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1,421 バイト追加 、 2021年11月26日 (金) 13:27
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=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
:本作のスーパー系男主人公の前半機。近接戦闘の機体で、軒並み射程が短い。雑魚を蹴散らすのには向かない為対ボス戦闘に使うのが良いが、初期武装の攻撃力は物足りない。[[バリア]]や[[分身]]のような防御系の特殊能力が無いのも痛い。主人公のトウマと共に機体も成長するタイプなので、一連のイベントを経てライジングメテオが追加されてからは攻撃力不足も解消される。しかしこの段階は強化改造されるまでの繋ぎに過ぎず、やはり大雷鳳になってからが本番。
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:本作のスーパー系男主人公の前半機。近接戦闘の機体で、射程が短く反撃戦法はやりにくい。PALLのライトニングフォールが優秀で敵が小隊を組んでいるならばまとめてなぎ倒せるが弾数は少なく、また初期状態では単体必殺武器が無いため援護攻撃を活かせず、ボス戦でも活躍しきれない。
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:他主人公と比べると運動性が低い割に装甲が特別高いわけではない上に[[バリア]]や[[分身]]のような防御系の特殊能力も無く、序盤は[[底力]]も育ちきっていないため精神コマンドで耐えるしかないのも痛い。
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:序盤における一連のイベントを経てライジングメテオが追加されてからは攻撃力不足も解消され、ボス戦でも頼れる機体となる。しかしこの段階は繋ぎに過ぎず、やはり大雷鳳になってからが本番。
    
=== [[OGシリーズ]] ===
 
=== [[OGシリーズ]] ===
 
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦OG}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦OG}}
:パッケージイラスト及びPV第4弾にも登場し、トリを務めた。また、企画段階での姿が[[ジンライ]]として登場。終盤に鋼龍戦隊が鹵獲し、第3次αと同様にトウマの乗機となる(ちなみに「雷鳳」の名付け親もトウマ)。ジンライの時に冠されていたダブルG3号機の称号は、ジンライの非道に心を痛めたミナキによって改修された際に取り下げられた。攻撃力は高く、燃費もいいがスーパー系としては頼りないHPと装甲が欠点。とはいえ、トウマの[[底力]]と今作で追加された[[分身]]である程度はカバーできる他、LIOHの代替機能であるパイロットブロックがあるため相対的に守りは堅いとはいえる。
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:パッケージイラスト及びPV第4弾にも登場し、トリを務めた。また、企画段階での姿が[[ジンライ]]として登場。終盤に鋼龍戦隊が鹵獲し、第3次αと同様にトウマの乗機となる(ちなみに「雷鳳」の名付け親もトウマ)。
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:ジンライの時に冠されていたダブルG3号機の称号は、ジンライの非道に心を痛めたミナキによって改修された際に取り下げられた。
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:後半参入で育成機会が短いものの攻撃力の割に燃費が良いのが利点だが、スーパー系としては頼りないHPと装甲が欠点。とはいえ、トウマの[[底力]]と今作で追加された[[分身]]である程度はカバーできる他、LIOHと入れ替わりで手に入るパイロットブロックがあるためトータルでの防御性能はそこそこ高い。
 
:ツインを組む際に本機と相性がいいのは、武装・性能・特殊能力が似たような傾向を持つ[[ヴァイサーガ]]や[[グルンガスト零式]]あたり。
 
:ツインを組む際に本機と相性がいいのは、武装・性能・特殊能力が似たような傾向を持つ[[ヴァイサーガ]]や[[グルンガスト零式]]あたり。
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ}}
 
:参戦は第12話終了時。新技として「ラッシング・スピン」と「レイジング・ストライク」が追加されている。
 
:参戦は第12話終了時。新技として「ラッシング・スピン」と「レイジング・ストライク」が追加されている。
:性能に関しては相変わらずのリアル寄りスーパー系。全体的にEN消費が控えめであり、中距離P武器も入手した事もあり遊撃性能が高いのが強み。
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:性能に関しては相変わらずのリアル寄りスーパー系。無消費武器や従来より射程の長いP武器を得たこともあり前作にも増して継戦力・利便性が増している。
:反面バリア貫通が必殺技にしか備わっておらず、シナリオ上で特に大きな強化が無いのが悩みか。
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:反面バリア貫通がライジング・メテオにしか備わっていないのと、シナリオ上での追加強化が無いのが悩みか。
    
=== その他 ===
 
=== その他 ===
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:両脚のプラズマコンバータを使用し、脚部からプラズマを打ち出して攻撃する。『第3次α』では回し蹴りで、『第2次OG』ではオーバーヘッドキックで打ち出す。
 
