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== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[地球連邦軍]]の[[テストパイロット]]で、本作の[[主人公]]である[[アルフレッド・イズルハ]](アル)の隣人。比較的裕福な家庭に育った為か温厚な[[性格]]の美人で、「隣のお姉さん」といった表現が似合う女性。愛称は「'''クリス'''」。
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[[地球連邦軍]]の[[テストパイロット]]で、本作の[[主人公]]である[[アルフレッド・イズルハ]](アル)の隣人。比較的裕福な家庭に育った為か、温厚な[[性格]]の美人で、「隣のお姉さん」といった表現が似合う女性。愛称は「'''クリス'''」。
   −
[[NT-1アレックス]]開発チームの一員で、教育型コンピューターの育成に従事し、実戦経験のない[[モビルスーツ]]に戦闘データを組み込む事が主な仕事(一般にシューフィッター“靴の調整師”と呼ばれる)だった。その一方で、人員不足の為アレックスのテストパイロットも兼任していた。
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[[NT-1アレックス]]開発チームの一員で、教育型コンピューターの育成に従事し、実戦経験の無い[[モビルスーツ]]に戦闘データを組み込む事が主な仕事<ref>一般に'''「シューフィッター(靴の調整師)」'''と呼ばれる。</ref>だった。その一方で、人員不足の為アレックスのテストパイロットも兼任していた。
   −
アレックス強奪の為に襲撃してきた[[サイクロプス隊]]の[[モビルスーツ|MS]]・[[ケンプファー]]を[[チョバムアーマー]]装着のNT-1アレックスで返り討ちにした。その1週間後、再出撃を仕掛けてきた[[バーナード・ワイズマン]](バーニィ)の[[ザク改]]と戦闘し撃退するも、アレックスを損傷。クリスも負傷してしまうが辛うじて一命を取り留める。戦争終結後は地球に転任することになり、親しかったアルとも別れることとなった。なお、クリスは最後までこのザク改のパイロットが互いに惹かれあっていたバーニィだった事を知ることはなかった。
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アレックス強奪の為に襲撃してきた[[サイクロプス隊]]の[[モビルスーツ|MS]]・[[ケンプファー]]を[[チョバムアーマー]]装着のNT-1アレックスで返り討ちにした。その1週間後、再出撃を仕掛けてきた[[バーナード・ワイズマン]](バーニィ)の[[ザク改]]と戦闘し撃退するも、アレックスを損傷。クリスも負傷してしまうが、辛うじて一命を取り留める。戦争終結後は地球に転任する事になり、親しかったアルとも別れる事となった。なお、クリスは最後まで「ザク改のパイロットが互いに惹かれあっていたバーニィだった」という真実を知る事は無かった。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
作品の[[主人公]]はアルなのだが、一部メディアではガンダムパイロットで戦闘要員であるクリスが[[ガンダムシリーズ]]の主人公達と並んでいるという扱いも多い。
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原作の[[主人公]]はアルなのだが、一部メディアでは'''「ガンダムパイロットで戦闘要員であるクリスが[[ガンダムシリーズ]]の主人公達と並んでいる」'''という扱いも多い。
   −
過去作品ではクリス自身の[[能力]]や、アレックスが後半になるほど他機に付いていけない事が多い為に最後の方では基本[[二軍]]であったが、近年では能力が大幅に上昇し優秀な機体さえあれば一軍で使っていくことも可能となった。
+
過去作品ではクリス自身の[[能力]]や、アレックスが後半になるほど他機に付いていけない事が多い為に最後の方では基本[[二軍]]であったが、近年では能力が大幅に上昇し優秀な機体さえあれば一軍で使っていく事も可能となった。
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原作ではバーニィの作戦勝ちという面はあるものの、[[量産機]]のザク改を遥かに凌駕する性能を誇るアレックスで挑みながらも苦戦している点から、クリスのパイロットとしての技量・適正に疑問を持つ人間が少なからずいるが、クリスは元々士官学校を首席で卒業しているという設定があり、世が世なら[[ティターンズ]]に所属しているエリートとも言える。そもそも最新鋭機のテストパイロットを任されるには高い操縦技術が必要なため、パイロットとして十分な力量を備えていることは確実といえる。また圧倒的不利な状況(ケンプファー襲撃時に多数の民間人死傷者が出たため、基地司令の命令を無視して何があるかわからない森林地帯に突入。また腕のガトリングの弾薬も補充が出来てないという整備不十分の状態)というのも忘れてはならない。アレックスを持て余すのはNT、アムロ・レイ専用機として調整されていた為であり、作中でも'''アレックスをまともに扱えるのは一種の化物'''、と言及されている。近年の能力の大幅な見直しはこういった点を鑑みてのことだと思われる。
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原作では「バーニィの作戦勝ち」という面はあるものの、[[量産機]]のザク改を遥かに凌駕する性能を誇るアレックスで挑みながらも苦戦している点から、クリスのパイロットとしての技量・適正に疑問を持つ人間が少なからずいるが、'''「クリスは元々士官学校を首席で卒業している」'''という設定があり、世が世ならば[[ティターンズ]]に所属しているエリートとも言える。そもそも最新鋭機のテストパイロットを任されるには高い操縦技術が必要なため、パイロットとして十分な力量を備えている事は確実といえる。また、「クリスは圧倒的不利な状況下<ref>[[ケンプファー]]襲撃時に多数の[[民間人]]死傷者が出たため、基地司令の命令を無視して何があるかわからない森林地帯に突入。その上、'''[[NT-1アレックス]]の腕部のガトリングの弾薬も補充が出来てない、という整備不十分の状態'''。</ref>にあった」というのも忘れてはならない。クリスがアレックスを持て余すのは、[[ニュータイプ]]として[[覚醒]]していたアムロ・レイ専用機として調整されていた為であり、原作でも'''「アレックスをまともに扱えるのは一種の化物」'''、と言及されている。クリスの能力の大幅な見直しは、こういった点を鑑みての事だと思われる。
    
