真意を何も知らないくせに率先して彼に付いている'''のである<ref>光から「姫が居ないとセフィーロがが崩壊するのに何故」と問われ「(崩壊する事も)知ってる。あの方を愛しているから」と返答している)</ref>。ザガートが「悪」の道に進む理由を知らず、アスコットたちのような(恩義や金銭的見返りなどの)明確な動機が無い癖に、その押しつけがましい忠誠心を示す彼女をザガートはひと際嫌悪していた。
**また、アルシオーネは本来エメロード姫付きの魔操士であり、ザガートやクレフ、ラファーガと共に姫直属の配下なのである。今回のザガートの事実上の叛乱に対し、クレフは魔法騎士補佐の為に出奔し、ラファーガは部下の親衛隊を率いて玉砕と、各々の果たすべき役割に基づいて動いている。<br>一方のアルシオーネは騙されたわけでも洗脳されたわけでもなく自分の意思で、更に自分の立場を踏まえた上での信念や葛藤を見せることもないままあっさり寝返っている。この事からザガートは(忠誠心も恋愛感情も含めて)アルシオーネの言葉を口先だけの軽いものと受け取っていたともとれる。そう解釈すれば、ザガートが「私の為ではなく、自分自身の為」「戯言を言うのはこの口か!?」と激怒した理由が納得できるだろう。(実際、アルシオーネの裏切りの経緯やザガートへの妄信具合は、クレフばかりか他のザガート家臣達も不快感を示している)。<br>アルシオーネの立場からすれば理不尽とも言える仕打ちではあるが、愛する者を守るという確固たる信念に基づき世界を敵に回す覚悟で立ちまわっていたザガートと違い彼女の行動に悉く主体性が欠けていたこと、そして恋心を募らせる余りに盲目的になっていたことが彼の嫌悪を煽る原因となっていたのは間違いなく、「自分自身のため」と突きつけられたのもある意味道理であると言える。
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**また、アルシオーネは本来エメロード姫付きの魔操士であり、ザガートやクレフ、ラファーガと共に姫直属の配下なのである。今回のザガートの事実上の叛乱に対し、クレフは魔法騎士補佐の為に出奔し、ラファーガは部下の親衛隊を率いて玉砕と、各々の果たすべき役割に基づいて動いている。<br>一方のアルシオーネは騙されたわけでも洗脳されたわけでもなく自分の意思で、更に自分の立場を踏まえた上での信念や葛藤を見せることもないままあっさり寝返っている。この事からザガートは(忠誠心も恋愛感情も含めて)アルシオーネの言葉を口先だけの軽いものと受け取っていたともとれる。そう解釈すれば、ザガートが「私の為ではなく、自分自身の為」「戯言を言うのはこの口か!?」と激怒した理由が納得できるだろう。(実際、アルシオーネの裏切りの経緯やザガートへの妄信具合は、クレフばかりか他のザガート家臣達も不快感を示している)。<br>アルシオーネの立場からすれば理不尽とも言える仕打ちではあるが、愛する者を守るという確固たる信念に基づき世界を敵に回す覚悟で立ちまわっていたザガートと違い彼女の行動に悉く主体性が欠けていたこと、そして恋心を募らせる余りに盲目的になっていたことが彼の嫌悪を煽る原因となっていたのは間違いなく、「自分自身の為」と突きつけられたのもある意味道理であると言える。
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**結局のところは端的に言うと、ザガートにとってのアルシオーネは、'''筋がないのに猛烈アピールしてくるウザい女'''にすぎなかった、ということである。もっとも、サガートがもっと早期に筋がないことをきっぱりと言わなかったのは、彼女の愚かさを利用して手駒として使いつぶそうと考えていたと思われても仕方がないだろう。
 
*原作では二度目の失敗の後、満身創痍になりながらザガートの元へ帰還する。そこで次回こそ魔法騎士たちを打倒することを彼に誓うが、用済みと判断され消滅させられる。最期まで自身の愛するザガートがエメロード姫と恋仲であることは知らないままだった。
 
*原作では二度目の失敗の後、満身創痍になりながらザガートの元へ帰還する。そこで次回こそ魔法騎士たちを打倒することを彼に誓うが、用済みと判断され消滅させられる。最期まで自身の愛するザガートがエメロード姫と恋仲であることは知らないままだった。
 
**ファンの間で粛清されたのは、'''吐息を発て艶めかしい雌豹ポーズで許しを請い'''、ザガートに縋るように抱き着き「愛しいザガート様」と押しつけがましい忠誠心を示すなど、'''どう見ても謝ってる様には見えない'''態度(アルシオーネ本人は糞真面目)に、ザガートがブチ切れたからと言われている。
 
**ファンの間で粛清されたのは、'''吐息を発て艶めかしい雌豹ポーズで許しを請い'''、ザガートに縋るように抱き着き「愛しいザガート様」と押しつけがましい忠誠心を示すなど、'''どう見ても謝ってる様には見えない'''態度(アルシオーネ本人は糞真面目)に、ザガートがブチ切れたからと言われている。
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