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| その実態は、誰もが持っている自我の境界であり、人を個としてのヒトたらしめているものである。「生命の実」を持つ[[使徒]]や[[エヴァンゲリオン]]の場合[[バリア]]の様に現われているが、実際には可視・実体レベルに達していないだけで、人もこれを有している。強力なものであれば、肉眼での目視すら可能な光の壁が見えるようになる。簡単に言えば「自身を形作っている『'''心の壁'''』」である。これを失った生命は、自己の形を保つ事ができなくなり、魂が抜けて、肉が原始地球の海と同質のLCLへと還元されてしまう。 | | その実態は、誰もが持っている自我の境界であり、人を個としてのヒトたらしめているものである。「生命の実」を持つ[[使徒]]や[[エヴァンゲリオン]]の場合[[バリア]]の様に現われているが、実際には可視・実体レベルに達していないだけで、人もこれを有している。強力なものであれば、肉眼での目視すら可能な光の壁が見えるようになる。簡単に言えば「自身を形作っている『'''心の壁'''』」である。これを失った生命は、自己の形を保つ事ができなくなり、魂が抜けて、肉が原始地球の海と同質のLCLへと還元されてしまう。 |
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− | 原作の[[ヤシマ作戦]]やN2兵器の使用で見せたように、圧倒的な力によるフィールドの突破も可能ではある。原作ではほぼ不可能とされた事だが、庵野秀明監督は[[スタッフ:寺田貴信|寺田貴信]]Pとの設定面での打ち合わせの際、A.T.フィールドの強度について「高出力のエネルギーなら破れる」と説明している。ただ、SRWでは精神コマンドを使うなどすれば、割と簡単に突破したり無視したりできてしまう。 | + | 原作の[[ヤシマ作戦]]やN2兵器の使用で見せたように、圧倒的な力によるフィールドの突破も可能ではある。原作ではほぼ不可能とされた事だが、庵野秀明監督は[[スタッフ:寺田貴信|寺田貴信]]Pとの設定面での打ち合わせの際、A.T.フィールドの強度について「[[コン・バトラーV|超電磁スピン]]や[[ゲッタードラゴン|シャインスパーク]]とかは耐えられませんよ」と説明しており<ref>メディアワークス『電撃PlayStation』Vol.106、17頁。</ref>、SRWでは精神コマンドを使うなどすれば、割と簡単に突破したり無視したりできてしまう。 |
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− | === 庵野秀明監督の「コン・バトラーVの超電磁スピンなら破れる」発言 ===
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− | ネット上では上記の発言を庵野監督が寺田プロデューサーに伝えたという話が出まわっているが、実際に庵野監督が上記の発言をしたことは無く、下記の寺田プロデューサーのインタビュー記事が元になったガセネタである。
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− | <blockquote>
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− | ;――
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− | :[[スタッフ:阪田雅彦|阪田]]さんは何か脚本の勉強はされているのでしょうか? オリジナルのセリフを生かしながら、いつもいいシナリオを作られてますが。
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− | ;阪田
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− | :いや、完全な独学ですね。だから毎回反省することしきりなんですよ。
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− | ;寺田
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− | :みんな阪田さんにだまされてるんですよ(笑)。原作のエピソードで巧みにオリジナル世界に引き込まれていくんです。[[破嵐万丈|万丈]]も[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]もロボット大戦のフィルターがかかっている。だからこの世界ではATフィールドが[[マジンガーZ|ブレストファイヤー]]で破れると理解できる。ほんとは[[コン・バトラーV|超電磁スピン]]でATフィールドが破られるかどうかわからないじゃないですか。一応庵野監督は高出力のエネルギーなら破れるとおっしゃってましたが。
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− | 『<cite>[[特別:書籍情報源/978-4766931426|セガサターン必勝法スペシャル スーパーロボット大戦Fを一生楽しむ本]]</cite>』(ケイブンシャ)82頁より
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− | </blockquote> | |
