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MSVを設定するにあたって名前のあるパイロットが付加される事がある。表に出なかった機体を駆り活躍するという性質上、[[エース]]として設定される事が多い。作品によっては主人公やライバルを上回る活躍が設定されている事があり、余計な後付設定等として批判される事がある<ref>例として、[[一年戦争]]時の[[アムロ・レイ]]の撃墜数は連邦軍中2位、[[シャア・アズナブル]]にいたってはジオン軍中9位以下である。ただし、上述の通り元々は「非公式ゆえのお遊び」のような立ち位置でもあったので、後にこの設定がゲーム等で採用された際には作者自身も困惑している。</ref>。有名なパイロットとしてはジョニー・ライデンやシン・マツナガ等がいる。ガンダムシリーズの[[コンピュータゲーム|ゲーム]]で何度も登場する等して有名になっている人物もおり、[[世界観]]を広げるための重要な要素である。
 
MSVを設定するにあたって名前のあるパイロットが付加される事がある。表に出なかった機体を駆り活躍するという性質上、[[エース]]として設定される事が多い。作品によっては主人公やライバルを上回る活躍が設定されている事があり、余計な後付設定等として批判される事がある<ref>例として、[[一年戦争]]時の[[アムロ・レイ]]の撃墜数は連邦軍中2位、[[シャア・アズナブル]]にいたってはジオン軍中9位以下である。ただし、上述の通り元々は「非公式ゆえのお遊び」のような立ち位置でもあったので、後にこの設定がゲーム等で採用された際には作者自身も困惑している。</ref>。有名なパイロットとしてはジョニー・ライデンやシン・マツナガ等がいる。ガンダムシリーズの[[コンピュータゲーム|ゲーム]]で何度も登場する等して有名になっている人物もおり、[[世界観]]を広げるための重要な要素である。
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一方でパイロットや機体の明確なストーリーは描かれず、読者に行間を読ませ、想像力に委ねる作風になっている。その結果、膨らませたイメージが人によって異なり、先に挙げたジョニー・ライデンを例に取ると、「[[キシリア・ザビ]]を敬愛していた」作品の他に「[[ザビ家]]が嫌いで人前で平然と批判していた」という正反対の人物像が描かれてしまっている。逆に明確なストーリーを描いた作品は『[[機動戦士ガンダムF90]]』や『[[機動戦士ガンダムSEED ASTRAY]]』のように作品名に「MSV」の名が付かない<ref>これらにはそれぞれ『F91 MSV』(SRW未参戦)と『SEED MSV』という対応するMSVが存在する。</ref>ので、外伝作品として扱われる。
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一方でパイロットや機体の明確なストーリーは描かれず、読者に行間を読ませ、想像力に委ねる作風になっている。その結果、膨らませたイメージが人によって異なり、先に挙げたジョニー・ライデンを例に取ると、「[[キシリア・ザビ]]を敬愛していた」作品の他に「[[ザビ家]]が嫌いで人前で平然と批判していた」という正反対の人物像が描かれてしまっている(または意図して既存作品と正反対に描いた)。逆に明確なストーリーを描いた作品は『[[機動戦士ガンダムF90]]』や『[[機動戦士ガンダムSEED ASTRAY]]』のように作品名に「MSV」の名が付かない<ref>これらにはそれぞれ『F91 MSV』(SRW未参戦)と『SEED MSV』という対応するMSVが存在する。</ref>ので、外伝作品として扱われる。
    
現在も継続しており、『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY|SEED DESTINY]]』『[[機動戦士ガンダム00|00]]』『[[機動戦士ガンダムAGE|AGE]]』『[[機動戦士ガンダムUC|UC]]』のMSVも企画された。
 