:両脚のプラズマコンバータを使用し、脚部からプラズマを打ち出して攻撃する。『第3次α』では回し蹴りで、『第2次OG』ではオーバーヘッドキックで打ち出す。
 
;カウンター・ブレイク
 
;カウンター・ブレイク
:両手からプラズマを発生させて、相手を拘束してから引き寄せ、その勢いを利用して蹴り砕く。『第3次α』ではプラズマを地面に流してからの回し蹴りで、『第2次OG』ではプラズマを直接敵に当てて飛び蹴りで蹴飛ばす。
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:両手から放つプラズマビュートで相手を引き寄せ、その勢いを利用して蹴り砕く。『第3次α』ではプラズマを地面に流してからの回し蹴りで、『第2次OG』ではプラズマを直接敵に当てて飛び蹴りで蹴飛ばす。
 
:『第3次α』では第1話のみ「ミドルレンジ格闘攻撃」名義。
 
:『第3次α』では第1話のみ「ミドルレンジ格闘攻撃」名義。
 
;ライトニング・フォール
 
;ライトニング・フォール
:両脚のプラズマコンバータを使用して、機体全体をプラズマを纏って急転落下して、その衝撃でダメージを与える。『第3次α』では真上に飛んでブースターで加速を付けた飛び蹴りで、『第2次OG』では回転蹴りで竜巻を発生させ敵を拘束してから真上から叩き落す蹴りになっている。『第3次α』では3発の弾数制だが、『第2次OG』では消費20になった。なお、直前の疾走はいわゆる「ニンジャ走り([[十傑集]]走りとも)」。ZLAIの影響が微妙に残っているらしい。
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:両脚のプラズマコンバータを使用して、機体全体をプラズマを纏って急転落下して、その衝撃でダメージを与える。『第3次α』では真上に飛んでブースターで加速を付けた飛び蹴りで、『第2次OG』では敵陣に飛び込んでの回転蹴りで竜巻を発生させ敵を拘束してから真上から叩き落す動作になっている。
:OGで回転竜巻が追加されたのは、強化型の「プラズマスパイラル・ダイブ」を意識したものだろうか。
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:『第3次α』では3発の弾数制だが、『第2次OG』ではEN消費20になった。
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『第2次OG』では飛び込みの際にニンジャ走り([[十傑集]]走りとも)で助走をつける。ZLAIの影響が微妙に残っているらしい。『第2次OG』が竜巻状の演出になったのは、強化型の「プラズマスパイラル・ダイブ」を意識したものだろうか。
 
:『第3次α』では第1話のみ「ワイドレンジ格闘攻撃」名義。
 
:『第3次α』では第1話のみ「ワイドレンジ格闘攻撃」名義。
 
;ライジング・メテオ
 
;ライジング・メテオ
:『第3次α』では最初に殴りつけ数回蹴った後、相手を蹴り上げ空中で連続蹴り、留めの一撃で蹴り砕く。爆発を背後に“腕組み”する雷鳳の姿が印象的。なお、この技以外では雷鳳は攻撃に腕をほとんど使わない。『第2次OG』では全ての攻撃を蹴りで行い、空中での連続蹴り上げが最初の蹴り落としで叩き上げた岩を使ったものになっている。この際、蹴り飛ばした後、残像を残しつつ飛んでいく相手よりも速く動いて先回りするなど、凄まじい瞬発力がうかがえる。また、初出では消費70・射程1とまさにスーパー系の必殺技だったのに対し、『第2次OG』では射程1~4、消費30と見違えるほどパワーアップし、非常に使いやすくなっている。なお腕組みは最初になった。『MD』ではさらにEN消費が25まで落ちた。
+
:システムLIOH排除後、特訓の果てに使用可能となった必殺技。
 +
:怒涛の連続攻撃からイナヅマのようにジグザグ軌道の連続蹴りを繰り出して空中に打ち上げ、最後に踵落としで地面に叩き落とす。
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:『第3次α』では雷鳳の武装の中で唯一パンチ動作が入る。攻撃動作後は敵の爆発を腕組み姿勢で眺める。EN消費70・射程1とかなり癖はあるが、それでも序盤のうちは強力な必殺技。
 +
:『第2次OG』では全ての攻撃を蹴りで行う他、吹き飛ばした敵を追跡する動きが残像を残しつつの瞬間移動となり、更にスピード感が向上している。また後半のイナヅマ軌道は敵を踏み潰した時に吹き上がった岩を足場にして繰り出すようになっている他、最初に腕組み姿勢で出現し、最後は空中で降下しながら爆発を見守る物になっている。射程1~4、消費30(『MD』では25)と破格の燃費と使いやすさを両立し、援護攻撃も仕掛けやすくなった。
 