上述通り原作主人公のアルの存在感が無いに等しいSRWでは、実質的にクリスとバーニィで作品W主人公枠を担うパターンが常套化しており、[[戦闘前会話]]の量でも彼女が主役級として扱われやすい。結果、女性パイロットが数多名を連ねるSRW界でもメイン級の女性としては常に年長組に属するが、[[年齢]]をイジられるようなネタは幸いにも常套化していない。
 
上述通り原作主人公のアルの存在感が無いに等しいSRWでは、実質的にクリスとバーニィで作品W主人公枠を担うパターンが常套化しており、[[戦闘前会話]]の量でも彼女が主役級として扱われやすい。結果、女性パイロットが数多名を連ねるSRW界でもメイン級の女性としては常に年長組に属するが、[[年齢]]をイジられるようなネタは幸いにも常套化していない。
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;[[スーパーロボット大戦EX]]
 
;[[スーパーロボット大戦EX]]
 
:バーニィと共に[[ラ・ギアス]]に召喚される。搭乗機体はなぜか[[ガンダムMk-II (黒)|ティターンズ仕様のガンダムMk-II]](アレックスは登場しない)。
 
:バーニィと共に[[ラ・ギアス]]に召喚される。搭乗機体はなぜか[[ガンダムMk-II (黒)|ティターンズ仕様のガンダムMk-II]](アレックスは登場しない)。
:[[スーパーファミコン|SFC]]版ではオーソドックスで使い勝手の良い[[精神コマンド]]を多く習得するためかなり使い易いキャラクターになっている。
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:[[スーパーファミコン|SFC]]版ではオーソドックスで使い勝手の良い[[精神コマンド]]を多く習得するため、かなり使い易いキャラクターになっている。
 
;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])
 
;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])
:[[隠し要素/第4次|隠し要素]]で[[ダバ・マイロード|ダバ]]達が[[ティターンズ]]に連行された場合のルートでバーニィと共に登場。貴重な[[復活]]を習得する。EDでは、しばらくはテストパイロットを続けていたものの、バーニィからプロポーズを受けて彼と結婚。その後は軍を抜け、専業主婦に。
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:[[隠し要素/第4次|隠し要素]]で[[ダバ・マイロード|ダバ]]達が[[ティターンズ]]に連行された場合のルートでバーニィと共に登場。貴重な[[復活]]を習得する。
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:EDでは、しばらくはテストパイロットを続けていたものの、'''バーニィから[[告白シーン|プロポーズ]]を受けて彼と結婚。その後は軍を抜け、専業主婦に'''。
 
;[[スーパーロボット大戦F]]
 
