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この装備は火器やスラスターを内蔵した複合装甲によって、攻守と空間内機動力を向上させるための物であるが、本機にはフェイズシフト装甲が採用されている為、火力と空間内機動力の強化に重点が置かれている。
 
この装備は火器やスラスターを内蔵した複合装甲によって、攻守と空間内機動力を向上させるための物であるが、本機にはフェイズシフト装甲が採用されている為、火力と空間内機動力の強化に重点が置かれている。
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しかし、デュエルの設計時より装備する事を想定してはいない物であった上に、装着後は重量が100tを超えてしまった事で運動性も大幅に低下してしまう事になり、重力下…特に砂漠地帯の戦闘ではそれが足枷になるという欠点にも繋がる等、中~近距離戦闘を得意としていたデュエルの本来のコンセプトを殺してしまう事になっている。ただし、緊急時には装備をパージする事も可能であり、これによって高い機動性を求められる戦闘にも一応対応可能となっている。
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しかし、デュエルの設計時より装備する事を想定してはいない物であった上に、装着後は重量が100tを超えてしまった事で運動性も大幅に低下してしまう事になり、重力下…特に砂漠地帯の戦闘ではそれが足枷になるという欠点にも繋がる等、中~近距離戦闘を得意としていたデュエルの本来のコンセプトを殺してしまう事になっている。ただし、緊急時には装備をパージする事も可能で、これによって高い機動性を求められる戦闘にも一応対応可能となっている。
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後に、連合でもこの装備が評価されたのか、アサルトシュラウドと同じコンセプトの追加装甲である「フォルテストラ」が開発されており、ロングダガーやデュエルダガーに装備されている。こちらも緊急時にはパージ可能であるが、パージの際に生ずる隙は同時に閃光弾を発光させ相手の視界を奪うことで対処出来る様になっている。また追加装甲のコンセプトは、直系的な発展型である[[ブルデュエルガンダム|ブルデュエル]]にも同じように採用されている(ただし、ブルデュエルの物は、運動性の低下を防ぐ為に固定式となっている)。
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後に、連合でもこの装備が評価されたのか、アサルトシュラウドと同じコンセプトの追加装甲である「フォルテストラ」が開発されており、ロングダガーやデュエルダガーに装備されている。こちらも緊急時にはパージ可能であるが、パージの際に生ずる隙は同時に閃光弾を発光させ相手の視界を奪うことで対処出来る様になっている。また追加装甲のコンセプトは、直系的な発展型である[[ブルデュエルガンダム]]にも同じように採用されている(ただし、ブルデュエルの物は、運動性の低下を防ぐ為に固定式となっている)。
    
=== 劇中での活躍 ===
 
=== 劇中での活躍 ===
 
[[キラ・ヤマト]]の[[エールストライクガンダム|ストライクガンダム]]との戦闘で損傷したデュエルの修復と同時に装着され、[[イザーク・ジュール]]が乗り込んで実戦に投入された。
 
[[キラ・ヤマト]]の[[エールストライクガンダム|ストライクガンダム]]との戦闘で損傷したデュエルの修復と同時に装着され、[[イザーク・ジュール]]が乗り込んで実戦に投入された。
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しかし、アフリカでの戦闘では[[レセップス]]の甲板から飛び出した本機が[[バスターガンダム|バスター]]共々、砂に脚を捕られて埋もれていくなど、その重量が仇となる事も少なくなかった。その後も、ストライクや[[フリーダムガンダム]]との戦闘においては装備による運動性低下が足枷になってしまう形で連敗を喫してしまう事が多かったが、それ以外の連合との戦いでは、相手側にモビルスーツでの戦闘経験が少ない事もあってか、問題無く戦果を挙げる事が出来ていた。
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しかし、アフリカでの戦闘では[[レセップス]]の甲板から飛び出した本機が[[バスターガンダム]]共々、砂に脚を捕られて埋もれていくなど、その重量が仇となる事も少なくなかった。その後も、ストライクや[[フリーダムガンダム]]との戦闘においては装備による運動性低下が足枷になってしまう形で連敗を喫してしまう事が多かったが、それ以外の連合との戦いでは、相手側にモビルスーツでの戦闘経験が少ない事もあってか、問題無く戦果を挙げる事が出来ていた。
    
その後、第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦にて[[フォビドゥンガンダム]]と交戦し、フォビドゥンの攻撃をアサルトシュラウドをパージする事で防ぎ、その爆発に気を取られた隙に2本のビームサーベルでこれを撃破するという戦果を挙げている。本来、デュエルは機動性と運動性を生かした中~近距離戦を想定した設計の為、ようやく本来の性能を発揮出来たとも言える。
 
その後、第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦にて[[フォビドゥンガンダム]]と交戦し、フォビドゥンの攻撃をアサルトシュラウドをパージする事で防ぎ、その爆発に気を取られた隙に2本のビームサーベルでこれを撃破するという戦果を挙げている。本来、デュエルは機動性と運動性を生かした中~近距離戦を想定した設計の為、ようやく本来の性能を発揮出来たとも言える。
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