差分
少し追記。
いつもへらへらした笑顔で飄々としている快楽主義者だが、内面は子供っぽい[[性格]]で課の開発した[[レイバー]]「[[グリフォン]]」を率いて、ゲーム感覚なのか愉快犯なのかわからない破天荒さで特車二課に戦いを引き起こす危険な男。
いつもへらへらした笑顔で飄々としている快楽主義者だが、内面は子供っぽい[[性格]]で課の開発した[[レイバー]]「[[グリフォン]]」を率いて、ゲーム感覚なのか愉快犯なのかわからない破天荒さで特車二課に戦いを引き起こす危険な男。
[[AV-98イングラム|イングラム]]に対抗できる高性能機種の開発を目指すSEJ上層部に対し、「イングラムのデータそのものを入手したい」「軍用なのに実戦を経験していない[[ブロッケン]]のテスト」という大義名分を掲げながら、自社製品とはいえ軍用レイバーを日本に持ち込んで反社会勢力に譲渡して警察に挑戦させるという破天荒ぶりを発揮。更に「'''自分が楽しむための趣味'''」としてグリフォンを作る、レイバー同士の格闘戦を無邪気に喜ぶなどの子供っぽさと、頭の回転の早い切れ者の両面を持つ。更に漫画版では本性を見せると、表情や発声が一転して険しくなり言葉遣いも急に荒くなる、企画7課を邪魔しようとしたシャフト・セキュリティー・システム(通称「SSS」。シャフト・エンタープライズの私兵的警備会社)の関係者を爆殺したりなど冷徹な悪漢ぶりも発揮する。逆にアニメ版ではそういった面は見られず、発声にドスを利かせた場面も非常に少ないなど、笑顔を絶やさない余裕のあるキャラクター性が強調されている。ただし「血を見るのが嫌いだから、人が目の前で死ぬのはイヤ(=相手の殺害が避けられないなら自分の目の範囲外でやってくれ<ref>熊耳を銃撃した部下を叱責したり、SSSに対し爆殺という手段をとるのもその表れ。</ref>)」というワルらしからぬ態度は同じ。
[[AV-98イングラム|イングラム]]に対抗できる高性能機種の開発を目指すSEJ上層部に対し、「イングラムのデータそのものを入手したい」「軍用なのに実戦を経験していない[[ブロッケン]]のテスト」という大義名分を掲げながら、自社製品とはいえ軍用レイバーを日本に持ち込んで反社会勢力に譲渡して警察に挑戦させるという破天荒ぶりを発揮。更に「'''自分が楽しむための趣味'''」としてグリフォンを作る、レイバー同士の格闘戦を無邪気に喜ぶなどの子供っぽさと、頭の回転の早い切れ者の両面を持つ。更に漫画版では本性を見せると、表情や発声が一転して険しくなり言葉遣いも急に荒くなる、企画7課を邪魔しようとしたシャフト・セキュリティー・システム(通称「SSS」。シャフト・エンタープライズの私兵的警備会社)の関係者を爆殺したりなど冷徹な悪漢ぶりも発揮する。逆にアニメ版ではそういった面は見られず、発声にドスを利かせた場面も非常に少なくその時も言葉遣いは変わらないなど、笑顔を絶やさない余裕のあるキャラクター性が強調されている。その一方で「血を見るのが嫌いだから、人が目の前で死ぬのはイヤ(=相手の殺害が避けられないなら自分の目の範囲外でやってくれ<ref>熊耳を銃撃した部下を叱責したり 漫画版で、SSSに対し爆殺という手段をとったのもその表れ。</ref>)」というワルらしからぬ態度は同じだが、漫画版とは対照的に人が死ぬような行為は極力避けていた節もある。
[[香港]]支社に所属していた時は「リチャード・王」と名乗っていたが、詳細は不明。そもそも内海という名が本名なのか、また日本人なのかどうかもはっきりしない<ref>ただし「いわゆる日本人という民族」のメンタルについてはよく知っているようである。名台詞参照。</ref>。
[[香港]]支社に所属していた時は「リチャード・王」と名乗っていたが、詳細は不明。そもそも内海という名が本名なのか、また日本人なのかどうかもはっきりしない<ref>ただし「いわゆる日本人という民族」のメンタルについてはよく知っているようである。名台詞参照。</ref>。
