差分
→TV版
=== TV版 ===
=== TV版 ===
;「あたしはラクス! ラクスなの…! ラクスがいいッ!! 役割だっていいじゃない…ちゃんと、ちゃんとやれば! そうやって生きたっていいじゃないッ!!」
;「あたしはラクス! ラクスなの…! ラクスがいいッ!! 役割だっていいじゃない…ちゃんと、ちゃんとやれば! そうやって生きたっていいじゃないッ!!」
:第36話「アスラン脱走」にて。この時、ミーアは自分の役割で得られる果実の味に取り憑かれていた。恐らく、自分の冴えない容姿と適わなかった歌手への夢が「デュランダルのラクス」という形で適ってしまった故の執着。
:第36話「アスラン脱走」にて。この時、ミーアは自分の役割で得られる果実の味に取り憑かれていた。本来の自分の冴えない容姿とラクスに似ている声という理由で適わなかった歌手への夢が「デュランダルのラクス」という形で適ってしまった故の執着。
:この台詞の後、[[アスラン・ザラ|アスラン]]は[[メイリン・ホーク|メイリン]]の車に乗りその場を去る。そして、ミーアは雨に打たれてひとり号泣するのだった。
:この台詞の後、[[アスラン・ザラ|アスラン]]は逃走先で居合わせた[[メイリン・ホーク|メイリン]]の車に乗りその場を去る。そして、ミーアは雨に打たれてひとり号泣するのだった。小説版では、美しい婚約者にザフトのエースという栄光と何でも持っているのにそれを放棄するアスランを贅沢だと蔑んでいたが、いずれ来る限界を指摘された恐怖が彼女をむしばみ続け、その限界が他でもない[[ラクス・クライン|本物]]によって訪れたのは皮肉でしかない。
;「あれはあたしよ!あたしだわ!」<br/>「あたしがラクスだわ!だって、そうでしょう!?声も、顔も同じなんだもの!」<br/>「あたしがラクスで、何が悪いの!?」
:第46話より。死んだと思っていたアスランが生きていた事に驚愕したミーア。だが、それ以上に本物のラクスが現れたことでミーアは恐慌状態に陥った。オーブの声明でこれまでミーアが築き上げてきたかつてアスランが言った『デュランダルに都合の良いラクス』のイメージが根本から覆され、コペルニクスで事実上飼い殺し状態だった。かつて憧れていた歌姫はミーアにとっては果実を奪った憎い存在でしかなかった。
:加えて、監視役のサラが'''『(デュランダルを支持して)平和を歌い、人々を導くのが本当のラクスでそうでないラクスは嘘(デュランダルを支持しないラクスは偽者)』'''という脅迫にジブラルタルでアスランから言われた用済みへの恐怖と入り交じり、ラクスに銃を向けるがアスランに阻止される。
;「あたしの歌…いのち…どうか…わすれないで…」
;「あたしの歌…いのち…どうか…わすれないで…」
:第46話「真実の歌」にて。[[ラクス・クライン|ラクス]]を庇い凶弾に倒れるミーア。彼女はラクスに自身の素顔の写った写真を渡して、息を引き取った。
:第46話「真実の歌」にて。[[ラクス・クライン|ラクス]]を庇い凶弾に倒れるミーア。彼女はラクスに自身の素顔の写った写真を渡して、息を引き取った。
:第47話。日記の最後に綴られた彼女の疑問。それは恐らく、ラクス自身が一番知りたいことだ。
:第47話。日記の最後に綴られた彼女の疑問。それは恐らく、ラクス自身が一番知りたいことだ。
:美しく、平和を愛し、時として戦場に立つ歌姫。誰もがそういう。本人の意思を意に介さないで………デュランダルの世界は正にそれである。その通りにならないラクスは不要であり、実際に彼女が求める平和がどのような形か誰も考えず、只デュランダル主導で平和になるからという理由でそれを支持しないラクスを偽者と断じたのがその確たる証拠。
:美しく、平和を愛し、時として戦場に立つ歌姫。誰もがそういう。本人の意思を意に介さないで………デュランダルの世界は正にそれである。その通りにならないラクスは不要であり、実際に彼女が求める平和がどのような形か誰も考えず、只デュランダル主導で平和になるからという理由でそれを支持しないラクスを偽者と断じたのがその確たる証拠。
:いくら優れた指導者の資質があってもラクスとて前大戦では16歳の少女。同志達の前で父の死に堪えながらも最愛の人の前では泣き崩れもするし、子供達と戯れもする。デュランダルの世界では誰もそんなラクスを認めないだろう。そんな世界は正に連合のエクステンデットそのものである。キラもアスランはミーアの死をもって改めてデュランダルの世界を否定する。
:いくら優れた指導者の資質があってもラクスとて前大戦では16歳の少女。同志達の前で父の死に堪えながらも最愛の人の前では泣き崩れもするし、子供達と戯れもする。デュランダルの世界では誰もそんなラクスを認めないだろう。そんな世界は正に連合のエクステンデットそのものである。キラとアスランはミーアの死をもって改めてデュランダルの世界を否定する。
=== 他媒体 ===
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