差分

841 バイト追加 、 2021年11月1日 (月) 12:19
62行目: 62行目:  
*名前の由来は日産自動車が1990年から2000年まで販売していた「日産・プレセア」から。
 
*名前の由来は日産自動車が1990年から2000年まで販売していた「日産・プレセア」から。
 
*よく「原作で死亡したキャラがアニメでは生きている(或いは原作より長生きする)」事が多い中「原作で生きているにも拘らずアニメで死亡した」珍しいケースである。
 
*よく「原作で死亡したキャラがアニメでは生きている(或いは原作より長生きする)」事が多い中「原作で生きているにも拘らずアニメで死亡した」珍しいケースである。
**原作で「見方によっては死亡した」かの様に見えるかと言うと、確かに疲労困憊で、再開の約束をして別れた直後に崩れ落ちている。しかし、意識を失うこと無く見送っており、死亡したとするには強引に解釈しなければならない。
   
**この件に関しては、CLAMPの大川氏は監督平野俊弘氏との対談で「辛かった<ref>正確には「辛かった?」の問いに「はい」と答えている。</ref>」と不満を述べており、平野氏自身も「最後まで反対した」「私の力不足」と述べており、製作サイドでもこの展開への評判は悪かった様である。
 
**この件に関しては、CLAMPの大川氏は監督平野俊弘氏との対談で「辛かった<ref>正確には「辛かった?」の問いに「はい」と答えている。</ref>」と不満を述べており、平野氏自身も「最後まで反対した」「私の力不足」と述べており、製作サイドでもこの展開への評判は悪かった様である。
 
***監督の発言にもある様に脚本を担当したまるおけいこ氏が他のスタッフに相談せず独断で押し通した事が示唆されており、責任を取らされたのかは不明だがまるお氏は脚本を下ろされ業界から姿を消している。
 
***監督の発言にもある様に脚本を担当したまるおけいこ氏が他のスタッフに相談せず独断で押し通した事が示唆されており、責任を取らされたのかは不明だがまるお氏は脚本を下ろされ業界から姿を消している。
 +
***原作では、武器を作ったあとに疲労困憊になって、魔法騎士たちと再開の約束をして別れた直後に崩れ落ちるという描写がある。これはあくまで「プレセアがすごい頑張った」というだけの描写だったのだが、まるお氏が「原作でのプレセアはここで死んだ」と強引に拡大解釈したという説が有力。そしてアニメの方ではプレセアの死をもっとドラマチックに描こうとして、モンスターに殺されたという描写を入れたのではということである。
 +
***また当初はアニメ版では第一部で完結する予定だったため、プレセアが再登場する第二部はアニメでは描かないから死んでも問題ないという判断もあったのかも知れない。
 +
****結局、アニメでも第二部が描かれることになったため、つじつまを合わせるためにプレセアの'''双子の妹'''であるシエラをアニメオリジナルキャラクターとして登場させ、彼女に原作でのプレセアの立ち位置を担わせることになった。
 
***この一件はCLAMPのターニングポイントとなっており、自作品のメディア化の際は原作者が製作サイドに参加し妥協しなくなった原因と言われている<ref>実際、前述の監督との対談でも、大川氏は「(アニメ化の)お話を頂いた時、最初は全てお任せするつもりだった(制作に参加するつもりは無かった)」と述べており、遠回しではあるものの、この一件が原因であると明言している。</ref>(レイアースのスパロボ参戦が不可能だと言われていた理由でもある)。
 
***この一件はCLAMPのターニングポイントとなっており、自作品のメディア化の際は原作者が製作サイドに参加し妥協しなくなった原因と言われている<ref>実際、前述の監督との対談でも、大川氏は「(アニメ化の)お話を頂いた時、最初は全てお任せするつもりだった(制作に参加するつもりは無かった)」と述べており、遠回しではあるものの、この一件が原因であると明言している。</ref>(レイアースのスパロボ参戦が不可能だと言われていた理由でもある)。
 
**ファンから評判も良くない為か、レイアースのゲーム化の際は(スパロボも含めて)原作通り死亡する事なく生き延びていることが多い(アニメ以上に殺りすぎと悪名高いセガサターン版でさえ生き残っている)。
 
**ファンから評判も良くない為か、レイアースのゲーム化の際は(スパロボも含めて)原作通り死亡する事なく生き延びていることが多い(アニメ以上に殺りすぎと悪名高いセガサターン版でさえ生き残っている)。
599

回編集