差分

743 バイト追加 、 2013年6月6日 (木) 02:28
11行目: 11行目:  
[[ゾイド]]とは[[惑星Zi]](ズィー)に存在する金属生命体であり、野生の状態では「金属の皮膚を持つ巨獣」のような生物である。古代ゾイド人がその制御に成功。ゾイドと共存する独自の文明が築かれていたようだが、長き歴史の中でそれは忘れられていく。しかし古代の知恵が失われた後でも、惑星Ziの住人たちはゾイドを家畜化して日常の生活を支えており、ゾイドと人類は常に深く関わりあっていた。
 
[[ゾイド]]とは[[惑星Zi]](ズィー)に存在する金属生命体であり、野生の状態では「金属の皮膚を持つ巨獣」のような生物である。古代ゾイド人がその制御に成功。ゾイドと共存する独自の文明が築かれていたようだが、長き歴史の中でそれは忘れられていく。しかし古代の知恵が失われた後でも、惑星Ziの住人たちはゾイドを家畜化して日常の生活を支えており、ゾイドと人類は常に深く関わりあっていた。
   −
その後、漂流してきた地球人と接触したことで科学文明が急速に発展したことからゾイドのあり方は大きく変わる。「生物であるゾイドにコックピットをとりつけ、そこからゾイドコア(ゾイドの脳にあたる器官で心臓部でもある)に電気信号を使って直接命令を送り込み、ゾイドの動きを完全に支配する装置」が作り出され、この結果、ゾイドの兵器化がすすんだ。兵器化されたゾイドは「戦闘ゾイド」「戦闘機獣」「生体メカ」などとも呼ばれる。戦闘ゾイドには銃や剣などの武装もつけられるようになったが、これらのオプション武装はコックピットに連動してるのでなく、ゾイドコアに連動する形でつけられているため、ゾイド自身の意思で動かすこともできる。
+
惑星Ziに産業革命が起こってからはゾイドのあり方が大きく変わった。「生物であるゾイドにコックピットをとりつけ、そこからゾイドコア(ゾイドの脳にあたる器官で心臓部でもある)に電気信号を使って直接命令を送り込み、ゾイドの動きを完全に支配する装置」が作り出され、この結果、ゾイドの兵器化がすすんだ。兵器化されたゾイドは「戦闘ゾイド」「戦闘機獣」「生体メカ」などとも呼ばれる。戦闘ゾイドには銃や剣などの武装もつけられるようになったが、これらのオプション武装はコックピットに連動してるのでなく、ゾイドコアに連動する形でつけられているため、ゾイド自身の意思で動かすこともできる。
 +
 
 +
その後、漂流してきた地球人と接触したことで惑星Ziの住人たちは荷電粒子砲や重力制御装置などの概念を知ることになる。それらは惑星Ziにとっては完全なオーバーテクノロジーであり、惑星Ziの科学力では機構は再現できても出力の問題から実用化するものを作り出せなかったはずなのだが、ゾイドコアがこれらの超兵器さえ使いこなせる出力を出すことが分かった。これ以降、ゾイドの兵装は人間の兵器を巨大化したものではなく「ゾイドでしか使えない超絶武装」が登場し、その超絶兵装を使うことを主目的に改造された[[スーパーロボット]]のような戦闘ゾイドも登場するようになった。
    
戦闘ゾイドの誕生により、民族対立の小競り合いが絶えなかった惑星Ziには大規模な戦乱が頻発するようになった。特に、大国のヘリック共和国とガイロス帝国は、惑星Ziの覇権をかけて激しい戦争を繰り広げている(アニメ『[[ゾイド -ZOIDS-]]』)。
 
戦闘ゾイドの誕生により、民族対立の小競り合いが絶えなかった惑星Ziには大規模な戦乱が頻発するようになった。特に、大国のヘリック共和国とガイロス帝国は、惑星Ziの覇権をかけて激しい戦争を繰り広げている(アニメ『[[ゾイド -ZOIDS-]]』)。
599

回編集