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| == A.T.フィールド(特殊能力) == | | == A.T.フィールド(特殊能力) == |
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| 『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』などシリーズによっては、同じ[[EVA]]や[[使徒]]の武器(一部除く)で中和され、無効化される場合がある。そのためEVAはA.T.フィールド抜きで使徒と戦うはめになり、前述の使徒への他作品ユニットの攻撃も相まって、「原作の敵との対峙より他作品の敵掃討に向く」と攻略やアンソロジーのネタにされることもある。 | | 『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』などシリーズによっては、同じ[[EVA]]や[[使徒]]の武器(一部除く)で中和され、無効化される場合がある。そのためEVAはA.T.フィールド抜きで使徒と戦うはめになり、前述の使徒への他作品ユニットの攻撃も相まって、「原作の敵との対峙より他作品の敵掃討に向く」と攻略やアンソロジーのネタにされることもある。 |
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− | 『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』では広域バリア扱いとなっており、自機以外の小隊機も1500までのダメージは無効化される。装甲の高い[[スーパーロボット]]にはありがたいバリアである。唯一の欠点はエヴァはコストが大きいのでスーパー系の小隊に組みにくい事。 | + | 『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]』では広域バリア扱いとなっており、自機以外の小隊機も1500までのダメージは無効化される。装甲の高い[[スーパーロボット]]にはありがたいバリアである。唯一の欠点はエヴァはコストが大きいのでスーパー系の小隊に組みにくい事。 |
| | | |
| なお「防御」との兼ね合いが昔と近年で異なっている事に注意。[[旧シリーズ]]など、昔の作品では防御によって半減された後のダメージでフィールド貫通が判定されていたため、実質的に8000までのダメージを無効化することができていたが、近年では防御で半減される前のダメージで貫通が判定されるため、無効化できるのは防御するかしないかに関わらず4000で変わらず、貫通された場合にのみ、実際に受けるダメージが防御によって半減される。 | | なお「防御」との兼ね合いが昔と近年で異なっている事に注意。[[旧シリーズ]]など、昔の作品では防御によって半減された後のダメージでフィールド貫通が判定されていたため、実質的に8000までのダメージを無効化することができていたが、近年では防御で半減される前のダメージで貫通が判定されるため、無効化できるのは防御するかしないかに関わらず4000で変わらず、貫通された場合にのみ、実際に受けるダメージが防御によって半減される。 |
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| | ATフィールド || 4000 || 100以上 || EN5消費 | | | ATフィールド || 4000 || 100以上 || EN5消費 |
| |- | | |- |
− | ! rowspan="2" | [[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]] | + | ! rowspan="2" | [[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]] |
| | ATフィールド || 3000+シンクロ率補正(最大+1000)<br />碇シンジの小隊長能力で1.2倍 || 100以上 || 量産機を除くEVA各機が所持(初号機ヨリシロVerも含む)。広域バリア。小隊員は1500まで無効 | | | ATフィールド || 3000+シンクロ率補正(最大+1000)<br />碇シンジの小隊長能力で1.2倍 || 100以上 || 量産機を除くEVA各機が所持(初号機ヨリシロVerも含む)。広域バリア。小隊員は1500まで無効 |
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| *『[[スーパーロボット大戦α|α]]』では[[渚カヲル]]が[[念動フィールド]]も同一のものだと言っていた。 | | *『[[スーパーロボット大戦α|α]]』では[[渚カヲル]]が[[念動フィールド]]も同一のものだと言っていた。 |
| *『[[スーパーロボット大戦F|F]]』の4コマアンソロジーではA.T.フィールドは「'''あ'''んたら'''た'''てになれフィールド」の略と言われてしまっていた。 | | *『[[スーパーロボット大戦F|F]]』の4コマアンソロジーではA.T.フィールドは「'''あ'''んたら'''た'''てになれフィールド」の略と言われてしまっていた。 |
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| + | == 脚注 == |
| + | <references /> |
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