;[[スーパーロボット大戦F]]
:今回から声が入り、第1話から登場。顔アイコンがハードの進化で可愛くなった。序盤から[[努力]]持ちなため[[レベル]]が上がりやすい。[[集中]]・[[ひらめき]]もあるので序盤はそこそこ使えるパイロット。パイロットが揃ってきたら[[メタス]]でレベルを上げて完結編に備えるのが無難(下記にあるが貴重な精神コマンドを高レベルで習得する)。
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:本作から声が入り、第1話から登場。顔アイコンがハードの進化で可愛くなった。序盤から[[努力]]持ちなため[[レベル]]が上がりやすい。[[集中]]・[[ひらめき]]もあるので序盤はそこそこ使えるパイロット。
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:パイロットが揃ってきたら[[メタス]]でレベルを上げて完結編に備えるのが無難(下記にあるが貴重な精神コマンドを高レベルで習得する)。
 
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
 
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
:[[碇ゲンドウ|碇司令]]に興味を持っているような口ぶりで、バーニィをからかい半分慌てさせた(彼女と[[綾波レイ]]が同じ声であることによる[[声優ネタ]])。また、バーニィの[[ザク]]ネタの時には登場することが多い。[[セイラ・マス|セイラ]]が合流すると今までどこに行っていたのか心配していたと言う場面がある。
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:[[碇ゲンドウ|碇司令]]に興味を持っているような口ぶりで、バーニィをからかい半分慌てさせた(クリスと[[綾波レイ]]が同じ声である事による[[声優ネタ]])。また、バーニィの[[ザク]]ネタの時には登場することが多い。[[セイラ・マス|セイラ]]が合流すると今までどこに行っていたのか心配していたと言う場面がある。
 
:戦力としては最早一線級とは言えないが、[[夢]]・[[復活]]と貴重な[[精神コマンド]]を習得する。特に復活を他に習得できるのは、育成難度の高い[[シーラ・ラパーナ|シーラ]]のみ。[[修理]]や[[補給装置|補給]]でレベルアップさせていれば後半役に立ってくれる。ただし、[[2回行動]]解禁は通常プレイでは不可能なので、メタスや[[コアブースター]]に乗せたままだと修理や補給の利便性が損なわれる点には注意。
 
:戦力としては最早一線級とは言えないが、[[夢]]・[[復活]]と貴重な[[精神コマンド]]を習得する。特に復活を他に習得できるのは、育成難度の高い[[シーラ・ラパーナ|シーラ]]のみ。[[修理]]や[[補給装置|補給]]でレベルアップさせていれば後半役に立ってくれる。ただし、[[2回行動]]解禁は通常プレイでは不可能なので、メタスや[[コアブースター]]に乗せたままだと修理や補給の利便性が損なわれる点には注意。
    
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
;[[スーパーロボット大戦α]]
 
;[[スーパーロボット大戦α]]
:シャイアン基地に軟禁状態にあった[[アムロ・レイ]]の部下としてアレックスのテストパイロットをしていた。声優ネタで[[イサム・ダイソン|イサム]]からナンパされる場面も。[[激励]]を覚えるのが最大の魅力だが、[[熱血]]も覚え、戦闘もこなせるレベルの能力になった為、サポートと戦闘を両立する器用な立ち回りが出来る。[[2回行動]]もLv61と現実的なレベル。彼女に限らないが、努力を覚えて[[V2ガンダム]]に乗れるパイロットはMAP兵器で大幅なレベルアップ可能なのでさらに強くなる。バーニィ加入フラグに関わるが[[説得]]、加入時に少し話した程度で交流はほとんど描かれていない。
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:シャイアン基地に軟禁状態にあった[[アムロ・レイ]]の部下としてアレックスのテストパイロットをしていた。[[声優ネタ]]で[[イサム・ダイソン|イサム]]からナンパされる場面も。
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:[[激励]]を覚えるのが最大の魅力だが、[[熱血]]も覚え、戦闘もこなせるレベルの能力になった為、サポートと戦闘を両立する器用な立ち回りが出来る。[[2回行動]]もLv61と現実的なレベル。クリスに限らないが、努力を覚えて[[V2ガンダム]]に乗れるパイロットはMAP兵器で大幅なレベルアップ可能なのでさらに強くなる。
 +
:バーニィ加入フラグに関わるが、[[説得]]・加入時に少し話した程度で交流はほとんど描かれていない。
 
