差分
内容の補足
敵対勢力である[[ザンスカール帝国]]を獲物に見立てての戦意溢れるネーミングであるが、その獰猛な部隊名に反し、女性パイロットばかりで構成されているのが特徴(ただし、いずれの女性たちも並の男以上に勇猛果敢である)。狙った訳ではなく「凄腕を集めていたら、たまたま女性ばっかりになった」という設定である。
敵対勢力である[[ザンスカール帝国]]を獲物に見立てての戦意溢れるネーミングであるが、その獰猛な部隊名に反し、女性パイロットばかりで構成されているのが特徴(ただし、いずれの女性たちも並の男以上に勇猛果敢である)。狙った訳ではなく「凄腕を集めていたら、たまたま女性ばっかりになった」という設定である。
メンバー同士の絆は固く、信頼を寄せる発言や戦死者を手厚く葬るなどの描写が見られた。
年下の少年であるウッソのことは可愛がっており、ウッソ自身もシュラク隊のメンバーを大事に思っている。これはVガンダムのテーマである「母性」を描くための要素であり、ウッソという象徴化された理想の子供を手に入れたい女性たちでもある。
当初は[[ガンイージ]]、中盤では[[ガンブラスター]]、後半では[[Vガンダム]]及びそのバリエーション機を駆り、リガ・ミリティアの部隊の中でも[[ホワイトアーク]]隊と並んで多くの戦果を挙げた。
当初は[[ガンイージ]]、中盤では[[ガンブラスター]]、後半では[[Vガンダム]]及びそのバリエーション機を駆り、リガ・ミリティアの部隊の中でも[[ホワイトアーク]]隊と並んで多くの戦果を挙げた。
登場するなり'''次々とメンバーが戦死してしまう'''という非常に悲惨な特徴がある。人員の不足により何度かメンバーが補充されたものの、その傾向には全く歯止めがかからなかった。むしろ加速したとすら言える。最終的には'''全滅'''という無惨な結果を残しており、その惨状は「シュラク隊に配属されることが[[死亡フラグ]]」とまで揶揄されている。黒富野の代表的作品である『機動戦士Vガンダム』を象徴する部隊であるとも言えるだろう。
最終話では同じく戦死したオデロと共に、オリファーも含めた全員が思念となって、倒すべき敵である「[[カテジナ・ルース|放っておけない奴]]」の元へウッソを導いた。
最終話では同じく戦死したオデロと共に、オリファーも含めた全員が思念となって、倒すべき敵である「[[カテジナ・ルース|放っておけない奴]]」の元へウッソを導いた。
! キャラクター !! 死亡歴 !! スパロボ関連の備考
! キャラクター !! 死亡歴 !! スパロボ関連の備考
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| [[ヘレン・ジャクソン]] || 第11話にて、[[トムリアット]]との戦闘中に死亡。<br />初登場した次の回で早々の退場となった。 ||
| [[ヘレン・ジャクソン]] || 第11話にて、[[トムリアット]]との戦闘中に相討ちの形でコクピットを潰され死亡。<br />初登場した次の回で早々の退場となった。 ||
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| [[マヘリア・メリル]] || 第13話にて、ヘレン同様トムリアットにより死亡。 ||
| [[マヘリア・メリル]] || 第13話にて、ヘレン同様トムリアットとの戦闘により死亡。コクピット周辺を攻撃されたことで発生した内部の爆発が直接の死因となった。 ||
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| [[ケイト・ブッシュ]] || 第14話にて、クワン・リーの[[メッメドーザ]]と戦闘中に流れ弾で倒壊しかけた[[マスドライバー]]を支えに行って無防備なところを刺されて死亡。 || 『新』において死亡イベント再現(回避可能)。<br />クワンは登場しないが、概ね原作通り。
| [[ケイト・ブッシュ]] || 第14話にて、クワン・リーの[[メッメドーザ]]と戦闘中、流れ弾で倒壊しかけた[[マスドライバー]]を支えに行って無防備なところをコクピット刺されて死亡。 || 『新』において死亡イベント再現(回避可能)。<br />クワンは登場しないが、概ね原作通り。
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| [[ペギー・リー]] || 第26話にて、[[クロノクル・アシャー]]の[[コンティオ]]から被弾して重症を負った後、ウッソをかばって死亡。 ||
| [[ペギー・リー]] || 第26話にて、[[クロノクル・アシャー]]の[[コンティオ]]から被弾して重症を負った後、ウッソをかばって死亡。 ||
*小説版でも全員戦死するのは変わらないが、死因が変更されている者が多い。
*小説版でも全員戦死するのは変わらないが、死因が変更されている者が多い。
*富野監督によればイメージは「バレーボールチーム」であり、{{キャラクターデザイン|逢坂浩司}}氏は「だから全員背が高くて、体格もいいんですよ、きっと(笑)」とコメントしている<ref>勁文社『ケイブンシャの大百科別冊 アニメミニアルバム 機動戦士Vガンダム』77頁。</ref>。
*富野監督によればイメージは「バレーボールチーム」であり、{{キャラクターデザイン|逢坂浩司}}氏は「だから全員背が高くて、体格もいいんですよ、きっと(笑)」とコメントしている<ref>勁文社『ケイブンシャの大百科別冊 アニメミニアルバム 機動戦士Vガンダム』77頁。</ref>。
**実際に『アニメディア 1993年10月号』の雑誌企画ではバレーボールチームとマネージャーに扮したシュラク隊6人とウッソのイラスト(津熊健徳)が掲載された。ちなみに試合(相手はザンスカール混合チーム)は第四試合で、シュラク隊はメンバーが足りず不戦敗扱いとなった<ref>学習研究社『アニメディア 1993年10月号』12-13頁。</ref>。
**実際に『アニメディア 1993年10月号』の雑誌企画ではバレーボールチームとマネージャーに扮したシュラク隊6人とウッソのイラスト(津熊健徳)が掲載された。ちなみに試合(相手はザンスカール混合チーム)は第'''四'''試合で、シュラク隊は'''戦死者続出のためメンバーが足りず不戦敗'''扱いという笑うに笑えないジョークが書かれていた<ref>学習研究社『アニメディア 1993年10月号』12-13頁。</ref>。
*『V』と時代を同じくする『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]ゴースト』(SRW未参戦)には正確な関係性は明らかにされていないが、分隊あるいは別動隊と思われる「リア・シュラク隊」が登場している。3人の女性で構成されており、こちらは最終的に全員生き残った。
*『V』と時代を同じくする『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]ゴースト』(SRW未参戦)には正確な関係性は明らかにされていないが、分隊あるいは別動隊と思われる「リア・シュラク隊」が登場している。3人の女性で構成されており、こちらは最終的に全員生き残った。