;ラッシング・スピン
 
;ラッシング・スピン
 
:『OGMD』で追加された新技。ニンジャ走りで接近し、上段回し蹴りで吹っ飛ばす。
 
:『OGMD』で追加された新技。ニンジャ走りで接近し、上段回し蹴りで吹っ飛ばす。
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:ハーケン・インパルスよりも低威力だが無消費のコンボ属性武装。射程もあるため消耗した相手にトドメを刺すには十分な性能。
 
;レイジング・ストライク
 
;レイジング・ストライク
 
:『OGMD』で追加された新技。ニンジャ走りから分身を伴う高速移動で接近し左回し蹴り→右後ろ回し蹴りで吹っ飛ばした直後に高速移動で先回り蹴り上げジャンプ→プラズマコンパータを起動し真横に加速を付けた飛び蹴りで敵を粉砕する。加速を付けた飛び蹴りは『第3次α』でのライトニングフォールを髣髴とさせる。
 
:『OGMD』で追加された新技。ニンジャ走りから分身を伴う高速移動で接近し左回し蹴り→右後ろ回し蹴りで吹っ飛ばした直後に高速移動で先回り蹴り上げジャンプ→プラズマコンパータを起動し真横に加速を付けた飛び蹴りで敵を粉砕する。加速を付けた飛び蹴りは『第3次α』でのライトニングフォールを髣髴とさせる。
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:移動後可能で射程2~5かつライトニングフォール以上の威力でありながらEN消費15と、多少気力が要ること以外はかなり優秀で、ライジング・メテオが使えない時の次善択として十分な性能。
    
=== [[特殊能力]] ===
 
=== [[特殊能力]] ===
 
;システムLIOH
 
;システムLIOH
:気力130以上で格闘・命中・技量に+20。破格の能力だが発動ムービーはなく、10話「激震の地底帝国」でライジングメテオと引き換えになくなる(ただし設定上は排除をされておらず搭載されたままになっている)。『第2次OG』では「雷迅昇星」でミナキによって爆破され、物理的に排除された。なお、『第2次OG』ではDMLのモーション負荷を抑えるためにLIOHのレジスター(抵抗器)を使用しており、これを爆破して以降は機体の操縦が困難になった。
+
:気力130以上で格闘・命中・技量に+20。発動ムービーはなし。
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:いずれのタイトルでも暴走イベントを起こし、その同話ないし次話でライジング・メテオの追加と引き換えに無くなる。そのためこの能力の恩恵を受けて戦えるのは『第3次α』では9話、『第2次OG』では7話とだいぶ短め。
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:『第3次α』では1話から参入する事もあり、9話「内なる修羅」とかなり早めの段階で無くなる。設定上は排除されておらず搭載されたままになっている。
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:『第2次OG』では55話「雷迅昇星」でミナキによって爆破され、物理的に排除された。DMLのモーション負荷を抑えるためにLIOHのレジスター(抵抗器)を使用しているため、以降は機体の操縦が困難になったという扱い。
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;[[分身]]
 
;[[分身]]
:ジンライの名残なのか、『第2次OG』ではこちらも所持。接近戦特化の割に打たれ脆い雷鳳にとってはありがたい能力。傾向がよりヴァイサーガに近くなった。
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:ジンライの名残なのか、『第2次OG』ではこちらも所持。接近戦特化の割に打たれ弱い雷鳳にとってはありがたい能力。使い勝手がよりヴァイサーガに近くなった。
 
;パイロットブロック
 
;パイロットブロック
:『第2次OG』でLIOHと引き換えに所持。システムLIOHの件でパイロット保護が強化されたのだろうか? 今作ではP系の特殊武器を持つ敵が多いので実に助かる。ただ、[[ファートゥム]]の場合は直撃すると特殊効果以前に撃墜されかねないのだが。
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:『第2次OG』でLIOHと引き換えに所持。システムLIOHの件でパイロット保護が強化されたのだろうか? 今作ではP系の特殊武器を持つ敵が多いので実に助かるが、[[ファートゥム]]の場合は直撃すると特殊効果以前に撃墜されかねない。
    
=== 移動タイプ ===
 
=== 移動タイプ ===
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=== カスタムボーナス ===
 
=== カスタムボーナス ===
 
;格闘武器の攻撃力+200
 
;格闘武器の攻撃力+200
:高い攻撃力がさらに高くなる。
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:『OG2nd』『MD』。ハーケン・インパルスも含めて全て格闘なので腐る事は無く、高い攻撃力がさらに高くなる。
    
== 機体BGM ==
 
== 機体BGM ==