:;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]]
 
:;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]]
::今までを見直されてか能力が大幅に強化され、[[オールドタイプ]]最強と言われる[[コウ・ウラキ]]や[[サウス・バニング]]と同等な能力となった。更になんと[[魂]]も修得し、他のガンダム系主人公格と見劣りしなくなった。クリスは[[集中]]が使える為、プレイヤーによっては[[コウ・ウラキ|コウ]]よりも使い勝手が良く感じる事も。インターミッションのグラフィックも書き直されている。
+
::今までを見直されてか能力が大幅に強化され、[[オールドタイプ]]最強と言われる[[コウ・ウラキ]]や[[サウス・バニング]]と同等な能力となった。
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::更になんと[[魂]]も修得し、他のガンダム系主人公格と見劣りしなくなった。クリスは[[集中]]が使える為、プレイヤーによっては[[コウ・ウラキ|コウ]]よりも使い勝手が良く感じる事も。インターミッションのグラフィックも書き直されている。
    
=== COMPACTシリーズ ===
 
=== COMPACTシリーズ ===
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=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
 
;[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])
 
;[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])
:[[G-3ガンダム]]と共に[[ホワイトベース隊]]に加入。アムロと同じく[[狙い撃ち]]技能持ちで、アムロと違い[[援護]]技能レベルが3まで上がるので[[捕獲]]に役立つ。音声も新規収録されている。『XO』では[[戦闘前会話]]が大幅に追加されているので、一応[[主人公]]格ということになる。アムロより年上ということもあり、初対面時ではアムロが[[NT-1アレックス]]を本当に乗りこなせるのか疑念を抱いている。『XO』最終面ではアレックスに乗せていると出撃時の台詞が変わる。なお、バーニィを仲間にするとEDでは彼と共にアルと再会するが、仲間に居ない場合、アルの口からバーニィの死を知る事に……。
+
:[[G-3ガンダム]]と共に[[ホワイトベース隊]]に加入。アムロと同じく[[狙い撃ち]]技能持ちで、アムロと違い[[援護]]技能レベルが3まで上がるので[[捕獲]]に役立つ。音声も新規収録されている。
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:『XO』では[[戦闘前会話]]が大幅に追加されているので、一応[[主人公]]格という事になる。アムロより年上という事もあり、初対面時では「アムロが[[NT-1アレックス]]を本当に乗りこなせるのか」疑念を抱いている。『XO』最終面ではアレックスに乗せていると出撃時の台詞が変わる。
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:なお、バーニィを仲間にするとEDでは彼と共にアルと再会するが、仲間に居ない場合、アルの口からバーニィの死を知る事に…。
 
;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]]
 
;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]]
 
:アレックスに搭乗。
 
:アレックスに搭乗。
 
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]
 
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]
:第1章時点サブミッション「アレックス打ち上げ」で初登場。アレックスはまだ打ち上げ段階なので、戦闘には参加しない。その後、第3章で本格参戦。自ら投降させたバーニィと共にコネクト・フォース入りする。バーニィの[[ザクII改]]とグループを組むが、バーニィは[[ジオン軍]]([[ネオ・ジオン]])関連のシナリオでは出撃できないので、単独で出撃するシナリオも多い。精神コマンドは単独でも戦えるような構成になっているが、やはりバーニィと組んでこそ真価を発揮するという絶妙な構成となっている。
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:第1章時点サブミッション「アレックス打ち上げ」で初登場。アレックスはまだ打ち上げ段階なので、戦闘には参加しない。その後、第3章で本格参戦。自ら投降させたバーニィと共にコネクト・フォース入りする。
:もともとアレックスの[[EN]]消費が少なめなことに加え、[[Eセーブ|節約]]があるのでさらに燃費が良くなる。その上[[エースボーナス]]を取得するとEN切れを起こしにくくなる。必殺技アレックス・アサルトと[[精密攻撃]]の相性も良く、十分に戦っていける。
+
:バーニィの[[ザクII改]]とグループを組むが、バーニィは[[ジオン軍]]([[ネオ・ジオン]])関連のシナリオでは出撃できないので、単独で出撃するシナリオも多い。
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:精神コマンドは単独でも戦えるような構成になっているが、やはり「バーニィと組んでこそ真価を発揮する」という絶妙な構成となっている。
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:もともとアレックスの[[EN]]消費が少なめな事に加え、[[Eセーブ|節約]]があるのでさらに燃費が良くなる。その上[[エースボーナス]]を取得するとEN切れを起こしにくくなる。必殺技アレックス・アサルトと[[精密攻撃]]の相性も良く、十分に戦っていける。
 
