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| ;「……不愉快だ。おまえのような愚かしい奴を見ると、吐き気がする」 | | ;「……不愉快だ。おまえのような愚かしい奴を見ると、吐き気がする」 |
| :降伏のための会談の中でレイラがアキトの優しさを訴え必ず帰ってくると信じていると伝えるも、その瞬間に彼の声は殺人者のそれとなる。その気高さと優しさは彼の心を決定的に傷つけるものに他ならなかった。 | | :降伏のための会談の中でレイラがアキトの優しさを訴え必ず帰ってくると信じていると伝えるも、その瞬間に彼の声は殺人者のそれとなる。その気高さと優しさは彼の心を決定的に傷つけるものに他ならなかった。 |
− | ;「信じる?おまえはまだわからないのか?裏切られたことも……」 | + | ;「信じる? おまえはまだわからないのか? 裏切られたことも……」 |
| ;「教えてやる……人を信じるなどという概念は、バカ共を利用するためにさかしい者たちが作った幻影だ。人間が信じるに値すると本気で思っているのか?」 | | ;「教えてやる……人を信じるなどという概念は、バカ共を利用するためにさかしい者たちが作った幻影だ。人間が信じるに値すると本気で思っているのか?」 |
| :母の裏切りと父の無関心……酷薄なまでの家庭環境から形成され醸成されてしまった猜疑心。しかし、レイラの答えは「信じれば、きっとその想いは伝わる」という相も変わらずの愚直な答えだった。 | | :母の裏切りと父の無関心……酷薄なまでの家庭環境から形成され醸成されてしまった猜疑心。しかし、レイラの答えは「信じれば、きっとその想いは伝わる」という相も変わらずの愚直な答えだった。 |
− | ;「だから!おまえは裏切られ、利用される!」 | + | ;「だから! おまえは裏切られ、利用される!」 |
| ;「人間にそんなものなどみじんもないということを、おまえは思い知るがいい。人はみんな自分さえ良ければいい。自分だけが豊かであればいい。いや、それだけじゃない。他人が不幸であればあるほど、自分の幸せを確認できるとさえ思ってる、浅ましい生き物だ!」 | | ;「人間にそんなものなどみじんもないということを、おまえは思い知るがいい。人はみんな自分さえ良ければいい。自分だけが豊かであればいい。いや、それだけじゃない。他人が不幸であればあるほど、自分の幸せを確認できるとさえ思ってる、浅ましい生き物だ!」 |
− | :上記の台詞の答えに凶器に満ちた哄笑を上げた後に一転、怒りの形相で吼える人への不信。さらに小説版では一番上の台詞の後に「スマイラスにも、そこの"モグラ"にもだ!」とスパイであるクラウスを当てこすって指摘し、これにはクラウスも苦虫をかみつぶしたような顔でまったくのところ、これは事実であると認めている。激昂した末に吐き捨てた持論ではあるが、実際、侵略により他国民を搾取するブリタニアや[[貴族]]、政治に無関心なユーロピア市民に無責任な市民軍、野心的なスマイラスなど今の世界の在り様を酷薄なまでに正鵠を射てしまってるのが悲しい。しかし、その正鵠もレイラの高潔さと優しさには何ら響かず逆に「可哀想だ」と反論されてしまい、それがシンをさらに逆上させるが……。 | + | :上記の台詞の答えに凶気に満ちた哄笑を上げた後に一転、怒りの形相で吼える人への不信。さらに小説版では一番上の台詞の後に「スマイラスにも、そこの"モグラ"にもだ!」とスパイであるクラウスを当てこすって指摘し、これにはクラウスも苦虫をかみつぶしたような顔でまったくのところ、これは事実であると認めている。激昂した末に吐き捨てた持論ではあるが、実際、侵略により他国民を搾取するブリタニアや[[貴族]]、政治に無関心なユーロピア市民に無責任な市民軍、野心的なスマイラスなど今の世界の在り様を酷薄なまでに正鵠を射てしまってるのが悲しい。しかし、その正鵠もレイラの高潔さと優しさには何ら響かず逆に「可哀想だ」と反論されてしまい、それがシンをさらに逆上させるが……。 |
| + | ;「救いがたいな。なら信じればいい。その前におまえはこの世界から消える。死ね!」 |
| + | :レイラに哀れまれたことに逆上し首に白刃を突きつけた上でギアスを発動し自害を命ずるが……。 |
| ;「それが望みだ。この地上が屍で埋め尽くされればいい」 | | ;「それが望みだ。この地上が屍で埋め尽くされればいい」 |
| :アポロンの馬車でペンドラゴンを攻撃し皇帝が死ねば世界中で大戦が起きると糾弾されるも酷薄な笑みでそれを肯定しクラウスからは狂っていると評される。 | | :アポロンの馬車でペンドラゴンを攻撃し皇帝が死ねば世界中で大戦が起きると糾弾されるも酷薄な笑みでそれを肯定しクラウスからは狂っていると評される。 |
− | | + | 「降伏など認めない。あの城を攻め滅ぼし、ひとり残らず殺す。必要なものは、俺がこの手で奪う」 |
| + | :上記の望みを明かした上で獰猛な殺意を顕わにするシン。「死」という歪んだ救済を今度は世界に齎すべく破滅へと躊躇わず邁進する。 |
| {{DEFAULTSORT:しん ひゆうか しやいにんく}} | | {{DEFAULTSORT:しん ひゆうか しやいにんく}} |
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