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:しかし、実際には軍と国防委員会では評議会の承認なしに攻撃目標を地球連合軍最高司令部[[アラスカ基地]]に変更し、連合軍部の上層を一気に壊滅させようとしたが、クルーゼがアズラエルに情報を漏らしたため、参加部隊の八割を失うという大失敗に終わってしまう。
 
:しかし、実際には軍と国防委員会では評議会の承認なしに攻撃目標を地球連合軍最高司令部[[アラスカ基地]]に変更し、連合軍部の上層を一気に壊滅させようとしたが、クルーゼがアズラエルに情報を漏らしたため、参加部隊の八割を失うという大失敗に終わってしまう。
 
:小説版では、後に最高評議会で問題視されても世論の圧倒的な支持を武器に、事後承認を得て責任問題を押し切る心積もりだったとの事。しかし、予想外の大敗となってしまったため、議長の椅子すら危うくなり、フリーダム強奪事件を理由に穏健派議員の拘束などのパトリックの暴走が始まる。
 
:小説版では、後に最高評議会で問題視されても世論の圧倒的な支持を武器に、事後承認を得て責任問題を押し切る心積もりだったとの事。しかし、予想外の大敗となってしまったため、議長の椅子すら危うくなり、フリーダム強奪事件を理由に穏健派議員の拘束などのパトリックの暴走が始まる。
;「[[スパイ]]を手引きした[[ラクス・クライン]]、共に逃亡し行方の解らぬ[[シーゲル・クライン|その父]]、漏洩していたスピットブレイクの攻撃目標…子供でも解る簡単な図式だぞ! クラインが裏切り者なのだ!」
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;「[[スパイ]]を手引きした[[ラクス・クライン]]、共に逃亡し行方の解らぬ[[シーゲル・クライン|その父]]、漏洩していたスピットブレイクの攻撃目標…子供でも解る簡単な図式だぞ! クラインが裏切り者なのだ!」<br/>「なのに、この私を追求しようというのか!カナーバらは!奴らの方が、いや!奴らこそが匿っているのだ!そうとしか考えられん!」
 
:オペレーション・スピットブレイクが失敗した事を報告してきた部下に[[クライン派]]の拘束を命じた場面より。実際は[[ザフト]]と[[地球連合軍]]の共倒れを望む[[ラウ・ル・クルーゼ|クルーゼ]]の策略であるが、当のパトリックは最後までその事実に気付くことは無かった。
 
:オペレーション・スピットブレイクが失敗した事を報告してきた部下に[[クライン派]]の拘束を命じた場面より。実際は[[ザフト]]と[[地球連合軍]]の共倒れを望む[[ラウ・ル・クルーゼ|クルーゼ]]の策略であるが、当のパトリックは最後までその事実に気付くことは無かった。
:一方、[[アスラン・ザラ|アスラン]]にも内心では、子供にも解る図式に置き換えようとしているのではないかと思われていた(小説版のモノローグにて)。
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:一方、[[アスラン・ザラ|アスラン]]にも内心では、子供にも解る簡単な図式が実はパトリックにとって都合の良い子供じみた図式に置き換えようとしているのではないかと思われていた(小説版のモノローグにて)。実際にラクスのスパイ手引きが事実であっても、評議会でさえ知らなかったアラスカへの攻撃が先日辞任したシーゲルが知りようもなく、只作戦の失敗を正当化すると同時に邪魔なクライン派を排除する方便とするこじつけでしかなかった。
 
;「勝つために必要となったのだッ! あのエネルギーがッ!」
 
;「勝つために必要となったのだッ! あのエネルギーがッ!」
 
:36話。[[フリーダムガンダム]]と[[ジャスティスガンダム]]が核動力及び[[ニュートロンジャマーキャンセラー]]を搭載していることをアスランから非難された際に。
 
:36話。[[フリーダムガンダム]]と[[ジャスティスガンダム]]が核動力及び[[ニュートロンジャマーキャンセラー]]を搭載していることをアスランから非難された際に。
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:42話・アスランに詰め寄られ「力と力でぶつかり合って戦争が終わると思うのですか?」と言われた際にこう返した。もはや完全に目的が[[ナチュラル]]殲滅となっている事が伺える。
 
:42話・アスランに詰め寄られ「力と力でぶつかり合って戦争が終わると思うのですか?」と言われた際にこう返した。もはや完全に目的が[[ナチュラル]]殲滅となっている事が伺える。
 
:父に最低限の理性はあるはずと信じて説得に来たアスランも流石に絶句してしまった。
 
:父に最低限の理性はあるはずと信じて説得に来たアスランも流石に絶句してしまった。
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:「戦わないと守れないのならば、戦うしかない。」と言っていた当人が「守るため」ではなく「滅ぼすため」の戦争に走ってしまっていた。
 
;「見損なったぞ、アスラン」
 
;「見損なったぞ、アスラン」
 
:上記のやり取りの後、パトリックはアスランに銃口を突き付け、更に完全武装の兵士たちを室内に呼び込む。アスランはパトリックに銃撃され、ジャスティスとフリーダムの居場所を吐かせるために兵士に連行させる際の一言。
 
:上記のやり取りの後、パトリックはアスランに銃口を突き付け、更に完全武装の兵士たちを室内に呼び込む。アスランはパトリックに銃撃され、ジャスティスとフリーダムの居場所を吐かせるために兵士に連行させる際の一言。
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:パトリックがジェネシスの発射しようとしているのを見て。もう一人の幕僚が射線上に友軍部隊が展開している事を理由に止めようとするが、パトリックはまるで意に介さずにこの言葉を吐き出す。
 
:パトリックがジェネシスの発射しようとしているのを見て。もう一人の幕僚が射線上に友軍部隊が展開している事を理由に止めようとするが、パトリックはまるで意に介さずにこの言葉を吐き出す。
 
:しかし、彼の背後では銃撃され致命傷を負ったレイ・ユウキが拳銃を構えており……
 
:しかし、彼の背後では銃撃され致命傷を負ったレイ・ユウキが拳銃を構えており……
;「撃て…我らの…世界を…奪った…報い…」
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;「撃て…ジェネシ…我らの…世界を…奪った…報い…」
 
:上記の直後に銃撃され、同時に司令部に侵入したアスランに看取られながら死の間際の台詞。最後までパトリックはナチュラル殲滅に取り憑かれたままであった。
 
:上記の直後に銃撃され、同時に司令部に侵入したアスランに看取られながら死の間際の台詞。最後までパトリックはナチュラル殲滅に取り憑かれたままであった。
 
:小説版では憎悪に囚われる余り、目の前にいたのがアスランであることすら気づいていなかった。
 
:小説版では憎悪に囚われる余り、目の前にいたのがアスランであることすら気づいていなかった。