現在も継続しており、『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY|SEED DESTINY]]』『[[機動戦士ガンダム00|00]]』『[[機動戦士ガンダムAGE|AGE]]』『[[機動戦士ガンダムUC|UC]]』のMSVも企画された。
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『[[スーパーロボット大戦W]]』は特殊な事例で、『SEED MSV』のメカが、『[[機動戦士ガンダムSEED ASTRAY]]』を出典作品としている(『ASTRAY』にも登場している機体が多いため、全くの間違いでもない)。また、MSVが初出、あるいは設定の多くがMSVで作られたキャラクターの、[[シホ・ハーネンフース]]と[[モーガン・シュバリエ]]が登場しているのも『SEED MSV』あるいは『W』ならではである。
 
『[[スーパーロボット大戦W]]』は特殊な事例で、『SEED MSV』のメカが、『[[機動戦士ガンダムSEED ASTRAY]]』を出典作品としている(『ASTRAY』にも登場している機体が多いため、全くの間違いでもない)。また、MSVが初出、あるいは設定の多くがMSVで作られたキャラクターの、[[シホ・ハーネンフース]]と[[モーガン・シュバリエ]]が登場しているのも『SEED MSV』あるいは『W』ならではである。
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「[[Zシリーズ]]」始動前後、アニメ本編に登場した機体を優先しているのか、戦闘アニメの作業量が増えて機体数を増やせなくなったのか、『W』を最後にアニメ未登場・MSV由来の機体が登場せず<ref>[[ジュアッグ]]は『[[機動戦士ガンダムUC]]』でアニメ登場を果たしているので除外。</ref>久しかった。ただし[[スーパーロボット大戦|初代スパロボ]]のHDリメイクに[[フルアーマーガンダム]]が追加、『[[スーパーロボット大戦X]]』にも[[Hi-νガンダム]]と[[ナイチンゲール]]が大元の[[小説]]『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン|ベルトーチカ・チルドレン]]』名義で参戦しており、ペースは落ちているものの採用は続いている。
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「[[Zシリーズ]]」始動前後、アニメ本編に登場した機体を優先しているのか、戦闘アニメの作業量が増えて機体数を増やせなくなったのか、『W』を最後にアニメ未登場・MSV由来の機体が登場せず<ref>[[ジュアッグ]]は『[[機動戦士ガンダムUC]]』でアニメ登場を果たしており、SRWでもそちらを出典にしているので除外。</ref>久しかった。ただし[[スーパーロボット大戦|初代スパロボ]]のHDリメイクに[[フルアーマーガンダム]]が追加、『[[スーパーロボット大戦X]]』にも[[Hi-νガンダム]]と[[ナイチンゲール]]が大元の[[小説]]『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン|ベルトーチカ・チルドレン]]』名義で参戦しており、ペースは落ちているものの採用は続いている。
    
『[[X-Ω]]』は実験的な作風も相まって本編未登場メカの採用割合が高く、[[ユニコーンガンダム ペルフェクティビリティ]]、[[ガンダムエクシアリペアIV]]といったメカが登場している。
 
『[[X-Ω]]』は実験的な作風も相まって本編未登場メカの採用割合が高く、[[ユニコーンガンダム ペルフェクティビリティ]]、[[ガンダムエクシアリペアIV]]といったメカが登場している。
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*[[ガルマ専用ザク]]
 
*[[ガルマ専用ザク]]
 
*[[アッグガイ]]
 
*[[アッグガイ]]
*[[ジュアッグ]]
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*[[ジュアッグ]]([[機動戦士ガンダムUC]]出典)
    
=== Ζ-MSV([[機動戦士Ζガンダム]]) ===
 
=== Ζ-MSV([[機動戦士Ζガンダム]]) ===
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== スパロボに参戦したMSVに準じた作品 ==
 
== スパロボに参戦したMSVに準じた作品 ==
以下の作品もまたMSVの範疇に入るが、独自タイトルを有しているからか自作品名義で参戦している。スパロボに登場した機体については各作品のページを参照。
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以下の作品もまたMSVの範疇に入るが、独自タイトルを有しているからか当初から自作品名義で参戦している。スパロボに登場した機体については各作品のページを参照。
    
;[[ガンダム・センチネル]]
 
;[[ガンダム・センチネル]]
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