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:第拾七話「四人目の適格者」にて。預言書である死海文書の記述通りにスケジュールを進めてきた[[ネルフ]]および[[ゼーレ]]であったが、アメリカのネルフ第二支部がエヴァ4号機(SRW未登場)ごと消滅する事態が発生。
 
:第拾七話「四人目の適格者」にて。預言書である死海文書の記述通りにスケジュールを進めてきた[[ネルフ]]および[[ゼーレ]]であったが、アメリカのネルフ第二支部がエヴァ4号機(SRW未登場)ごと消滅する事態が発生。
 
:予想外の事故に血相を変えて行動表を修正しているであろう老人(=ゼーレ)をよそに、ゲンドウと冬月は悠々と構える。
 
:予想外の事故に血相を変えて行動表を修正しているであろう老人(=ゼーレ)をよそに、ゲンドウと冬月は悠々と構える。
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;「シンジ、なぜ戦わない」<br />「構わん。そいつは使徒だ。我々の敵だ」<br />「お前が死ぬぞ」
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:第拾八話「命の選択を」にて、[[第13使徒バルディエル]]戦で無抵抗のシンジに対して。
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:3号機のパイロットを殺せないと言うシンジに対し、冷徹に使徒殲滅を命令する。シンジの身を案じているとも、気にしているのはあくまで初号機ともとれる台詞。
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:いずれにせよ、3号機パイロットの救出は全く考えていない。
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:新劇場版の第9の使徒戦でもゲンドウ側の台詞は同じだが、より淡々とした語気で言い放っている。
 
;「また逃げ出すのか」<br />「お前には失望した。もう会うこともあるまい」
 
;「また逃げ出すのか」<br />「お前には失望した。もう会うこともあるまい」
:第拾九話「男の戰い」にて[[第13使徒バルディエル]]の一件で「パイロットを辞める」と言ったシンジに対して。
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:第拾九話「男の戰い」にてバルディエルの一件で「パイロットを辞める」と言ったシンジに対して。
 
:冷たく言い放っているように見えるが、「失望」という単語の裏を読めば「口には出さなかったが、これまでゲンドウはシンジに対して期待を寄せていた」という事がわかる。
 
:冷たく言い放っているように見えるが、「失望」という単語の裏を読めば「口には出さなかったが、これまでゲンドウはシンジに対して期待を寄せていた」という事がわかる。
 
:とはいえ、この時点のシンジにそんなことがわかるはずもないし、わかったとしても身勝手極まりない発言に過ぎないが。
 
:とはいえ、この時点のシンジにそんなことがわかるはずもないし、わかったとしても身勝手極まりない発言に過ぎないが。
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:劇場版の補完世界でのユイ、レイ、[[渚カヲル|カヲル]]との会話の中の台詞。これの前の話である『Air』でシンジが致命傷を負ってしまった[[葛城ミサト|ミサト]]との会話の中にあった言葉にそっくりである。
 
:劇場版の補完世界でのユイ、レイ、[[渚カヲル|カヲル]]との会話の中の台詞。これの前の話である『Air』でシンジが致命傷を負ってしまった[[葛城ミサト|ミサト]]との会話の中にあった言葉にそっくりである。
 
:つまり、あのゲンドウの不遜で傲慢な態度は心の強さからくるものではなく、'''心の弱さ'''からくるものであった。すなわちシンジが成長しないまま大人になり、大人としての狡さを身につけるとゲンドウになってしまうとも考えられる。
 
:つまり、あのゲンドウの不遜で傲慢な態度は心の強さからくるものではなく、'''心の弱さ'''からくるものであった。すなわちシンジが成長しないまま大人になり、大人としての狡さを身につけるとゲンドウになってしまうとも考えられる。
:この後、[[EVA初号機|初号機]]に食われてしまったが、これはゲンドウが[[第2使徒リリス|リリス]]の「補完」から拒絶されてしまった事を暗示しているのかもしれない…。
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:この後、[[EVA初号機|初号機]]に食われるイメージが描かれるが、これはゲンドウが[[第2使徒リリス|リリス]]の「補完」から拒絶されたこと、あるいはシンジやユイからの罰を暗示しているのかもしれない…。
    
=== 新劇場版 ===
 
=== 新劇場版 ===
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;「何故だ…何故私を拒絶する、ユイ!」
 
;「何故だ…何故私を拒絶する、ユイ!」
 
:第10の使徒戦にて[[ダミープラグ]]で再度初号機を起動させようとするゲンドウが、度重なる失敗によって初号機のコアに眠る妻に心中で言い放った言葉。
 
:第10の使徒戦にて[[ダミープラグ]]で再度初号機を起動させようとするゲンドウが、度重なる失敗によって初号機のコアに眠る妻に心中で言い放った言葉。
:初号機のコアに眠る彼女から見れば、ゲンドウのダミープラグでシンジの友達を瀕死の重傷に追いやった行いは許しがたいものであったようだ。
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:ダミープラグでシンジの友達を瀕死の重傷に追いやった行いか、あるいはその後のシンジへのアフターケアの不足か……いずれにせよ、シンジの意に反して初号機を「使う」ことをコアに眠る彼女は受け入れなかった。
    
=== 他媒体 ===
 
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