:彼女のカットインはガンダムキャラクターでは珍しく軍服姿である(他はほとんどパイロットスーツ姿。[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]ですら)。
 
:彼女のカットインはガンダムキャラクターでは珍しく軍服姿である(他はほとんどパイロットスーツ姿。[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]ですら)。
 
:バーニィと違い主要な敵との戦闘前会話が用意されており、『XO』に続き主人公格として扱われている。
 
:バーニィと違い主要な敵との戦闘前会話が用意されており、『XO』に続き主人公格として扱われている。
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=== [[精神コマンド]] ===
 
=== [[精神コマンド]] ===
最初期は[[友情]]+[[愛]]の重量セットなど、ありがたくない意味でバーニィとかぶる要素が目立った。[[努力]]、[[集中]]、[[ひらめき]]などを良く習得して総体としては彼より実用的だが、命中補助が弱めだった傾向はザク改を仕留めるのに手こずったからだろうか。シリーズによってまちまちだが[[激励]]、[[祝福]]などサポート用の精神コマンドも習得する。また、[[復活]]、[[夢]]と言った非常にレアな精神コマンドを覚えることもあった。近年では戦闘もこなせる能力を与えられたせいか、[[必中]]、[[魂]]などを習得し戦闘力が強化されている。
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最初期は[[友情]]+[[愛]]の重量セット等、ありがたくない意味でバーニィとかぶる要素が目立った。[[努力]]、[[集中]]、[[ひらめき]]等を良く習得して総体としては彼より実用的だが、命中補助が弱めだった傾向はザク改を仕留めるのに手こずったからだろうか。シリーズによってまちまちだが[[激励]]、[[祝福]]などサポート用の精神コマンドも習得する。また、[[復活]]、[[夢]]と言った非常にレアな精神コマンドを覚えることもあった。近年では戦闘もこなせる能力を与えられたせいか、[[必中]]、[[魂]]などを習得し戦闘力が強化されている。
    
;[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]
141行目: 150行目:  
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
;[[アルフレッド・イズルハ]]
 
;[[アルフレッド・イズルハ]]
:実家のお隣りさんで普段から姉弟のように仲が良い。
+
:実家のお隣りさんで、普段から姉弟のように仲が良い。
 
;[[バーナード・ワイズマン]]
 
;[[バーナード・ワイズマン]]
:[[ジオン]]のMSパイロットだが、お互いに敵軍の兵士であることを知らない。アルがバーニィを庇った時の嘘で、アルの兄だと思っている。
+
:[[ジオン]]のMSパイロットだが、お互いに敵軍の兵士である事を知らない。アルがバーニィを庇った時の嘘で、「アルの兄」だと思っている。
:原作では惹かれあいながらも死に別れてしまう上に彼の死を最後まで知らないが、スパロボでは生存して一緒にいることがほとんど。
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:原作では惹かれあいながらも死に別れてしまう上に、彼の死の真相を最後まで知る事は無かったが、[[スパロボ補正|スパロボ]]では生存して一緒にいる事がほとんど。
    
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
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==== 宇宙世紀ガンダムシリーズ ====
 
==== 宇宙世紀ガンダムシリーズ ====
 
;[[アムロ・レイ]]
 
;[[アムロ・レイ]]
:本来アレックスが彼用に開発されていた関係からか、スパロボでは同じ場面で出撃することがある。
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:本来アレックスが彼用に開発されていた関係からか、スパロボでは同じ場面で出撃する事がある。『[[スーパーロボット大戦α|α]]』では「部下思いの優しい上官」と述べている。
:アムロが『[[逆襲のシャア]]』仕様で参戦する事が多い都合上、アムロの部下というケースが多いが、『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])』では彼女の方が年上。『[[スーパーロボット大戦α|α]]』では部下思いの優しい上官と述べている。
+
:アムロが『[[逆襲のシャア]]』仕様で参戦する事が多い都合上、アムロの部下というケースが多いが、『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])』ではクリスの方が年上。
 