アニメ版では黒崎と二人仲良く逃亡に成功してまんまとフェードアウトしたが、漫画版では[[特車二課]]に敗北後、熊耳込みで海外逃亡を企てるが元シャフト・セキュリティー・システムのジェイクという男に刺されて絶命<ref>直接的な描写はないが、刺された直後でありながら大量出血していたこと、松井が指紋からの身元判明と話していること、別の場面で熊耳の精神状態について言及があったこと等から推測される。</ref><ref>ちなみに、漫画版作者であるゆうきまさみ氏は「少年誌だからこそ内海は殺しておかなければ、と考えた」と証言している。</ref>するという自業自得の最期<ref>シャフト・セキュリティ・システムは内海のせいで散々な目に遭った上に死人まで出ている。</ref>を迎えた。
== 登場作品と役柄 ==
== 登場作品と役柄 ==
:敵対関係だが、ウマが合うところも。
:敵対関係だが、ウマが合うところも。
;熊耳武緒
;熊耳武緒
:昔の恋人。現在は特車二課に所属。
:昔の恋人。現在は特車二課に所属。破局しても未だに両想い。内海の方はアニメ版ではある程度割り切ろうとしていた節を見せたが、漫画版では未練を拗らせて最終的に誘拐した。
;地球防衛軍
;地球防衛軍
:[[テロリスト]]。データ収集のため変装して彼らに[[ブロッケン]]を提供するなど支援していた。
:[[テロリスト]]。データ収集のため変装して彼らに[[ブロッケン]]を提供するなど支援していた。
; 「ば、バカ!なぜ撃った!?」
; 「ば、バカ!なぜ撃った!?」
: 自分の事を知る熊耳を撃った部下に対する𠮟責。めったに見せない真剣な表情をしていることを考えると彼女に未練があることが窺える。
: 自分の事を知る熊耳を撃った部下に対する𠮟責。めったに見せない真剣な表情をしていることを考えると彼女に未練があることが窺える。
: 恋愛感情とは言えないだろうが、内海本人は物語の終盤では熊耳に向かって「君を愛しているから(誘拐した)」とか「君を手に入れるためなら何人死んだっていい」と臆面もなく言い放っている。
: 傍目から見れば恋愛感情とは言えないだろうが、内海本人は物語の終盤では熊耳に向かって「君を愛しているから(誘拐した)」とか「君を手に入れるためなら何人死んだっていい」と臆面もなく言い放っているので、彼女を未だに愛し続けているのが分かる。
;「[[バドリナート・ハルチャンド]]!! いい加減にしろ! 引き上げどきを間違えるな! このまま警察の手に落ちる気か!!」※漫画版<br />「バドリナート・ハルチャンドちゃん。いい加減になさぁい、引き上げどきを間違えるんじゃない! このまま警察の手に落ちる気なの?」※アニメ版
;「[[バドリナート・ハルチャンド]]!! いい加減にしろ! 引き上げどきを間違えるな! このまま警察の手に落ちる気か!!」※漫画版<br />「バドリナート・ハルチャンドちゃん。いい加減になさぁい、引き上げどきを間違えるんじゃない! このまま警察の手に落ちる気なの?」※アニメ版
:予定外のアクシデントでダメージを受けたグリフォンが捕縛されそうになって。普段は友達のように接しているバドをフルネームで呼び、漫画版では叱責して離脱を命令する一方、アニメ版では母親の様な口調で離脱を命令する。
:予定外のアクシデントでダメージを受けたグリフォンが捕縛されそうになって。普段は友達のように接しているバドをフルネームで呼び、漫画版では叱責して離脱を命令する一方、アニメ版では母親の様な口調で離脱を命令する。
:この後も「対抗勢力の別荘敷地内にグリフォンを隠す」「相手の目の前でグリフォン(実は[[偽物]])を爆破する」など破天荒な行動を繰り返す。
:この後も「対抗勢力の別荘敷地内にグリフォンを隠す」「相手の目の前でグリフォン(実は[[偽物]])を爆破する」など破天荒な行動を繰り返す。
;「こいつ…どうしてこんなことを……」
;「こいつ…どうしてこんなことを……」
:漫画版ラスト、死亡時の台詞。
:漫画版ラスト、死亡時の台詞。まさか自分が不意討ちを
、よりにもよって'''忠臣と愛する人の目の前で食らう羽目になった<ref>しかも相手は散々虚仮にした連中の生き残り、という皮肉極まりないスペシャルオプション付き。</ref>'''ことに対する心境が滲み出ている。
:あちこちに大迷惑をかけながらも人死にを極力避け、熊耳への未練もある程度自制して最終的に逃亡・成功したアニメ版とは違い、人死に込みでやりたい放題で熊耳への未練もタラタラだった漫画版では、このような悲惨な最期は必然だったのかもしれない。
== 余談 ==
== 余談 ==