差分
→概要
その正体は[[ブラックロッジ]]の幹部「[[アンチクロス]]」の一人であり、[[魔導書]]「無銘祭祀書」を所有する魔術師'''ネロ'''。名前の由来は古代ローマ帝国5代目皇帝であり、ローマ帝国史上最大の暴君「ネロ」から。
その正体は[[ブラックロッジ]]の幹部「[[アンチクロス]]」の一人であり、[[魔導書]]「無銘祭祀書」を所有する魔術師'''ネロ'''。名前の由来は古代ローマ帝国5代目皇帝であり、ローマ帝国史上最大の暴君「ネロ」から。
その力はアンチクロスの中でも最強と謳われており、[[マスターテリオン]]と同等と言われるが、表向きは彼らを上回る凶暴さから地下に幽閉されており、アンチクロスの例外的存在。脱走直後の時点だと頭は拘束衣の覆面で隠されている。原作PC版『斬魔大聖デモンベイン』では非常に露出度の高い格好をしていたが、移植やアニメ化にあたって修正された。
その力はアンチクロスの中でも最強と謳われており、[[マスターテリオン]]と同等と言われるが、表向きは彼らを上回る凶暴さから地下に幽閉されており、アンチクロスの例外的存在。脱走直後の時点だと頭は拘束衣の覆面で隠されている。PC版『斬魔大聖』では非常に露出度の高い格好をしていたが、PS2版の移植やアニメ化にあたって修正された。
魔銃「クトゥグア」「イタクァ」を所持しているが、それらは紆余曲折を経て(ルートによって過程が異なる)九郎の手に渡ることとなる。
魔銃「クトゥグア」「イタクァ」を所持しているが、それらは紆余曲折を経て(ルートによって過程が異なる)九郎の手に渡ることとなる。
=== 作中での動向 ===
=== 作中での動向 ===
エンネアを名乗り九郎と接触し、数日の共同生活を送った後、突如として出現した[[アンチクロス]]の[[鬼械神]]とそれを迎え撃つ[[デモンベイン]]の街中での戦いに巻き込まれ、崩れ落ちる瓦礫の中に姿を消してしまう。
エンネアを名乗り九郎と接触し、数日の共同生活を送った後、突如として出現した[[アンチクロス]]の一員である[[カリグラ]]と[[クラウディウス]]が操る[[鬼械神]]である[[クラーケン]]と[[ロードビヤーキー]]とそれを迎え撃つ[[デモンベイン]]の街中での戦いに巻き込まれ、崩れ落ちる瓦礫の中に姿を消してしまう。
終盤、再び九郎達の前に姿を現すと同時に、その正体を明かし立ち塞がった。デモンベインに発現したシャイニング・トラペゾヘドロンの一撃を受けることで、仕組まれた一連の輪廻から解放されることを望むが、それをよしとしなかった九郎により、乗機[[ネームレス・ワン]]から引きずり出される。だがこの時の彼女は、既に「ムーンチャイルド計画」の果てに邪神[[ヨグ=ソトース]]との子を受胎しており、半神半人の子…即ち、'''[[マスターテリオン]]の転生に伴い、九郎の眼前で胎を突き破られて死亡した。'''
延々と繰り返される無限螺旋の世界の中で、マスターテリオンの転生の憑代として彼女もまた、生み出されては殺され続けているのである。絶望と諦観はこのためであり、彼女もまた邪神の被害者の一人である。
以上がアルルートにおける彼女の顛末であり、同時に最も扱いのいいルートである<ref>アニメ版はアルルート準拠だが、'''エンネアを失った九郎の怒りと嘆きの発露が尺の都合でカットされてしまっている'''ため、原作より扱いが悪い。</ref>。アルルート以外ではエンネアとしては登場せず、特に[[ライカ・クルセイド]]のルートでは最も悪い扱いで戦死する。
以上がアルルートにおける彼女の顛末であり、同時に最も扱いのいいルートである<ref>アニメ版はアルルート準拠だが、'''エンネアを失った九郎の怒りと嘆きの発露が尺の都合でカットされてしまっている'''ため、原作より扱いが悪い。</ref>。アルルート以外の[[覇道瑠璃|瑠璃]]ルートおよび[[ライカ・クルセイド|ライカ]]ルートではエンネアとしては登場せず、特にライカルートでは最も悪い扱いで戦死する。
== 登場作品と役柄 ==
== 登場作品と役柄 ==