;[[セイラ・マス]]、[[ファ・ユイリィ]]
 
;[[セイラ・マス]]、[[ファ・ユイリィ]]
 
:『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』では、彼女達との海水浴中に[[バーナード・ワイズマン|バーニィ]]からナンパされる。セイラからは「こんな軟弱者は相手にするな」と釘を刺された。
 
:『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』では、彼女達との海水浴中に[[バーナード・ワイズマン|バーニィ]]からナンパされる。セイラからは「こんな軟弱者は相手にするな」と釘を刺された。
172行目: 181行目:  
:『[[スーパーロボット大戦COMPACT2第1部|COMPACT2第1部]]』及び『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』では、[[ショウ・ザマ]]で[[説得]]し仲間になった場合、怪我を負っていた彼を介抱した。
 
:『[[スーパーロボット大戦COMPACT2第1部|COMPACT2第1部]]』及び『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』では、[[ショウ・ザマ]]で[[説得]]し仲間になった場合、怪我を負っていた彼を介抱した。
 
;[[リリス・ファウ]]
 
;[[リリス・ファウ]]
:『F』では、彼女のレシピを元にクリスと一緒に料理を作った。
+
:『F』では、彼女のレシピを元にクリスと一緒に[[食べ物・料理|料理]]を作った。
 
;[[イサム・ダイソン]]
 
;[[イサム・ダイソン]]
 
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]』では彼とデートする場面がある。
 
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]』では彼とデートする場面がある。
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=== スーパー系 ===
 
=== スーパー系 ===
 
;[[獣戦機隊]]([[藤原忍]]、[[結城沙羅]]、[[式部雅人]]、[[司馬亮]])
 
;[[獣戦機隊]]([[藤原忍]]、[[結城沙羅]]、[[式部雅人]]、[[司馬亮]])
:『[[スーパーロボット大戦F|F]]』のスーパー系ルートでは、[[ロンド・ベル]]に合流して来た彼らを見て「'''血の気の多そうな人達'''」と評価を下すも、直後に雅人からナンパされる。
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:『[[スーパーロボット大戦F|F]]』のスーパー系ルートでは、[[ロンド・ベル]]に合流して来た彼らを見て'''「血の気の多そうな人達」'''と評価を下すも、直後に雅人からナンパされる。
 
;[[碇ゲンドウ]]
 
;[[碇ゲンドウ]]
 
:『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』では、ああいうタイプは意外とモテるかもしれないと発言し、バーニィをトギマギさせた。
 
:『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』では、ああいうタイプは意外とモテるかもしれないと発言し、バーニィをトギマギさせた。
:クリス役の林原氏は、ゲンドウの妻である[[碇ユイ]]を演じている事から、[[声優ネタ]]かもしれない。
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:クリス役の[[声優:林原めぐみ|林原めぐみ]]氏が、ゲンドウの妻である[[碇ユイ]]を演じている事から、[[声優ネタ]]かもしれない。
 
;[[地球防衛組]]
 
;[[地球防衛組]]
 
:『[[スーパーロボット大戦XO|XO]]』では、臨時教師として小学生の彼らに教鞭を執っていた。
 
:『[[スーパーロボット大戦XO|XO]]』では、臨時教師として小学生の彼らに教鞭を執っていた。
197行目: 206行目:  
;「バーニィにもあいさつをしておきたかったんだけど…。アルから伝えてくれる? あたしがよろしくって言ってた、って。」
 
;「バーニィにもあいさつをしておきたかったんだけど…。アルから伝えてくれる? あたしがよろしくって言ってた、って。」
 
:第6話より。アルに別れのあいさつをする際に発した台詞。バーニィが戦死した(はっきり言えば自分が殺した)事実を当然知らないクリスからすれば、このような言葉を発するのは当然である。
 
:第6話より。アルに別れのあいさつをする際に発した台詞。バーニィが戦死した(はっきり言えば自分が殺した)事実を当然知らないクリスからすれば、このような言葉を発するのは当然である。
:アルはバーニィの遺言通り彼の死をクリスには伝えず、また咎めることもせず静かにクリスとお別れをするのだった…。
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:アルはバーニィの遺言通り彼の死をクリスには伝えず、また咎める事もせず静かにクリスとお別れをするのだった…。
    
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
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=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
 
;(…あんな子が私よりうまくアレックスを扱えるって言うの…?)
 
