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;「スレイン・トロイヤード。我が大義に仇をなすか。」<br/ >「フッ・・・皮肉だな、トロイヤード博士」
 
;「スレイン・トロイヤード。我が大義に仇をなすか。」<br/ >「フッ・・・皮肉だな、トロイヤード博士」
 
:同話より。スレインの行動が恩義のある彼の父を裏切ることになると皮肉る。
 
:同話より。スレインの行動が恩義のある彼の父を裏切ることになると皮肉る。
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;「待たれよ、クルーテオ卿」
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;「誇り高き我ら軌道騎士を愚弄するなど……この地球で灰にしてくれよう」
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;「……クッ」
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:ザーツバルムがクルーテオを制止する際の発言……なのだが、作中では何度もこの発言で諫めている事から「'''待たれよ卿'''」という綽名を視聴者からつけられる羽目に。また、「それくらいにしてはいかがか?」等、この発言以外でも制止する場面がある。
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:第8話最後の制止の際には、幾度となるザーツバルムの制止にも関わらず、クルーテオがスレイン殺害の意志を明確にしたため、即座に通信を切断し、ディオスクリアでクルーテオの揚陸城を襲撃している。
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:当初はスレインの真意を探ろうとするなど、自身の反逆に関する情報漏洩を警戒していると思われたが、このタイミングでの襲撃とスレイン救出から彼を助けようとしていた事が明らかになる。
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;「我はそなたの父君に恩義がある。故にそれに報いる義務がある」
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;「15年前、開戦の折、我は先兵として地球に降下した。そこで『ヘブンズ・フォール』に見舞われ、瀕死の重傷を負った。月は割れ、地殻変動が起き、救助の当てもない天変地異の最中で、我はそなたの父君トロイヤード博士に拾われ、命を救われたのだ」
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:第9話より。スレインをクルーテオ城から救い、自身の揚陸城に保護。スレインが目覚めた際に、なぜスレインを助けたのかを語る。
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;「クルーテオ伯爵は反逆者ではない。むしろ姫殿下に忠誠を誓う真の騎士。そして我こそがアセイラム姫殿下暗殺を企てた反逆者である」
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:同話より。そして、スレインに自身がアセイラム暗殺の首謀者であると打ち明ける。
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;「クロレラとオキアミを糧に生きるヴァースの民からは想像もつかぬ贅沢」
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:「水と生命が恵まれ、無数の生命が犇めく地球にのみ許された文化だ。祖国ヴァースはアルドノアによって科学文明だけは発達したものの、文化は何も育っておらぬ。この豊かな資源に恵まれた星を手にせぬ理由はない」
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:同話より。加工食品のチキンソテーを見て。ヴァース帝国の工業力と技術力の高さとは裏腹にその食糧事情が垣間見える場面。
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;「アルドノアを中心とした封建制度の中で虐げられた民、その貧しく卑しい国が長き歴史ある星を蔑む。なんと愚かしい事か」
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;「地球を羨み、地球を妬み、地球を憎むことで民衆を治めていたヴァースが、地球を侵略する事でしか大義を保てぬほど病むのも同義、それはそなたの傷が良く知っているだろう」
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;「王族が戦を選んだのだヴァースを治めるために、そしてその戦によって『ヘブンズ・フォール』が起き、我が婚約者『オルレイン』は命を落としたッ!!」
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;「この戦は我が復讐、この戦は我が天命。逆らうなら容赦はせぬ。例え恩人であろうと……」
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:同話より。スレインとの会話で明かしたザーツバルムが地球との戦争を引き起こした理由。
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;「我らは尽力した。皇帝陛下から賜った力を使い、民を統べ、ヴァースの荒れた地を開拓し、領地を広げ富を築こうとした。しかし、何をしようと我らには限界があった」
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;スレイン「限界?」
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;「水と空気だ。アルドノアを生んだ古代文明人の時代にはまだ水と空気が豊富であった。しかし、今のヴァースは真空に近い薄い大気と、地下に残った僅かな水のみ。むしろ薄い大気のせいで常に砂嵐に見舞われる。これではどんなに土地があっても得られる実りは僅か。民が増えれば増えるほど生産が消費に追い付かずに困窮していく。あの惑星に住むのは最初から無理があったのだ」
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;「しかし、二代目皇帝ギルゼリア陛下はアルドノアの力を信奉し、工業力の発展ばかりに力を注がれた。アルドノアを支配する王族の権力を絶対のものとし、民衆の苦しみには耳を傾けられなかった。そして民の募る不満の矛先を地球へと向けられた。ヴァースに対して主権を主張し、独立を阻み、遠く離れた星から統治しようとした地球こそが我らの敵であり、苦難の源であるとヴァースの民を煽動されたのだ」
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;「恐ろしいことにその妄言は、皆に支持された。自らこそが優秀な民族であり、豊かさを握っている劣等民族こそが悪であると、我らは地球侵攻を企て、ハイパーゲートを経由して月に戦力を結集した。愚かにもそれを正義と信じて。そして先方として飛行能力に長けた我がディオスクリアと、オルレインのデューカリオンが種子島に降下した……」
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:第10話より。ヴァース帝国の設立後の貧困と、地球への敵意に関して。火星の生存資源と乏しさと、ヴァース皇族のアルドノアを重視した重工業偏重主義により苦しめられる民と、不満を抑えるべく選民思想煽動と反地球を煽った結果が、現在のヴァース帝国であると語る。
 
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