;(…あんな子が私よりうまくアレックスを扱えるって言うの…?)
:『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])』第17話「茶色の瞳に映るもの」より。アレックスの本来のパイロットである[[アムロ・レイ|アムロ]]が自分より年下だったことを知っての心理描写。
+
:『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])』第17話「茶色の瞳に映るもの」より。アレックスの本来のパイロットである[[アムロ・レイ|アムロ]]が自分より年下だった事を知っての心理描写。
 
:アムロの「僕が一番、ガンダムを上手く扱えるんだ…」ともオーバーラップする台詞である。ある意味当然の反応だが、この後、アムロが[[G-3ガンダム]]を使いこなすのを見て評価を改める。
 
:アムロの「僕が一番、ガンダムを上手く扱えるんだ…」ともオーバーラップする台詞である。ある意味当然の反応だが、この後、アムロが[[G-3ガンダム]]を使いこなすのを見て評価を改める。
 
;「本当に連邦軍にそんな非人道的な組織が…」
 
;「本当に連邦軍にそんな非人道的な組織が…」
:『GC(XO)』第34話サブシナリオ「重慶基地防衛戦」より。[[ムラサメニュータイプ研究所]]が[[フォウ・ムラサメ]]に行った[[強化人間]]処置の酷さを噂程度には聞いていたが、それらが本当だと知り、自らが所属している軍の行った知られざる暴挙にショックを受ける。この後[[アラン・イゴール|アラン]]から[[ティターンズ|一部の過激な勢力]]の仕業だとフォローされるが。
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:『GC(XO)』第34話サブシナリオ「重慶基地防衛戦」より。[[ムラサメニュータイプ研究所]]が[[フォウ・ムラサメ]]に行った[[強化人間]]処置の酷さを噂程度には聞いていたが、それらが本当だと知り、自らが所属している軍の行った知られざる暴挙にショックを受ける。
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:この後[[アラン・イゴール|アラン]]から「[[ティターンズ|一部の過激な勢力]]の仕業だ」とフォローされるが。
 
;「そう… そうだったの…」<br />「ごめんね、バーニィ… 気づいてあげられなくって…」<br />「でも、安心して…。アル達の未来は私が守るから…」
 
;「そう… そうだったの…」<br />「ごめんね、バーニィ… 気づいてあげられなくって…」<br />「でも、安心して…。アル達の未来は私が守るから…」
 
:『GC(XO)』エンディングより。バーニィが死亡している場合、アルからバーニィの死を告げられて。
 
:『GC(XO)』エンディングより。バーニィが死亡している場合、アルからバーニィの死を告げられて。
:「気づいてあげられなくって」と言っている事から、バーニィの死そのものを知らないままだった原作とは異なり何故バーニィが死んだのかを悟ってしまったようである。
+
:「気づいてあげられなくって」と言っている事から、バーニィの死そのものを知らないままだった原作とは異なり「何故、バーニィが死んだのか?」を悟ってしまったようである。
    
== 搭乗機体 ==
 
== 搭乗機体 ==
 
;[[NT-1アレックス]]
 
;[[NT-1アレックス]]
:テストパイロットを務めた機体。しかし、出力を最小限まで抑えなければとても操縦出来たものではなかった。
+
:[[テストパイロット]]を務めた機体。しかし、[[出力]]を最小限まで抑えなければ、とても操縦出来たものではなかった。
    
=== SRWでの搭乗機体 ===
 
=== SRWでの搭乗機体 ===
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
*フルネームに関しては劇中及びCDアルバム「機動戦士ガンダム・オデッセイ」収録のミニドラマでは「クリス'''ティ'''ーナ・マッケンジー」となっているが、スパロボ及び後年の作品では「クリスチーナ」表記となっている。
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*フルネームに関しては劇中及び[[ドラマCD|CDアルバム]]「機動戦士ガンダム・オデッセイ」収録のミニドラマでは「クリス'''ティ'''ーナ・マッケンジー」となっているが、スパロボ及び後年の作品では「クリスチーナ」表記となっている。
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== 脚注 ==
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<references />
    
== 資料リンク ==
 
== 資料リンク ==
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